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AdobeのAIによる画像生成”Firefly”を試す

Adobeが発表したAIによる画像生成「Firefly」は、2023年7月執筆時点ではまだベータ版のPhotoshopでのみ使用が可能となっています。
試しに、先日空の背景を変えてみた、F-4EJファントムIIの写真を、AIで更に変えてみることにしましょう。

まずはベース画像。

F-4EJ改 (37-8315) 2018年5月撮影

こちらの背景のみをAIで変えてみます。

Photoshop(Beta)をインストールする

まずはPhotoshopのベータ版をインストールします。Adobe Creative Cloudからベータ版アプリのPhotoshop(beta)をインストールします。

Adobe Creative Cloudからべ0タバンアプリのPhotoshop(Beta)をインストールし開く
Beta版は起動画像も違うのね

Beta版のPhotosopで、画像を開きます。最初は空を自動選択させたのですが、これでAI生成すると、戦闘機の画像がグチャグチャに

選択範囲から空を選択し
生成塗りつぶしをクリック

まだAIによる「生成塗りつぶし」は英語でしか入力できないため、ここでは「Dusk sky and moon」(夕暮れの空と月)を入力。あとは生成するだけですが…

!!!

戦闘機がグチャグチャに…

酷くないすか…
なぜこうなったか考察すると、どうも選択範囲から空を選択、で一部戦闘機まで入ってしまったようです。比較的わかりやすい画像のはずですが。

仕方がないので、昔ながらのなげなわツールで戦闘機を大まかに選択し、選択範囲を反転させます。

なげなわツールで大まかに戦闘機を囲って選択範囲を反転

結果的にこれでうまくいきました。
画像は夕暮れがどうにも気に食わず、単純に「月が出ている晴れた空」にしました。

うーん、なんだかあまり上手くないですね。3枚目なんか、もうわざとらしいですし、あまり写実的ではないですね。

どうにも気に食わないので、まずは通常版のPhotosopにも実装されている、「空を置き換え」で夕暮れの空の背景に変更。
さらにその空に月を加えてみます。

さてこうして生成できた月がこちら。

うーん、まあまあかな?

ちなみに1回のAI生成で3パターンの生成が可能なので、気に入らなければ切り替えることが可能で、更に同じワードや違うワードで何度も生成可能です。

1回で3パターンだが、再度生成をクリックすれば何度でも生成可能

最終的に出来た画像がこちら。

それっぽい写真だけど色々変だぞ

ツッコミどころ満載ですね。まず、やはり元々晴れの日中の順光の戦闘機は、入を変えたところで光の当たり方が夕暮れのこの空と、太陽の位置関係が合っていない(笑
月は取ってつけたような感じだし、さらに遠方に旅客機(ここでは「Boeing 777-300」と指定)を入れた所、エンジンが右翼が2発、左翼が1発というアンバランスな結果に。
でも旅客機はちゃんと夕暮れの背景に合った色合いで生成されているのはすごいです。

まだまだベータ版なので、今一歩の部分はありますが、これはやがてもっと自然に、そして簡単に出来るようになるのでしょうね。
とはいえ、やはりベースの写真がしっかりしていないとだめでしょう。これは写真の本質です。

ここではAI生成の是非はともかく、こうしたことも可能なのだな、という確認です。写真ではなくイラスト、イメージ画像を作るのであれば、なかなか有用なツールとは思います。
要は使い方次第、しっかりと倫理観を持って作成し、ちゃんとバックグラウンドを公開すること、これが重要かなと思います。
技術は節度を持って使いましょうね。

AI画像生成とどう向き合うか

Adobeは先月発表したAIによる画像生成「Firefly」は、Photoshopにベータ版がインストールできる状態ですが、まずはPhotoshop現行の機能、空の置き換えも簡単に背景を変えられるため、写真の根底を変えてしまうものだったりします。

Photoshopの「空を置き換え」

まずはベースの無加工の写真を用意します。

2018年5月撮影の、百里基地302SQ所属だったF-4EJ改 (37-8315)  301SQの機体になる前の写真

背景は青空ですが、雲ひとつないと距離感がないため、絵的にはつまらない写真です。
Photoshopには(Lightroomにもありますが)、背景や空、被写体認識機能があり、この機能の一環として、空を置き換えることが可能です。

空を置き換えで簡単に雲のある空に変更できる

いくつか種類がある中で、画像のような雲のある空を選択肢てみました。

空を追加、言われなければわからない

色がちょっと変わってしまったのは色域指定を間違えたためです。面倒なのでそのまま載せましたが、このように違和感なく変換できました。もはや背景と被写体の境界線も気にならないくらい、きれいに置き換えできます。
この日は雲があった、と言い張れば、誰も気づかないくらい自然です。
このような画像変更は、もう数年前からそれを売りにしたソフトが出ているくらいです。これをどう考えるか、これは写真なのか?
しかし言われなければ本当にわからないです。

