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コロナワクチン4回目接種後の経過

先週金曜日の午後、仕事を早退して4回目の新型コロナワクチンを接種してきました。

集団接種会場で4回目のコロナワクチン接種

4回目はオミクロン株BA.4-5対応

個人的には8月に新型コロナに感染してしまいましたが、その当時流行りだしたオミクロン株に対応したのが、この10月以降のワクチンです。
慣れの問題なのか、ワクチン接種者は減少傾向にあるとは言え、近隣医療機関での接種は、どこも予約でいっぱいの状況、かつ多くの医療機関はネット予約非対応だったりするので、結局ネットから予約できる、地域で行っている集団接種会場にて接種を行ってきました。

ワクチンは、今回ファイザー製で、自分にとっては過去3階がモデルナ製だったので、ファイザーは初めてでした。
4回目ワクチンは、オミクロン株のBA.4-5に対応とのこと。一時期BA.2の亜種も流行っていましたが、それにも対応できているかはわかりません。まあワクチン側の対応は少し遅れるのは致し方ないですね。

発熱・腕の痛み・倦怠感など副反応はなかった

副反応はあくまで個人差があるので、参考程度です。
過去3回のワクチン接種では、いずれも発熱や腕の痛み、倦怠感、疲労感はありました。特に2回目は結構副反応が強くて、2日ほど仕事を休みましたが、今回の4回目は、注射自体も痛みをあまり感じず、副反応の症状が出やすいと言われる1日経過後も、発熱はなく、腕の痛みも殆どなく、接種箇所の腫れもありませんでした。
体調はすこぶる快調です。

そして2日経過の日曜日次点でも、特段発熱も倦怠感もなく、腕も上がるので、今回は副反応はほぼなかった、と言っても良い状況です。毎回この程度なら良いのですが。

副反応がかなり強めに出ていた妻も、4回目接種時は腕は腫れたけど、発熱はそれほどではなかったようです(37℃ちょっとにはなったみたいだけど)。
それでも、職場の方ではやはり発熱はあったという話も聞くので、結局は個人差が大きいのかな、という認識に変わりはないですけどね。

今後、新型コロナが2類から5類に引き下げになると、ワクチンもインフルエンザと同様有料になる可能性もあります。個人的には、せっかく無料で受けられるうちは、接種したほうが無難なのかな、と思いました。
副反応とか、アナフィラキシーとか、それなりのリスクもあるので、絶対とは言い切れないですけどね。

ということで、4回目接種の状況終了!

床にワックスがけしたり、飲みに行ったり

子どもたちと妻がキッザニアにお出かけしたので、数年ぶりにリビング床のワックスがけをしました。

ワックスがけそのものは楽なのですが、その過程の床の汚れと古いワックス落としがまあ時間のかかること。数年サボったおかげで、ワックスが古くなって汚れが付着した状態だったのを、一生懸命クリーナーで落としました。電動ポリッシャーが欲しくなりますね。

何とか夜までに仕上げて、1人しっぽり飲んできました。

ええ、いつものお店ですわ。そして今回は久しぶりに作(ZAKU)のImpression Hが飲めたのが最高でした。やっぱこれいいわ~。
Impressionシリーズは、うちの近くの酒屋では扱っていないですからね~。

我が家から見える富士山頂に日没するまでもう少しだ

12月上旬には我が家から見える富士山頂に日没する様子を捉えることが出来る予定。
でもその日が晴れるとは限らないし、とりあえず天気の良い日はインターバル撮影し続けています。その結果、Nikon D810のシャッター回数は40万ショットを超えました。20万回耐久のシャッターユニットですが、その倍動いています。そろそろオーバーホールが必要ですが、今D810は、Nikonでネットでの修理を受け付けていないようです。

D810はシャッターが限界を迎えたら引退させるか、修理するかは悩ましい。撮って出しの絵は、D850やZ 9より好きなんですよね。

11月25日は1日よく晴れていました。そして、C-130輸送機らしき機影がたくさん横切りました。横田基地の機体かな?
動画にもチラチラ横切っているのが確認できます。

