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嫁車エスティマCVTF交換&オイルパン洗浄・ストレーナ交換した

14年目を迎えた嫁車エスティマ、走行距離は102,000kmを超えました。
CVFTを前回交換したのは2017年8月、距離は65,000km手前でした。あれから5年近く経過し、距離も10万キロを超えたので、そろそろ2回目の交換を行うことにしました。
前回は、CVFTのトルコン太郎による圧送交換のみで、CVTFはWAKO’Sを使用し、この時は交換後の効果は絶大で、とにかくトルクが抜けた感じがなくなり、しっかりとパワーを伝達できるようになった印象でした。
今回は、10万キロ超えのため、更にオイルパンを外してストレーナ交換、オイルパン洗浄をしてもらうことにしました。費用は10万円を超えますが、長く乗るためには必要な整備です。このあたり、MT車と違って、オートマ車は金がかかりますね。もっとも、BEVの時代になれば、この手の整備もなくなるわけですが。

依頼したのはこのお店で、トルコン太郎で検索すると上位に出てきますね。
なんでもトルコン太郎を導入したのがここ4年位だそうです。自分が最初にトルコン太郎で検索したときには、まだ導入しているお店が少なかったのですが、最近増えてきていますね。

施工後の説明も非常に丁寧で、たくさんの写真を撮って作業状況を説明してくれた上に、写真データもお持ち帰りできました。写真の枚数が多いので、ごく一部を掲載します。写真は車屋さんが撮影したものです。

エラーコードの確認

交換作業に入る前に、CAN(Controller Area Network)からエラーコードの確認をします。この段階でトランスミッションなどにエラーが発生していると、まずはその修理を行わなければならないそうです。

問題ないそうです。「ボディー」が2となっていて、過去のエラーコードが表示されていますが、これらはあくまで過去のコードなので、現状は問題ないそうです。

CVTオイルパンを取り外し洗浄

ジャッキアップして、CVTFを抜き、オイルパンを外します。ストレーナを取り外して内部洗浄します。
ソレノイドとかはオイルに浸っているのですね。

まず現状のCVTFの汚れ具合。

前回から5年37,000kmなので、黒くはなっているけど、現状のオイルが通っているトルコン太郎のクリーナーモニター側オイルフィルタがうっすら見えています。これが10万キロ無交換だと、真っ黒なんだそうです。つまり、現時点での状態は悪くはないそうです。これは、前回交換でWAKO’SのCVTFを使ってトルコン太郎で交換したからでしょうとのこと。

オイルパン洗浄、前回交換からまだ4万キロ行かない程度なので、わりかしきれいな状態のようですが、それでも黒いスラッジがついているのが確認できます。

オイルパン内部に取り付けられたマグネットには、真っ黒な摩耗粉がびっしり着いていました。これらは交換し、オイルパンを洗浄します。

トルコン太郎でCVTF交換作業

洗浄したオイルパンを取り付けたら、トルコン太郎を取り付け、洗浄用の一番価格の安い、純正と同等のアイシンCVTFを入れます。エスティマの場合、4.5Lとのことで、プラス1L多く入れた後に、プレ洗浄を行います。


トルコン太郎には洗浄用のアイシンのCVTFを10L使用し、これでプレ洗浄を行います。オイル経路内に溜まったスラッジが流れ出しますが、このトルコン太郎のフィルタを通すことで、スラッジはCVTに戻ることなく洗浄されていく仕組みです。古いオイルは廃油モニターを通じて回収されます。このプレ洗浄でも、循環したオイルは真っ黒にならない程度だったので、汚れはさほど多くはないようです。これも、5年前にWAKO’SのCVTFを使用しているため、純正CVTFより劣化が少ないからだそうです。真っ黒で汚れが多い場合は、何度か交換作業を繰り返します(その分CVTFを使うのでお金もかかります)。

大方のスラッジが取り切れたら、本命のCVTFである、WAKO’SのプレミアムSをトルコン太郎につなぎ、圧送循環させます。
この循環で、CVTの中のオイルはWAKO’Sに入れ替わりつつ、更に循環させてスラッジを除去します。こちらもオイルを10L使用します。これがお金のかかる部分なわけですが、確実に洗浄できる方法なんですね。プレ洗浄でもだいぶきれいになりましたが、本命のWAKO’Sを入れて循環させると、更に中央のクリーナーモニターのオイルがきれいになっていくのがわかります。
最終的には、新油と内部オイルの状態がほぼ同じくらいになるまでに洗浄されました。

最後にトルコン太郎を取り外し、更にオイルを1L追加。一度CVTを冷風機で強制冷却後、エンジンを掛けてオイルを循環させ、油温35℃まで上げた後に、オーバーフローバルブを開けて、余分な量のCVTFを排出し、作業完了となります。(CVTFは30~40℃の状態でオイル量を調整する)

最後にセンサ類の初期化をして完了

最後に、CVTに関連するセンサの初期化を行います。メーカー整備書では、CVT本体やECUの交換を行わない、CVTF交換時には特に初期化は指定されていないようですが、新油となっていることから、初期化は行っているとのことでした。
非常に手間のかかる作業ですが、9時過ぎに預けて、15時半には作業終了だったので、休憩時間を挟んで6時間程度で作業完了のようです。

CVTF新旧の状態

元々WAKO’SのCVTFを使っていたのと、前回交換からの走行距離は4万キロ行っていないためか汚れが酷くはなかったので、交換後の差は体感しにくいかもしれません、馴染むのに1000km程度は走る必要があるとの話でしたが、さてファーストインプレッションは?