夕暮れだと流石に不自然

単純に背景を夕暮れにしてみました。当然被写体のファントムは日中順光なので、あまりに不自然です。
そこで被写体を選択して、少し調整してみました。

やっぱり不自然だけど…

これは私の調整が下手くそなので、やっぱり多少の不自然さは出ます。当然順光で光が当たっている被写体の色を変えただけなので。
しかし、これがAI生成により被写体も逆光っぽくできるようになれば、もう不自然さもなくなるのでしょう。
こうして弄られた写真が、AIにより簡単に生成できる時代がもう来ているのです。
百里基地の撮影をよくしている人なら、日没の方角から3枚目の写真を撮るのは難しいだろうとわかりますが、そのうちAIが進化すると、その辺りも考慮されたりして?

Nikon Z 8の10bit HLGのタイムラプス動画から16bit TIFF画像に出力する方法

以前も書きましたが、Nikon Z 8のカメラ内タイムラプス生成は非常に進化しており、Z 9では出来なかった10bit HLGでの記録が可能となり、露出平滑化の精度もよりよくなり、これまでのD810でJPGインターバル撮影→Davibci Resolveに投げてタイムラプス化するよりも、より高画質に、そして簡単にタイムラプス動画が生成できるようになりました。

10bit記録できるため、従来の8bitよりも編集耐性が上がるのもよいです。特に露出が大きく変わる場面(屋外だと日の出日没前後)における露出の変化で、調整のため諧調を調整せざるを得ない場合に便利です。
もちろん、RAW動画なら言うことないのですが、そのうちファームアップで出来るようになったりして?
とにかく、編集耐性が上がったことで、カラーグレーディングを充てても画質の劣化を抑えられるのが良いです。

この前買ってきたお花、カリブラコアです。微妙に開花するシーンを撮ってみました。フィルムライクなLUTを割り当てています。

Davinci Resolveで16bit TIFF形式の静止画を生成する

Nikon Z 8は、8K30p 10bit HLGのタイムラプスが生成できるため、そこから静止画にするのも高画質です。
NX Studioでも動画から静止画を切り出せますが、残念ながらJPGのみです。これだと、10bitの動画も8bitに丸められてしまいます。もちろん、静止画書き出し後に編集しなければさほど問題ありませんが。

Nikon純正のNX Studioでの動画からの静止画生成はJPEG形式のみ

Davinci Resolveは動画編集ソフトですが、動画からの静止画切り出しにも対応していて、後からPhotoshopなどで画像編集を行いたいのであれば、JPEGだけでなく16bitのTIFF形式でも出力可能です。

Davinci Resolveのカラータブで、切り出したーシーンを表示させて右クリック→スチルを保存でギャラリーに登録される
ギャラリーに登録された静止画を右クリックして、「書き出し」を選択
あとはTIFFファイルを選択肢て保存

如何でしょうか?
ちゃんと16bit形式(合計48bit)のTIFF動画として出力出来ました。これならある程度画質の劣化を抑えつつ編集が可能です。
こうなると、決定的瞬間を8.3k 60pのRAW動画で撮って、静止画に書き出すなんて方法も有効ですね。
ただし、無料版のDavibci Resolveは、出力は4Kまでとなります。8.3Kの解像度のまま出力させたい場合は、有料版が必要です。

でもWebに載せるには結局JPGに変換しますけどね(笑

Nikon Z 8のHEIF画像はHLGとセット、現時点で使えるのか?

iPhoneやSONYやCanonの一部のミラーレス一眼で採用されている新しい圧縮画像形式の[HEIF]

その特徴として、階調幅がJPEG画像の8bitに対して10bitであること、JPEGに対して2倍の圧縮効率を実現し、同等画質ならJPEGよりも低容量で記録できること、カラーサンプリングが4:2:2に対応すること(4:2:0でも記録可能)、HLGやPQ形式のHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応するのが特徴です。
非可逆圧縮なのはJPEGと変わらないものの、1992年に登場した古い規格のJPEGに対して、HEIFは2015年に規格制定されて、2017年より最初にAppleがiOSとmacOSでサポートしました。
Windowsは2018年より拡張機能として有償サポートしています(ただしこれが曲者で、後述します)。

大昔からあるJPEGは、四半世紀以上Webなどの主力画像形式ですが、近年動画ファイルは10bit HDRや高色域のRec.2020、解像度は4Kや8Kといったものも登場し、特に階調面や色域の点では、静止画よりも進んだものになっています。
こうした中、動画の高画質圧縮技術が静止画に降りてきた、というのがHEIF形式です。

