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【IKEA】ÖL LJUS LAGER エール・ユース・ラーゲル

先日IKEAで家具類を色々買ったのですが、食材も売っていたりします。アルコールも、以前はスウェーデンの伝統的なお酒であるスナップスを売っていたのですが、アルコール度数が高い蒸留酒故に、万人受けはしにくい感じでした。
現在スナップスは日本のIKEAでは販売されておらず、代わりに販売されているのがビールでした。

【IKEA】ÖL LJUS LAGER エール・ユース・ラーゲル

IKEAらしいシンプルなラベルです。あちらの読みではLAGARはラーゲルですが、日本だとラガービールと言う方が通りが良いですね。
市販されている多くのビールはラガービールです。ビールと言えば欧州だとドイツやベルギーが有名ですが、スウェーデンはあまりイメージがないですね。

瓶ビールって、何故かそれだけで美味しそうですよね。王冠がおしゃれです。
アルコール度数は5%と少し低めです。

色味も日本のビールに近い感じ

香りはそれほど強くはないです。日本の一般的なビールに近い感じですね。喉越しも…お、やや濃い味ですが、総じて日本のビールに近い味わいです。甘味や苦味が強調された感もなく、飲みやすいですね。キリンのラガービールに似たような感じです。そのキリンラガーボールも、しばらく飲んでいませんけどね。

ということで、海外ビール感を味わいたいなら、ちょっとその感触は薄いけど、万人受けしやすいビールとしては、IKEAらしいかなと思いました。

エアバンド用のBluetoothイヤホンを新調してみた

エアバンドレシーバーはコードが煩わしいので、Bluetoothレシーバーで飛ばして、Bluetoothイヤホンを使っています。
ここ2年ほど骨伝導イヤホンを使っていました。イヤホン、片耳が好きではなく、両耳タイプの主流であるカナル型は、自分の左右の耳の穴の大きさが違うので、どうしても違和感があって耳が痛くなり、好きではないのです。
骨伝導ならどうかなと思って使ってみましたが、結論としては音量が足りない! これに尽きました。まあ安物だからかもしれませんが。
あと、バッテリの持ちが悪く、1日の撮影の途中で切れてしまうこともしばしば。

ということで新調してみました。


カナル型ではなく、18時間の長時間稼働、エアバンド用なので音質は求めない、安い、ということでこれにしてみました。

しかしまあ、2千円ちょっとなのに箱が立派ですね。しかもパッケージと取説は日本語です。仕向地向けに箱や取説もカスタマイズしているとは…。もはや怪しい日本語のパッケージは、この価格ですらお目にかからなくなりつつあります(たまに残ってるけどw)。

色はレッドを選択。ブラックだと無くしそうだから、目立つ色にしましたが、ちょっと安っぽさが出てしまったかな。

不思議な形状のユニット

イヤホンユニット自体はアルミフレームで、そのまま装着しているイメージ写真が掲載されていますが、このイヤホン単体では、確実に耳から滑り落ちます。
もしかしたら個人差で、他の人なら問題ないかもしれませんが、とにかく自分の耳の形状、ちょっと特殊なんじゃないかなと思うくらい、市販のイヤホンが合わないもので。
写真右に写っているラバーを装着すると、まあまあ良い感じになりますが、やはり左右で耳の大きさが違うためか、装着感が左右で結構違うんですよね…

さて実践ではどんな感じかな?

Nikon Z 7IIをレンタルして1日1000枚撮影した感想

先日、Nikon Z 7IIを1日レンタルし、4日の百里基地航空祭の撮影をしてきました。

■Nikon Z 7IIをレンタルしてみた

https://yamaro.info/wordpress/2022/12/03/nikon-z-7ii%e3%82%92%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%ab%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%bf%e3%81%9f/

レンタルしたNikon Z 7IIに手持ちのNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRを組合せて撮影

航空祭では、AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VRNikon Z 9を、AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRNikon D850を、そしてNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRに今回レンタルしたNikon Z 7IIを使用しました。
レンズ交換無しで、3本のレンズを使用するため、3台のボディを使いたかったのですが、実際にこれらのレンズやボディは、航空祭でどれもちゃんと使いました。ただ、かなりの重量(十数kg程度)となったため、その後の披露は半端なかったですが。