劇的ではないが体感はできる変化

まずクルマの動きが滑らかになりました。WAKO’SのCVTFは耐久性がかなり高いとの話でしたが、それでも交換後はトルク感が増しています。クルマのギクシャクが減って、滑らかになっています。
今回、CVTのECUも初期化したので、学習にはそれなりの距離を走る必要はありますが、交換後300km走って、交換による効果は体感できました。やる価値はありますし、もし10万キロ無交換だとしたら、劇的に変化するはずです。
これまでATFやCVTFを未交換であれば、是非交換をおすすめします。MT車は基本MTF交換のみで問題ないですが、ATやCVTは内部が迷路のように経路が細くなっていて、構造的にスラッジが溜まりやすいですから。

CVTF交換で出てきた代車「スズキ・ワゴンRスマイル」が殊の外良かった話

嫁車エスティマ、13年を経過し、走行距離も10万キロを超えました。
そろそろメンテナンスしなければなと思っていたCVTフルード(CVTF)の交換。前回は2017年に、6万4千キロでトルコン太郎による圧送交換を実施しています。
あれから5年、4万キロ近く走ったため、そろそろ2回目の交換が必要かなと。

前回は、CVTFのみの圧送交換でしたが、今回は13年10万キロを超えたため、CVTのオイルパン洗浄とストレーナ交換も含めた本格メンテナンスを依頼しました。
そのあたりの話は次回に書きたいと思います。

さて今回依頼した車屋さん、街の整備工場といった趣で規模は小さいですが、交換実績数も多く、そして代車を依頼したら、なんとまだ新しいスズキ・ワゴンR スマイルでした。10年落ちのコンパクトカーでも出てくると思ったら意外でした。
しかも、グレードも一番上のHYBRID Xのようです。

おっさんが乗るには可愛すぎだろ!

見た目は…おっさんが乗るにはラブリーすぎですね(笑) 主なターゲットは小さな子供のいるママなのでしょうね。
ワゴンRの名前がついていますが、デザインは全く異なり、リアドアもスライドドアになっています(ワゴンR はリアもヒンジドア)。デザインは、どちらかというとスペーシアの屋根を低くした感じでしょうか。
最新の軽自動車に乗るのは久しぶりです。最近は乗ったとしても、職場にある初代初期型の10年近く前のN-BOXなので、軽自動車10年の進化は感じられるかな?

軽自動車が安っぽいエンジン音を出すのは昔の話に

まず走り出してびっくり、一昔前のNAの軽自動車と言えば、パワーが無いので回転で稼ぐしかなく、ギュイーンと安っぽい音を立てるのですが、全然そういう安っぽい音はしないですね。エンジン音そのものは、回せばそれなりにありますが、音の質感が甲高くなく、どちらかというと1.3Lクラスのコンパクトカーに近い印象。
個の音だけでも質感がよく感じます。静粛性も、軽自動車としてはなかなか良いです。

HYBRID Xというグレードだけに、ハイブリッドエンジンです。ただ、エンジン出力が36kW〈49PS〉/ 6,500rpm, 58N・m〈5.9kg・m〉/ 5,000rpmなのに対し、モーターの出力は1.9kW〈2.6PS〉/ 1,500rpm, 40N・m〈4.1kg・m〉/ 100rpmと、ほとんど発進時のトルクを補う程度で、ターボ車のようなパワーがぐんと立ち上がる感じはありません。
ぶっちゃけ、アシストしてる? という感じですが、加速状況に応じて30~60km/hまでアシストは入っているようです。
ただ、アクセルを抜くと、わりと回生が入って減速しやすいですね。すぐに回生でバッテリの充電量も上がるので、バッテリ自体の容量も低いようです(3Ahしかない)。

そんな感じなので、一般道の法定速度60km/hまでの走行は、まあ不満なく走れます。ただ、いざという時の瞬発力は、そこはNAエンジンの軽自動車らしく、一人乗車でもACオンだと苦しめです。あくまで、街乗りの範囲で快適に走れる、というチューニングのようです。

内装の質感も必要十分

内装の質感も悪くない

内装、今どきの車だなと思うのが、純正ナビの画面が大きく、そして全方向のカメラが付いていて、車の状況を俯瞰した状態でモニタに表示できることです。
軽自動車なので、サイズ的にも見切りはそんなに悪くはないけど、運転苦手なママにはぴったりなんでしょうね。
内装は、今どきのクルマらしく、ステッチは偽物ですが、柔らかい表皮となっていて、一昔前のプラスチックむき出し感がないのもよいですね。
ステアリングが、最上級グレードなのにウレタンなのだけが残念だけど、このクルマのコンセプトは街乗り主体だから、長時間ステアリングを握るような走りはあまり想定していない感じですね。

純正ナビは、メーカー名は入っていませんが、恐らくパイオニア製ですね。表示や挙動など、サイバーナビとそっくりです。

足は案外固め?