NikonもZ 8でHEIF形式をサポートしました。
ではJPEGに置き換わるものとして使えるのか、という話です。

Z 8のHEIFはHLGに設定しないと使えない

まず、Nikon Z 8のHEIFは、階調モード[HLG](ハイブリッドログガンマ)に設定しないと使えません。
Z 8の画像記録は、[RAW+FINE★] [FINE]といったように、RAWではない方の圧縮画像形式の場合は、従来のカメラと同様、単純に圧縮率の設定でしか表示されません。
つまり、画質設定では、JPEGかHEIFかは選べず、階調モードを[SDR]か[HLG] で、JPEGかHEIFかが切り替わる方式です。

HDRの1つであるHLGは、対応のディスプレイでないと正確に表示できないのですが、PCのモニタもテレビもスマホも、ここ何年かでやっと対応のものが出ているのと、特にPCの場合はOSやディスプレイの組み合わせ、とりわけWindows OSと市販ディスプレイの場合、Windows側でもHDR設定しないと出力されず、しかもそのHDRも正しく作動するのか怪しいケースも有り…とまだまだ敷居が高いですね。

そんな我家も、メインモニタであるEIZO CS2740は、10bit入力対応ですが、HDRは非対応です。この上位機だと対応なんですけどね、こんなので差をつけないでほしいのですが…。一方、サブモニタのDELL SS2721QはHDR400対応です。こっちのほうが圧倒的に安いのに。
ただ、Windows S上ではHDR設定できるのですが、HDRに設定して、対応ソフトのNX StudioでNikon Z 8のHLGを表示させると…HDR表示されない上に、色味がおかしくなります。HDR自体、規格もまちまちで、輝度も高くなりがちで、比較的画面に近づいて見るPCディスプレイで本当に必要なのか…。そもそもガンマカーブの話だよねと思いつつ…。
なぜかNikon Z 8も、Canonも、HEIFはHDRとセットでしか使用できません。SONYはSDRとHDRがHEIFであっても選べます。

そしてHLGに設定すると、Nikon Z 8の最低感度は、ISO64からISO400となります。ピーカンで絞り開放、という状況では使いづらくなりそうです。

WindowsではHEIFは標準サポートしない

さらにHEIF、Windowsでは標準でサポートせず、拡張機能を入れているにも関わらず、うまく表示できなかったりします。
HLGで撮ったRAWをHEIFに変換する機能が、NX Studioでサポートされましたが…

RAW(HLG)からの変換だと、HEIFはHLGとPQ形式のHDRを選択可能

残念ながらそのHEIFファイルをPhotoshopで開こうとしても…

開けなかったりします。ということで、現時点でWindows環境では、HEIF形式のファイルは持て余します。これがJPEG並みにどこでも編集可能になり、Webでもネイティブにサポートされない限り、普及は難しそうです。
iPhoneも、写真を撮るとデフォルトでHEIF形式になりますが、SNSなどWebにアップロードする際は、自動でJPEG変換するそうで。こうしたユーザーに意識させない所はiOSの巧みなところですね。

いずれにしろ、現時点ではHEIFはJPEGの代替にはならない、ということになります

HLG(HDR)とSDRのRAWをJPEGに変換してみる

JPEGに変換した時点で、残念ながらHLGにはならなくなります、が、元々HLGは従来のSDRのモニタでも違和感が少なくなるよう、ピークの輝度は機器に依存するようなガンマカーブになります。これがPQ形式だと、ピーク輝度は固定となっているため、表示デバイスの最大輝度が合わないと、ガンマカーブがおかしくなります。互換性の点では、HLG形式のほうが有利です。詳しくはEIZOのサイトで

ということで、今回はHLGとSDRで撮ったRAW画像(HEIFは編集も出来ないので)をそのまま単純にJPEG変換してみました。色域はそれぞれBT.2020、AdobeRGBですが、sRGBに変換しています。
三脚を使っていないので、微妙に画像の位置は変わっています。写真は百里基地撮影後、百里神社にお参りに行って撮りました。

HLGは、確かに暗部の階調は持ち上がっているのがわかります。ちょっと色が薄く、色味が黄色っぽい気はします(WBはRAW現像時に揃えています)。ただ、それほど不自然にならないのは、HLGの互換性の高さでしょうか。
SDRのほうは、ピクチャーコントロール含めオートですが、少しサイドが高め、そしてコントラストも高いですね。
実際に画像のヒストグラムを比較してみましょう。


HLGは暗部をだいぶ持ち上げている一方、白飛びはありません。SDRのほうは白飛びが多く発生しているのがわかります。
これを見る限り、最終的にJPEGに変換するとしても、RAWであればHLGに設定する意味はありそうです。