こんな感じで撮っております。

しかし、そろそろD810の後継機は真剣に考えないとですね。

【ブラックフライデーですね~】へぇ、これはいいかも~的なもの

いつの間にやら日本でも浸透したブラックフライデーセール。
個人的にいいなーと思ったものをつらつらと。
※価格が値引き前表示になっていますが、タイムセール中はリンク先で値引き表示になります。なおセールは12/1(木)いっぱいとなります。

ASUS Vivobook Pro 14X OELD MC7400QC Ryzen9 5900HX 14インチWQXGA+

これ、写真や動画編集に最適なコスパの高いノートPCですよっ!

モバイルCPUでもトップクラスのRyzen 9 5900HX、メモリは16GBともう少し欲しいところですが、この機種の売りは何よりも有機EL 2880×1800ドット(90Hz)の高解像度、高色域(DCI-P3 100%表示)で、グラボもGeForce RTX 3050Laptopを搭載しています。
SSDが512GBと少なめなので、これを2TBに改装するだけで、かなり戦えるマシンになるはずです。ほとんどの写真、動画編集ユーザーにとって十分なスペックでしょう。
自分は去年、妻用PC兼サブPCでASUSのRyzen 9 4900HXのPCを導入したので、まだしばらく買い替えませんが、次は有機ELディスプレイが欲しいなと考えています。

PD給電対応 CIO モバイルバッテリー 10000mAh

近年、ノートPCやカメラで急速に対応機種が増えているPD給電ですが、これをモバイルバッテリで、しかも30W給電となると、少々お高くなります。

3千円台なら買いではないでしょうか? Nikon Z 9など、PD給電対応のカメラにも給電出来るかと思います。これはコンセントがない場所でのインターバル撮影など長時間撮影にも最適そうですね。

ProGradeのカードを安く買うならタイムセールしかないよ

ミドルクラス以上のカメラに採用されている、高速書き込みCFExpressカード、SDやCFカード時代はSanDiskが主流でしたが、以前ほどSanDiskはベンチマーク的に扱われなくなってきて、最近はProGradeが主力になっていますね。
そのProGrade、日本国内での正規販売はAmazonのみとなっており、更に割引販売はAmazonでのタイムセールのみです。このため、今回のブラックフライデーのような年に2,3回程度ある割引タイミングが買いどきです。
もちろん、SDカードも割引になっています。

なお、Nikon Z 9で4K60p以上の動画を撮るなら、COBALTかつ325GB以上がおすすめです。

ロクヨン(600mm f/4)も入るぞ! HAKUBAの85L防湿庫が半額

防湿庫、国内ブランドだと3~5万円しますが、日本メーカーの防湿庫といえばHAKUBA、私も買った85LのAmazon限定品が、またしても半額です。

商品写真にもありますが、フルサイズ用の望遠レンズ、600mm f/4クラスも入ります。さらにテレコンやらボディもかなり入ります。
我が家では、AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VRAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRに数本のレンズを入れています。それでもまだ余裕があるくらいです。

そこまで大きい防湿庫は要らないけど、でもちょっとした機材を入れておきたい、という方には、20Lのコンパクトなものも半額セール中です。
ドライボックスに乾燥剤、という使い方をしている人におすすめです。

個人的には、大きいのを買っておけば、あとから追加で買う必要がないので、結果的にコスパが良いのは85Lの方かなと思います。


ちなみに、今回はCIOのモバイルバッテリをポチりました\(^o^)/

Nikon F100を手に入れて10年経ったらしい

銀座の三共カメラで8千円で手に入れたNikon F100、購入から10年経過しました。

2012年に8千円で手に入れたNikon F100

1年に2,3本程度フィルムを通す程度ですが、リバーサルフィルム撮影に重宝します。マルチパターン測光がガチ。意図通りの露出で撮れるカメラです。
Nikon自らF5ジュニア、と言うくらいに、F5のサブにふさわしい性能でした。実際使い心地はかなりよく、サイズもF5のように大きくないので、持ち運びも楽。それまでフィルムのメイン機だったF90Xを使わなくなるくらい、完成度の高いミドルクラスAFカメラです。

