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【8年前の今日行った場所】乗蓮寺の東京大仏

今から8年前の今日、行ったのが東京都は板橋区にある乗蓮寺。なんでも建造当時、日本で3番目に大きいとされる「東京大仏」があるということで、行ってみました。

当時、妻は妊娠中でまもなく出産(この3日後に長女誕生でした)で、地元の栃木にいまして、栃木に移動する前に行ってきました。

乗蓮寺には、冒険家だった植村直己の墓もあります。ご本人は未だ見つかっていませんが…。
大仏は、思っていたよりは小さめだけど、それでも大きさで言えばそれなりに大きいのかな。東京にまさかこんな大仏があるなんて、という感じでした。

蓮の花もきれいに咲いていて、なかなか雰囲気の良い場所でした。
また行ってみたいですね。

カメラはNikon 1 V11 NIKKOR 10mm f/2.8。改めてRAW現像しましたが、近距離の撮影は画質は悪くないですが、遠景はもう一歩ですかね。色の出方も少々気難しいですね。操作系が数あるNikon機でも洗練されていなくて、使い勝手が良くなかったですね。

VirtualBox上のWindows XPでF90XフォトセクレタリーAC-PW-Jを動かす

昨日の記事では、古いPCをWindows XPに戻して、Nikon F90/F90X用フォトセクレタリーAC-PW-Jが、RS-232C-USB変換ケーブルで動くことを確認しました。

今回は、Windows10上で、VirtualBoxを使ってWindows XPを起動し、その中でフォトセクレタリーAC-PW-Jを動かしてみます。

VirtualBoxにWinXPとフォトセクレタリーをインストール

まずは、VirtualBoxをPCにインストールし、そこからさらにWindows XPをインストールしていきます。
手持ちのディスクはWindows XP HomeのSP2なので、まずはSP3とIE8にアップデートしておきます。OSの更新ファイルも、Windows Updateはもはや上手くつながらないので、事前にダウンロードしたパッチを当てておきます。基本、インターネットはつなぎませんが、Avastアンチウイルスも入れておきます。今でもXPに対応しているのがすごい。

VirtualBox、どうも固まったり重くなったりもあって、VMWare Playerのほうが安定しているかもですね。

VirtualBox上のWindows XPにフォトセクレタリーをインストール

フロッピーディスクからコピーしておいた、Nikon F90/F90X用のPhotosecuretaryのソフトです。もともとが、レトロな上のインストール画面を見ればお分かりかもしれませんが、このソフトはWindows3.1で動作する16bitアプリケーションです。販売当時は、Windows3.1/95用でした。Windowsの32bit版であれば、16bitアプリケーションも動作しますが、64bit版では動作しません。
なので、32bit OSのWindows XPが必要なわけです。(Win XPにも64bit Editionがありましたけどね)

ホストOS(Win10)側でRS-232C-USB変換ケーブルを認識させておく

ホストOS(Windows10)で先にRS-232C-USB変換ケーブルを認識させておく

まずは、昨日の記事にあるRS-232C-USB変換ケーブルを認識させておきます。昨日の記事の通り、このケーブルは、Windows10では特に別途ドライバがなくても、自動で認識されました。

VirtualBoxのデバイス→USBから、該当のUSB-Serial Controllerにチェックを入れる

ViertualBoxからは、デバイス→USBからUSB-Serial Controllerを選択して、ホストOSのUSBデバイスを認識させます。もちろん、Windows XP上では別途ドライバが必要です。これも、ホストOS側の光学ドライブから、ドライバディスクを読み込ませてインストールする必要があります。

ViertualBox上のWinXPでもNikon F90Xを認識

無事にNikon F90/F90X用のPhotosecuretary AC-PW-Jで、F90Xを認識させることが出来ました。

SoftTALK2000と違って、日本語なので、わかりやすいですね。ただ、ここで撮影データを取得しても、それをPDFにしたりするのは別途ソフトが必要なので、やっぱりSoftTALK2000を使うほうが、後々楽でしょうね。
ま、これはお遊びみたいなものですが、かつてNikonが販売していたフィルムカメラ用のPC接続ソフト、歴史の1つとして維持したいなと思っているだけです。
あ、たまにはF90Xも使ってあげたいですね。なんだかんだで、学生の頃に買って以来、一番長く所有しているNikonですから。