ここは軽自動車だな~と感じさせる部分。道路の継ぎ目を通過するときに、案外ドタドタとします。ダンパーが細かく速い動きについてきてないです。その割にロールがあるので、峠道を走るクルマではないですね。
ガチャガチャ安っぽいノイズを発しないので、うまくごまかせている感じですが、このあたりはコストダウンをそれなりに感じる部分です。

実燃費は渋滞走行で19km/Lくらい

国道17号線、部分的に渋滞走行、トータルで60km走って、車載燃費計で19.3km/Lでした。返却前にガソリンはきっかり3L入ったので、だいたい燃費計に近い数値ですね。渋滞走行しつつ、ACオンでこの数値なら悪くないですね。

街乗りならこれで十分

今まで軽自動車の一番キライな部分だった、ギュイーンという安っぽいエンジン音がない、これだけでだいぶ印象が違います。あの安っぽい音が嫌いで、絶対に乗りたくないのが軽自動車でしたが、このクルマなら、「街乗り限定」であれば、特に不満なく乗れそうです。今や軽自動車は新車の半分の割合とも言われていますが、そりゃ売れるような~という印象です。
初代N-BOXよりもよく出来ています。ということは、乗ったことはないけれど、現行N-BOXもそうとう良いのだろうなと思います。
自分は長距離走行が多いので、まだ軽自動車を選択するということはないけれど、栃木に戻った際には、セカンドカーは軽自動車で十分かな~。

第3回 ヘイワールド‼昭和平成クラシックカーフェスティバル2022に行ってきた2

1回では載せきれないほど写真を撮ってきたので、その2ということで。

国産勢、昭和に混じって平成1桁車も旧車に仲間入りする時代になりました。シビックのEG6は欲しかったなぁ。と言うか今でも欲しいのですが、なかなか良い個体はなくなってきましたね。この個体は内装も良好でした。

外国車も多いですが、外国車はこだわって乗っている方が多いので、旧車も比較的見かけますが、ここに来ているクルマはどれもオーナーさんのこだわりがありますね。
それにしても、初代セリカのガルウイング、内装まで手を入れているのはすごいですね。

個人的に刺さるクルマは、30系のグロリア、しかもターボです。今回別ブースで販売していた当時のカタログも手に入れました。
あと、なにげに大衆車の旧車と言うのも刺さりますね。たくさん販売されたのに、現存する個体は少なかったりします。

旧車でも国産の50年代とか外国車はあまり詳しくないですが、昨年度放送していたテレビ番組で見かけたダットサンブルーバードも展示されていて、しかもこの台数です。自走してくるわけですから、恐れ入ります。
あと、モーガンの3ホイーラーもかっこよいですね。こんなクラシックなスタイルながら、80年間作り続けられ、実はつい最近生産終了したということ。この個体は新しそうです。WebCGにも載っているモーガンと同じカラーですね。

とにかく見ていて飽きないですね。
この日は150台ほど集結したようで、一般駐車場にも参加していないけど旧車で来ている方もちらほら見かけました。皆さん仲間に会いに来たり、情報収集しているみたいです。

さて個人的には、30/31系セドグロや、初代レジェンド(しかもマイナー後にあったV6ウイングターボ狙い)が、現実的に乗ってみたい旧車で、特に初代レジェンドのウイングターボが欲しいのですが、超マイナー車なので、そうそう出てこないですね。

ということで、カタログを買って帰りましたが、この手のイベントはまた行きたいですね。

第3回 ヘイワールド‼昭和平成クラシックカーフェスティバル2022に行ってきた

GW休みの最終日は、ふと思い立って、埼玉県は北本市のショッピングモール、ヘイワールドの屋上で開催されていた、クラシックカーフェスティバルに行ってきました。

※個人が分かる写真はモザイク処理させていただきましたが、車両のナンバープレートについては特に処理しておりません。不都合のある方は、コメント欄に記載していただければと思います。

入っていきなりこんな感じです。デロリアンにロータスヨーロッパ。

もうこれだけでお腹いっぱいですが、まだ1/4も見ていないのです。

いやいや、博物館クラスの車もズラリ。バモスホンダがまさかの4台も。すごいな。

極めつけはこれ!

今は存在しない「東急くろがね工業」の3輪トラック。しかも当時物のナンバープレートです。すごいとしか言いようがないです。

写真が多いので、続きはまた。

Hondaのウェルカムプラザ青山に行ってきた

HondaのASIMOと言えば、ヒューマノイドロボットの先駆者ですが、2022年3月末で展示終了ということ、また先日3月16日に逝去された、Hondaの2輪・4輪レースなど日本のモータースポーツ界に貢献したレジェンド、高橋国光氏の追悼展示を見に、港区のHondaウェルカムプラザ青山に行ってきました。