思えば、Nikonって、フラッグシップ機のサブ機にあたるミドルクラスの性能がよく、愛用されていたと思うんですよね。
デジタルでもD3の次点にD700やD300が存在しました。D4の時代だとD800、D5の時代はD850と言った具合に。
ところが、ミラーレスのZは、2018年にミドルクラスのZ 6/7が登場してから3年もフラッグシップ機はなく、フラッグシップ機のZ 9登場後も、次点のZ 6/7IIは性能差が大きすぎ、サブとして使うには…。いや、Z 9と比べなければよいのですが、どうしてもF5のサブのF100、みたいな位置づけに、現在のZ 6/7IIは値しないんですよね。

一眼レフの時代は、AFもハードウェアの一部として、フラッグシップ機のAFがそのままミドルクラスに(処理速度は若干落ちるっぽいですが)、といったことで、F5の5点AFがそのままF100に搭載(しかも測距点が赤く光るのがF5にはないF100の進化点)され、ミドルクラスの価値を生み出していたのが、ミラーレスになってからソフトウェアに占める割合が大幅に増えました。こうなると、ソフトウェア開発のウェイトとソフト処理の速度が重要になってくるんですよね。
今、ミラーレスではAFの被写体認識にAIディープラーニングを用いていますが(カメラ自体がディープ・ラーニングするわけではなく、開発でディープ・ラーニングさせた結果としての認識アルゴリズムがカメラに実装される、と言ったほうがよいですね)、その開発力の差がメーカー感で大きく出てきている気がしますね。
現在のNikonのシェアが10%程度しかないのも、開発能力がCanonとSONYに追いつけていない結果、購買層の多いミドルクラスの性能で差をつけられた結果ですね。
Z 6/7のIII型が出るとしたら、やはり今流行りのAI被写体認識の実装は不可欠でしょうね。

ところで現在のF100の中古価格は?

10年前のAF一眼レフは、はっきり言って底値でした。この時代はデジタル一眼レフが飛ぶように売れ、一眼レフユーザーがほぼデジタルに移行済です。そうなると、長年フィルムで頑張ってきたユーザーが放出したカメラが市場に溢れ、結果として値崩れしました。
F100がジャンクかごで8000円で売られていたわけです。でも私が買ったF100、ジャンク品なのにとても綺麗でした。機能も何ら問題なく、電池を入れてすぐに撮影できるカメラでした。

そんなF100も、今や中古ではこんな値段です。※リンクは執筆時点のものです

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【中古】 【良品】 ニコン F100 【フィルムカメラ】
価格:36050円(税込、送料別) (2022/11/24時点)



概ね、Cランク品で1万円代後半、良品だと3万円代なんですね。10年前はF5ですら1万円代だったことを考えると、再び値上がりしてますね。

今はなきASTIA100F

フィルムもどんどん値上がりして、リバーサルが1本何千円とかいう時代になってしまいました。今や気軽にフィルムで撮影は出来なくなってきていますが、リバーサルで撮るなら、F100、本当に良いカメラです。レンズも、Gタイプまでなら問題なく使えます。
気軽におすすめできる感じではなくなりつつありますが、最後のフィルムAF一眼レフに良い1台だなと思っています。

富士山タイムラプス 2022年11月21日

今年も我が家方面から富士山頂に日没する時期が近づいてきました。
が、天気が良くない日が結構多いですね。この時期は晴れが多いはずなのですが、曇天がち、晴れていても視程が悪く富士山が見えない日も多いです。

11月21日は、午前中は曇天でしたが、午後から晴れるという予報だったので、インターバル撮影してみました。結果は、曇天からの晴天→富士山付近に日没、という絵が撮れましたので、タイムラプス動画にしてみました。

冒頭、C-130輸送機らしき機影を捉えました。横田基地に向かう米軍機かな? 日没はまだ富士山より右側ですね。12月頭には富士山頂に日没するはずです。あとは天気次第ですね。

【小澤酒造】澤乃井 木桶仕込 生原酒 生酛純米吟醸

はい、ということで、週末行ってきた小澤酒造で買ってきたお酒を早速!