どの画像でも言えますが、HLGはやや彩度が下がり、WBを揃えていますが暖色系、そして白飛び黒つぶれがなく撮れています。SDRは従来のガンマカーブで、白飛びを許容する感じです。
ちなみにZ 8の先行体験会で中の人に質問しましたが、RAW画像におけるSDRとHLGの差はガンマカーブで、画像が持つダイナミックレンジ自体は同等とのこと。あくまでHLGは白飛び黒つぶれをできるだけ発生させないガンマカーブで記録するということですが、これは撮影時に処理されるようで、HLG設定の場合は最低感度がISO400に上がり、暗部は持ち上げて撮影するため、RAWからHEIF(HLG/PQ)に変換は、元のRAWもHLGで撮影している必要があるとのことでした。

試しにSDR設定のRAW画像をNX Studioを使ってHEIFで書き出そうとした所、対応していない旨表示されました。
Lightroomでも、SDRとHLGのRAW画像は同様なガンマカーブでした。

前述のZ 8先行体験会で、中に人に「Z 9でもファームアップでHEIFに対応できるようになるか?」との質問に「現時点ではその予定はないです」と言われましたが、やはり撮影時に最低感度を上げる、暗部を持ち上げると言った処理がされている以上、イメージセンサの出力するファイルを後からいじるというより、イメージセンサ自体にHLGモードがあるのかなとも勘ぐったり。そうすると、単純にFWのバージョンアップでHEIFに対応するということは難しいのかもしれませんね

最終的にJPEG出力するにしろ、HLGで撮る意味はありそう、ただしHEIFは…

Nikon Z 8 の場合、HEIFで撮るにはHLGもセットになります。そしてRAWで同時に撮る場合のRAW画像自体にもHLGが適用されます。
仮に明暗差が激しい被写体を撮影する際に、HEIFを使う使わない如何に関わらず、RAWのHLGで撮っておけば、RAW現像である程度イジる必要ありますが、最終的にJPEG変換する際にも、白飛び黒つぶれを最小限に出来ます。
であれば、通常の撮影でも、明暗差が大きな被写体でHLGで撮る価値はあると思います。ただ、暗部を持ち上げるということは、ノイズも増えるのと、低速シャッターが使いにくくなるというのもあるため、状況に応じて設定するのが良さそうです。
1つ問題があるとすればm「最低感度もISO400まで上がるため、センサ自体のダイナミックレンジはISO64の基本感度より下がります。ガンマカーブで見かけ上はハイダイナミックレンジですが、実際のダイナミックレンジは基本感度よりは落ちることになります。そこをどう捉えるか、というのはありますね。

そしてHEIFは、少なくとも現時点では編集できるソフトも限られ、特にWindows環境では表示すら難しいため、あまり積極的に使える感じではないですね。

LrCで古いCOOLPIX 5400のRAW画像を再現像してみた1

重い腰を上げてAdobe Photoshop Lightroom Classicを本格導入してみましたが、やりたかったのが、古いカメラで撮ったRAWデータの再現像です。

Nikon COOLPIX 5400 (E5400)

元々AFもなかなか合わない、撮影レスポンスも良いとはいえないカメラでしたが(その当時の水準でも少し遅かった)、Firmware Ver1.4でRAW撮影ができるようになったものの、当時のCFカードの書き込み速度とカメラ自体の遅さもあって、1枚撮ると10秒以上待たされるカメラだったので、ここぞというときにRAWで撮っていました。
今の感覚からすると信じられないですが、この時代のカメラのRAW撮影は、フィルムカメラで撮るよりレスポンスが悪くて遅いし、今のように何千枚も撮れるわけではない、せいぜいフィルム2,3本程度でCFカードが埋まってしまう、そんな時代でした。
RAW現像もまだ一般的ではなく、現像ソフトもNikon Captureという有料ソフト、まだ一般人でRAW現像するなんてのは、あまりなかったかと思います。まだデジタルカメラは、ソフトもハードも未成熟な時代でした。

ピクチャーコントロール以前のカメラのRAW現像

Nikon純正のRAW現像ソフトは、有料のNikon Capture、Capture NX、Capture NX2、無料となったCapture NX-Dを経て、現在はビュワーソフトと統合されたNX Studioとなっていますが、ピクチャーコントロールが採用される以前のカメラ、特にRAW撮影可能となった初期のCOOLPIXは、ピクチャーコントロール対応機と比較して調整項目は少ないのです。

COOLPIX 5400のRAWデータの調整項目は少ない

ピクチャーコントロールは選べず、元々のカメラに付いていた3段階の輪郭強調や階調補正、色の濃さや色合い、ホワイトバランスと露出補正、ノイズリダクションとトーンカーブしか選べません。ただ、カラーコントロールポイントは使えますし(これはRAWでなくJPGやTIFF、他社カメラの画像でも使用可能)、RAWデータでなくても調整可能な項目は一通り調整可能です。
なので決して自由度が低いわけではないのですが、調整しづらいのは確かです。

