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宇都宮のLRTの線路を見たり、行きつけのお店でランチをしたり

先日、栃木の自宅を見に宇都宮市内で最近開業したLRTの路線を見てきました。残念ながら車両は遠巻きにしか見れなかったです。

日本では75年ぶりに新規に開設された路面電車ということで注目を集めていますが、Yamaroは市電の街函館が地元なので、どうしても比較してしまいます。

宇都宮駅の東口から、隣町の芳賀工業団地まで伸びている路線、函館市電が市街地を巡回するのと比較して、宇都宮のLRTは街の中心部の宇都宮駅から郊外へアクセスするための路線、というところが根本的に違う感じですね。
LRTが通ることにより、自動車の車線は2車線から1車線に減少し、この部分での渋滞は避けられない感じです。が、宇都宮市内でもLRTが走る場所は限定的で、致命的な交通渋滞とはならなそうな印象です。
この日は土曜日の昼前だったので、電車自体はあまり多く走ってないようでした。現実的には乗客は平日出勤のために、清原工業団地、芳賀工業団地方面への移動手段と見るべきでしょう。

芳賀方面はこの10年で住宅も増えたため、そこから宇都宮市街地へのアクセスは便利になったと思います。
栃木は車社会とは言え、郊外から宇都宮駅周辺へアクセスする場合や。さらに宇都宮駅から遠出する場合は、車でなくLRTが有効でしょうね。

ランチは宇都宮時代に行きつけだった所で。マスターも元気そうでした。

久しぶりに宇都宮の福田屋にも行きましたが、その近くに昔からある廃墟(とはいえ管理物件ですよ)。

暑かったので蔦がすごい

ここ、栃木に済んでいた十数年前から廃墟でしたが、管理物件なので、時々選挙事務所か何かで一時的に使われたりもしていました。が、さすがに入り口も蔦に覆われたこの状態だと、しばらく使われていなそうです。
場所は良いところで、建物外観も古いながらオシャレで個人的に好き。現役時代は喫茶店とか飲食店件住宅だったのかな?

そんなこんなで、短い栃木帰省でしたが、自宅の雑草取りの件もあり、今月末か来月にはまた行くことになりそうです。

栃木に帰省、自宅の状況確認など

栃木の妻の一家に帰省しています。
そのついでと言っては何ですが、転勤して今は貸している自宅、前の借主が使用中に2階洗面所の水漏れが発生して1階キッチンまで水漏れが到達したため、比較的重度の修繕(水栓交換、床張り替え、天井照明交換等)を行ったのと、サンゲツの壁紙リコールがあり、ハウスメーカーが伝達し忘れたために築10年内なら無償保証で貼り換えできたのが、10年過ぎてしまったので補償対象外になり、結局ある程度ハウスメーカーに費用負担してもらって、痛み分けで張り替え工事を行ってもらいました。

この2つの大がかりな修繕(費用だけ見ると前者が190万円、後者が100万円)と、火災保険で前者はある程度補填出来ましたが、結局後者は自己負担30万円、諸々で結構な金額が飛んでいきました…。おかげで家計は火の車です、とほほ…

現在自宅は改修が終わったので、借主募集中ですが、次の借主が入る前に修繕状態を確認しに来ました。

外壁は去年塗り替えてきれいです

とりあえず外観はきれいです。去年塗り直しましたからね。

壁紙は天井から何から、前面貼り換えとなったのできれいです。これだけで随分印象がよくなります。願わくば、このまま貼り替えずに行きたいです。
また、水漏れ箇所の床面もきれいになりました。水漏れで壊れたキッチンの照明器具も交換しました。
これで今年は貸家事業は大赤字です(苦笑)。赤字は来季にも持ち越せるようなので、とりあえず誰か借りてくださいw

それよりも、半年以上住んでいない状態で、庭の雑草がものすごいことに。

庭木もかなり成長して、そろそろ剪定しないとです。頼むと2,3万円と言われました。うむむ。
ここは一つ、自分たちでやろうかという話になっています。
このあとホームセンターで、剪定に使う用品を見繕っていました。手作業は厳しいので、ここは機械に頼ることに。
これを調達することに。


