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新機種が出て一世代前になったASUS Zenfone 11 UltlaのカメラのRAW撮影を考察する

ASUSからZenfone 12 Ultlaが登場しました。私の使っているZenfone 11 Ultraも1世代前の機種になりましたね。とは言え、まだ更に1つ前のZenfone 10も販売中で、もうしばらくは併売されると思います。
12になって、eSIMやWiFi7対応、AIの機能がより進化したのがトピックですが、買い替えるほどのものでもないので、息子がスマホを持つようになったらところてん式に家庭内で入れ替えが発生するタイミングで考えるかなといったところです。

さて1世代前になってしまったZenfone 11 Ultraも併売なので、改めてZenfoneのカメラでのRAW撮影を考察します。
先日行ってきた入間基地のランウェイウォーク、広角はスマホで撮りまして、RAWでも撮ってみました。

Zenfone 11 UltraのRAW撮影、一見白飛び?色が薄い

まずこの1枚。

左がRAWデータの撮って出し、右が同時生成されるJPG撮って出し、いずれもWeb用に解像度は落としています。
RAWの方は白飛びしている用に見えるのと、色が薄いです。そしてJPGの方は雲の部分に階調は出ていますが、ホワイトバランスが緑寄り、シャープネス若干強めです。
どちらもそのままだとイマイチですね。

PhotoshopのCamera RAWで自分の好みに現像してみました。

どうでしょう、割とよくなりましたね。JPG撮って出しがこれくらいで出てくれたら文句ないのですが、なぜかRAW+JPGで撮ると、どちらも撮って出しがいまいちという…。
スライダーで比較してみるとこんな感じです。

左がJPG撮って出し、右がRAWを調整して出力した画像

こんなに違うのか、となります。RAWデータは割と懐が深く、白飛びしていると思った雲の部分に階調は残っているんですよね。JPG撮って出しで階調が出ていますし。デフォルトだとレタッチ向きにしているんでしょうか?

もう1枚別の写真を見てみましょう。

RAWのホワイトバランスは悪くないですが、やはり色は薄めですし、雲の部分は階調が出ていないように見えるのは先の画像と同じ傾向。JPG撮って出しはやっぱり青みが強いのと、階調が一見出ているように見える雲の部分もいきなり白飛びが発生していたします。

ではRAWを調整してみましょう。

ここまで良くなりました。小さなスマホのセンサでNikon Z9などを超える画素数の50Mピクセルなわけですが、意外にもクロップするとそれなりに解像度は出ていることがわかります。一昔前の50MPのスマホセンサ&レンズよりは確実に良くなっていますね。

ということで、JPG[撮って出しがもう少し良くなれば、Zenfone 11 Ultraのカメラもなかなか悪くないとは思います。
なぜか、RAW+JPGだとどちらもいまいちなんですよね。

JPG(8MP)だけならこんな感じ

普段はJPGの8MPの設定にしていますが、何故かこれだと色とか階調も悪くないのです。

若干青っぽいのはやはりこのカメラのクセなんでしょうね。とは言え順光なら悪くないですね。シャープネスは若干強めですが、SNSにアップする程度ならこの方がむしろ良いでしょう。

このカメラは普段はJPGのみで撮るほうが良さそうですね。そろそろHEIFにも対応してほしいですけど。


入間基地ランウェイウォーク2025に行ってきた

2025年のランウェイウォークも従来のような抽選ではなく一般開放となりましたので、天気を気にしつつ行ってきました。
おかげさまで今回は開始直後は晴れ、途中曇ったりしたものの、気温もぐっと上がって、これがギリギリの気温かもしれませんね。

何と言っても今回期待したのは、昨年度を持って退役したC-1輸送機を近くで見られる最後のチャンスだったから。

これを見せられると、展示することは予告されていたわけですから、それは楽しみです。
同日は横須賀でよこすかYYのりものフェスタ2025も開催されており、海上自衛隊横須賀基地で練習艦も公開されていて、本当は土曜日はそちらを見る予定だったのが荒天で中止、日曜日は開催されたので、結構悩んだのですが、結局入間基地に行きました。