【小澤酒造】澤乃井 木桶仕込 生原酒 生酛純米吟醸

今回2本だけ買いましたが、その1本目、大好きなキーワードに溢れた”澤乃井 木桶仕込 生原酒 生酛純米吟醸”
木桶は非常に手間とコストがかかるのですが、最近木桶の良さが見直されて、また木桶仕込みのお酒をちらほら見かけるようになりました。小澤酒造も木桶仕込みを行っている酒造の1つです。もちろん全てが木桶を使っているわけではありませんが。

さらに生酛造りというのも、個人的な好みの1つだったりします。天然の乳酸菌を取り込むことで、力強さと酸味が出ます。コレが好みなんですよ。
2019年にリフレッシュした木桶で仕込んで、今回が4年目、その年によって味は変わるようです。
毎年この時期に販売している限定酒、買えてよかったな。

【小澤酒造】澤乃井 木桶仕込 生原酒 生酛純米吟醸

アルコール度数も仕込み年によって変化するようで、今年は17度。生原酒なので無加水で火入れなし。酒米の銘柄や日本酒度は非公開。酵母は、以前は協会901号が使われていたようですが、2022年はよくわかりません。

透明に近いほんのり淡い黄色

開栓して注ぐと、上立ち香がふわっと心地の良い、ほんのり木桶の香りもしますが、ことさら木桶感を強調はしていません。4年目の木桶なので落ち着きが出てきている?
口に含むと、まず力強い旨味と辛さがキリッと引き立ちますが、すぐに米の爽やかな甘みと膨らみ、生酛系らしい酸味、そして木桶の味わいが優しく包み込むので、トータルでは落ち着いた味わいです。最初のアタックが少しあるけど、すぐに落ち着く、面白いお酒です。
新酒でフレッシュなお酒…なのに味わい深さも備えています。文句なしに美味しいお酒。今年飲んだ中でもどストライクで、かなり好みな部類に入ります。

冷酒でいただくのがおすすめのようですが、ちょっとこれは燗にしてみたらどうだろう?なんて思いも出始めました。四合瓶なので、あっという間になくなってしまう…。今回は一升瓶(1800ml)がなく四合瓶(720ml)のみでしたが、一升瓶で買って長く味わいたい、そんなお酒ですね。

【小澤酒造】澤乃井園に行ってきた

あまり天気は良くなかったけど、ふと思いつきで家族を連れて、東京都は奥多摩の小澤酒造に行ってきました。

小澤酒造

子供らからは、「えーお酒買いに行くの~」「いかな~い」と言われたけど、そこはなんとか説き伏せ(笑)、まんじゅうも売っているから、って連れていきました。
実際、小澤酒造には、澤乃井園という軽食や売店もあり、何より多摩川沿いの風景が良い場所だったりします。
ちょうどこの辺りは紅葉が始まる時期というのもあります。
ということで、お酒を買いがてら、ゆったりと2本のレンズ、NIKKOR Z 40mm f/2AF DC-Nikkor 135mm f/2Dで撮影するのも良いかなと思いまして。単焦点でぶらりスナップするもの良いですしね。