晴れたので公園でスナップ

梅雨でずーっと雨がちな天気で、熱海や九州では被害も出ていますが、昨日10日は久しぶりに晴れたので、子どもたちと公園に遊びに行ってきました。

ついでに、SIGMA 30mm F2.8 DNでスナップしてきました。

SIGMA 30mm F2.8 DN | Art + Panasonic LUMIX GX7MK3

つやつやなシルバーのレンズ、案外似合っている気がしますが、皆さんいかがでしょう?

実は、このレンズ、買って以来梅雨入りしていまして、晴れた日の屋外撮影はこれが初めてだったりします。

近場の背景ボケは、少し輪郭の線が出る感じですが、もう少し離れた人物などを被写体にすれば、ボケ味もまずまずですね。
子どもたちの写真を撮ったら、開放でも背景はボケすぎず、使いやすいレンズだと思いました。

開放F2.8と、単焦点レンズとしては特に明るくもないレンズですが、開放から十分に解像力があるので、普段の撮影はほぼ開放で問題なさそう、絞ってもせいぜいf4~5.6までに留めて良いと思います。

この画角と距離感が良い感じ

これも絞り開放で、手前の娘にピントを合わせていますが、ボケすぎず奥行き感もあって個人的に好き。

マイクロフォーサーズは、多くを求めず、この30mmと、SUMMILUX 15mmがあればよいかなー、と思っています。まあ、AFが使える魚眼は欲しいのですけどね。

毎年恒例、秩父に行ってきました

娘がまだ小さかった頃、誕生日に流しそうめんがしたいということで、調べて行った、さいたまは秩父郡の長瀞町にある長生館の流しそうめん

以来、ここ何年か、毎年恒例となっています。
娘の誕生日は7月後半ですが、今年は家庭の都合上、まだ7月上旬ですが、行ってきました。

長瀞 長生館の流しそうめん

息子もたくさん食べて、多分彼は元が取れたんだと思います(笑
真夏になると暑すぎるので、この時期が一番良いかも。梅雨でこの日も雨は着く頃には止むというだけの天気予報でしたが、着いてみれば、雲の切れ目から晴れ間も見える天気でした。
しかし、そうめんは流し撮りが難しい(笑) 戦闘機のほうがまだ楽です。

岩畳

直前まで大雨、神奈川や静岡では災害も発生する状況、家を出るまでは雨でした。昼食後は、秩父は晴れ間も出るくらいの天気となり、気温も上がりましたが、流石に長瀞でも荒川は雨により増水していました。

荒川は見るからに濁って増水していて、川下りの観光船はお休みみたいでしたが、ラフティングはやっていたようですね。

八幡屋のかき氷

岩畳はあまりに暑くなってきたので、かき氷を。子供ら、よう入るなぁ。
いつもは並んでいる八幡屋さんですが、この日は関東圏が午前中雨だったからか、午後晴れていたけど客の入りが少なめでした。

秩父ミューズパーク

秩父ミューズパーク、公園もありスポーツができ、コンサート会場もあって温泉もある、なんだかすごい複合施設。
ここの一角には大きなローラー滑り台があるので、子どもたちを連れていきました。

ところが、大きなろーらー滑り台2基は使用中止に。どうやら遊具の安全基準が変わって、基準を満たさなくなったらしいです。1期のみ修繕して遊べるようになっていました。

藤﨑摠兵衛商店・長瀞蔵

最後にお酒を買いに長瀞蔵へ。ミューズパークから引き返して再び長瀞へ。

何本か買ってきたので、またレビューしたいと思います。


今回は以下の3本で撮影しました。

本日の3本

このうち2本は販売終了となってしまいました…。大事に使っていきたいと思います。

SIGMA Art 30mm F2.8 DNで軽くスナップ

あまり撮影時間が取れていないので、ちょこっとだけですが、先日SIGMAのアウトレットショップで購入したSIGMA Art 30mm F2.8 DNでスナップしてきました。
ボディはPanasonic LUMIX GX7MK3です。