これがLightroom Classicであれば、特に制約なく調整可能です。
プリセットカラーも最新機種と同様に適用できますし、何ならAIによるスーパー解像度やノイズ軽減も使用可能です。
特に、510万画素しか無いCOOLPIX 5400にとっては、きちんとブレなく撮っていれば、AIによるスーパー解像度はかなり有効でした。もっとも、基本感度が何とISO50!、最大でもISO400!しかないCOOLPIX 5400で、手ブレ補正機構もない中、手持ちでブレなくきれいに撮れるのは、晴天下でないと難しかったわけですが…。

フィルムで言えば、ISO50はVelvia 50(昔は素のVelvia)ですからね。

2005年から2007年にかけてRAWで撮影した写真です。

RAWで撮ることは、リバーサルフィルムで撮るより難しかったCOOLPIX 5400ですが、20年近く時を経て蘇りました。
Web掲載程度なら何ら遜色ないクオリティです。
特に純正のNX Studioと違うのは、ハイライトの表現の仕方です。白飛びしやすかったのはカメラの特性と思って諦めていましたが、Lightroomで現像すると、案外階調が残っていることがわかりました。こうしたハイライトのピーキーな部分は、Lightroomのほうが上手ですね。NX Studioだと手動調整で色々いじらないと難しいのが、あっさり自動調整でできて、あとは自分の好みに調整すれば良いので、断然楽ですね。

Lightroom ClassicとNX Studioの比較

下の画像は、左がLightroom Classic、右がNX Studioで現像したものです。
少しLrCのほうが色が濃くなってしまいましたが、空や山肌の階調がよく出ています。

←Lightroom Classic NX Studio→

NX Studioが悪いわけではないのですが、ワークフローは断然Lightroom Classicのほうが楽ですね、古いカメラのRAWに関しては。

Lightroomのスーパー解像度で古いデジカメのRAWを高解像度化してみた

Adobe Photoshop Lightroom Classicといえば、定番のRAW現像ソフトで、最も多くのユーザーが使用している現像ソフトです。
ただ、長年Nikonの純正RAW現像ソフトを使ってきたためか、どうもLightroomなどの現像ソフトが生成する「カタログファイル」のように、ソフト側のカタログに画像ファイルを登録しないと表示できない、というシステムが嫌いでした。
フォルダの位置を変えたりすると、いちいち登録しなければならないし、カタログファイル生成にものすごく時間がかかるし、とにかく嫌いでした。
なので、Lightroomも何度かお試しでインストールしては、やっぱ性に合わないなとアンインストールの繰り返し。

とは言え、そろそろ慣れていかないとな~と思って、やっと重い腰を上げてサブスクリプションを導入しました。いわゆるAdobe課金です。
ただ、無料のNikonのRAW現像ソフト、NX Studioも処理が重たいという以外は非常に良く出来たソフトで、特に部分的に画像を補正できるコントロールポイントが、プラグインなどに課金無しで無料で使えるのが良いのと、インターフェイスも直感的で、無料ソフトとしてはよく出来ていますし、今後も併用するとして、今回Lightroomが良いなと思ったのは、古いカメラのRAW現像は、明らかにNX Studioより良く出来ていると思った点でしょうか。

例えば、2003年発売と、今から20年前の上級コンパクトデジカメ、Nikon COOLPIX 5400は、510万画素のカメラで、今となってはスマホ以下の画素数しかありませんが、FW Ver1.4でRAW撮影機能がサポートされました。最も使っていた当時はまともなRAW現像ソフトを持っておらず(その時代のNikonの純正RAW現像ソフト、Nikon Captureは当時有料ソフトでした)、RAW撮影のメリットがあまり見いだせていませんでした。

しかし20年を経た今、現代のソフトでその真価を活かすことが出来ました。まずはNikon純正のNX Studioで現像してみました。調整を加えています。
ちょうど18年前に撮影した足尾銅山精錬所です。今ではこの精錬所の建物は取り壊されています。

Nikon COOLPIX5400 NX StudioでRAW現像

次にAdobe Photoshop Lightroom Classicで現像したものです。なお、ここではスーパー解像度を使用したものを、Web用に縮小して掲載しています。

Adobe Lightroom Classic 2023のスーパー解像度
Nikon COOLPIX5400 Adobe Lightroom ClassicでRAW現像
画像比較 左がNX Studio 右がLightroom Classic

まず色合いが格段に良いです。COOLPIX 5400は古いので、所詮画質は…と思っていましたが、Lightroomのほうが明らかにディテールが出ていますし、色味も良いですね。ただLightroomは彩度を上げていないけど、少々彩度が高めですね。
例えば飽和していると思った空のハイライトが、Lightroomではだいぶ自然に出ています。また暗部の階調を持ち上げた結果、ややシャドーが浮いてしまったNX Studioの現像と違い、Lightroomは自然なトーンになっています。ちなみにスーパー解像度を適用する前段階でも、Lightroomのほうが解像感がありました。シャープネスがやや強めとも言えますが。
車は当時乗っていたアコード ユーロR(CL7)です。

