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EIZO ColorEdge CS2740、電源不調

個人的メモです。2020年12月13日発注、16日到着のEIZO ColorEdge CS2740ですが、ここ2週間ほど、PCの電源を入れると待機状態から復帰せず、電源のLEDランプが橙4回白1回の点滅をして表示されない状態になっています。
主電源を一度切って入れ直すと、正常に表示されることもあれば表示できずLED点滅点滅になることも。

2020年12月購入当時

サポートの情報を見ても、電源を入れ直す、ケーブルを変えてみるくらいしか書かれておらず、何も接続していない状態で電源を入れても発生するため、これは明らかに不具合ですね。

2024年11月に、液晶内に異物が入り、パネル交換をしています。ColorEdgeシリーズは業務用としても使われる機種なので、保証期間が長いです。CS2740は5年保証となっています。

他メーカーだと、この手のハードウェアキャリブレーション対応モニタであっても3年保証が多く、長期間使うディスプレイとしては5年保証は嬉しいですね。

しかもColorEdgeシリーズは修理期間中の代替機貸出にも対応しています。

今回も代替機を依頼します。故障は残念ですが、長期保証は助かりますね。前に使っていたNECのLCD2690WUXiは12年間ノントラブルでしたが。

【清水清三郎商店】作 (ZAKU) IMPRESSION G

いつもの酒屋で出している、ってことで買ってきました。少し冷蔵庫で寝かせていたのですが、満を持して(笑)開栓の日が来ました。

IMPRESSIONシリーズ、行きつけのお店でよく飲むけど、自宅でとなると、置いているお店は限られます。作(ZAKU)の取扱店でも、常に置いているわけではないんですよね。
たまたま今回入荷したのを聞いて買ってきた次第。この1年でやっと4種類手に入れられました。空き瓶は保管しているので、これを飲みきったら空き瓶撮影会かなw

IMPRESSION Gのベースのお酒は作の玄乃智なので、頭文字のGをとっています。
精米歩合60%、アルコール度数16%、酒米は神の穂など複数を使用しているようです。酵母は伊勢五本店のHPには協会7号酵母を使用している書かれています。
極微発泡開栓注意とありますが、IMPRESSIONシリーズに関しては吹き出すほどではないですが、栓が飛ぶことはあるようなのでご注意を。
それにしても火入れしているのに微発泡ってすごいですよね。

火入れ酒とは言え冷蔵保管推奨、かつこのお酒は冷やして飲むのがよいですね。
上立香はマスカット系。IMPRESSIONシリーズでもGは王道を行くかなと思います。口に含むと…これこれ、口開けの1口目は割とアタックが強いですが、まずマスカットの甘味と酸味、同時にくるアタック、旨味、あとにプチプチ微発泡の爽快さがぐっと押し寄せてくるんですよ。
個人的に好きなのは、注いで少し空気に絡ませて飲む2口目、アタックが少し弱まり甘みと味わいが増します。これがベストなんですわ。ラムネのような甘み感が増してきます。
スイスイ入ってしまうのでなくなるのも早い。IMPRESSIONシリーズは四合瓶のみの販売で、味の変化を極力少なくというコンセプトなんですね。
次出会えるのはいつか…。まあ行き付けのお店で飲めるんですけどね。

そして飲み終えたら空き瓶撮影会やろうっと。


IMPRESSIONシリーズは手に入れようと思えば買えるお酒なんです。変にプレ酒になって買えないお酒っていっぱいありますが、ちゃんと流通させている清水清三郎商店さんはすごいです。

【第一酒造】開華 本醸造 カップ酒

GW休み中に行った栃木県佐野市の第一酒造の直売所でガチャガチャをやりまして、その時惜しくもw大吟醸は逃しましたが、カップ酒を手に入れました。
普通に買うと297円ですけどねw ま、お遊びですから

こちらになります。

栃木県だと割とどこでも買える開華の本醸造カップ酒。日本酒好きにはカップ酒みたいな安酒は嫌いって人も多いし、純米じゃなきゃ酒にあらずって人も割といますが…

【第一酒造】開華 本醸造 カップ酒

精米歩合65%。本醸造だけに、普通酒と違ってわりかし削っています。醸造アルコール添加のお酒って、悪酔いするなんて言う人もいます。自分は酒によるかな、と思っています。それこそチェーン店の居酒屋の銘柄もないような日本酒の中には、そういうお酒もあるのは確かです。でも最近は昔ほどそういうひどいお酒はなくなってきている気もしますけどね。
開華の本醸造はかなり真面目に作られたスタンダード酒と思いますよ。
もちろんラインナップには四合瓶や一升瓶もあります。