そしてお目当てのC-1輸送機、スペマの002号機、最終生産機の031号機、EC-1の021号機とフルラインアップを見ることが出来ました。1機くらいは残すかもしれませんが、恐らく3機揃っての最後の公開となったでしょうね。

それではランウェイを歩きます。
今回、カメラはいつもの便利ズームセットのZ 24-200mmと180-600mmではなく、ちょい古いAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRIIを中心に撮影。便利ズームは良いのですが、航空祭ではないので、ある程度制約をもたせつつ高画質で撮影したかったので。
結果的に、明るいレンズで撮るのも良いね、となりました。

そして、中判フィルムのBRONICA S2も持ち込みました。ランウェイウォークは航空祭と違ってまったりゆったり撮影できそうなのは去年の経験でわかっていたので、三脚持ち込みもOKということで、ちょっと重くなるけどこれで撮影もしました。フィルム足りないよ~ってくらいに楽しみました。

気温はぐっと上昇し、最終的には27℃まで上がったようで。長袖だと暑かったな。アスファルトの上なのでどうしても体感気温はグッと上がりましたね。

普段撮れない衛星アンテナなどの施設も見られました。途中曇ったりもしたけど、結構暑かったので、曇ると少し体感気温も下がり、風も抜けて快適になりましたね。

毎日が航空祭? 内覧会実施中のこちらのお家、航空ファンが羨む立地

例の病院前の建売物件内覧会中、ランウェイから見るとこんな感じで、もう滑走路が丸見え。この物件を買ったら快適に撮影できそうですね。

R/W35エンドまで来ました。

ここまで2km、滑走路としては決して長い方ではないのですが、さすがに機材を持ってあちこち移動して撮りつつだと心地よい疲れが来ますね。
では戻りましょう。

そして今回自分にとっては初めて、C-2輸送機を改造した電波情報収集機RC-2を近くで見ることが出来ました。

それこそEC-1は退役近くなるまであまり近くで撮影できなかったのですが、RC-2に関してはこうして撮影できるのも、時代が変わったなぁと思います。
特徴的なコブの中に電波情報収集のためのアンテナがあるのでしょうね。

プロペラを外されたままのYS-11EAはすでに書類上昨年度いっぱいで退役しているはずです。これも正式に退役済みとなるので、もしかするとこれが見られる最後の機会だったかもしれませんね。YS-11EBはもうしばらく飛ぶでしょうね。

こういう機会で素晴らしい展示をしてくれた航空自衛隊入間基地の皆様に感謝です。C-1輸送機へのリスペクトがあったからこそですね。

お疲れ様でした。

【第一酒造】開華(かいか) 生酛 特別純米

GWに第一酒造で買ってきたお酒です。

クラシックな雰囲気漂うラベルですね。生酛造りは天然の乳酸菌を酒母に取り込んで、山卸しという米屋米麹をすりつぶす作業で乳酸菌を育てやすい環境にしていく、日本酒の伝統的な製法です。つまり手間がかかる上に、乳酸菌の育て方によっては酸味が強くなりすぎたり酵母が駄目になってしまうこともあるそうです。

そんな手間のかかる製法を現代も行っているのが生酛づくりのお酒、大好きなんですよね。乳酸菌が強い生酛造りの酸味が好きなんです。その酸味も酒によって傾向がかなり違います。

精米歩合59%、アルコール度数15度、酒米は日本名門酒会のHPよると自家水田による「ひとごこち」を使用しているようです。

これは常温から飲もうかな、ということでまずはそのまま常温でいただきました。
注ぐとふわっと生酛らしい乳酸菌を感じさせる柑橘系の上立香。口に含むと、適度な乳酸菌の酸味とともに甘みと旨味がぐっと押し寄せる。そして最後にこれまた適度な辛さと苦みがでます。どちらかと言うと辛口系のお酒なんですが、ことさら辛さを強調するわけではなくバランスが良いですね。