マキタとかBOSCH辺りも欲しいけど、高いですからね。

家は人質に取られているので(売ったら持ち家転勤社宅でなくなるので、家賃補助が減り、今の場所の家賃では高すぎて住めなくなる…)、売るに売れないし、かと言っていつ戻れるかわからないし、ほんとどうしましょうって感じです。

NIKKOR Z 180-600mm用レンズケース考

NIKKOR Z 180-600mmに付属しているレンズケースCL-C6は、ただの柔らかい布なので、正直なところ用途不明な代物です。

レンズケースCL-C6はカメラバッグで傷から守るくらいの機能しかなさそうですが…

AF-S 200-500mmレンズケース CL-1434はまだクッション材として輸送中のレンズ保護に使えそうな感じですが、実際使わないですけど。

CL-1434、わざわざ大きな望遠レンズをこれに入れるかと言われると…

さてNIKKOR Z 180-600mmの輸送方法、私の場合は2パターンあって、1つはメインの望遠レンズとしてリュックタイプのカメラバッグでの輸送。
こちらは以前から使っているVanguardのALTA SKY53を使用しています。サイズ的にも、本レンズとボディ、さらにもう1台のボディと何本かのレンズ輸送にぴったりサイズです。

もう1つのパターンは、大きい単焦点のAF-S 600mm f/4G ED VR(通称ロクヨン)をメインとして、サブで本レンズを使う場合は、ロクヨンをLowepro 600 AW IIIに入れて、さらにボディとZ 180-600mmを、600 AW IIIのサイドにポーチやケースを取り付けて運びたいと考えています。


問題はそのポーチ。
AF-S 200-500mmには、JJCのレンズポーチをサイドに取り付けていました。
このポーチはレンズと共に売却したので、Z 180-600mmのサイズに合う新たなポーチを探さなければなりません。

AF-S 200-500mmよりやや全長が長いZ 180-600mmですが、探したところポーチというものは案外少なく(レンズ単体だけ運ぶ人はあまりいないからかな)、このサイズに合うポーチはこの2種類に絞られました。

JJCのは、これまで使っていて使い勝手はよかったのと、値段もそこそこ。
ただの柔らかい布なので、正直なところ用途不明な代物です。、このポーチはレンズに対してやや幅も長さも大きく、サイズ自体がかなり大きなものとなっています。

一方、Loweproは、内寸的にはレンズのサイズギリギリな感じです。
ただその分外寸が小さいのと、Loweproだけあって安っぽさがないのが良いですね。ちゃんと入るか若干心配ですが…

今回は楽天セールのクーポンと期間限定ポイントが溜まっていたので、楽天の公式アウトレットのLoweproのチョイスすることにしました。
近日中に届くと思いますので、届いたらちゃんと入るか(一番大事!)、人柱確認したいと思います。
ロクヨンとZ 180-600mmがあれば、もう戦闘機撮影、とりわけ航空祭では鬼に金棒ですね(腕が追い付かない…腕も腕力もw)


LUMIX GX7MK3の電子シャッターとメカシャッター

これはX(Twitter)にも投稿した画像ですが、先日帰省帰りの新幹線から撮った2つの写真、1枚目が電子シャッター、2枚目がメカシャッターです。

1枚目はたまたま絞りがf1.7で撮った写真で、シャッタースピードは1/10000秒と高速ですが、景色が早く流れている手前の防音柵が斜めに歪んでいるのがわかります。
いわゆる、ローリングシャッター歪ですね。
これはデジタルカメラに一般的に用いられているCMOSセンサの特性で、1つの画素をセンサのの上から横方向に順次読み出して行くため、画面の下に行くほど撮影タイミングが遅れてズレていくために発生します。

たとえ1/10000秒の高速シャッターであっても、あくまで露光時間の話であって、センサの読み出し速度は変わらないために発生します。

一方2枚目は、絞りをf5に設定、シャッタースピード1/1000秒のメカシャッターで撮影。こちらは手前の柵の歪みがほぼ無く撮影されています。厳密には、メカシャッターもシャッター幕を上から下へ動かすため、センサの上と下でタイムラグは生じますが、一般的な電子シャッターより高速なため、ほぼ歪みを感じません。