息子と一緒にHondaウェルカムプラザ青山へ

高橋国光氏の追悼展示

中央には、1961年のロードレース世界選手権の第2戦、西ドイツGPで日本人として初めて、高橋国光氏が優勝となった際のマシン、「RC162」が、右の赤いマシンは1995年のル・マン24時間レースで、GT2クラス優勝を獲得した「NSX-GT2」、左の青いマシンは2018年ににスーパーGT500クラスのシリーズタイトルを獲得したTEAM KUNIMITSUの「RAYBRIG NSX-GT」が展示されていました。
晩年まで日本のレース界で活躍した高橋国光氏のご冥福をお祈りいたします。

ASIMO開発の歩み

以前はツインリンクもてぎ(最近名前が「モビリティリゾートもてぎ」に変わったらしい)に展示されていましたが、歴代のHondaロボットが展示されていました。

最初は足だけのロボットだったのが、大きくなって胴体が着いて、2000年にASIMOがデビューしました。当時まだ学生でしたが、ASIMOのデビューは衝撃的でしたね。初めて実物を見たのは、2004年のここ青山でしたが、感動したものです。
そのASIMOも、3月いっぱいて展示終了だそうです。

息子氏、何だか気に入ったようで、2回連続でASIMOのデモを見ていました。

車・バイク・パワーショベル

ショールームだけに、Hondaの車やバイクも展示されています。

シビック、サイズ感が良いですね。ミニバンに慣れていると、視点もぐっと低いです。いいのだけれど、ちょっとお値段高いよね。シビックで300万円台後半って、昔乗っていたアコードより100万円も高い!
N-BOXはさすが売れているだけあります。軽にしては質感も良いし、後席も広い。
ヴェゼルは、デザイン優先なのかな? 天井が低くてガラスの高さが狭くて、チョッパーみたいな車な印象。内装はおしゃれでいいのにね。

面白いのは小さなパワーションベル、もちろんHonda製ではなくKOMATSU製なのですが、バッテリがHondaの電動バイクなどに使用するモバイルパワーパックを採用しているそうです。息子はこれがお気に入りで、ずっと乗っていました(笑)

というわけで、割と楽しんできました。

そして写真編集していて気づいた、ずっとZ 9の設定、DXフォーマットにクロップしていた…。広角レンズも使っているのに、何だか画角狭いよな~って思ったら(笑)。これ何とかしないとなぁ。

【VRX3アンバサダー】BLIZZAK VRX3を履いて2ヶ月走ったのでレビュー

VRX3アンバサダーのYamaroです。

2021年も終わりが見えてきた11月、ブリヂストンより、こんなキャンペーンが展開されました。

BLIZZAK VRX3アンバサダー募集(現在は終了しています)

履いていたスタッドレスのBLIZZAK VRXが5年を迎え、溝はまだあるけど、そろそろ交換時期かなと思い、何気に応募してみました。
車は、嫁車(結婚する前に妻の買った車に今でも乗っています)のエスティマ、13年目ですが、お金もないので乗り続けています。

YamaroとBLIZZAK

ブリヂストンのスタッドレスタイヤといえばBLIZZAKです。雪国の北海道では、昔から装着率50%を誇ると言われている、信頼性の高いスタッドレスタイヤです。
自分が初めて買った車(ホンダ・ドマーニ)も、BLIZZZAK MZ-02でした。
しかし、就職して北海道を離れてからは、最初に住んでいた山梨は山の方は積雪すれど、地元の方は常時雪があるわけではなく、スタッドレスタイヤも他メーカーのものを使っていました。その後、転職して栃木へ、栃木は宇都宮市はほぼ雪が降りませんが、年に何回かは積雪があり、路面凍結が怖いので、スタッドレスは使っていました。
東京に転勤となった今も、帰省やレジャーで凍結が怖いので、基本冬季間はスタッドレスタイヤですが、通勤に使うわけでもないので、もったいない気がしていました。でもやっぱり安心を買うということで、スタッドレスタイヤは欠かさず冬は装着しています。

ずっと他メーカーのスタッドレスでしたが、久しぶりにBLIZZAKに戻ったのが2016年、VRXを導入しました。
BLIZZAK VRX、やっぱりスタッドレスはブリヂストンだな~というのを実感したのが、現在関東に住んでいて、冬季間の殆どを乾燥路面で過ごす、ちょっともったいない使い方でしたが、乾燥路面でもまるでサマータイヤかのように、グニャグニャした感触なく走れることと(それまで履いていた他メーカー製はグニャグニャ柔らかい感覚が少しあった)、雨のウェット路面での安心感が違いました。
本当によく出来ています。
2020年は、妻の実家に置かせてもらっていたサマータイヤに、COVID-19のまん延で帰省できなかったため、タイヤの履き替えが出来ず、1年半をスタッドレスのVRXで過ごしましたが、もちろんサマータイヤより剛性感は落ちるものの、割と普通に走ることが出来たのは、さすがだなと思いました。

なので、やっぱり次もBLIZZAKかなぁとは思っていましたが、BLIZZAK、物が良いだけに高価です。他のメーカーを試したいというのもあって迷っていました。

VRX3アンバサダー、当選!

12月も半ばになった時、こんなメールが届きました。

この度は、キャンペーンにご応募いただき、ありがとうございました。
BLIZZAK VRX3 アンバサダーキャンペーン事務局です。
  
厳正なる審査の結果、アンバサダーに当選されましたので、ご連絡いたしました。

おおお! 買えば、エスティマのサイズで215/55R17だと4本で13万円程度するVRX3をいただけるとは!
そして年末に、タイヤが届きました。

VRX3届きました!