旧写研埼玉工場跡のヤオコー建造中の様子。外壁工事中ですかね。
遠景の絞り変動テストをしてみました。
開放から周辺までしっかりと解像しています。f4まで絞れば文句ないですね。それ以上多く絞る必要はなさそうです。
さすが最近のSIGMAのレンズ、解像力は十分に高いです。
フルサイズ換算60mmの画角も、よく使うMicro NIKKORと同じなので、違和感ありません。この辺は好みですけどね。

元々このレンズ、APS-CのSONY Eマウント用もあるため、よりセンサが小さいマイクロフォーサーズでは、イメージサークルの中心しか使わないため、画質的にも有利です。
少しコントラストも高いですね。RAWで撮って、コントラストを少し落とすのが良いかもしれません。

近距離撮影でも解像力は十分、そしてやはりコントラストはやや高めのレンズですね。もう少しコントラストは落としたいところです。
開放でf2.8と、単焦点レンズとしてはそんなに明るくはないですが、30mmだとそれなりにボケますね。そしてボケ味も違和感なくスムーズです。もう少し色々撮ってみて、更に評価したいですね。SIGMAのArtシリーズなので、悪くはないはずです。

触った感じでは、MFのときにフォーカスリングがつるつるの鏡面なので、感触としては違和感ありますが、リング自体はしっとりと回るので、スカスカ感はなく扱いやすいですね。
AF/MF切り替えはレンズでできないですが、幸いGX7MK3になって、ボディに切り替えレバーが新設されたので、MF切り替えはズムーズなのが良いです。

全体として、なかなか良いレンズです。スナップレンズに丁度いいですね。

SIGMA直送!アウトレット品届きました

SIGMAといえば、今はサードのレンズメーカーでも生粋の高品質なレンズを提供するメーカーで、Foveonセンサのカメラや、Lマウントのカメラなど、個性的なカメラも提供しています。
生産拠点を海外に移すメーカーも多い中、一貫して国産に拘っているのもポイントです。

そんなSIGMAのオンラインショップで、アウトレット販売がありるということで見てみたら、びっくりするほど安いので、2点ほど買ってみました?

SIGMAのオンラインショップは初めて使いましたが、なんと製品は福島の会津工場直送! まさに産地直送です(笑
普通は国内製造であっても、どこぞの物流倉庫に保管していたりするものなのですが、工場内に倉庫もあるですかね?
箱は特にSIGMAと印刷もされていない無地のもの。この辺りはコストをかけていないのでしょうね。

で、今回買ったのはこちら!

フラッシュEF-610 DG SUPERと30mm F2.8 DN (Micro Four Thirs)

なんと、合計で1万5千円強。フラッシュEF-610 DG SUPERは¥6,600円! 30mmも¥8,800、びっくりですね。
SIGMAのフラッシュは初めての購入、昔から売っているのは知っていますが、SIGMAのフラッシュっていまいち評判を聞かないというか、売れてるの?という印象しかないです。ですが、この値段、はっきり言って捨て値でしょう。どんな安いGNの低いフラッシュでも、1万円はしますから。

30mm F2.8 DNは、マイクロフォーサーズ用です。ちょうどGX7MK3ように、今メインのSUMMILUX 15mmより、もう少し長い単焦点が欲しいなと思っていたところでした。

フラッシュ、案外質感は悪くなさそう。30mm F2.8 DNも、シルバーですが、鏡胴はツヤの多い材質です。滑って落としそうになるというレビュー記事が多かったのも、何となく頷けます。

フラッシュは多灯発光させるのに、いくらあっても困らないし、30mmも、今Nikonの一眼レフで一番良く使っている60mmと同じ画角なので、使いやすそうです。

ぼちぼち使ってレビューしていこうと思います。

今更手に入れたデータパックNikon MF-29

今から9年近く前、たまたま覗いた三共カメラで、8千円で手にれたNikon F100。いいカメラなんですよ。AFフィルム一眼レフは、もうこれさえあればいい、と思わせるくらい良いカメラです。当時F5ジュニアと言われたカメラですが、実際、今F5よりもコンパクトなF100は、今使ってもワクワクするカメラだったりします。
操作系は、今のデジタル一眼レフにも継承されているので、使っていて迷うこともないですし。