NX Studio
Adobe Photoshop Lightroom Classic (スーパー解像度)

これだけディテールに差が出ています。
スーパー解像度は、最近の高画素のカメラで撮ったものより、こうした昔の低画素のカメラで撮ったもののほうが威力を発揮しているように思います。

NX Studioの絞り込み機能の不具合とその対処方法

2021年年3月より登場した、Nikonの画像閲覧とRAW現像ソフト「NX Studio」は、従来閲覧とRAW現像で分かれていたソフトを統合し、これまで重いと言われていた従来の閲覧ソフトViewNX-iよりも表示速度が向上しました。
また、閲覧とRAW現像がシームレスに行えるようになりました。
が、ViewNX-i時代からちょくちょく出ている不具合がまた最近出てしまいました。

絞り込み機能を使うと画像表示できない

特定のフォルダで、絞り込み機能を使うと、レーディングやラベルを指定しているのにも関わらず、画像が一切表示できなくなる不具合が発生してしまいました。
例えば、最近撮ったとある日のフォルダ、画像にレーディングや赤のラベルを指定しました。

レーディング(★)と赤のラベルを画像に指定

この状態で、例えば赤いラベルを指定した画像のみ表示しようと絞り込み機能を使うと、こうなります。

「表示できるファイルが見つかりません」となってしまう

「表示できる画像が見つかりません」となり、何も表示できなくなってしまいます。
赤いラベルの指定を解除すると表示できるようになります。同様に、レーディングを指定しても、表示されなくなってしまいます。
この事象は、ViewNX-iの時代も時々発生していて、ファイルの入っているフォルダ名を一時的に変更することで解消される場合もありましたが、今回はフォルダ名を変更しても解消しません。
数十枚程度なら良くても、千枚以上撮影することの多い飛行機写真で発生すると、何のためにラベルやレーディングを付けたかわからなくなってしまいます。

Nikonのカスタマーサポートに問い合わせてみた

まずは、画像の保存先が内蔵ドライブ化外付けドライブかの確認と、下記手順の実施と確認がありました。

【NX Studio でトラブルが発生した場合の対処方法】
https://search.nikon-image.com/faq/products/article?articleNo=000044486

もし、NX Studioをバージョンアップ後に発生している場合は、
原因の切り分けのため、前回バージョンのVer.1.2.2 でも
状況をご確認いただきたく存じます。

お手数ではございますが、現在インストールされているVer.1.3.1を
アンインストールした後、Ver.1.2.2をインストールしていただき、
Ver.1.2.2での動作をご確認くださいますようお願いいたします。

【NX Studio Ver.1.2.2】
https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/sw/228.html

上記を行っていただいても現象が改善しない場合、状況について
確認いたしたく存じますので、一連の流れを動画にてお撮りいただき、
当窓口へご提供いただけないでしょうか。

あわせまして、該当フォルダへ画像を転送する際の手順をお知らせ
くださいますようお願いいたします。

このやり取りでは解決せず、次にTempフォルダの削除依頼がありました。

動画を拝見いたしましたが、当窓口のNX Studioでは正常に動作しましたので、
念のため、、以下の手順でキャッシュフォルダの削除と、Tempフォルダ内の
ファイルの削除を実施していただき、動作が改善するかご確認くださいますよう
お願いいたします。

手順1.)

 <削除していただきたい項目>

 ・C\ユーザー¥ログイン名¥AppData¥Local¥Nikon¥NX Studio内にある
   「Cache」フォルダ

  ※Cacheフォルダごと削除してください。

 ・C¥ユーザー¥ユーザー名¥AppData¥Local¥Temp内にある
  フォルダやファイル

 ※もし、上記の削除していただきたいファイルやフォルダが見えない場合は、
  コントロールパネル>フォルダーオプションにて、「隠しファイル、
  隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」にチェックを入れ、
  「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」の
   チェックを外してください。

  隠しフォルダの設定を解除しても見えない場合や削除できない場合は、
  スキップしてください。

手順2.)

 1.)の作業が完了しましたら、ごみ箱も空にしてくださいますようお願いいたします。

手順3.)

 メモリーカード内に画像が保存されている場合は、カメラとパソコンを
 付属のUSBケーブルUC-E24で接続していただき、Nikon Transfer 2で
 画像を転送し直してください。