SONYのα1やNikonのZ 9、Z 8のように、電子シャッターがローリングシャッターでありながら、高速読み出しによりメカシャッターとほぼ変わらないカメラも存在しますし、CCDセンサのようにセンサ全体を一気に読み出すグローバルシャッターであれば、原理的に歪みは発生しませんが、現在、市販のデジタルカメラでCCDを採用したものは皆無になってしまいました。

GX7MK3はメカシャッターは1/4000秒まで、それ以上は電子シャッターになります。ローリングシャッター歪を防ぎたいなら、1/4000′秒を超えないよう、絞りを絞るか感度を落とすか、NDフィルターを使う必要があります。撮り方の工夫でローリングシャッター歪は防ぐことが可能です。

【上川大雪酒造】十勝 純米吟醸

先日函館に帰省した帰りに、新幹線の函館北斗駅の横にあるお土産屋さんの入ったビルにある酒屋さんで購入したお酒。
ここの酒屋が、お土産屋さんに並ぶ酒屋なのにかなりガチな酒屋(笑)でして、最近増えてきている北海道のお酒はもちろん、シン・ツチダのような群馬など各地のお酒も取り揃えています。ここは次回の帰省の際にも要チェックですね。

ということで、2本買ってきましたがその1本目。初めての購入、最近よく見かけるようになってきて気になっていたお酒。

【上川大雪酒造】十勝 純米吟醸

帯広畜産大学内に製造書がある上川大雪酒造のお酒です。
酒屋さん曰く、近年温暖化で北海道もお米がよく採れるようになり、北海道産の酒米も増えてきて、それに伴い酒造も増えてきているとのこと。
ワインの醸造所も増えているそうで、この酒屋では北海道産のワインも充実していました。

酒米は、ラベルにあるように北海道のお酒といえばこれ、最近主流になりつつある酒米「吟風」が使われています。その他にも「彗星」「きたしずく」といった北海道産の酒米も最近は生産量が増えてきて、よく見かけるようになりましたね。
上川大雪酒造では、全ての酒米を北海道産としています。

【上川大雪酒造】十勝 純米吟醸

精米歩合60%と程よく削った純米吟醸。日本酒度や酵母は非公開です。シンプルなラベルですね。

程よくほんのり黄色みがかったお酒

火入れ酒みたいですが、酒屋では冷蔵販売されていたので、こちらは冷酒でいただきました。
上立ち香は割と強めなマスカット。口に含むと…、いややっぱり芳醇なマスカットだ!芳醇だけどしつこくない膨らみのある甘み、程よい酸味~からのガツンとどっしり感が来ます。このスピードの速さ、芳醇な甘み→どんと辛さがかなり早い速度で来ます。かなり力強いお酒です。後味に旨味が残り、さっと引く感じです。力強いけど、いつまでも残らないのが良いですね。

少し温度が上がると、甘みは和らぎますが、辛さは程よく残ります。一般に温度が上がる方が甘みは増すのですが、このお酒は逆に甘みが少し落ち着く方向に。これはこれでありです。
ということで、冷やしてもよし、やや常温に近い程度にするもよし。けっこう特徴的なお酒ですね。

上川大雪酒造のお酒は種類も豊富、焼酎も造っているそうです。なかなか精力的な酒蔵で、今後も注目したい酒蔵ですね。

フレッツ光クロス(10Gbps)開通しました。で、速度は?

フレッツ光クロス(10Gbps)が先月末開通しました。

XG-100NE稼働中


この12年程、フレッツ光の1Gbpsを使ってきましたが、10Gbpのフレッツ光クロスがスタートし、2023年5月にはひかり電話に対応、ぶら下がるネットワーク機器も増える一方なので、回線増強で切り替えることとし、10G BASE-Tや2.5G BASE-Tの有線LAN環境の準備は進めてきました。

実は先先週の帰省中に切替工事があり、既に開通していたのですが、帰省中に祖母が亡くなり、葬儀のためしばらく実家に留まったこともあって、実際に使ったのは先週の金曜日からです。
帰宅後すぐに、ONU&ルータを交換し、セットアップを行いました。