さて、実際に使ってみての感想です。

初代Z 7よりは改善されたけど…

初代のNikon Z 7は、2017年のD850の登場からわずか1年後に発売され、D850出たばっかりなのにミラーレス版が出て、D850を食ってしまうのではないかと期待した結果、見事に悪い意味で裏切ったカメラでした。D850よりもバッファが小さく、連写はすぐ詰まってしまうし、何よりAFがもっさりで、とても動態を撮れるカメラではありませんでした。静態専門カメラでした。
ミラーレス特有の、連写するとパラパラパラ漫画になる(メカシャッターで撮る以上は避けて通れないけど)のは仕方ないとして、14bit RAWでは連写速度が低下するなど、D850より劣る面が目立ちました。
Nikonにとっては初代のミラーレスなので仕方ない面もあるとは言え、すでにフルサイズミラーレスで先人を切っていたSONYからは、当時でも周回遅れ感があったのは否めなかったです。一眼レフへの遠慮もまだあったのではないかと思います。

それと比較すると、Z 7IIは初代のネガを潰して改善し、4K動画の60p対応やバッファの積み増しも行って、やっとスペック上はD850と並ぶ、あるいは一部は超えるスペックを出してきました。
ただ、やはり全体としてD850と比較して、使いづらさ(AF切り替えがメニュー画面のみ)やAFのもっさり感は依然あります。
一眼レフは、AFは専用の位相差AFユニットが組み込まれ、AF処理は画像処理とは独立している、という感じだったのが、ミラーレスでは画像処理と並行して行われるため、CPUの処理速度が肝となっています。
Z 7IIは画像処理にデュアルEXPEED 6を使用していますが、これでも処理速度には余裕が無いのでしょう。Z 9のEXPEED 7では、Z 7IIの10倍の処理速度を持つため、ディープラーニングによる被写体検出が可能となりました。
Z 7IIは初代Z 7のマイナーチェンジに過ぎず、大きく改善しライバルに追いつけるには、EXPEED 7を搭載したZ 7III(あるいはZ 8?)の登場が不可欠でしょう。

NikonのミラーレスはZ 9から入った自分にとっては、どうしてもフラッグシップのZ 9と比較してしまいます。Z 7IIは2020年発売、Z 9は2021年発売で、その発売年はわずか1年差ですが、同じ画素数のフラッグシップ機とミドルクラス機、と言った以上に差を感じました。

Z 7IIの操作性

まず戸惑ったのが、AFの切り替えはすべてメニュー画面で行うこと。Z 9やD850は専用のAF切り替えボタンが存在しますが、Z 7シリーズにはありません。
これが一番、操作系で不満に思った点です。

PASMの切り替えを行うモードダイヤルは、Z 9やD850がボタンを押しながらコマンドダイヤルで切り替えるのに対し、Z 7IIはNikonのミドルクラス機以下に共通するダイヤル式なのが、この価格のボディでありながら、どうもなぁと思っていましたが、実際使ってみると、この点についてはさほど違和感はなかったです。

コマンドダイヤルは、背面側はZ 9やD850が埋込式なのに対し、Z 7IIは上部が露出しています。また表面の材質も硬めで、これが回しにくい印象でした。

また、これはレンタルしたZ 7IIが不調だったのか、液晶のタッチパネルが使えませんでした。実際にはタッチパネル内蔵なので、これはZ 7IIが悪いのではなく、レンタル機材の不良なわけですが、やはりタッチパネルに慣れてしまうと、あらゆる操作がタッチパネルでできないのが不便でした。

全体としては、操作系はD750に近い印象ですが、Z 9のサブとして使うと、操作系の違いが多く、違和感が残る結果となりました。まあ慣れの問題で、決して使いにくいという感じではなく、Nikonユーザーであれば、ある程度すんなりと受け入れられるはずです。

Z 7IIのAF

今ミラーレス機で一番注目されるのはAFの性能でしょう。
ミラーレスはライブビューで常時被写体を捉えているため、画像認識を使った被写体認識によるAFが主流になっています。
これは一眼レフの位相差AFでは不可能で、かろうじてNikon D6が測光センサを使って顔認識を行っている程度です。