やはりここは温めてみようと温燗にしてみました。いいです。これこれ、ぐっと旨味と甘味も出てきて、中庸のバランスに。アルコール臭さもあまり鼻につかないです。
温め過ぎないこのくらいがバランスが良いですね。こういうお酒を普段のみにしたいですね。
開華、東京でも自分の行く酒屋近辺だとあまり見かけないんですよね。ってことでまた栃木、佐野方面に行ったら買ってこよう。


一升瓶で買えばよかったなぁ。一升瓶のラインアップは残念ながらないそうです。燗酒部門で金賞受賞のお酒です。冷やしても温めても美味しい懐の深いお酒です。

北米モデルだけど結局最後のPioneerドライブを手に入れた BDR-XD08UMB-S

Pioneerが長年製造してきた光学ドライブの製造を終了させたというアナウンスが入ったのが2025年4月、すでに国内市場在庫はなく、あっても価格高騰してしまったBDドライブですが…海外に目を向けると、円安とは言えアメリカ流通品なら日本モデルより送料が入ってもむしろ安いくらいなので、買ってしまいました。

Pioneer BDR-XD08UMB-Sです。BDR-XD08MB-Sの北米市場モデルです。中身は日本向けと同じでしょう。リージョンコードは新品時は未設定なので、DVD再生も問題ありません。付属ソフトが英語版ですが、ソフトは持っているので使わないですし、多分ダウンロードしてインストールは日本語版も可能なんじゃないかなとは思っていますが、そこは試していないのでなんともです。

表面押し上げが加水分解しそうなラバーコーティングなのが不安ですが…

昔のDiscmanを彷彿とさせる上がパカッと開くクラムシェルデザイン

この前買ったIO DATAのは一般的はフロントローディングですが、今回はカパッと上が開く、昔のポータブルCDぷれーやーのDiscmanなどを彷彿とさせる、といっても20代以下の人にはピンとこないですよね。
↓こういう感じのです。これは最強だったSONY Diskman D-Z555、当時5万円近い値段はポータブルでは高額な部類で、グライコ搭載というのがすごかった。

ここまでではないにしろ、PioneerのドライブなのでPureRead4+といった音楽ディスク読み取り能力の高さを謳っています。

音楽CDのデータを忠実に読み取る「PureRead」 こういうこだわりのものがどんどん無くなっていくんですね

傷に強い読み取りが可能だそうです。CDは登場当時半永久に持つと言われていましたが80年代は製造技術が安定していないものもあり、レーベル面の傷に弱く、傷から湿気が入ってアルミ層が腐食して聴けなくなるというのもチラホラ聞かれる話です。90年代以降の製造だと、こうした品質不良も少なくなりましたが、レーベル面の傷は実は信号面側より深刻だったりします。

手持ちのものでは1枚だけ、レーベル面に傷が入ってそこからアルミ層が腐食してしまったものがあります。時間が経つに連れ腐食が進行してしまうのですよね。
サブスクがないとか、再販などされていないCDは、データバックアップしておいたほうが良いかもですね。

Pioneerと言えばハニカム構造

80年代以降のPioneerってハニカム構造が大好きなんです。オーディオ機器のシャシーなどにこぞって採用していましたが、まさか21世紀も四半世紀過ぎた今もそれにお目にかかれるとは。

申し訳程度ですが、Pioneerのアイデンティティのハニカム構造を思わせるデザイン。泣かせますねぇ。大切に使いたいと思います。
もっとも、音楽CDを買う機会って本当に減ってしまいましたね。とはいえ音楽関係は最近はBD販売も多いので、それなりには活躍するでしょう。


Amazonで買えますが、実は向こうのオークションサイトなどで買って輸送費考えてもそっちのほうがちょっと安いかも。日本国内では保証を受けられないので注意が必要ですが、ものは国内モデルと同じです。

クロスバイクで望遠レンズ輸送システム完成!