常温からぬる燗がよいとのことで、常温で。
開栓、じゃないな開蓋すると、えっ?本醸造だけど吟醸香を感じる!? カップ酒で開けた瞬間から良い香りのお酒ってなかなかですよ。
口に含むと、ええっ、膨らむ旨味とメロンの甘みがなかなか良いではないか! 安酒にありがちな辛いだけで甘みもへったくれもないとか、逆に変な甘ったるさでもない、良いバランスです。もちろん、安価なお酒だけに、そりゃもっと高いお酒と肩を並べるわけではない。
でもこの値段の本醸造としては、甘さと辛さのバランスがとても良く、雑味感がないのが素晴らしい。

そしてこのとき、たまたまメロンがデザートで出されて、メロンと合わせるという異色の飲み方をしてみたら、メロンの甘みと融合して更に芳醇に!
びっくりしましたよ。よくメロンのような甘みのお酒って表現をしますが、メロンと組み合わせたら、それの再現が。
ってことで開華の本醸造とメロン、ぜひ合わせてみてください。まさかメロンと合うお酒とは。


これぞ八海山の本醸造と並ぶお酒ではないかと。ぜひ居酒屋や焼き鳥屋さんなんかに置いてほしいし、これ今度栃木に行ったら一升瓶買っておこうかと思います。安いですし。

少しずつNikon Z9IIの噂も出てきていますね

2021年12月の発売からこの年末で丸4年になるNikon Z9ですが、過去Dシリーズは概ね4年周期で大型モデルチェンジでした。
ミラーレスのZになってからは、ファームウェア(FW)の更新でかなり機能拡張があったので、モデルサイクルも長くなる傾向にあります。
とは言え、3年半経過しているので、モデルチェンジの噂が出てきているのは必然でしょうね。

私もZ9が初めてのフラグシップ機導入でしたが、次も買うかと言われると…資金繰りが非常に厳しいです。今娘の塾代に相当かかっているので。
そして恐らく値段も次のモデルはかなり上がるでしょうから、下取りに出して買い替えも難しいかな?

ってことで、長く使うことになりそうです。後もう1回くらい、AF改善のアップデートがあればいいなぁとは思っています。被写体を認識して捉えた後の食いつきがもう少し改善してもらえれば、と思います。特にサッカーの撮影は入り乱れるので。

昨日は息子のサッカーの練習試合でしたが、こういう撮影はZ8ではなくZ9なんですよね。バッテリの持ちと望遠レンズ装着時のグリップのしやすさや重量バランスの良さ、操作性は、Z9に軍配が上がります。
息子氏、胸トラップできるようになった! 以前はビビってた状況でもしっかり対応できている。成長したなぁ。

土曜日1日雨だったので、サッカーコートは一部ぬかるんで滑りやすいところも。逆に雑草が伸びてボールが転がらないなど、コンディションが悪い中結構健闘しました。

UGREEN NASyncの写真アプリでAIモデルを作成する

NASの使い方は人それぞれですが、私のように写真をたくさん撮る人にとっては、写真データ置き場をメインとする使い方の人も多いかと思います。
UGREENのNASyncの「写真」アプリですが、最近のCloudの自動認識や仕分けのような機能も対応しているのは以前紹介したとおりです。

写真アプリはAIのカスタム学習も可能なのは前回記事に書きましたが、AIのカスタム学習も可能です。このAIのカスタムモデルは、NAS本体でのみ学習させ設定が保存される仕組みで、Cloudにアップロードさせて処理することはないため、通信も使いません。Cloudだとこのあたりの処理が遅かったりアップロードに時間がかかるのが何店で簡易的なことしか出来なかったのが、ローカルのNASで処理するため、好みに合わせた識別が可能になります。
膨大な写真から個人的に設定した特定写真を検索することが可能なのが面白いですね。

カスタム学習のさせ方

AIには学習をさせなければなりませんが、まずはどういった学習をさせるかの設定を行います。
AIの機械学習でよく出てくるワードに「モデル」がありますが、これは学習させるためのデータそのものを意味します。
すでにNASに保存していある写真データからモデルを作成したいので。「モデルをインポートする」→「NASデバイスからインポートする」を選択します。