そのF100、それまで使ってきたF90Xsには付いていた、日付や時間を写し込むデータパックがなく、フィルムの1枚目の手前に日付を写し込む、0コマデータ写し込みができないのだけが不便でした。
たったそれだけのことなんですが、今まであった機能が唯一ない、というのが心残りで。

Nikon F100用のデータパックMF-29、ずっと探していたのですが、最近何故かオークションでも高額になることが多い。F100ボディより高くなることも多いですし、そこまでして買うほどのものでもない。何なら最初からMF-29が着いたF100 を買ったほうがトータルでお安いことも。

が、今回、動作未確認、外装は少し難ありだけど、程々の値段で出品されていたMF-29、自分が入札したら、競争なく落札されました。オークション、たまにそういうことがあるんですよね。
動作未確認でも、まず壊れるようなものでもないですし。

Nikon F100用データパック MF-29

ちょっと汚れているけど、元箱取説付きはありがたい。

案の定加水分解の夜ベタつきあり

この世代のカメラにありがちな、表面のラバーの加水分解が始まっていました。アルコールで除去しましたが、こればっかりはどうしようもないですね。やや白くなった部分もありますが、ベタつくよりはマシです。
フォーカスエリアセレクターのダイナミックAFモードの印刷の一部が剥がれているのはご愛嬌です。
F90XsのデータパックMF-26も、加水分解で表面はぼろぼろになってしまいましたが、こういうラバーを使うのは、本当ににやめてほしいですね。

動く!?

電池はボタン電池のCR2025を1個使用します。F90X用のMF-26は表側に電池を入れる蓋がありますが、MF-29は裏側の、フィルムの圧板の横に電池を入れるようです。少し入れづらいです。

Nikon MF-29
無事液晶が表示された

よかった、液晶が表示されました。日付は98年になっています。F100は1998年発売ですからね。オジサン世代には、1998年は全然古くないのだけど、もう四半世紀近く前です。液晶も古くなるとコントラストが出なかったりしますが、今のところ問題はなさそうですね。

ちなみに、MF-29のカレンダーは、2049年まで対応しています。液晶の寿命のほうが先に来そうなので、問題ないでしょう。なにせ製品の設計時点から半世紀先まで対応ですから。
その頃には、フィルム自体が相当ニッチになっているはずです。
今ですら1本千円から2千円ですから、存在してももう本当にニッチな趣味人の道楽になっているでしょうね。

さて、ちゃんと写し込みできるかは、フィルムを通して確認してみたいと思います。今や年に数本しか通さないのだから、これこそ道楽(笑

たまにはテレ(望遠)ワーク

リアルなお仕事の方は、現物に触らなければならないために、最近テレワークとはすっかりご無沙汰。同じように、望遠レンズの方のテレ(望遠)ワークも最近ご無沙汰です。
仕事が忙しいのもあるけど、天気も微妙なので、戦闘機撮影もずっとやっていません。

そんな中、朝出勤前に、ヘリの音がしたので、外を見てみると、陸上自衛隊のAH-1Sコブラが3機飛んでる!

慌てて望遠レンズをセット。久しぶりのSIGMA 150-600mmの出番でした。

Luminarで編集したらやりすぎた…

ちょっとコントラストのない絵になったので、Luminar3でいじってみたら、やりすぎました…。
何事もほどほどに。

【Nikon】レンズだけじゃない? アクセサリ類も続々旧製品に

NikonはZマウントの拡充を図る一方、Fマウントレンズは少しずつ生産終了しています。MFレンズ、Dタイプレンズはすべて販売終了となり、更にはDXレンズも続々と旧製品に、FXレンズもZマウントの代替品があるレンズについては、少しずつ旧製品化してきているようです。