顔認識AFは、2005年にNikonのコンパクトデジカメに初めて搭載されたのを皮切りに、その後のミラーレス一眼ではあたりまえに搭載されるようになりましたが、特にセンサのサイズが大きく被写界深度の浅いAPS-Cやフルサイズフォーマットのミラーレス一眼では、さらに踏み込んだ瞳認識が搭載されるようになりました。

現在Nikonのミラーレスがライバルメーカーと大きく差がついてしまっているのが、AFの性能でしょう。とりわけ、ライバルメーカーはこのクラスのカメラにもAIによる被写体認識機能を充実させてきており、やっと瞳AFがそれなりに実用になったZ 7IIの周回遅れ感は否めないです。これはミラーレスにとっては処理速度に余裕がないEXPEED 6では如何ともし難いところでしょう。
特にオートエリアAFは、Z 7II単体で使うと悪くはないけど、Z 9と比較してしまうと、どうしても旧世代のミラーレス、という感想しかありません。

今回借りたZ 7IIは、ファームウェアのバージョンが最新ではなく(具体的なバージョンは見落としていました)、この状態ではとにかく瞳認識がほぼ機能しなくて、この点は以前使っていたLUMIX GX7MK2(現在使っているGX7MK3の1つ前のカメラ)以下でした。
ファームウェアを最新のC:Ver1.50にしたところ、認識率はかなり向上し、実用となったものの、Z 9のように素早い動きにもついていけるまでには至っていないかな、という印象です。それでも、子供のスナップくらいには使えるかなといったところです。

小さな被写体と空、ピントは合っている

小さな被写体にコントラストのない背景は、AFの苦手な被写体です。上の写真はZ 7IIのオートエリアAFですが、これについてはピントが来ました。ただ、AFはじわっと合う印象で、同じレンズでもZ 9のようにスパッとは来ないんですよね。とは言え、じわっとでも一度ピントが合うと、精度自体は良かったです。
AFがいくら速くいても、いくら認識しようと、精度自体が悪ければ意味がなく、この点Z 7IIは悪くないですね。
そういった意味で動きの激しくない被写体がメインなら、Z 7IIのAFはありでしょう。

ただライバルメーカーのAF、とりわけ被写体認識が良すぎて(フォーカスの精度は別として)、すごいな~となってしまうわけです。商品としてみた場合、仮に動態なんて撮らないという人でも、比べてしまうと、やっぱり被写体認識がすごいと、そっちを選んでしまいますよね。
上の写真の3枚目のSKYMARKの上がるシーンなんてのは、ぶっちゃけ被写体認識なんてなくても、問題なく撮れてしまいますが、あれば便利なのは確かです。
自分は鳥は撮らないのですが、小鳥のような小さな被写体と複雑な背景なら、被写体認識AFが欲しくなるのはわかります。結局何を撮るかですね。

今、AI被写体認識、ディープラーニングはカメラを売る上でのトレンドですから、そうなってしまうのは仕方ないですが、こちらも高いお値段のカメラを買うわけですから、この点はNikonに頑張って欲しいところです。

Z 7IIの連写性能

今や秒何コマ、という連写性能、エントリークラスのカメラでも秒10コマ程度は普通に出せる時代になりました。フィルムカメラの時代は、秒8コマスゲーとか言っていた時代が懐かしいです。
Z 7IIも14bit RAWで9コマ/秒、やっとD850+MB-D18に追いつきました。

そして連写速度より重要な連写バッファも、D850に追いつきました。というか初代Z 7がひどすぎました。なんでD850よりバッファ少ないのかと。
実際、撮影していて連写も多用しましたが、バッファ詰まりはあまりなくスムーズでした。

ブルーインパルスを引きで撮る分には、何ら問題なかったですね。

Z 7IIのファインダー

Z 9ユーザーである自分にとっては、ファインダの見え方そのものはZ 7IIも引けをとらないけど、Z 9と比べると一番落ちるかな、という品質でした。つまり、悪くはないです。
ただ、連写中のファインダ表示がパラパラ漫画になる方が気になりました。これはメカシャッターである限り、避けて通れないミラーレスの宿命です。個人的に、Z 9のようなブラックアウトフリーで連写できてこそ、ミラーレスのメリットが享受できていると思っています。Z 7III(Z 8?)はぜひブラックアウトフリーを継承して搭載して欲しいですね。連写時の快適さ、フレーミングの追従性が全く違います。
この点、ミラーアップによる像の消失があっても、ミラーダウン時にリアルに見える一眼レフのほうが動態を追いやすいのは確かです。飛行機界隈で今でも一眼レフ税が多いのはそのためです。逆に、そうした飛行機界隈の一眼レフユーザーがミラーレスに移行するには、ブラックアウトフリーは不可欠と思っています