 ※メモリーカード内に画像が無い場合は、テスト撮影してください。

手順4.)
 ごみ箱が空になりましたら、あらためてNX Studioを再起動し、手順3.)で
 転送し直した画像で動作をご確認ください。

※ここでの動画確認は、実際に絞り込みを実行して表示されないという一連の流れを動画キャプチャしたものです。

このTempフォルダの削除でも駄目でした。
そして以下のNikonからの連絡が、今回の解決のヒントになりました。

前回のご案内を実施しても改善しなかったとのことで、ご迷惑を
おかけしており、誠に申し訳ございません。

他に改善策がないかお調べいたしますので、以下の内容について
確認させていただきたく存じます。

1.)お問い合わせ当初のご連絡内容から、100枚以下では問題なく
  絞り込みができる、ということで間違いないでしょうか。

2.)前回、転送し直していただきましたが、絞り込みが働かないフォルダは、
  画像の他に別のファイルが保存されておりますでしょうか。

この「別のファイル」が今回のヒントになりました。
実は、サイドカーファイル(編集内容が記録された画像とは別の設定ファイル)のフォルダが、NX Studioで編集した場合は生成されます。
「NKSC_PARAM」というフォルダが画像フォルダの下に生成され、そこにサイドカーファイルが保存されます。
これはRAWやJPG問わず、NX Studioで編集した場合は、元のファイルはいじらずにサイドカーファイルに書き込むことで、元ファイルの破損を防止する仕組みになっています。※設定でサイドカーファイルを生成せず画像ファイルに書き込むことも可能

この絞り込みできないトラブルが発生しているフォルダを見ると、NKSC_PARAMフォルダ以外のファイルがあることに気づきました。

.NikonImageInfo.NXFというファイル

謎の.NikonImageInfo.NXFファイル

該当の画像フォルダを見ると、”.NikonImageInfo.NXF”というファイルが有ることに気づきました。Nikonのサポートからは、

>NX Studioで生成されたファイル、フォルダ
がフォルダに存在しているとのことですが、NX Studioで画像編集する場合、
NKSC_PARAMフォルダは生成されますが、同一階層にファイルは生成されません。

との回答があり、本来この”.NikonImageInfo.NXF”というファイルは存在してはいけないようです。
ただ、このファイル名はNikonと入っているように、Nikonのソフト側で生成されているのは間違いないでしょう。
ちなみにこのファイルをテキストエディタで開くと、

このようなファイル内容でした。どうやらNX Studioに入っている画像転送ソフト、Nikon Transferが生成しているようです。
このファイルを削除してみました。
NX Studioを再起動して絞り込みしてみると…

絞り込みできるようになった

おお! 解決しました。
色々原因不明ですが、何故か勝手に生成されていた”.NikonImageInfo.NXF”を消すことで解決しました。
Nikon Transferの設定は特に毎回いじっていないのですが、ソフトのバグっぽいですね。

この対応でも絞り込み表示ができない場合は、該当フォルダの名前を一時的に変更し、NX Studioで表示させ、一度ソフトを落としてフォルダ名を戻してサイド表示させることで、解消することもあるようです。

いずれにしろ、今後のバージョンアップで解消されることを望みます。

Xperia 1 II + Luminar 3

どれも旧バージョンだったりしますが、このタイトルの組み合わせでRAW撮影し、現像してみました。

 Xperia 1 II (24mm)

Luminar 3のAerial AI Enhancerを40%強度で適用、後はノイズ軽減させて色温度を落としています。ISO800、このくらいなら十分使える印象です。

Xperia 1 II (70mm)

センササイズが小さくなる70mmのほうは、ノイズがかなり多いです。こちらもLuminar 3のAerial AI Enhancerを強度70%で適用して、ノイズ軽減もさせているのですが、それでもこれだけノイズが残ります。ISO1000だと結構絶望的にノイズが乗りますね。あまり使いたくない感度です。
やはりセンササイズが24mmレンズ側より小さい分、ノイズ耐性がかなり違うのがわかります。RAW現像云々だけではどうしようもないですね。

最近は、AIで画像解析しつつノイズ軽減できるソフトも登場、Topaz Denoise AIとかが有名ですね。個人的にはそこまでして…という感じもありますが、試してみたい気はします。

廃屋と廃スプリンター

2009年、栃木県は佐野市の葛生(くずう)付近で撮影した写真。

廃屋と廃スプリンター

廃屋と廃車のセットが好き。
廃屋の車庫にナンバーを外された、E80系のトヨタ・スプリンター。ハチロクで有名な、豆腐屋さんの漫画のAE86スプリンター・トレノは、このセダンのスプリンターの姉妹車です。
オーナーが高齢になり、ナンバーを外して廃車にしたまま月日が経った。そんな感じですね。
この古そうな家屋の1階がガレージというのも面白いですが、2階部分は住居のしては狭いので、おそらく納屋的に使っていたんでしょう。
よく見ると、写真右奥にも建物があり、こちらが住居だったと思われます。
奥の収去へのアプローチは雑草が生えていないので、この時はまだか管理されていたのでしょうけど、住居は人が住んでいる様子はありませんでした。

2009年の時点で、倒壊しそうなこの廃屋(納屋?)、もう現存していないでしょうね。この時代はまだGPSアダプタを持っていなかったので、今となっては撮影地の詳細も不明です。