カメラと言えばレンズがないと撮れないですから、どうしても交換レンズに目が行ってしまいますが、アクセサリ類も、以前よりだいぶ整理されている感があります。

ストラップ

2021年6月時点の、機種名入り以外のストラップ(左上のAN-D700除く)、これしかない

かつてNikonはストラップが充実していまして、カメラメーカー純正品では、一番ラインアップが多かったのではないでしょうか。しかし、それが次第に整理されてきているようです。
ストラップは、サード品も多数販売されていて、今やカメラメーカーが純正品でラインアップさせる必要はないかもしれませんが、Nikon純正品も良いストラップが多かっただけに、少々残念です。

実は先日、D810用にスムーズアジャストストラップLを購入したのですが、それまで使っていたワイドストラップ60も旧製品になっているのですね。ワイドストラップ60は洗濯して、予備用に保管します。
ワイドストラップ60は幅が広いのでかさばるのが難点ですが、重量級のレンズを付けた際に、方への負荷が分散するので、ここ何年かずっと愛用していました。

Amazonでは、執筆時点でグレーは在庫なし、イエローも3点のみでした。


楽天では、まだ在庫があるようですが、生産完了品のためお早めに。

Nikon x Porterのストラップも少しずつ販売終了に

吉田カバンのブランド、PORTERのとコラボストラップも、販売終了製品が出始めました。
個人的は、D850でアジャスタブルロングストラップを使っています。PORTERのカバンも持っているのですが、それと同じ材質のものを愛用していますが、そちらは販売終了に。消耗品ですが、大事に使っていきたいです。デザインも、ことさらNikonを主張していないのが気に入っているので、欲しい方はお早めに。

レンズフード

Nikonは、レンズは販売終了しても、レンズフードだけは長いこと別売り品としてラインアップしていました。しかし、これもMFレンズ、Dタイプレンズ販売終了後、2020年に続々と旧製品となってしまいました

最近旧製品となったレンズフード


レンズフードは、値段が安いものは中古だとジャンク扱いなので、気軽に買うのは通販だと店側が手間なので難しく、一部のフードは逆にレアアイテムとなって、中古でも高価です。
2019年にAI Nikkor 24mm f/2を購入し、その専用フード、HK-2を新品で買ったのですが、これも現在旧製品になっています。
Nikonも業績が乏しくないため、Fマウントを今後収束させるにあたって、旧製品化したレンズのフードも整理を図っているのでしょう。
Dタイプ時代以前のレンズは、望遠レンズを除き、多くはレンズフードが別売りでした。今後中古でFマウントレンズを買う際は、レンズフードの有無も確認したほうが良いですね。特にMFレンズは、フードを今後手に入れづらくなりそうです。ねじ込み式であれば、サードのフードも使えますが、広角や望遠ほど、特殊なフードになり、代用品を探すのが難しかったりします。

手持ちのレンズでは、PC Nikkor 28mm F3.5のレンズフードHN-9はレアアイテムとなり、中古でも5千~1万円と高額になってしまいました。代用品も買ってみたけど、シフトレンズなので、シフトすると蹴られてしまいます。

接写関係

オート接写リング(中間リング)やリバースアダプタなども、MFレンズ、Dタイプレンズとの組み合わせで使えるものだったため、これらもレンズとともに整理されてしまいました

オート接写リングは、販売期間が長く、かつ製品自体も安価だったので、割と中古で見かけるので心配ないですが、リバースリングのBR-5はあまり見かけないですかね。

もっとも、この辺りはサード品がが充実しているので、今後はそういうのを使えということでしょう。
例えば、ケンコー・トキナーでは、リバースリングも接写リングもあり、ミラーレスのEマウント、Zマウント、RFマウント用の接写リングもあります。こういうニッチな製品は、今後はサード系が担うのでしょうね。


2020~21年に旧製品化したアクセサリ類、ほかにもいろいろ有りますが、お店によってはまだ在庫があるかもしれません。時間が経てば経つほど入手が難しくなり、レアアイテム化してきますから、今のうちに入手しておくのが良いかもしれませんね。

2本のNIKKOR Z MC発表 いよいよFマウントのマイクロも終焉か?