KhodaaBloomのクロスバイク、RAIL DISK EX LIMITEDを購入して半年、通勤やら撮影の移動用として使っていますが、やっと理想の望遠レンズ輸送システムを完成させました。

デデン!(効果音w)

リアキャリアに縦長カゴを装着

とまあこんな感じです。ホームセンターで見つけた縦長カゴが、望遠レンズバッグのNikon CL-L2がすっぽり入る寸法だったのです。メッチャクチャAmazonで探していてあっさりホームセンターで見つけました。現物確認、実店舗、大事ですね。

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で、買ったものをAmazonで調べたら売っていました。

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縦長リヤカゴ、51cmの縦長で、ちょうどレンズバッグが50cmくらい、ぴったりです。

クロスバイクには、ディスクブレーキ車用のリアラックTOPEAKのSUPER TOURIST DX TUBULAR RACKを取り付けています。

このリアラックの便利なところは、クイックトラックシステムというスライドさせてリアラックに取り付けできるシステムがあり、荷台にカゴなどを必要に応じて簡単に取付け、取外しができるところです。

縦長カゴをTOPEAKのクイックトラック化するためFIXER 6を仕様

縦長カゴは、通常の自転車の荷台に取り付けることが前提ですが、これを自己責任でTOPEAKのクイックトラックシステムに対応させるため、FIXER 6というアタッチメントを使用しています。
もちろん、縦長カゴに完全に適合するわけではないので、やや無理矢理感はあります。ここは自己責任ですね。

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これを使うことで、カゴを簡単につけ外しできます。用途に応じて色々カゴを付け替えられて便利です。

このシステムにより、自分で望遠レンズをリュックで背負う+カゴにもう1本の望遠レンズ+カメラが入ったバッグを載せられて便利です。AF-S 600mm f/4GとNIKKOR Z 180-600mm、それぞれにカメラを付けた状態で移動できるようになりました! 撮影で大活躍です。
ようやく理想の望遠レンズ輸送システムが完成しました。これで自転車移動での撮影の幅が広がりますね。

【CAINZ】早稲田の杜 PURE MALT WHISKY

ホームセンターのCAINZによく行くのですが、最近お酒コーナをぶらついていて、次のウイスキー何にしようかなと思って探していたら、えっナニコレ? CAINZブランドのウイスキーがあるじゃん!?となって、つい買ってしまいました。

プライベートブランドのお酒なんて、安物の某大手スーパーの甲類焼酎とかのイメージですが、まさかのウイスキーです。しかもモルトです!

お値段はサントリーのオールドよりちょい安い程度の2180円です。プラーベートブランドだから決して安いわけではないのです。しかもモルトウイスキーなので、それなりに金はかかっているはず。

「早稲田の杜」の名前の由来は、CAINZの本社がある埼玉県本庄市早稲田の杜の地名に由来しているようですね。ここは早稲田大学のキャンパスもあることから、早稲田大学とコラボし公認を得ているそうです。なのでラベルには早稲田大学の校章も入っています。
CAINZの通販サイトには、「イギリスの地で熟成、蒸溜されたスコッチウイスキーをベースにしたモルト原酒100%のピュアモルトウイスキーです。」とあります。スコッチをベースとし、ベトナムと日本のモルトウイスキーをブレンドしているようです。かなり本格的ですね。

このクラスの値段だとブレンデッド(モルトとグレーンウイスキーの混合)が多いだけに、モルトウイスキーというのはなかなかこだわりがありそうです。
製造は山梨県韮崎市に工場を持つのサン.フーズで、ここは自社でもウイスキーやワインを販売しています。なんとなく同社の製品である富士ヶ嶺のOEMかと思いましたが、アルコール度数が違うことから、ブレンドの仕方に違いがあると思われます。飲んだことがないのでなんとも言えませんが。

最初にストレートで頂きました。まず香りは干しブドウやチョコレートような甘みを感じます。ピート感は少々。なかなか良いではないか。
口に含むと、味わいとしては甘めで、ピート感は低め。ブドウやチョコレートの甘味、そして苦みはサラッと。後から辛さ、アルコールを感じます。ストレートでもクセはなくフルーティで飲みやすい、あまり熟成はさせていない感じで、これは値段なりと言えますが、さらりと飲めるので万人向けな味付けでしょうね