車のパーツって、家に持ち込むと大きい!、タイヤも! 定価だと1本5万円もするんですね。

年末は予定が立て込んでいたので、2022年年が明けてすぐに交換を行いました。

外したVRXも、まだ冬用タイヤとして使える溝の残量はあり、ものすごく硬くなったという印象もなく、少々もったいない気もしましたが、廃タイヤ処分してもらいました。

いきなり高速道路を走行してみた

交換後すぐ、皮むきがてら、高速道路を走行してきました。趣味の撮影がてら、まずは乾燥路面での皮むきです。

いやはや、高速道路で100km/h出しても、特に違和感ありませんね。よく出来ています。
これは以前のVRXでも感じていましたが、BLIZZAKの剛性感はとても良く、とにかくグニャグニャした感触は一切ありません。そういう意味では、VRXから出来が良かったので、2世代新しいVRX3で悪いはずもなく、走りはさらにシャープさが増しました。ハッキリ言って、サマータイヤと変わりません。乗り比べたら違うけど、もしこれだけで走行しても、ほとんど違和感ないですね。
高速道路でのレーンチェンジも、フラつきはほぼありません。

北海道では、1年の半分はスタッドレスタイヤを履く状況なので、年がら年中スタッドレスで過ごす人も少なくありません。一昔前までは、乾燥路ではグニャグニャし、雨の日はグリップが弱く、明らかに制動距離が伸びるというのが当たり前だったスタッドレスが、今や1年中履いていても違和感ないレベルに達しています。
近年は、積雪時も使える「オールシーズンタイヤ」が登場し、販売するメーカーも増えてきましたが、今の所ブリヂストンは販売していません。個人的にも気になっていたサマータイヤですが、年間走行距離が多い、関東圏のユーザーなら良いかと思います。
が、オールシーズンタイヤの泣き所、凍結路面でのグリップ力は、やはりスタッドレスのほうに軍配が上がりますから、個人的にはスタッドレスのほうが安心ですね。これだけ乾燥路面もちゃんと走れますからね。

いざ雪道へ!

さて、関東に住んでいると、1シーズンで2,3回程度しか雪が降らないし、降っても基本週末にしか乗らないとなると、雪道走行は皆無ですね。
というわけで、せっかくVRX3アンバサダーになったのですから、雪道レポートせねば! ということで、政府より子供に1人あたり5万円の給付金が出るのもあり、そして子どもたちが雪遊びをしたい!というのもあり、せっかくなので雪遊びできるところに泊まりで行こうとなりました。
その模様は下記ブログに書いています。

ここではBLIZZAK VRX3の雪道レビューをメインに。

群馬県でも北の利根郡川場村、ご覧のように道路も雪があり、北国そのもの。もう少し北上すれば、新潟の湯沢とか魚沼があるわけですから、ここも雪国でした。
圧雪と、やや溶けかかったシャーベット状、日当たりが悪い路面は凍結と、明らかに関東とは違う、雪国の路面状況です。
圧雪路面は、スタッドレスタイヤの得意とするところです。VRXでも、安定していましたが、VRX3ではさらにしっかりとグリップしています。とにかく、ゆっくり走っている分には全く怖さがないです。
元北海道民とは言え、関東に十数年も住んでいると、雪道走行の機会はかなり減ってしまい、最初はドキドキでしたが、すぐに安心して走れるとわかりました。安定感はかなりよく、アイスバーンのコーナーでやっと少し滑る感触はあれど、滑り出しがゆっくりなので、対処が容易です。昔なら、少しでもアクセルペダルに足を載せるようなら、いきなりグルンと回ってしまうような轍でも、問題なしです。

うちのエスティマは、まだESP(トヨタで言うVSC、横滑り防止装置)が標準装備となる前の古い世代の車ですが、発進時にギュイーンと空転することもなく、グリップは抜群に良いです。ここはVRXと比べても格段に進化しています。
いちばん重要なブレーキングでも、ABSが動作するのは、意地悪にブレーキペダルを踏むときくらいで、ゆっくりじんわり踏むと、ABSが動作することなく停車できます。

BLIZZAK VRX3なら圧雪路面は安心だな~

他メーカーの同世代と比べることは出来ないけど、やっぱりBLIZZAKなら安心だな、というのが実感できますね。

冬の山道、たんばらスキーパークへ向かう

こんなに雪があるとは思わなかった! たんばらスキーパークへの道は、完全なる冬山道路でした。関東から近場のスキー場だと、駐車場も雪がなく、人工降雪機でなんとか運営しています、というスキー場も多い中、ここはスキー場までの道路が手前7,8kmから完全に山坂道。逃げ道もないし、スタッドレスタイヤは必須です。多分、オールシーズンタイヤでは、坂道を上がれないでしょう。
この日は晴れていて降雪はなかったので良かったですが、降雪時は除雪が間に合わない可能性もあります。FF車でも問題ないですが、タイヤだけはスタッドレスにしましょう。チェーンもあると、更に安心ですね。