すると、初期状態では以下の表示が出てきます。

「モデル訓練パッケージ」をダウンロードする必要があるようです。このモデル訓練パッケージがまさに取り込んだ写真を認識して学習し、その学習の蓄積でAIモデルの認識能力がより進化していくことになります。
「有効にする」をクリックするとインテリジェント設定画表示されるので、一番下にある「モデルトレーニングパッケージ」をダウンロードします。

「モデル訓練パッケージ」だったり「モデルトレーニングパッケージ」だったりと、用語がバラバラなのがまだ日本語版の翻訳熟成度がイマイチなのが少し昔のチャイナクオリティっぽさを感じます。

「モデルを有効にする」を実行することで、NASに取り込まれた写真の独自AI解析が可能となります。書かれているように、画像を読み込んで学習していくので、システムリソースを消費するとあります。このために、UGREENのNASは比較的高性能なCPUが搭載されているといっても良いかもしれません。NASがただのデータ保管場所ではなく、画像管理もしやすくなってきているのは最近のトレンドかもしれませんね。

スペシャルマーキングの戦闘機を学習させてみた

スペシャルマーキングのF-4EJ改ファントムII戦闘機を学習させてみました。
同じものの画像10枚を用意する必要があります。9枚以下はダメみたいです。むしろこの画像を探したいのに、と言う場合にはちょっと使いづらいです。
顔認識より難しいのはわかりますが、ここはもう少し改善して欲しいですね。

画像認識を開始しましたが、終わらない…

何せ枚数が多いので時間がかかりますね。このカスタム学習を始めて半日近いのですが、終わりません…。
終わったらまたブログを更新したいと思います。

他にもAIの識別がある

これ以外に文字認識や、テキスト説明に書いた画像を認識なんてのも出来るようで、これもダウンロードして有効にしました。

ただ、認識準備中で、数十万枚以上ある写真を認識するのは時間がかかりそうです。多機能故に処理に忙しいですね。
ここも気長に待って、識別が得意になったら、またレポートしたいと思います。

避ける!

息子のサッカーの練習試合の一コマ

相手チームの子の激しいキックを思わず避けてしまった。もちろんモロに当たったら怪我は必至だけど、このあたりの塩梅って難しい。
成長してだんだん激しいプレーも増えてきました。これをうまくかわしつつボールを奪えればいいんだけどね。どうしても逃げちゃう。気持ちはわかるけどね。

それでもボールを持てる回数は増えてきているかな。

子どもが成長して親と遊ぶ機会は殆どなくなったけど、こうして観戦できるのもフィールドスポーツの醍醐味。

【豊島屋酒造】TOSHIMAYA FESTA 2025 特別純米無濾過生原酒 きたしずく

先週末、横田基地に行くついでに寄ってきた豊島屋酒造。東京都東村山の酒造といえばここですね。

ここは直売所があり、ここでしか買えないお酒があります。
ちなみに私も大好きな「屋守(おくのかみ)」は特約店限定で、ここでは買えません。空き瓶は展示しています。

ここでしか買えないお酒、買ってきました。

豊島屋フェスタ限定のお酒です。フェスタ自体は行けなかったけど、限定酒は数量限定で、直売所で購入できます。
酒米は「きたしずく」です。北海道産の酒米で、最近よく使われるようになってきましたね。

【豊島屋酒造】TOSHIMAYA FESTA 2025 特別純米無濾過生原酒 きたしずく

酒米は前述の通り、特別純米で精米歩合60%、アルコール度数は16度、酵母は非公開。生原酒なので要冷蔵です。

よく冷やした状態で開栓。シュワシュワ系ではないですね。
上立香は上質なマスカットを思わせる吟醸香。口に含むと、瑞々しいマスカットを思わせる甘みと酸味、そしてあとにややどっしり感のあるアタックと適度な苦みもあり、ただ甘いだけでなくちゃんとどっしり感があるので、飲み応えもありますね。1口目はこのどっしりがやや強くアルコール感が高かったのですが、少し置いただけでこのアルコール感が無くなった。語弊はあるけど、焼酎のようなアルコール感を感じさせる日本酒ってたまにあるんですよ。それがすっと消えたのが面白いです。生酒ならではの体験。