もうちょっと広角のレンズも持ってきてよかったな、と思うけど、今回持ってきた2本とも良いレンズです。Z 40mmは3万円レンズとしては本当に優秀です。Z 9のボディが大きすぎるので、このレンズにふさわしい軽量ボディ、欲しいですね。
一方、DC-Nikkor 135mmは、ZではAFが使えませんが、フォーカスエイドが使えるのと、何よりZボディの手ぶれ補正もしっかり効くのが利点です。今となってはライバル他社より少し補正が弱めな気もしますが、5段分効けば御の字です。ああ、これでAFが使えたら文句ないのだけどなぁ。

吊り橋を渡って寒山寺とその周辺も散策

思いの外子供らも乗り気(こういう場所でも割りと楽しんじゃうのがウチの子供達の良いところ)で、多摩川にかかる吊り橋を渡った先も散策してきました。

天気が、これから雨が降りそう、という感じったのが残念。でも、曇天なりの雰囲気で撮れたので良しとしましょう。

見事の紅葉中の澤乃井園

どうです? なかなか雰囲気の良い場所でしょう。運転手でなければ、お酒を買って軽食コーナーでおつまみでも買いつつ、ゆっくり紅葉を見ながら酒を飲むのも乙ですね。

最後に売店でお酒を調達。迷いましたが予算の都合上、2本だけ買いました。

売店でお酒も調達

お酒は追々紹介しましょう。


NIKKOR Z 40mm f/2、月次な言い方ですが、撒き餌レンズですね。1本持っていて良いレンズです。軽いボディと組み合わせたいですね。

Nikon Z 9とWireless Transmitter Utilityを使ってカメラから直接PCへ画像データを転送する方法

Nikon Wireless Trasnmitter Utility

以前、Nikon Z 9からFTPサーバーに直接画像を転送する方法を記載しましたが、Nikonの場合、無線LAN経由でFTPサーバーへ転送できるボディが限られるため、より多くの機種で使える方法として、無線LAN経由で直接PCに画像データを転送できる「Wireless Transmitter Utility」というソフトを使った方法があります。
対応機種は以下のとおりです。

  • Z 9、Z 7、Z 7II、Z 6、Z 6II、Z 5、Z fc、Z 50、Z 30、D780(カメラ内蔵の Wi-Fi に対応)
  • D6(カメラ内蔵の Wi-Fi / 有線 LAN に対応)
  • D5、D4S、D4(カメラ内蔵の有線 LAN に対応)
  • ワイヤレストランスミッター WT-7
    (対応カメラ:Z 7、Z 7II、Z 6、Z 6II、D850、D810、D810A、D780、D750、D500、D7200)
  • ワイヤレストランスミッター WT-6
    (対応カメラ:D6、D5)
  • ワイヤレストランスミッター WT-5
    (対応カメラ:D5、D4S、D4)
  • ワイヤレストランスミッター WT-4
    (対応カメラ:D4S、D4、D3X、D3S、D3、D800、D800E、D700、D300S、D300、D7000)
  • 通信ユニットUT-1 (WT-5 装着時も含む)
    (対応カメラ: D4S、D4、D810、D810A、D800、D800E、D750、D7200、D7100、D7000)

ミラーレスのZシリーズはすべて無線LANを搭載しており、かつオプションのワイヤレストランスミッターなどをを導入する必要なく、無線LAN経由による画像転送が可能です。
一眼レフでは、D780とD6が本体の無線LANのみで対応しますが、それ以外の機種は有線LAN、または別売りのワイヤレストランスミッターを導入する必要があります。
ワイヤレストランスミッターは業務用と前提のためか、10万円前後と高価で、一般的な使い方では現実的ではないでしょう。他メーカーはもっと早くからボディだけで実現していただけに、ちょっと遅れているNikonですが、ミラーレスになって全機種対応しているので、まあ良しとしましょう。
WiFi内蔵のD850で、別売りのワイヤレストランスミッターを買わないとPCに無線LAN転送で出来ないのが悔やまれますが(WiFi転送はスマホのSnapBridge経由のみ対応)。

Z 9でのWireless Transmitter Utility設定方法

まず予め、PCにはWireless Transmitter Utilityをインストールしておきます。(Windows/Mac対応) インストールしたら、まだ起動せず、先にカメラ側で設定を開始します。