また、時と場合によってフレームレートの低下も、Z 7IIでは気になりました。この点、拡張で120fpsのZ 9はほぼ光学ファインダーで見る世界に近い(ヘリのローターはパラパラになるけど)ですが、ヘリやプロペラ機のペラの見え方は、やはちょっと気になりました。

Z 7IIの画質

これは全く文句なしです。ヌケの良さはZ 9よりむしろ良いです。Z 9は少し濁るというか、S/NがD850と比べてももう一歩と思うところもあるのですが、Z 7IIはD850を超えるクリアなヌケの良い画質でした。
これは背面液晶のプレビューで見てわかるくらいで、Z 7IIでもっとも良いと思ったポイントですね。

画質はDRやISO感度など、定量化出来る部分もあるけど、食べ物の味と同じでトータルで定量化出来ない部分も多いですが、Z 7IIはひと目で良いな~となる画質でした。
若干ハイライトがピーキーなのはD850に似ていますが、D850より画像処理エンジンが新しい分、素直にヌケの良い画質、ベールを脱いだ、という表現になります。

Z 9も単体では感じなくても、Z 7IIと比べると、高速読み出しによる熱の影響などあるのか、少しヌケが良くないです。口の悪い連中は濁ってるなんて表現もしますが。

安くなったら買うのはありかも?

まだまだ30万円はするZ 7IIですが、今型落ちとなった初代Z 7が20万円前半になっているように、Z 7IIがそのくらいの値段になったら買っても良いな、と思いました。
逆に、Z 7はどんなに安くても欲しいとは思わないです。

以上、あくまで個人の感想です。Z 7も静態撮影なら、コスパは良いと思いますよ。ただ、私の使い方では不満が出るので買いませんが。

Nikon Z 7IIで百里救難隊の動画を撮ってみた

先日の百里基地航空祭2022の撮影のためにレンタルしたNikon Z 7II。たった1日のレンタル(実質1泊2日ですが)でしたが、スチルで1000枚、動画もいくつか撮りました。

今回は、百里基地航空祭の百里救難隊の飛行展示をZ 7IIの4K 60pで撮影してみました。
Z 7IIは、ボディ本体での動画は、4K 60pの場合、撮影範囲はフルサイズの93%のセンササイズとのことで、わずかにクロップされますが、ここはそれほど大きな問題にはなりませんでした。撮影していて違和感なし。
ただ、撮影中のファインダのフレームレートの低下が気になりました。また、動画画質自体も、これ単体で見れば悪くはないですが、Z 9の動画に比べると、やはり一寸落ちるな、という感想です。と言うよりZ 9の動画の品質が良すぎるのですが。

Nikon Z 7IIの4K動画から静止画切り出し(HD解像度に落としています)

色味は撮って出しだと、少しグリーンが強い気がしました。動画編集時に、少しだけ色バランスを調整してみましたが、Z 9のクリアでヌケの良さのある動画と比べると、少し細部のディテールが出ていない感じです。
Z 7IIの動画コーデックはH.264で、このクラスのカメラでは標準的ですが、より高画質高圧縮で、同じビットレートならH.264よりも品質を保てるH.265で撮れるZ 9と比較してしまうと…と、先にZ 9を使ってしまった自分にとっては、やっぱりもう一歩かなという印象です。

スチルの画質は、Z 9よりZ 7IIのほうが良好に感じますが(このあたりの話は後日まとめたいと思います)、動画に関してはZ 9に敵わないですね。AFの遅さも気になりました。