やはり少し置いたほうが味わいが良くなっていく印象です。全体として瑞々しさを感じさせつつも、飲みごたえのあるお酒ですね。


直売所では金婚ブランドのお酒もありました。今回買わなかったけど、うすにごりのお酒も良さそうですね

金婚 3本 飲み比べセット 日本酒 720ml 純米吟醸 純米 本醸造 豊島屋本店 東京
created by Rinker
逸酒創伝

ふらっと横田基地

別に何がってわけでもないのですが、最近あまり飛行機撮ってないなと思って、子どもたちの送迎やら習い事やらの隙間で、ふらっと立ち寄る横田基地。
色々準備を忘れて大失敗。ボケてますなぁ…

こんなのしか撮れていませんが、忘れ物をしたので。

MC-130J コンバットタロンII、特殊作戦機です。機種下にカメラが付いていますね。ベースがC-130J輸送機なので、ペラも最新のものになっています。
そろそろ自衛隊のC-130HやC-130Rが古いので、C-130Jも検討していいんじゃないかと思いますが、なぜかあまりそう言う計画が聞こえてこないんですよね。
どうしても戦闘機みたいな花形と比べると輸送機は地味ですが、そうも言っていられない段階に来ていると思います。
特に海上自衛隊のC-130Rはつなぎで導入した中古の機体なわけですから。

KCに至ってはこんなのしか撮れず、色々間に合わなくってw
給油機構関連のトラブルがなかなか解消しないKC-46Aですが、今後長く使われるはずの機体だけに、早くトラブル解消してほしいものです。自衛隊も使っているわけですし。

【第一酒造】開華 純米吟醸 生酒

GWに栃木の第一酒造で買ってきたお酒第2弾です。

ラベルには開華ではなく「開花」となっている純米吟醸の生酒です。毎年この時期に発売されているようですね

シンプルなラベルです。冬に仕込まれた酒を火入れせずに生酒として詰めています。以前の情報では酒米に五百万石、掛米に美山錦を使っていたようですが、今季もそれらを使っているかは不明です。ラベルには精米歩合55%、アルコール度数16度の記載のみです。

生酒なので冷やした状態から。
上立香はマスカット系の吟醸香で、ことさら華やかさを強調する感じではないですね。
口に含むと、マスカットのような甘味と酸味を基調として、その後に膨らむ旨味がなんとも言えないバランスの良さを感じます。後味は少し苦みとどっしり感を出しつつも、さっぱりと引いていきます。とても爽やかですね。
そしてこのお酒の凄いところは、開栓から2日3日と、どんどん旨味が増していくんですよ。甘いとか辛いとかそういう単純な話ではなく、旨味の膨らみで味わいに深みが出てきました。フレッシュな生酒でありながら、この膨らみは、まるで少し寝かせた酒のような懐の深さも感じますね。これぞ生酒の醍醐味と言えます。
料理と合わせずこれ単体でも行けますね。


公式通販でしか扱いはないようです。ぜひお試しを。
開華のお酒はふるさと納税もやっていますので、ぜひ。

UGREEN NASync DXP4800 Plusの初期設定

導入から2週間以上経過し、落ち着いたので、ぼちぼちNASyncの設定など何をやったか書いていきたいと思います。

まずはHDD4台をマウントさせてRAID5を構築したUGREEN NASync DXP4800 Plusですが、ここからは設定に入ります。
基本的にはWindowsのUGREEN NASアプリから
しかしまあ設定画面のフォントが少し垢ぬけないですね。

ファームウェアの更新

25年4月1日付で、ファームウェア(FW) 1.3.0.2321が公開されているので、これを適用します。コントロールパネルを起動して「システムサービス」→「アップデートと復元」、からアップデートを行います。
※この作業を行ったのが25年4月24日で、その後4月29日に1.4.0.2485が公開されています

ちなみに受け取り時のFWは1.0.0.1730でした。大きな変更はなさそうですが、まず最初に適用しておきます。

IPアドレスは固定設定

IPアドレスは自動で振られるDHCPではなく固定にします。うちのネットワークは192.168.1.*なので、任意のアドレスに変更しました。
今どきはDHCPでも、NASが見つけられないトラブルはほぼないのですが、固定のほうが安心感があるのと、家庭内のLAN環境で使う限り、ドメイン名を覚えるよりIP直接指定のほうが楽なので。