ONUに光ケーブルを接続、ONUから付属のLANケーブルでひかり電話対応レンタルルータ、XG-100NEのWAN端子に接続します。
電源を投入し、有線接続で、ルータにログインします。デフォルトのIPアドレスは192.168.1.1とこれまでのルータと変わりなし。まずはログインしてルータのパスワードの設定を行います。
プロバイダの設定については、使っているASAHIネットはIPoE方式のIPv4 over IPv6接続が基本となり、接続設定情報はプロバイダから自動的に配信されるため、ルータへのプロバイダのIDやパスワードの設定は不要です。
ただ、開通日から時間がたっていたせいか、この設定情報配信がされないため、プロバイダに再度設定情報を送るように、スマホの回線からアクセスして設定しました。
ASAHIネットの場合は、この設定を「IPv6接続機能 契約確認」のページから行えます。

IPv6接続機能 契約確認のページから再配信をクリック


待つこと15分後に、気が付いたらネットが使えるようになっていました。このあたり、特に何の前触れもないため、設定がうまくいっているのか否かが判断しづらいです。とりあえずネットが使えるようになりましたが、細かい設定をしていきます。

まずIPアドレスですが、我が家ではデスクトップPCとNAS(Network Attached Storage)、無線LAN AP(中継器含む)、テレビやレコーダーはIPアドレスを固定し、それ以外のノートPCやタブレット端末、スマホはDHCPによる自動IP割当としています。
DHCPが割り当てるアドレスを、便宜上192.168.1.xxスタートで、割当個数を指定しています。

また、XG-100NEの無線LANは11ax Draft版(Wifi6の先行版)搭載はしていますが、既に無線LAN APとしてWifi6対応のBuffaloのWXR-5950AX12を使用しており、同じリビング内で電波干渉を避けるため、設定をOFFにしておきました。
ところが、当初使えた無線LAN機能は、後日無線LANサービスを契約していないためエラー表示になりました。

無線LANのオプション契約しないと使えなくなるようです

プラスいくらか払えば無線LANは使えますが…、まあこのルータの無線LANも別に悪いものではないと思うので、市販の無線LANルータを持っていなければ、お金を払って無線LAN機能を使うのもありかなとは思います。

回線速度を測ってみる

メインPCから回線速度を測ってみました。現状、メインPCは2.5G BASE-Tの有線LAN接続で、10G回線をフルで使えるわけではありませんが、フレッツ光クロスの実際のスループットは2Gbps程度のようなので、今無理に10G BASE-TのLANカードを入れる必要もないかなと思いました。その為に高価なHubも追加したくないですし。

早朝で2Gbps前後のダウンロード速度が出ました。これはほぼ2.5G BASE-Tのスループットに近い値が出ています。

実際は、ネットの接続先の速度に依存するので、この数値が必ずしも出るわけではありませんが、Amazon Primeで動画を見つつ、複数の機器でインターネットにつないでも速度が落ちないという点で、回線増強にはなっていると思われます。

ちょっと月々の料金は上がりますが、ネット依存の時代なので、回線速度は速いに越したことはなく。
それにしても、ISDNの64Kbpsからネット回線スタートした身としては、夢みたいな数値ですね。

NIKKOR Z 180-600mmのレンズフードに溝ゴムを取り付けてみた

NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRでこれはないだろうという欠点の1つ、レンズフードのゴム縁が付いていなこと。

これ、ないが問題かというと、元々全長が長い望遠レンズ、フードをぶつけやすいのと、レンズを縦の状態で置く機会が多いこと。そのために、フードにゴム縁があると、フードを傷から守ることが出来ます。

望遠レンズはこんな感じで縦で一時的に置くことが多い

縦にして置くのは一時的ではありますが、重いレンズを一時的に足元に立てて置くことは、撮影現場でよくあることです。なので、全長の長い望遠レンズのフードには、ゴム斑がついている件が多いです。

FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSのレンズフードALC-SH157にはちゃんとゴム縁がついていますよ!

ライバルのSONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSのレンズフードALC-SH157にはちゃんとゴム縁がついています。フードも立派です。
対して、なんでNikonはそれが出来ないんですかね? これはAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRでも指摘していたことです。

溝ゴムをフードに取り付ける

ということで、自分でゴム縁を取り付けることにしました。調べると、やはり同じことを考えてDIYされている方がいるんですね。

これはナイスアイディア、ということで真似てみました。
まずはホームセンターで「溝ゴム」を買ってきました。

Hikariの溝ゴム KGV1-2がぴったりでした

このサイズの溝ゴムを買ってきました。サイズ的にもぴったりです。
これを動画にあるように、少し長めにカットして、レンズフードの縁にはめて最終的に長さを調整します。

薄手の両面テープは全種に巻かず部分部分にしました

両面テープを使わなくても、ゴムの力だけで結構しっかり着きますが、部分部分に薄手の両面テープを貼り付けました。きれいにやりたいなら全周着けたほうが凹凸がなくなります。

継ぎ目は仕方ないけど、まあまあきれいに仕上がりました

実際にレンズを立ててみました。

これこれ、これですわ。これが出来ないと。Nikon、何でこれをケチるかな? 当然中の人は分かっているはずなんですよ、こういう使い方をすることは。
単にコストダウンなんでしょうけど、これがSONYとの差ですよ。あちらはフード自体もしっかりしています。
HB-109も、ロックスイッチがついて外れにくくなったのは良いことなので、もう少ししっかりしたレンズフードにしてくださいよ~。
といことで、簡単でオススメの施工です。Z 180-600mmユーザーは是非この加工を行ってみてください。

【横田基地】23/9/3の記録 & Z 180-600mmのフィールドテスト

しばらく天気が悪そうなのと、9月10月は予定がかなり詰まっていて、撮影に行けるか微妙なので、週末にちょっと早起きして、久しぶりに横田基地で撮影してきました。
もちろん、AF-S 200-500mmとの入れ替えで導入したNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRのフィールドテストを兼ねています。
ボディはFW Ver4.01のNikon Z 9です。Z 8でも良かったのですが、比較的軽量の望遠ズームとはいえ、やはりそれなりの大きさのレンズだけに、Z 9との組み合わせの方がバランスよくホールドできます。

そしてこの日の横田基地、とても情報量が多い午前でした。

まずはRC-135Wジョイントリベット、信号情報収集機です。1962年より運用されている息の長い機体。続いてWC-135R コンスタント・フェニックス、大気収集機です。これらが飛ぶということは、演習、もしくは北朝鮮関連の情報収集なのかな?

おっとレンズテストですが、なかなかに安定した画質です。周辺減光も少なく、解像力、コントラストもよく出ています。このクラス望遠のズームレンズとしては、七かな良い印象です。AFも、相手が戦闘機ではないですし、よほどでフォーカスしていなければ問題ないでしょう。事前にレンズ側のL-Fnボタンにほぼ無限遠にフォーカスを動かすようカスタム設定したので、事前にこれを押しておけば、飛行機撮りに関して大失敗はないはずです。

いつものC-130J。ペラ機なので、シャッター速度は1/200秒程度に落としましたが、VR(手ぶれ補正)のモードは露光前センタリングしないSporsモード、これでもしっかり手ぶれ補正が効いて、かつ横方向のフレーミングでもフレームが置いてけぼりになるような不自然さは皆無、しっかり被写体を追うことが出来ます。
Z 9のブラックアウトフリーシャッターで、きちんと被写体を追いながら撮影出来るので、歩留まりが非常に高いです。このVR Sporsモード、AF-S 200-500mmよりさらに進化しています。ほんとフレーミングでブレないので、更にシャッタースピードを落とすことも容易そうです。これならペラ機やヘリの撮影でよりシャッタースピードを落として、躍動的なプロペラの表現ができそうです。

このあともやたらと上がりましたね。KC-135RにRC-135V、この日は古き良き4発機のオンパレードです。こんなにC-135系の機体を見たのは久しぶりです。いずれも1960年代の製造で、半世紀以上経過した機体です。後継機のB767ベースの機体が急ピッチで配備されても、まだまだC-135系の機体は多いのですね。
更に特殊用途のRC-135系は、簡単に代替機を作れないという事情もあるようです。

写真は夏の雲が生えて良い感じです。Z 180-600mmはこの手の撮影に最適ですね。相手が戦闘機と違って大きいので、ある程度引きの絵も欲しいとなると、ズームのレンズ法が便利なのは言うまでもないですし、Z 180-600mmのズームリングもとてもスムーズで、鏡胴が伸びないためホールドバランスの変化がないので、安定して構えられます。歩留まりの良い写真が撮れそうです。
色乗り、コントラスト、安定した手ぶれ補正、どれもこの価格のズームレンズとしてはよく出来ていますよ。