【百里基地】3年ぶりの百里基地航空祭に行ってきました

ということで、ブログ更新は1日空けてしまいましたが、2022年12月4日、3年ぶりに茨城県は百里基地にて航空祭が行われましたので、行ってきました。

早朝より出陣しました。ご一緒させていただいた方々には感謝感謝です。1人だとトイレやお土産を買いに行くにも苦労しますからね。

今回は3年ぶりの百里基地航空祭とあって、かなり気合い入れていきました。
3年前は301SQ501SQのファントム最後の航空祭となりましたが、その後COVID-19の蔓延で、2年間航空祭はなく、その間にファントムは引退し、3SQのF-2戦闘機が配備されました。
百里基地での3SQの航空祭は今回が初めてとなります。

また3年も経過したので、こちらの撮影機材も変化しました。今回は、レンズ交換の手間を減らすべく、3本のレンズそれぞれにボディを用意。
Nikon Z 9 + AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VRと、Nikon D850 + AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR、そしてもう1台のボディは初めてレンタルを活用し、Nikon Z 7II + NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRで、24mmから600mmまでをカバー。600mmはテレコンも持参しましたが、結局今回の撮影では使用しませんでした。
Nikon Z 7IIの使用感については、別途記事にしたいと思います。

■午前のフライト

百里基地は、午前中は基地内からが順光となります。午前中は、救難の展示飛行、小松の306SQからのゲスト機、F-15J (72-8963)が孤高機動飛行を披露してくれました。

午前のフライト最後を飾るのはブルーインパルス。関東圏では、11月の入間航空祭ではブルーインパルスが来なかったせいか、これを見ようという観客も多かったようです。

■午後のフライト

午後は3SQの機動展示でしたが、なんと天候が曇りに…。天気予報も晴れ時々曇りで、午後からは少し雲が増えるという予報だったのですが、見事に曇ってしまいました…。午後は基地内では逆光になるため、重い機材を担いで数km歩いて移動しましたが、かなり堪えました。
それでこの天気は残念だったけど、素晴らしい機動を見れたので良しとします。若干ブレちゃったのもあるけど、ここはNikon Z 9がかなりの威力を発揮してくれました。ブラックアウトフリーのファインダ、これに慣れると、シャッターユニットのあるカメラは一眼レフでもミラーレスでも、連写時の像の消失が気になってしまいますね。

そしてブルーインパルス他ゲスト機の帰投まで見ました。今回はゲスト機の帰投が遅く、基地内だと見れない帰投もありました。そしてこの時間、雲が少し減り晴れ間も出てきました。ああ、F-2の機動のときに晴れていれば…。

というわけで、最後はナイトの撮影になってしまいましたが、E-2Cの帰投を見て帰宅。ご一緒に撮影した皆様、最後は機材の移動も手伝っていただきありがとうございました。
そして、コロナ禍以前のような航空祭にしてくれた自衛隊や自治体関係者の皆様にも感謝です。1日楽しませてくれました。個人的にも悔いのない撮影が出来て満足です。

今回はダイジェストで写真現像しましたが(3台のカメラで9千枚撮りました)、残りの写真はぼちぼち現像してアップしていきます。
そして、今回レンタルしたNikon Z 7IIについても書いていきたいと思います。良い点、悪い点、1日使うと見えてくることもあります。

ということで、お疲れ様でした! 2日たっても、重い機材を持って移動、望遠を振り回した筋肉痛が取れないです(笑

Nikon Z 7IIをレンタルしてみた

天気予報を見ながらやきもきしていた、3年ぶりに開催される百里基地航空祭。遠くの航空祭に遠征できない自分にとっては、撮影ホームとなっている百里基地の久々の航空祭開催は嬉しい限りです。
そんな百里基地航空祭のためのサブ機として、Nikon Z 7IIをレンタルしてみました。

初めてカメラをレンタル

箱ではなく専用バッグで届くんですね! ごうりてきです。

NIKKOR Z 24-200mmをのためのボディが必要だった

高倍率ズームレンズながら、解像力や収差のなさなど、高倍率の弊害を感じさせず、ボケを重視しないスナップ撮影にはこれで十分と思わせるNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRですが、手持ちのZマウントボディはZ 9が1台だけです。
Z 9はメインカメラとしてAF-S 600mmの望遠固定で撮るため、Z 24-200mmととっかえひっかえ使うには抵抗があります。
Z 24-200mmにZ 9は正直なところオーバースペックです。連写で撮るレンズでもないです。