積雪は1mどころか、道中も除雪した雪の壁が2mくらいはあるので、雪道初心者はあまりおすすめできないかも…。雪だけでなく坂道というのがネックです。坂で停車してしまうと、路面状況によっては二輪駆動の車は厳しいかもしれません。
幸い、VRX3を履いたエスティマ、やや渋滞気味のスキー場までの道中、何度か停車しましたが、発進は問題ありませんでした。が、油断は禁物です。

こんなに雪があると、何だか北海道に住んでいた頃を思い出しますね。関東育ちの子どもたちに雪は新鮮だったようで、雪遊びのつもりが結局スキーをやることになりましたが、こんなに積雪があるので、たんばらスキーパークの雪質は素晴らしく、二十数年ぶりのスキーだったけど、楽しく滑ることが出来ました。終わったら筋肉痛でしたけどね(笑

雪道の下りも安心だったVRX3

雪道で一番怖いのは、下りのコーナー。
実は、免許を取って初めて車を買って、実家に帰省中の雪道、下りでコーナー、ややスピードが出すぎてしまって、テイルから滑って立て直しが出来ず、路肩に落ちてしまったことが。幸い、このときは雪がクッションになって車は無傷、通りかかったトラックに牽引してもらって脱出できました。
以来、下りはかなり慎重です。

今回、たんばらスキーパークからの帰り道は、下りでコーナーもたくさんありましたが、速度は抑え気味で、エンジンブレーキ併用でクリア。滑っていく感触もなく、麓まで降りれました。

そして、サラダパークぬまたで雪遊びしてきましたが、日当たりの良い路面は雪が溶けて滑りやすい状況でした。ここで初めて、意図せずブレーキングでABS作動でもそれは一瞬で、車が意図せぬ向きに滑ることはなかったですね。
やはり雪道で怖いのは、アイスバーンと溶けかかった路面ですね。


というわけで、ガチな雪道から、乾燥路面まで、オールラウンドに走れてしまうVRX3、相当な実力の持ち主ですね。関東住みには宝の道ぐされ感は否めないものの、乾燥路面も安心して走れるのは魅力ですし、雪道やアイスバーンではトップクラスの実力です。
持ちも、VRXで5年間走ってまだ使えそうな感じでしたから、日本人の平均走行距離的な使い方なら、5.6年は問題なさそうです。
5年経ってもトレッドの柔らかさを保てるのは、さすがBLIZZAKですね。
VRX3も、VRX以上に耐久性は向上しているはずですから、長く使うならVRX3は、高価でも良い選択だと思います。
さて、13年目のエスティマ、これがこの車最後のスタッドレスになるかな…

日本酒「水芭蕉」の永井酒造に行ってきた

子供の給付金が支給されたということで、週末に群馬に旅行をしてきました。
子どもたちを雪遊びさせるのが第一目的ですが、ブリヂストンのスタッドレスタイヤ、BRIZZAK VRX3のアンバサダーとして雪道性能を試したい、と言うのもありまして、群馬でも北の方に行ってきました。

目的地はスキー場ですが、まずはご当地の酒造に行こうと思いまして、調べてみると、おお、あるある!となりまして。

関越道を北上すると、赤城あたりから雪景色に。もう少し北上すれば新潟に、と言う感じの沼田ICで降ります。
流石に街中は道路に雪はなかったものの、路肩にある雪を見て子どもたちは大興奮。そして目的の永井酒造への道中は、道路も圧雪の部分が増えてきました。久しぶりの雪道運転、ちょっと緊張しますね。

第一目的地は、表題の永井酒造です。
何年か前に、同じ用に雪遊び目的で群馬旅行した際に、行き先近くの酒屋で買った日本酒「水芭蕉」が美味しかったので、酒蔵も行ってみたいと思っていたのですが、ここにあったのか!と言う感じでした。

永井酒造は武尊山の麓にあり、降雪地域だけに水源も豊富でしょうね。
雪の量も多くて、子どもたちも大はしゃぎです。

スタッドレスのBRIZZAK BRX3の性能も上々、危なげなく走ることが出来ました。この辺りは、BRX3アンバサダーとして、後でまとめて記事にしたいと思います。

蔵カフェ併設の直売店

蔵カフェ併設の直売店はかなり広いですね。
残念ながら、蔵カフェは、群馬県もまん延防止等重点措置により休業中でしたが、ガラス越しに中を覗くと、かなり広そうなカフェでした。
「水芭蕉」ブランドが押しのようですが、他にも「谷川岳」ブランドがありました。

もちろんお酒も買いましたので、今後開栓したら紹介していきます。

仕込み水

武尊山(ほたかさん)を水源とする湧き水を仕込みずいとしている永井酒造。軟水だそうです。飲んでみましたが、確かに柔らかい感じですね。かすかに甘みもあるようです。

子どもたちはこの雪を見て雪遊びしたかったようですが、雪遊びはスキー場で、ということでこの後、更に北上してスキー場に向かいました。続きはまた。

PIAA ソーラーイエローハロゲンバルブ HY107が半額だったので買ってみた

その昔大学生だった頃、免許をとって初めて車を買うと、皆さんヘッドライトのバルブはPIAAの真っ白い光を放つバルブに交換していました。
カー用品店のヘッドライトの交換バルブコーナーには、高価なPIAAのバルブがたくさん並んでいて、憧れたものです。