3D LUTで色味を変えてみた

実は、上の写真は当時JPGでしか撮っていません。今でこそRAWでバンバン撮っていますが、まだ2009年当時は、カメラのメモリカードも4GB、カメラはNikon D300でしたが、1200万画素のカメラとは言え、RAWでガンガン撮ると、それなりに容量を食う(それでも1枚12MB程度でですが)ので、無闇矢鱈にRAWでは撮っていなかったのです。
ただ、D300の時代のJPG撮って出しの色味は、今見るといま一歩だったりします。撮って出しだと上の写真の色はこんな感じです。

撮って出しだと色温度が高すぎる

ホント、今見るとAWBがダメでした。でもこの時代のカメラってこんなものですけどね。
今回は、Photoshopのカラールックアップから、3D LUTを充ててみました。

Photoshopの3D LUTを充ててみた

これだけ雰囲気が変わります。LUTは、どちらかというと動画編集のほうで認知していたけど、静止画でも充てられます。色味のおかしいJPGの救済に役立ちますね。

投げ売りXperia 1 II SO-51AでRAW撮影を試してみた

3年も前の機種のカメラを今更レビューしても、誰の得にもなりませんが、撮っている本人が楽しめればそれで良いかな、って軽い気持ちで書いています。
とは言え、RAWで撮れるのは楽しいです。センササイズも、メインカメラは初代Xperia 1の1/2.6型センサーよりも大きい、1/1.7型のデュアルPDセンサーを搭載しているので、画質も向上しているはず。
昔使っていたCOOLPIX P7000と同じセンササイズなんですよね。今や1インチセンサがスマホに載る時代ですからね。もっとも、スマホの場合は、センサの画素全てを使っていないみたいですけど。

最もセンサが大きいのは24mmレンズを搭載したセンサのみですが。

レンズ交換式カメラでは最近トレンドのAI被写体認識(カメラ自体にAIが搭載されているわけではないのに注意を)も、実はXperia 1 IIで実装されていたんですね。へぇ。

JPG撮って出し、各レンズの味付け

同じ場所から単純にレンズのみ切り替えて撮影。
これだけで判断するのもナンセンスですが、やっぱり色味というか傾向は違いますね。
超広角16mmは少し赤っぽく、広角24mmは緑が浮いているのとフレア、ゴーストが発生、70mmは逆光でのフレアの影響か、太陽光直射ではないけど、ややコントラストが浅い結果に。
Cari Zeiss T*コーティングと言えど、まあこんなものかなと。

JPGとRAW(DNG形式)は味付けが異なる

撮って出しのJPGと比較すべく、JPG+RAWで撮ってみました。

どちらも撮って出し、RAWはAdobe Camera RAWで現像し未調整で出力したものです。結構絵作り違いますね。

JPGよりRAWのほうが明るめになっているのと、JPGはだいぶシャープスがかかっているのに対して、RAWはシャープネスがかかっていない様子です。
なるほど、JPGは撮って出しで見栄えするような味付けがなされている、ということですね。
RAWは調整を前提をに、シャープネスがかかっていないのはわかりますが、割と露出が明るいのは気になりますね。

では調整したRAWとJPG撮って出しを比較してみましょう。

左がJPG撮って出し、右がRAWを個人的な好みに現像したもの

透かしのサイズが違いのはご愛嬌。望遠側とは言え、わずかに歪み補正もされているのでしょうね。RAWの方は歪み補正していません。
こうして比較すると、JPG撮って出し、解像度を落としてSNSに掲載するための味付け、と言えそうです。

でも個人的には、デフォルトのシャープネスがかかっていない状態からのRAW現像は現像しがいがあって楽しいです。

24mmは結構歪み補正を行っているようです。JPGと歪み補正なしのRAWで、街頭の傾きが違うのがわかります。
JPGは木の枝の部分のシャープネスが強すぎますね。RAW現像ではシャープネスは弱めにかけましたが、もっとシャープネスは弱めでも良いかな。色温度は少し暖色に振りました。
流石にメインカメラ、初代Xperia 1よりセンサが大きい分の恩恵は感じられます。四隅を除き、解像力も十分あります。これならスナップカメラにも良さげですね。

上の写真の左上の等倍切り出し 本当に隅の部分だけ急に収差が増えている

24mmレンズ、ごくごく隅の方だけが、急に収差が増えて解像力低下しています。ここは妥協して、トリミングも前提のスマホの使い方だから、というのもあるのでしょうね。

とりあえず、3年前のスマホでも十分綺麗に撮れています。Galaxyみたいに1億画素とか、もはやナニソレ的な感じの飛び道具も、そろそろ技術的にサチってきているのかな、というのを感じます。スマホも買い替えサイクルはどんどん延びてきているようですからね。

たまにスマホでもRAWで撮ってRAW現像を楽しむ、と言うのはアリですかね。
今度は夜のスナップでも撮ってみようかな。