D850も5年目を迎えましたが、今でもFマウント機としては十分なスペックです。が、FマウントボディにZマウントレンズは着かないです。航空祭のサブとして、D850にAF-S 24-70mmと70-200mmの組合せは、レンズ交換の手間と、撮影頻度に対しての機材の重量が重すぎます。
今回は、AF-S 600mmをZ 9、AF-S 200-500mmをD850、そしてスナップ用にZ 24-200mmをZ 7IIという組合せで使いたいと考えました。
これでもボディ3台、かなりの重量です。レンズ1本にボディ1台、でも手間を考えるとこうせざるを得ないかな?
もちろん、マイクロフォーサーズのLUMIX GX7MK3とG.VARIO 14-140mmという組み合わせも考えましたが、マイクロフォーサーズの4:3のアスペクト比と、Nikonとの絵作りの違いから、どうもNikonとPanasonicの混成って難しいと感じました。

Z 7IIは、正直フルサイズミラーレスとしては周回遅れで、SONYやCanonが被写体認識でかなり精度よくAF出来るのと対照的に、NikonはZ 7IIでやっと瞳認識や動物認識を搭載してきた、といったところです。
だから何もかもダメというわけでもないけど、やはりライバル2社に対してのアドバンテージが全くないのが痛いです。
Nikonは中級機の出来の良さでこれまで売ってきたのに、Z 7シリーズもZ 6シリーズも周回遅れ過ぎて…それでもII型になって、やっとバッファが改善されて、連写時のバッファフルがマシになりましたが。
スナップ撮りメインでZ 24-200mmとの組合せなら、Z 7IIでも問題ないかなという判断です。

バッグを開けたらまたバッグ。そしてキャップがZ5?

さて、明日の航空祭、今のところ晴れで、時折雲は入るでしょうけど撮影は問題なさそうですね。

Z 7II、ちょっと触った限りでは、やっぱりZ 9と比較してはいけないけど、全体的にレスポンスがもう一歩です。まあスナップメインですからね。
とりあえずこの組み合わせで行ってきます。

【小澤酒造】澤乃井 純米ひやおろし 元禄蔵熟成

先日小澤酒造で買ってきたお酒、その2。この夏熟成させた、ひやおろしです。

【小澤酒造】澤乃井 純米ひやおろし 元禄蔵熟成

新酒も出回り始めたので、そろそろひやおろしの時期も終わりですかね。ひやおろしは、お酒によっては、、まるで寝かせていないかのようなフレッシュさを保ったものもあれば、かなり熟成感のあるものまで様々。さてこちらはどのタイプかな?
小澤酒造の売店では、このお酒は燗酒がオススメですと言われましたが、そうなると後者のタイプかな?

【小澤酒造】澤乃井 純米ひやおろし 元禄蔵熟成

精米歩合65%、アルコール度数15度、日本酒度+1、酸度1.8以外のスペックは、公式サイトでは非公開ですが、日本名門酒会では酵母は協会901号、酒米はあきたこまちとアケボノと紹介されています。

少し黄色みが強いお酒

まずは常温で。上立ち香はややカラメル的な要素を感じます。口に含むと、おお、酸味が若々しいと思わせながら、熟成感のある膨らみのある旨味、そして程よい辛さです。ですが、これは明らかに燗にしたほうが良さそうな方向です。常温だと、全体的にアタックが足りない気がして。
燗にしてみましたが、正解でした。これは燗が合います。酸味と旨味の膨らみが良くなり、味に熟成さた力強さと旨味、そうでありながら酸味と甘みの若々しさも程よく感じられ、バランスが良くなりました。今回はややぬる燗気味でしたが、このぐらいがちょうど良さそうです。

これも一升瓶で買いたかったな~。

【カメラにも給電可能】CIO モバイルバッテリ SMARTCOBY Pro 30Wを買ってみた

Amazonのブラックフライデーセールも12月1日までですが、ブログでも紹介した物の中で、自ら購入したのが、PD給電対応モバイルバッテリ、CIO MARTCOBY Pro 30Wです。ブラックフライデー期間中、23%割引の¥3,720で販売中です。

国内ブランドのPD3.0対応30W出力のモバイルバッテリ

モバイルバッテリといえば、人気なのはAnkerですが、CIOという日本のメーカーの商品も、人気が出てきているようです。
近年、USBのType Cを使ったUSB給電規格のPD(Power Delivery)を採用したノートPCやカメラ、タブレットも増えてきました。PD給電は、従来のUSB3.0の最大4.5Wの出力を大幅に超える、最大100Wまでの出力を可能にしています(最大値は規格上であり、最大出力や入力は機器やケーブルに依存します)。