Yamaroはマイナーなホンダ・ドマーニの初代に乗っていましたが、あの当時のホンダ車、2灯式はH4Hという、メジャーだったH4バルブとちょっと違う、ホンダ独自規格だったので(EFやEGシビックも同様)、種類が少なくて高い、という、あの当時のホンダにありがちな状況でしたね。

そんな私も、友人がDAインテグラを廃車にする際に、PIAAのバルブが付いていたので、一緒に廃車処分のため車屋に持っていった際に、形見(笑)としてバルブを外して、自分の車に移植したなんて懐かしいエピソードを思い出しました。

そんなPIAAですが、次第にカー用品店に置かれるラインアップが少なくなってきました。バルブでいえば、ディスチャージの交換バルブが出始めた頃から、IPFやカーメイト、スタンレー(旧RAYBRIG)、BELLOFあたりを見かけることが増え、一時期ほどの勢いはないですね。特に最近は中華メーカーも通販で幅を利かせるようになりましたし、クルマの灯火類も、ヘッドライトを含め、急激にLED化が進んでいます。となると、そもそも自分で交換できないですから、アフターパーツもどんどん減ってきていますね。

現在のPIAAは、今や世界的な自動車部品メーカーのValeoが、PIAAの親会社に出資していて、Valeoのグループ会社になっているようです。へぇ、知らなかったな~。

とまあ前置きが長くなりましたが、そんなPIAAのバルブが、先月行ったオートバックスで、在庫半額処分、さらにLINEクーポンで2割引と、元の値段ってなんだったのだろうという価格になっていましたので、買ってみました。

PIAA SOLAR YELLOW 2500K ハロゲンバルブ

今やアフターマーケットの交換バルブは、LEDが幅を利かせていますが、LEDはハロゲンバルブ用のリフレクター、プロジェクターに必ずしも配光特性が合っているとは限らないし、今回買ったのはフォグランプ用にイエローバルブですが、そもそもフォグランプってそうそう使わないので、ハロゲンで十分。
世の中、霧でもない日に煌々とフォグランプを点けている車の多いこと、しかもそんな車に限って日中に霧やら大雨で視界が悪いのに無灯火だったりしますからね。

ところで、フォグランプといえばイエローというのは、オジサン世代以上は常識だったりしますが、近年はフォグランプもホワイトが主流になってきていますし、LED化も進んでいます。時代ですね。
個人的には、ファッションという話以前に、イエローって見やすいのですよね。とくに雨や雪で道路の境界線が見づらい状況で、黄色いほうが、コントラストが出て見やすいです。
人間の目は、555nmの波長の色の感度が最も高いとされており、これに近い色が黄色ということになります。
ただし、それでも白いフォグライトが主流になっているのは、ハロゲン以上に強力な発光量だからでしょうね。

今や懐かしいハロゲンバルブ

嫁車エスティマのフォグランプ(HB4規格)は、何年か前にIPFのファン感謝デーで買ったホワイトのバルブが入っていますが、やっぱりフォグは黄色と思っていたので、安く買えてよかった~。
交換は、バンパー下のクリップとボルトを外して、と難しくはないですが、見づらい場所にあるので、ジャッキアップしない限りは目視が難しく、手探り交換です。最近の車(と言ってももう13年落ちですが)は、手が入りづらくて、交換も面倒になってきていますね。外すのはいいけど、つけるのが手探りだとやりづらいです。

真っ黄色、という感じでない、オレンジに近い実用的な色

昔は変に真っ黄色なフォグランプもありましたが、このくらいのオレンジがかった黄色のほうが、実用的で見やすそうですね。あとは廃車にするまで持てばいいかな。

エスティマのヘッドライトを蒸着コーティング

来年の2月で13年を迎える嫁車エスティマ。13年年経過すると、2.4Lのエスティマの自動車税は、¥45,000から¥51,750に増税…
当面買い替え予定はないので、もう致命的なトラブルがない限りは乗り続けますが、税金高くなるのは勘弁してほしいな…

というわけで、車も古くなってきたので、メンテナンスもぼちぼちやっていきます。
今回は、近所のオートバックスで、ヘッドライトの磨き&蒸着コーティングをやってもらいました。

ちなみにまもなく13年を迎えるエスティマのヘッドライト、これまでノーメンテナンスです。状態はこんな感じです。

新車から3年位は栃木で青空駐車だったのですが、その後東京に引っ越して、駐車場が屋内地下となったので、保管場所的には、紫外線も雨も当たらない良好な環境だったはずですが、それでもこんな状態です。逆に言えば、屋内保管だったから13年近くでもこの程度で住んでいるのかもしれませんが。
そろそろ初期型は廃車も出てきているエスティマ、街で見かける車両も、同じ年式(2009年式)くらいの車両は、たいてい曇ってますしね。