気温が上がってきて、離陸直後だと陽炎の影響が出ていたのは残念、この時期仕方ないですけどね。

そして最後、これが撮りたかった! オージー(オーストラリア)のP-8A哨戒機です。どうやら台風避難のため嘉手納から横田に来ていたのが、戻るようです。ということは、先に飛んだ米軍機も台風避難から嘉手納に戻る機体だったかな?

雲が多く晴れたり曇ったりでしたが、午前のギリギリのタイミングで逆光にならずに撮れました。これはラッキーでしたね。
B737ベースのP-8、見た目は…シンプルです。やはり4発機の方が迫力があっていいですね。

テスト撮影に行った割に、割と収穫のある撮影でした。
横田基地ならZ 180-600mmが威力を発揮しますね。ただ、フェンス抜きで撮影したいとなると、やはり明るい単焦点望遠に分がありそうです。そこは使い分けですね。

待ちに待ったNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR届きました

予約していたNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR、発売日がなかなか決まらなかったり、発売日の予告前に日程お漏らしがあったなど、まあちょっと最近いろんな品質がガタついているNikonですが、8月31日に発売日が決まり、当日届きました。
ええ、帰省が伸びてやっと帰ってきた当日です。

長いことロードマップに掲載されながら、3年以上販売されなかったレンズ。ライバルのSONYのFE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSがら随分遅れてしまったけど、まずは発売されたことにホッとします。

AF-S 200-500mmと比較する

Fマウントで、比較的安価な超望遠ズームレンズ、AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRから買い替える方も多そうです。自分もその一人で、実はすでに売却済みです。というのも、Z 180-600mmが発売されたら、下取りでAF-S 200-500mmが大量に中古市場に流れるのは目に見えており、買取価格の低下が予想できたから。実際、大手買取店でも2万円程度買取価格が下がりました。この1ヶ月で。売ろうとお考えなら、少し待ったほうが良いかもです。

またフィールドでの撮影ができていないので、手にとっての簡単な雑感を。

  • サイズ感は想定通り。鏡胴を縮めた状態のAF-S 200-500mmよりは全長は長め(267.5mm→315.5mm)だけど、ズーミングで伸びないので重心も安定している。
  • 外観の質感は値段からすれば良いと思う。
  • レンズフードはAF-S 200-500mmほどではないにしろ、ペナペナ感があり。相変わらず縁にゴムもついていなくて縦置きに考慮されていない。
  • 三脚座はAF-S 200-500mmよりは剛性感はあるが、相変わらず座面が小さいのが気になる。サード製に期待?
  • 三脚座にはこれまでのNikonのレンズと同様、90度ごとのクリックストップはない。
  • 三脚座のネジ穴は2個(1/4と3/8in各1個)あり、ここは1個だけ回転して緩みやすかったAF-S 200-500mmから進化。
  • AFスピードは、近接から遠景まではAF-S 200-500mmと同じくらい? 特段速くはないが、遅くてイライラするほどでもない。ここはもっと使ってから評価したいです。
  • AF音は無音、VR(手ぶれ補正)音もほぼ無音
  • 暗いズームなので、暗所AFはやや苦手で、速度がかなりゆっくりになる傾向(これはレンズのせいと言うよりZ 9の暗所AFの性能の悪さもあるけど)
  • NikonのZで多く採用されているAFモータのSTMだけど、ライバルは超音波モータやリニアモータをこのクラスでも採用しているのは気になるところ
  • VRは非常によく効くし、フレーミングで変に張り付く感覚もなくスムーズ
  • ズームリングの回転角が小さくズーミングが素早いのは◎
  • AF-S 200-500mmにはなかったL-Fnボタンが90度ずつ4つあるのが助かる。個人的にはフォーカスメモリーに設定し、フォーカスが抜けてしまった際に特定位置にメモリーさせて復帰できるのが良い。
  • MFの操作性はまずまず
  • スイッチはAF/MF切り替えとフォーカスリミッターのみ、Normal/Sportsモードの物理切替スイッチも欲しかった。スイッチがマウント側に寄りすぎなのは、体に当たって不要に切り替わるのを防いでいる? でも使いにくいような?