ロックではやや味わいが後退したかな? 個人的にはストレートのほうが好きです。
そして水割り1:3では…やっぱり味わい薄めで、さっぱり飲みたい人向けでしょうね。ここはストレートで飲みやすかった分裏目に出ている感じはあります。

最後にハイボールで。1:3で割って飲むと、これはこれでありですね。フルーティさよりも、ちょっと酸味や辛さと苦みが、水割りよりむしろ感じます。なんかこう、更にレモンを加えたい感じです。

ということで、ストレートで飲むのとハイボール、これがおすすめの飲み方かな個人的に。
2千円ちょっとのモルトウイスキー故に、恐らく熟成度の高くはない原酒をブレンドしたのでしょうね。この価格のモルトなので四の五の言わず、楽しめば良いかなと思います。
ただ、2千円台なので、モルト・ブレンデッド含めライバルは多いですからね。

静浜基地航空祭2025に行ってきた

天気予報が大雨で行くかどうか迷った静浜基地。2日前に予報が変わって大雨は朝まで、ということでこの予報に賭けて行ってきました。
午前8時まで大雨が降っていてこれは無理かなと思っていたら、雨が止み、それどころか晴れ間も見えて、状況開始!ってことで撮影ポイントへ。

実は静浜基地撮影は初めて。事前にGoogleマップで確認していましたが、やっぱり現地に来てみると色々想像と違いますね。
T-4の事故があったためか、内容は色々変更が入ったようですが、それでも中止にならずに開催してくれたことに感謝です。

オープニングフライトは9時からの予定でしたが、まず2機のT-7が上がりました。どうやら無線を聞くに、上空の天候確認なども行っていたようです。

この時には嘘のように青空も出てきて日差しが照っていました。雨が降らないだけで終始曇り予報だったのですが、見事に晴れましたね。

そして展示飛行開始。T-7はスバルが開発したT-3練習機をさらに改良した機体で、航空自衛隊のパイロット訓練生が最初に乗る初級練習機です。
スピードは当然遅いけど、戦闘機より旋回半径が小さく、プロペラを止めたくないのでシャッタースピードを下げなければならないので、望遠レンズ撮影にとっては難易度の高い機体です。ある意味戦闘機より難しい面もあります。

オープニングフライトは見事に晴れてなかなか良かったです。そして難しい撮影。プロペラ機は斜め後ろ姿も生えますね。

元々この後予定されていたT-4は事故の影響もありT-4時代が飛べないため中止でしたが、浜松救難隊のU-125A、百里基地から来る予定だった3SQのF-2も結局キャンセルになったようです。また、C-2輸送機、C-130H輸送機やKC-767給油機のフライトもキャンセルとなったようです。
ただ、飛行開発実験団(通称飛実)のF-15J (32-8941)とF-2B (03-8105)はフライトを実施。予定では2機での機動飛行だったのが、編隊航過1回と、各機が別々に機動飛行を実施しました。

この頃からまた雲が来てしまったのが残念でした。F-2Bはこの撮影ポイントでは遠すぎ近すぎといった具合でしたね。今回は初めてなのでよくわからなかったけど、次回以降は少しポイントを変えて撮りたいですね。

この後移動しつつUH-60Jの救難展示を見たりしながら基地内へ。

静岡県警のA109Eを見つつ、最後のT-7編隊飛行へ。

曇りなのが残念だったけど、雨が降らず良かった! 基地内も売店辺りはかなりぬかるんでいて、あの大雨の早朝によくテントを設置したなぁと思いました。

そして午後、密かに楽しみにしていたT-7Jrを見れて満足でした。

ええやん! 編隊飛行ならぬ編隊走行。昔ブイブイ言わせていたw隊員さんもいたのかな?