ファイルの設定

SMBをONにします。初期状態はOFFで、ONにしないとPCからNASのファイルが見れないで、ONにしておきましょう。Windowsは以前からですが、今はMacもLinuxもSMBを使えるので、こちらのほうが何かと便利でしょう。なお、LinuxでSMBに不都合があれば、NFSもONにしましょう。

SMBはデフォルトでOFFになっているので、コントロールパネルからONにする

次にフォルダを作成しました。自分専用のファイルは個人フォルダに、ネットワーク上の誰でも見られるようにしたい場合は共有フォルダの下にさらにフォルダを作成します。
私は写真データメインなので、Camera_dataフォルダを作成、そこに写真データを入れます。

Camera_dataフォルダを作成すると、Windowsのエクスプローラーのネットワークでは、個人フォルダはpersonal_folderと言う名称の表示となり、ここはパスワードを入れないと見えないエリアになります。


家庭内やオフィスなどで全体に公開したい場合は共有フォルダにフォルダを作成します。ネットワーク上ではpublic_folderの名称になります。

SSHは任意でONに。SSH認証でログインして、LinuxのコマンドでNASにいろいろインストールや設定ができます。この辺りはLinuxに精通した方のみ使用しましょう。
ちなみにReadyNASでは設定できたiSCSIにはNASync DXP4800 Plusは対応していないようです。まあ私もiSCSIは使っていませんでしたが…。

FTPの設定、何故かFTPSはうまく動かない

FTPもONにしました。使っているカメラ(Nikon Z9/Z8)が撮った写真のFTP転送に対応しているので、撮ってすぐNASに入れたい場合に便利です。
カメラからFTP転送用には、共有フォルダに専用のフォルダを作っておきました。あくまで一時的にデータを移す用途です。

通信をSSLまたはTSLで暗号化するFTPSを使用するのが理想なのですが、カメラ側と接続するためにルート証明書が必要で、今回はWANからFTPでアクセスするわけではなく、あくまで家の中のLAN環境での使用限定なので、暗号化しなくとも良いかなといったところです。

FTPは推奨されていないが、FTPSのルート証明書が必要なため、LAN内のみの使用ということでFTPを使用します

これでカメラ側からNASに直接画像を転送できるようになりました。FTP機能はReadyNASにもあったので便利に使っていましたが、NASyncでも引き続き使っていこうと思います。

以上、基本的な設定が終わりました。この後は追加アプリを入れますが、その話はまた別途。
この後はちょっとした個人的つぶやきです。

NASに興味がなかった人のためのNASとは言うけど

これまで数台のNASを使用した経験から言わせてもらうと、NASyncがNAS初心者に優しいかというと、特段そうでもないんじゃない? という感想です。
初めての人の中には、PCのHDDの取付交換をしたことのない人も多いでしょうし、そもそもHDD単体品を複数買うなんて経験のない人も多いのではと思いますいし、RAIDの概念もそれなりにPCやITスキルがないと理解しがたいかもしれません。
もちろん誰しもが初めてのことはあるとは思いますが、少なくともHDDを自分で改装した経験があり、RAIDやネットワークの知識が多少なりともある人でNASが初めての人、という前提でもない限り、安易にベアボーンのNASに手を出すのはちょっと厳しいところもあるかと思います。
インターフェースも決して他メーカーよりわかりやすいというわけではないですね。
初心者ならこれ一択と言っているのは、先行でバラまれたインフルエンサーの宣伝文句か、他に使ったことがないかのどちらかでしょう。

Cloudは初期投資が安いけど月額や年額使用料がかかり、容量に対する費用も高い、でもバックアップや機材リプレースの必要はないです。なのでデータが少なめの人、スマホで写真や動画をたまに撮る程度のが主体の人なら、個人的にNASまでは不要かなと思います。
UGREENの宣伝がさもNASのほうがCloudより安上がりで便利みたいに言っていますが、HDDは別途購入する必要があり、データ管理が自己責任となる、HDDもクラッシュする可能性がありRAIDを理解し構築運用できないときちんとした管理はできないので、それを考慮すると、一定のITとハードリテラシーがないとNAS運用は厳しいとは思いますね。

とは言え、ファイル管理をしっかりと行いたい方は、NASはあると便利です。USB接続のHDDが一番簡単ではありますが、RAIDでHDDのクラッシュに備えたいとなると、NASのほうが安全で便利です。
それなりにIT知識があり、写真や動画を多く撮る人はぜひ検討してみてください。