Z 9のメニューを開き、ネットワークメニューから、「PCと接続」を選択します。なお、スマホとSnapBridgeでBluetooth接続している場合は、スマホとのBluetooth接続は切断となります。

ネットワークメニューの「PCと接続」を選択

次に「接続設定」を選択します。

PCと接続から「接続設定」を選択

接続設定から「新規追加」をクリックします。

接続設定から「新規追加」をクリック

任意の接続設定名を入力します。私はすでに「Home」で設定していました。デフォルトだと「WLAN1」となります。

任意の接続設定名を入力

設定名を決定すると、接続ウィザードが表示されます。

接続ウィザードで接続方法を選択

家庭内など無線LAN環境がある場合は、上記の「Wi-Fi接続先を検索」を選択します。下記の「PCと直接接続」は、ノートPCのように無線LANを内蔵しているPCと直接アドホック接続する際に選択します。
ここでは無線LANアクセスポイント経由でPCに転送するので、上記を選択します。

無線LANのSSIDリストが表示されるので、接続したいSSIDを選択します。ちゃんと2.4Gと5G帯の表示も出ます。
屋外で使用する場合は、5G帯は使用NGなので、2.4G帯を選択しますが、屋内であれば電波干渉の少ない5G帯がベターです。

無線LAN SSIDがリストアップされるので、接続するSSIDを選択する

SSIDを選択すると、無線LANの暗号キー(パスワード)入力画面になるので、暗号キーを入力します。

暗号キー(パスワード)を入力

無線LANに無事接続できると、IPアドレスの設定方法が表示されます。通常は「自動取得」で問題ないでしょう。
ここでは自動取得を選択しました。IPを固定したい場合などは、手動設定してください。

IPアドレス取得方法を選択、通常は自動取得で問題ない

自動取得を選択すると、自動で割り当てられたアドレスが表示されます。

DHCPで自動設定されたIPアドレスが表示される

次へを押すと、下記のように、Wireless Transmitter Utilityを起動するように促されますので、PC側で起動します。

カメラ名は機種名とS/Nで表示されます

ここでPC側のWireless Transmitter Utilityを起動します。すると下記の画像が表示されます。

ペアリングするカメラがリスト表示される

次へを押すと、「カメラに表示される認証コードを入力してください」と表示されます。ここでカメラに戻ると、カメラの液晶に認証コードが表示されます。

カメラ側で認証コードが表示される

表示されている4桁の認証コードを、PCのWireless Transmitter Utilityに入力します。
ちなみに認証コードは設定のたびに変わります。

カメラに表示された認証コードを入力

認証コードを入力すると、ペアリングは完了です。

カメラとWireless Transmitter Utilityの接続が完了

最後に、画像を転送するフォルダと、転送後の表示アプリケーションを選択します。
NX Studioを選択すると、転送するたびにNX Studioがアクティブになります。もしPCですぐに編集したい場合は、NX Studioに設定すると便利ですが、例えばインターバル撮影して常時転送の設定にした場合、転送されるたびにNX Studioの画面がアクティブになって、他の作業をPCで行いたい場合に、いちいちNX Studioがアクティブに画面で出るため、面倒です。
このため、うちの環境ではエクスプローラーに設定しました。

転送先フォルダと転送後表示設定を選択

以上で設定は完了です。

あとは、Wireless Transmitter Utilityの画面を閉じても、PCが起動していれば、カメラの画像が転送されます。

なお、カメラ側でオプションの項目に入ると、転送方法の設定が変更可能です。
「撮影後自動送信」をONにすると、取ったそばから自動的に転送されます。OFFでは、カメラ側で転送設定した画像のみ転送されます。
RAW+JPEG撮影で、JPEGファイルのみ転送するといった方法や、JPEG+JPEGの設定の場合は、2つのカードスロットのどちらか任意の方のみ転送もできたりもします。
便利ですね。
これがボディ単体で出来ないD850、何とかならんかねぇ。