ってことで、強行軍で撮影に行ってきましたが、のんびりした雰囲気で良かったです。ブルーインパルスが来ていたら、もっと混んでいたでしょうけど(同日ブルーインパルスが行く予定だった別の航空祭は中止)、また行きたいなと思いました。静岡グルメもあるしね。

週末行ってきたところ 池袋でBBQ

最近東京はビルの屋上でBBQ出来るところ、多いですね。職場のイベントで池袋に行ってきました。

池袋楽園タウンの庭

パチンコ屋のお屋上だったりします。そんなに広くはないですが、雨が降っても問題ないです。

焼き肉主体と思いきや、スキレットでブロック肉を蒸焼きしたり、マシュマロを焼けたり工夫はされています。
野菜が一切なく肉ばかりとかは、ちょっと不満でした。持ち込みはNGと聞いていましたが、実際はOKででした。

自腹だと少々不満があるものの、職場イベントで安かったので結果オーライかな?

RICOH GR IV発表に見えるSONY APS-Cセンサの世代交代とPENTAXの今後

実を言うと、RICOHのGRシリーズはかつて一度も手に入れたことはありません。

1994年のRICOH GR1からGRは始まった


昔からRICOHはコンパクトカメラを多く出しているメーカーでしたが、ちょうど自分が写真を始めた90年代後半、フィルムのGR1やその改良型GR1sが登場しました。
当時もコンパクトながら高性能なレンズを搭載し、評判が高かったのですが、GRシリーズをこれまで買わなかった理由はただ1点、28mm単焦点レンズだということ。
個人的に35mm好きなので、28mmはやや画角が広すぎるんですよね。
とは言えあのシンプルでスマートなポケットサイズのカメラは魅力なのは確かです。いつも欲しいとは思っているんです。
2005年にデジタル化され1/1.7型CCDを搭載したGR DIGITALシリーズを経て、センサがAPS-CサイズになったGRシリーズが発売され、2018年に発売のGR IIIがこれまでの最新機種でした。これをベースとした派生モデルも登場しています。

そして2025年5月22日RICOH GR IVの開発が発表されました。2025年秋発売予定です。

RICOH GR IV

GR IIIは部品調達の都合で7月で製造終了する

2018年から7年間の長きにわたって生産されてきたGR IIIシリーズですが、長く売れ続けているカメラで、2024年3月には生産が追い付かず受注の一時停止同年8月に一部受注再開となりましたが、以降も慢性的に在庫不足が続いて抽選販売も実施されていましたが、2025年7月に部品調達の都合で製造終了するとのアナウンスがありました。
ただし、焦点距離40mm相当のレンズを搭載するGR IIIxは当面の間、製造・販売を継続とのことです。

さて部品調達の都合とは何か?
1つはイメージセンサではないかと思われます。
というのも、今回GR IVでは2600万画素のセンサを採用しています。GR IIIやその他Canonを除く2400万画素クラスのAPS-Cセンサを搭載するカメラは、センサがSONY製と言われていますが、既にソニーセミコンダクタのラインアップにAPS-Cの2400万画素の掲載はなく、2600万画素センサになっています。
このAPS-C 2600万画素センサは現行のカメラではSONYとFujifilmで採用されています。

https://www.sony-semicon.com/ja/products/is/camera/index.html 中央のIMX571が外販されているAPS-Cの2600万画素センサ

この部品調達の都合とは、APS-C 2400万画素のイメージセンサが含まれているのではないかと思われます。もちろんあくまでも推測ですけどね。
生産数の少ないGR IIIx用と補修部品用として2400万画素イメージセンサの在庫を残して、GR IIIは販売終了してGR IVに移行するのかもしれません。
レンズの調達都合という可能性も0ではないですが(GR IVではレンズの光学設計が変更となる)。

既にAPS-Cの2400万画素センサを搭載するカメラはラインアップが少なくなっており、SONYだと2019年発売の古いα6400と2023年発売のVLOGCAM ZV-E10のみ、そしてRICOHグループとなったPENTAXは2022年発売のKFに搭載されています。
Nikonに至っては、APS-Cセンサ搭載カメラの現行品は、一眼レフもミラーレスも2088万画素センサで、逆に2400万画素搭載のカメラは販売終了しています。
2016年発売のD500からの古い2088万画素のほうが長く使われ、最新のZ50IIにも採用されているのが面白いです。よほどセンサの素性が良かったんでしょうね。
そしてFujifilmも現行ラインアップに2400万画素センサはありません。
PanasonicはAPS-Cのラインアップはなく、Canonは自社製造センサです。

PENTAXの一眼レフ、どうなる?