CIO モバイルバッテリ SMARTCOBY Pro 30W

CIOのSMARTCOBY Pro 30Wは、比較的リーズナブルでありながら、最大30WのPD給電に対応しています。
30Wの出力は、一部のノートPC(30Wだと充電や給電できない機種もある)やタブレットに対応し、カメラであれば大抵は十分な出力と思います。

PD給電対応ケーブル付属。大阪生まれの企業です

PD給電対応のUSB Type Cケーブルも付属するので、とりあえず追加購入するものはないですね。

充電量は1%刻みの7セグで表示されるのが嬉しい

数個のLED点灯数で充電残量を大まかに示すモバイルバッテリが多いですが、このバッテリは7セグ表示による1%刻みでの細かい残量表示に対応しているのが嬉しいです。

Nikon Z 9に充電と給電が可能

Nikon Z 9はPD給電と充電に対応しています。早速接続してみました。

PD急速充電時は7セグの右上に緑色のマークが点灯する

7セグ表示の右上に緑色の表示があり、これが点灯していると、PDによる急速充電を行っているということです。
写真だとボケていますが、カメラ本体の左側面にオレンジのLEDが点灯しており、充電できていることを示します。
このあと1時間経過後には、30%程度だったカメラのバッテリは80%まで充電され、モバイルバッテリの残量は50%まで低下しました。
もし、屋外などで長時間撮影を行う場合は、より上位の20000mAh対応のバッテリが望ましいでしょう。充電メインであれば、10000mAhでもZ 9のバッテリをほぼフル充電可能です。
※追記、最終的にZ 9のバッテリは30%から100%まで充電でき、SMARTCOBY Pro 30Wの残量は100%から6%となりました。

PD充電対応のカメラなどをお持ちなら、PD給電対応バッテリをオススメしたいですね。以前はP給電対応は高価でしたが、やっと手が届き安い価格になりました。
Amazonのブラックフラーデーセールは、12月1日までです。

microSDカード買うたびに毎回思う、こんな爪みたいなサイズに256GBも入るなんて

スマホ用に使っているmicroSDカード、128GBがそろそろ一杯になるので、256GBを購入してみました。


楽天の買いまわりだったか何だったか忘れましたが(似たようなセール多すぎますよ楽天)、そういうタイミングで購入しました。
現在価格横並びなので、ポイントの多いお店で購入(購入時点)。

前回もTranscendでしたが、今回もTranscendをチョイス

毎回買うたびに思うのが、こんな爪みたいなサイズのカードにこんなに容量が入るなんてという驚きですわ。
カメラに使っているCFexpress TypeBカードは、読み書きスピードも桁違いですが、それなりに大きなサイズです。それに比べると、microSDのサイズたるや…って毎回思いますね。

そしてこれも毎回思うのが、SDカード、スピードクラスの規格表記多すぎてよく分からん、ってことでしょうか。
調べると、これまで使っていた128GBは、最低書き込み保証10MB/sなのに対し、今回購入したものは30MB/sに進化しています。あくまで最低書き込み速度なので、実際はもう少し速いみたいだけど、ベンチマーク取るのも面倒なのでやっていません。
今までより速けりゃそれでいいじゃん、と言った感じです。

ちなみにCFExpress Type Bカードだと、1300~1600MB/sという桁違いな書き込み速度を実現しています。4K動画を撮るにしても、スマホと違って最近のミラーレス一眼はより高ビットレート、あるいはRAW動画にも対応出来るので、相当な書き込み速度を要求しています。
スマホだと、Xperiaは4K動画対応ですが、従来の10MB/s書き込みのカードでも記録できていたので、ビットレートは結構低めなんでしょうね。実際同じ4K動画でも、Z 9のような最新ミラーレスとは画質は格段に違うので。

さて、そろそろ初代Xperia 1の後継機をぼちぼち導入したいと思っていますが、今やスマホも内蔵ストレージが256GBとか512GBも出てきているので、こうしたmicroSDカードも次第に出番がなくなっていくのかな?