画像の転送設定は色々変更できます

写真を撮ると、自動転送されるように設定すると、PCにデータがポンポン入ってきます。これは楽で良いです。家で物撮り、スタジオ撮影に便利ですね。

こうした便利機能が、Zボディはどの機種も使えるので、早く2台目のZボディがほしいところ。ワイヤレストランスミッターWT-7は中古でも高いですしね。

そろそろ次のスマホを検討 Xperia1III vs Pixel 7 Pro

現在使っているSONY Xperia 1初代(SO-03L)も導入から3年半経過して、まだバッテリ容量は80%以上を維持、特段遅いというわけでもないけど、そろそろ買い替えの検討を始めたいな、と思いました。
子供も大きくなってきて、1人で行動することも増えてきたので、お下がりを提供、という考えもありまして。

■SONY Xperia 1III

ここ何台か、スマホはずっとSONYのXperiaシリーズを使い続けてきました。どの世代も相変わらず発熱に悩まされますが、現在使っているXperia 1は、やっとカメラがまともに撮れる3眼仕様のものになり、普通に撮る分には不満もありませんし、その他に機能的にも不満なく使えています。
そんな感じなので、1世代前ですが、Xperia 1IIIは自分にとって選択肢としては無難です。


欠点としては、すでに1世代前であること。XperiaはOSのアップデート期間が短いのが欠点で、恐らくAndroid13で終了となる見込みであることでしょう。
その他スペック的には、初代Xperia 1で特に不満はないので、2世代新しくなるXperia 1 IIIでも問題ないでしょう。

■Google Pixel 7 Pro

Android OSはGoogleが作っていますが、そのGoogleで販売するのがPixelシリーズ。なのにiPhoneと違って、イマイチ盛り上がりにかけるというか、知名度が低いのが玉に瑕です。ただ、最大5年間のOSアップデートがあり、3年程度で終了する他のAndroid端末よりはOS更新が多いのが利点です。
一度使ってみたいというのもあります。
大きな欠点はないものの、以前のPixel5シリーズまでにあった、Googleフォトへの無制限アップロードは、本機種も対応せず。こういうOS提供メーカーのサービスがなくなってしまったのも、あまり積極的に買いたい要素がない所以だったりします。


なお、Pixelシリーズは、時々Googleストアで割引も入ります。今日からブラックフライデーセールもあり、1世代前のPixel 6シリーズは割引が入っています。
ただ、最新のPixel 7シリーズは特段割引はないようです。