PENTAX KFは今後どうなる?

SONYの2機種は既に2600万画素センサ搭載の後継機種が発売されていますが、PENTAX KFは…どうなるんでしょうね?
PENTAXのデジタル一眼レフはラインナップがすでに3機種しかなく、次期モデルの噂も聞こえてこない状況です。

2025年5月現在のPENTAXの一眼レフは3機種

同じSONY製の2400万画素センサと思われるGR IIIが後継機種を発表する中、PENTAX KFは後継機種の話が今のところないんですよね。2022年発売でまだ古いわけではないともありますが。
RICOHグループとしては、2400万画素センサの在庫は恐らくGR IIIxとPENTAX KF用にある程度確保はしているでしょうけど、今KFってどれだけ製造されているのでしょう?
製造が追いつかないGR IIIと比較して、KFの製造は…果たしてどの程度行われているのでしょうね?
そしてこのままKFが生産完了すると、PENTAXのラインアップは設計の古いフルサイズの3600万画素センサを搭載するK-1II、APS-Cの2600万画素だけどニッチなモノクロセンサを搭載するK-3 Mark III Monochromeしかなくなってしまいます。
一眼レフを継続すると宣言したPENTAXですが、このままだとPENTAXのレンズ交換式カメラが消滅してしまいそうです。
PENTAXブランドでは防水コンデジのWGシリーズ、フィルムハーフ判のPENTAX 17がありますが、フィルムカメラの次が果たしてあるのか、その前にやるべきことがあるんじゃないの?一眼レフとかさぁ、と思ってしまいますし、いやもしかしたらAPS-C一眼レフを開発中なのかもしれません。

最後に残る一眼レフカメラがPENTAXと思っていただけに、ちょっとPENTAXの動向が心配ですね。
CanonもNikonも一眼レフは残り3機種で、2社とももう新規開発はないでしょうから。そうなるとやっぱり一眼レフはロストテクノロジーになっていくんでしょうね…

2025年5月現在、Canonの一眼レフは3機種
2025年5月現在、Nikonの一眼レフは3機種

最後までの残る一眼レフはどれかな? 私も使っているD850ももう8年近く販売中です。

EIZO ColorEdge CS2740、電源不調

個人的メモです。2020年12月13日発注、16日到着のEIZO ColorEdge CS2740ですが、ここ2週間ほど、PCの電源を入れると待機状態から復帰せず、電源のLEDランプが橙4回白1回の点滅をして表示されない状態になっています。
主電源を一度切って入れ直すと、正常に表示されることもあれば表示できずLED点滅点滅になることも。

2020年12月購入当時

サポートの情報を見ても、電源を入れ直す、ケーブルを変えてみるくらいしか書かれておらず、何も接続していない状態で電源を入れても発生するため、これは明らかに不具合ですね。

2024年11月に、液晶内に異物が入り、パネル交換をしています。ColorEdgeシリーズは業務用としても使われる機種なので、保証期間が長いです。CS2740は5年保証となっています。

他メーカーだと、この手のハードウェアキャリブレーション対応モニタであっても3年保証が多く、長期間使うディスプレイとしては5年保証は嬉しいですね。

しかもColorEdgeシリーズは修理期間中の代替機貸出にも対応しています。

今回も代替機を依頼します。故障は残念ですが、長期保証は助かりますね。前に使っていたNECのLCD2690WUXiは12年間ノントラブルでしたが。