以前よりZマウントのロードマップに載っていた、2本のマイクロニッコールレンズ、NIKKOR Z MC 50mm f/2.8NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sが発表されました。

2020年末公開のNIKKOR Zレンズロードマップ

ロードマップのうち、同時に発表が噂されていた200-600mmの発表はなし。現時点で、NIKKOR Zのレンズは、望遠レンズが200mmまでと、他メーカーに遅れを取っている状況。
SONYが200-600mmを出した時点で、少しずつ航空機撮影でもSONY使いの方が増えてきました。戦闘機撮り界隈は、今でも一眼レフ優勢ですが、そろそろミラーレス陣営もシェアを増やしていきそう。積層CMOSセンサなど、メカシャッターを使わずとも、ローリングシャッター歪の少ない絵が撮れるカメラがぼちぼち登場してきていますからね。

とまあ望遠レンズの話はおいておいて、今回はマイクロニッコールです。
Nikonでは、他メーカーで言うところの「マクロ」レンズのことは、「マイクロ」(Micro)と呼称しています。

※ マクロレンズは本来、原寸大以上の倍率が得られる顕微鏡のような拡大光学系のレンズを指します。このためニコンは定義の厳密性をより重要視し、各社が「マクロレンズ」と呼ぶ縮小光学系で等倍撮影ができるレンズを「マイクロレンズ」と呼んでいます。

https://www.nikon-image.com/products/nikkor/zmount/nikkor_z_mc_105mm_f28_vr_s/

昔から、この辺りの名称はこだわっていますが、今回のレンズは、名称がMicroではなく略称で「MC」としているようです。別に略さなくても、文字数的にそんなに使わないのだからと思うけど、こだわるならちゃんと名称もMicro表記にすべきかな、と個人的に思いました。

やっとNIKKOR Zにマイクロレンズが加わり、いよいよFマウントのマイクロニッコールも終売になりそうな雰囲気です。
執筆時点(2021/6/3)では、まだNikonのHPでは生産終了になっていませんが、私が先日購入したAF‐S Micro NIKKOR 60mmF2.8G EDについては、ヨドバシカメラでは既に販売終了となっています。

ヨドバシカメラでは既にAF-S Micro 60mmは販売終了に

遠からず、NikonのHPでも販売終了表示となるでしょう。

【21/6/4追記】
AF‐S Micro NIKKOR 60mmF2.8G EDはNikonのHPでも「旧製品」となりました。

21/6/3 旧製品hhyひょひょうひょひ表示に


更に古いAF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDは2006年発売で15年も前からの販売となっているため、こちらもいつ生産終了になってもおかしくなさそうですが、ヨドバシカメラでは現在お取り寄せで、入荷は2021年9月上旬を予定とありました。
生産量は絞っているのかもしれません。


マイクロニッコールでは初めての50mm

Fマウントでは、55mmや60mmがマイクロニッコールで最も焦点距離の短いレンズ(DX Micro-Nikkor 40mmを除く)だったので、Zマウントで、初めてそれより焦点距離が短くなったマイクロニッコールです。

面白いのは、フィルタ径が46mmと、従来のレンズより小さくなっていることです。

こんな感じで、外装より一回り細い鏡胴が繰り出してくるようです。前玉が非常に小さいのが特徴ですね。

こんなに小さい前玉とフィルタ径故に、レンズフードもバヨネット式ではなく、最近のレンズでは珍しいフィルタ枠に取り付けるねじ込み式のHN-41が採用されています。

HN-41 ブラック
NIKKOR Z MC 50mm f/2.8用のねじ込み式フード、HN-41

あまりレンズフードとしての効果はなさそうな…
ともあれ、50mmも105mmも、どのZマウントレンズにも言えますが、画質はかなり良さそうです。
このレンズもぜひ使ってみたいですね。50mmは、Fマウントの60mmと値段もそう変わらないので、買いやすそうです。
新旧撮り比べしてみたいですね。
ということで早くボディを!