特典も控えめですね…

ガルマックスさんのサイトで比較してみました。

端末名Xperia 1 ⅢPixel 7 Pro
型番/別名XQ-BC42GFE4J
発売年2021年10月2022年10月
発売地域日本:SIMフリー日本:SIMフリー、au、ソフトバンク
メーカー・ブランドSONYGoogle
3GW-CDMA:1 / 5 / 6 / 8 / 19W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
4G LTEFDD LTE:1 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 21 / 26 / 28
TD-LTE:38 / 39 / 40 / 41 / 42
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30
TD-LTE: 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71
5G NRSub6:n77 / n78 / n79Sub6:n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n14 / n20 / n25 / n28 / n30 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n71 / n77 / n78
ミリ波:n257 / n258 / n260 / n261
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac/ax802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetoothバージョン:5.2
コーデック:SBC / AAC / aptX / aptX HD / LDAC
バージョン:5.2
コーデック:SBC / AAC / aptX / aptX HD / LDAC
SIMサイズ・スロットデュアルスロット(Nano SIM×2)NanoSIM×1
ネットワーク関連備考2回線同時待ち受け対応eSIM対応
ディスプレイサイズ:6.5インチ
材質:有機EL
画面占有率:非公表
形状:ノッチなし
最大リフレッシュレート:120Hz
最大タッチサンプリングレート:240Hz
サイズ:6.7インチ
材質:有機EL
画面占有率:非公表
形状:パンチホール(中央)
最大リフレッシュレート:120Hz(LTPO)
最大タッチサンプリングレート:非公表
解像度解像度:3,840×1,644(4K)
画面比率:21:9
解像度:3,120×1,440(QHD+)
画面比率:20:9
画素密度643ppi/高精細でドットの粗さは気にならない512ppi/高精細でドットの粗さは気にならない
サイズ高さ:165mm
横幅:71mm
厚さ:8.2mm
高さ:162.9mm
横幅:76.6mm
厚さ:8.9mm
重さ186g212g
本体色ブラック系、グレー系、パープル系、グリーン系ブラック系、ホワイト系、グリーン系
OS (初期搭載)Android 11Android 13
CPU(SoC)Qualcomm Snapdragon 888Google Tensor G2
Titan M2
AnTuTuベンチマーク総合スコア約800,000点
GPUスコア約317,000点
(AnTuTu v9参考値)
総合スコア:775999
GPUスコア:303592
(AnTuTu v9実機スコア)
組み合わせメモリ12GB+容量512GBメモリ12GB+容量128GB
メモリ12GB+容量256GB
メモリ12GB+容量512GB
ストレージカードMicroSDカード対応(最大1TB)非対応
背面カメラトリプルカメラ
①1,220万画素(メイン、f/1.7)
②1,220万画素(超広角、124°、f/2.2)
③1,220万画素(望遠カメラ、f/2.3 2.8)
+ToFセンサー
その他詳細非公表
トリプルカメラ
①5,000万画素(メイン、f/1.85)
②1200万画素(超広角、125.8°、f/2.2)
③4,800万画素(望遠、光学5倍ズーム、f/3.5)
手ぶれ補正:光学式
センサーサイズ:1/1.31(メイン)
PXサイズ:1.2μm(メイン)、1.25μm(超広角)
インカメラベゼル内蔵式インカメラ
画素数:800万画素(メイン、f/2.0)
その他詳細非公表
パンチホール式インカメラ
画素数:1,080万画素(メイン、f/2.2)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:1.22μm
カメラ備考ZEISS監修

※可変式望遠カメラ詳細
焦点距離:70mm、105mm
視野:34°(70 mm)、23°(105 mm)
F値:F2.3 (70 mm)、F2.8 (105 mm)
マクロ撮影対応
超解像ズーム最大30倍
GPSGPS対応(詳細非公表)GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS
生体認証・ロック解除指紋認証:対応
顔認証:非公表
指紋認証:対応
顔認証:対応
センサー赤外線センサー:非公表
加速度センサー:非公表
近接センサー:非公表
ジャイロセンサー:非公表
電子コンパス:非公表
光センサー:非公表
赤外線センサー:非対応
加速度センサー:対応
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:対応
電子コンパス:対応
光センサー:対応
その他:気圧センサー
防水/防塵・タフネス等級防水/防塵:IP68
耐衝撃:非対応
防水/防塵:IP68
耐衝撃:非対応
イヤホンジャックありなし
NFCNFC:対応
FeliCa/おサイフケータイ:対応
NFC:対応
FeliCa/おサイフケータイ:対応
その他機能ステレオスピーカー搭載
独自キー搭載
デュアルスピーカー搭載
バッテリー容量4,500mAh5,000mAh
充電有線充電:対応(規格非公表)
ワイヤレス充電:対応(規格非公表)
逆充電:対応(ワイヤレス対応)
有線充電:23W
ワイヤレス充電:23W
逆充電:対応(ワイヤレス対応)
ポートUSB Type-CUSB Type-C (USB3.2 Gen2)
ガルマックスさんのサイトから引用、一部補足

Pixel 7 Pro、microSDカード非対応なのね…。現時点では、やっぱりXperia 1 IIIが良いかなぁと考えています。ソニーストアで割引クーポン出てくれたらなぁ…。