ヘッドライトの磨き、DIYでやろうと思っていましたが、都内だと施工場所とかの点で厳しく、道具や溶剤を揃えると割と金がかかりますし、今回オートバックスで¥15,000が割り引きで¥10,000と安く出来るということで、やってもらうことにしました。

RE:LIGHT(リ:ライト)という蒸着するタイプのコーティングのようです。
蒸着だと、塗布のようなムラができにくいのと、細部に浸透しやすいですからね、耐久性も気になるところですが、2,3年持つということ、1年保証がつくということで、そこそこ耐久性も良さそうです。

検索しても、こんな画像しか出てきません。

スーパーオートバックス大宮店の画像を拾ってきました

画像では2年保証となっていますが、これは過去のもののようで、現在は1年保証のようです。
Youtubeに施工の様子の動画がありました。

なるほど、磨いた後に蒸着させることで、こんなにきれいに透明感が蘇るのですね。

実際にエスティマに施工してもらった後のヘッドライトがこちらです。

おお! 透明感がいいですね。まだらだったコーティングも、曇った上側も、きれいに透明になっています。
今回は割り引きで1万円(税込みで1.1万円)だったので、その価格でこの仕上がりなら十分満足です。

RE:LIGHT施工前後、左右比較すると、こんなに違います


後は耐久性かな~。2,3年持つとあるので、その頃にまた再施工かな、という感じなので、そこそこ持ちそうですね。まあ後何年乗るかですけどね。

さてこのRE:LIGHTですが、どうやらホーシン商会というところのヘッドライトリペアキットHR-1というのを使っているっぽいですね。
動画のキットを見ると同じでした。

実際に買ってDIYで施工している人もいるようで。ただ、個人で車1,2台だと、ここまで揃えるかは微妙ですね。整備工場やっていれば、全然ペイできる価格のようですけど。
上のYoutubeの動画、私も乗っていたアコードユーロR(CL7)で施工しています。懐かしく見させてもらいました。自分もCL7に乗っていたときは、一度磨きに出していますが、1年持たなかったので、こういう蒸着なら、もう少し耐久性が高いのでしょうね。

1年保証のカード

1年保証のカードも付いてきました。

【茨城】クリスタルウエディング 湖畔荘

ネタがない時の、今から〇〇年前に撮った写真シリーズ(笑

今回は、今から15年前、2006年9月23日に茨城で撮影した写真です。
当時、ぷらっとドライブしながら写真を撮ることが好きでした(自由時間は減ったけど、今もかな?)。
そんな中見つけたのが、結婚式場の廃墟。

クリスタルウエディング 湖畔荘

今見ると画質とホワイトバランスがイマイチなのは、撮影に使っていたNikon COOLPIX 5400の限界ということで。
クリスタルウエディング 湖畔荘だそうです。「KOHANSO」とここだけローマ字なのが何とも…
外観は、シャッターがあって、なんだか結婚式場というよりは、一般の会社っぽい印象です。
庭木は剪定されているので、この撮影当時、廃墟化してからはまだそれほど年月は経過していなかったのかもしれません。

そのお隣には古びた日本家屋が

隣には屋根の瓦が落ちかかっている日本家屋が。よく見ると、結婚式場の建物と渡り廊下でつながっているようです。あるサイトでは、こちらは別館とされていました。和装の結婚式はこちらで行っていたのかもしれませんんね。

写真はこれだけ。当時はデジタルカメラといえども、無尽蔵に撮れる感じではなかったですね。それでもフィルム2本分くらいは撮れるので、たくさん撮れるという印象でしたけど。
まだフィルムがメインだった時代ですし、COOLPIX 5400もAFも遅ければ、撮った後のデータ書き込みも遅くて、パシャパシャ撮れる現代のデジカメとは別物でした。レスポンスだけなら、当時のデジタル一眼レフは別として、コンパクトデジカメは、まだ遊牧的なカメラと言う感じでした。
そんな時代からしたら、1000枚なんてあっという間に撮れてしまう現代はすごいですね。

なお、クリスタルウエディング 湖畔荘は、2020年に解体されたとのことです。
Googleストリートビューには、2018年時点の写真が上がっています。

斜め上空からの写真では、まだ建物が見えますが、引き気味で見た最新の写真では、建物が解体されているのが分かります。
2006年にはまだ剪定されていてきれいだった庭木も、2018年にはぼうぼうに伸び放題となっています。外壁も劣化が進んでいますね。



クリスタルウエディング湖畔荘、名前のとおり湖畔にあり、霞ヶ浦から東にある北浦沿いにありました。
当時乗っていたアコードユーロRの写真を撮っていました。まだノーマル車高だった時代、やっぱり少しタイヤハウスが空き気味ですよね。この後、無限のサスキットで、ぐっと見た目の良い車高に落としました。
また乗りたいな。5zigenのマフラーにBBSのホイールもお気に入りでした。

Nikon COOLPIX5400のオートホワイトバランス、今見ると酷いな

COOLPIX 5400の撮って出しの空。オートホワイトバランス、駄目ですね。黄色いNikonのAWBそのものです。この後買ったFujifilm FinePix F200EXRは逆に真っ青なAWBでした。まともになったのは更に後のCOOLPIX P7000からかな。
ということで、15年前の蔵出し写真でした。