ベランダからテスト撮影

忙しくてまだまともに撮影はできていませんが、まず夜に撮ってみました。

Nikon Z 9 + NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR (f6.3 1/25 ISO25600)

まずは一番使われるであろう望遠端600mm、遠方に見えるマンションですが、600mmの手持ち撮影、シャッタースピードはわずか1/25秒ですが、手ブレなくしっかりと解像しています。等倍で見ると、マンションのベランダの欄干までしっかり写っています。

上の画像を切り出し

感度が上がってノイズは多めですが、しっかりと解像力が有り、コントラストも出ています。しかも絞り開放です。
絞り開放でこれだけ解像していれば十分です。以前使用していたSIGMA 150-600mm Sportsだと、600mmでの絞り開放はやや解像力が低下し、半段程度は絞る必要があったけど、このレンズに関しては絞り開放から行けそうです。

月を600mmで撮影し、クロップ。絞り開放で

ブルームーンです。色温度を2500K前後に設定。これも絞り開放ですが、特にフリンジなども発生せずしっかりと解像しました。
昔は望遠レンズは色んな意味で敷居が高いレンズでしたが、こんなにぱっと良いものが撮れてしまうのだから、時代は進化したものです。

風景を撮るのに何ら不自由はないですかね。S-Lineレンズではないですが、このクラスの望遠ズームとしては十分な性能を有しています。待った甲斐がありましたね。
早く飛行機を撮りに行きたいです。


現在どこも在庫切れです。年内は厳しいようです。キャンセル品がうまく出てきたらラッキーですかね。


函館、イカが捕れないようで…

昨日、長い帰省を終えて、実家函館から戻ってきました。本当は2泊3日の予定だったので、パソコンも持っていかず、必要最低限の荷物だったので、ブログアップもスマホからでしたが、やっぱりパソコンより小さな画面は操作性が今一歩ですね。

ってことで忙しくてアップできなかった8月29日の写真を。
この日は実家が葬式の前準備で忙しく、函館駅前の屋内プレイルームで子供たちを遊ばせるべく、その前にお土産を買ったり朝市に立ち寄ったりしていました。

しかし、今年の函館は暑い! もはや関東と変わらない気温。温暖化もあって、函館の名産物のイカが捕れないそうです。
実は息子は生け簀でイカ釣り体験がしたくて、見てみたのですが…

活イカの入荷なし

活イカの入荷がない! イカが捕れないらしく、ここのところ活イカの入荷がないそうです。お刺し身のイカなどは売ってはいますが。函館といえばイカなのですが、やはり温暖化による影響は海産物に影響が大きいようです。
逆に気温が上がったせいで、北海道ではワイナリーや酒蔵が増えているようで、特に米の収穫量が増えたおかげで、酒米の生産量も増えているようです。

朝市だけど昼めし、昼からビールを頂き、500円の海鮮丼を。観光地価格の店が多いけど、朝市2階のお店は価格も良心的です。500円丼は海鮮の量自体は少ないので、しっかり食べたいならもう少し高めの丼がおすすめです。

函館駅前の旧棒二森屋百貨店の建物は健在でした。創業は1869年(明治2年)、2019年で閉店したあとも、2022年1月までは函館駅前ビルとして一部が使われていましたが、現在は閉館しています。
2022年末から取り壊しが始まる予定でしたが、2023年8月時点で健在です。資材高騰により再開発の延期が決まったためで、建物解体も延期になっているようです。
しっかり管理されており、この日も暑かったせいか、各階の窓が開けられて換気されていました。

子供たちは屋内プレイルーム、はこだてキッズプラザで1日遊んで楽しかったようです。なにせ子供1人300円で遊び放題、関東ではありえない価格です。
函館で、しかも8月末で気温30度超え、湿度も高く、屋外で長時間遊ぶのは熱中症になりそうなので、こうしたプレイルームは良いですね。

はこだてキッズプラザにて

ということで、函館帰省も終了。子供たちは学校、大人は仕事再開です。