「カメラアクセサリ」カテゴリーアーカイブ

アウトレットで激安だったのでNATIONAL GEOGRAPHIC IL 5050バックパックを買ってみた

カメラバッグ如何にかかわらず、今自分用のバックパックは望遠レンズ用の大型バッグ2つしか持っていなくて、それより小型のものはずっと肩掛けを使っていました。
が、肩掛けバッグは荷物が取り出しやすい反面、片方の肩への負担もそれなりにありるし、かがむとバランスが悪いですよね。

プライベート用にちょっとした荷物+カメラ用にバックパックは欲しいと思っていたのですが、それなりにしっかりしたものは良い値段なのと、間仕切りがないバックパックは荷物は入るけど奥に入れたものが取り出しにくいとか、使い勝手の面で敬遠していたんですよね。
ただ最近クロスバイクを買ったので、移動で荷物を運ぶ際に、肩掛けだとどうしても屈み姿勢になるためバランスが悪いので、あまり大きくないバックパック欲しいなと思っていました。

そう思っていたら、年度末なのか大幅値引きされたバックパックが出ていて、クーポンとポイントでさらに安くなるので、ポチってみました。

NATIONAL GEOGRAPHIC IL 5050

NATIONAL GEOGRAPHICと言えば、アメリカ発のドキュメンタリーチャンネルで、「メーデー!:航空機事故の真実と真相」などが面白いですが、なぜかそことカメラアクセサリメーカーのManfrottoがコラボしたカメラ用品を出しています。以前は三脚も安価な商品で出していましたが、今は殆どディスコンになっていて、カメラバッグがメインですね。

今回買ったバッグNATIONAL GEOGRAPHIC IL 5050も、定価は3万円を超えるものですが、8割引きになっていました。サワrに割引クーポンとポイント諸々使って4千円強。普通のリュックより安い。よほど在庫を捌けたかったのでしょうね…
バックパックSと言う商品だけあり、対応カメラは各社ミラーレスでも小型のものですが、一応フルサイズ機のSONYのα7シリーズ、α9シリーズも対応となっています。
それらより一回り大きいNikon Z8はちょっと厳しいかもしれないけど、間仕切りは動かせるので何とかなりそうと思いまして。
普段はコンパクトなLUMIX GX7 MarkIIIを入れて、水筒やら身の回りの物を入れて、といった感じかな。

上が汎用の荷物入れで、下にカメラ関係が入るというバッグになっています。

もうカメラが入っている!

パカッと空けたらもうカメラが入っているw 販売時のイメージのようです。でもこういうのが入っているので、意外とコストは掛かっていそうですね。

中のカメラ収納部はこんな感じ

収納部はSサイズだけあり確かに小さめです。ミラーレスでも比較的小型のマイクロフォーサーズ、APS-C向けで、フルサイズだとファインダの出っ張りがない機種や、SONYのαシリーズならぎりぎり入るようですが、一回り大きいNikon Z8だとどうでしょう?

何とかギリギリNikon Z8が入りました、ちょっと奥行き方向が厳しそうですが…。EVFの出っ張りがはみ出しています。

Nikon Z8を入れた状態でなんとか蓋も閉められた


この状態でもなんとか蓋を閉められました。ワタシのNikon Z8はLアングルアダプタを付けているので、少し背が高くなっているんですよね。これを外せばもう少し苦しげなく入りそうではありますが、交換レンズは小型のものがあと1本入るかぐらいな感じです。やはりこのバッグはSサイズだけあり、NikonやCanonのフルサイズ機には不向きですかね…。SONYのαの小ささには感服します。

もちろんもっとコンパクトなカメラなら難なく入りますし余裕すらあります。

マイクロフォーサーズのLUMIX GX7 MarkIIIなら難なく入るし、交換レンズ3,4本も余裕ですね

Panasonic LUMIX GX7 MarkIII(GX7MK3)なら余裕で入る上に、交換レンズ3,4本程度もちゃんと入ります。カメラバッグとして使うなら、やはりこのサイズのカメラに適したバッグです。Nikon Z8だと交換レンズは下のカメラ収納部ではなく、上の汎用収納部に入れれば何とかいけそうです。あるいは下にレンズを立てて収納し、カメラはバッグに入れないで首からぶら下げる使い方なら行けそうです。

面白いことに、カメラ収納部は取り出してそれ単体で肩掛けバッグにもなります。まあそれをしないためにバックパックを買ったので、そういう使い方はたぶんしないでしょうけど。

この状態だと多分Nikon Z8は蓋が閉められないでしょうね、M4/3やAPS-Cまでですね
https://www.manfrotto.com/jp-ja/national-geographic-iceland-2in1-camera-backpack-s-for-csc-ng-il-5050/

小型とはいえ14インチのノートPCも入るし、サイドに小型の三脚も取り付けられるし、ペットボトルもサイドポケットに入ります。

くるくる巻かれている上の収納部は割とモノは入りそう、何ならタブレットやノートPCも入ります

なかなか便利ですし、Sサイズながら結構入ります。これより大きいMサイズもあるようですが、個人的にはかさばるのでこれくらいがちょうどよいですね。
フルサイズ機と多くの交換レンズを運ぶなら、今使っているVanguardのALTA SKY 53がありますし。
これならちょっとした撮影もそれ以外も、気軽に持ち出せそうですね。これで古いバッグ類は処分できそうかな。


アウトレットでまだ安く出ています(2025年3月末現在)。お早めに!

今更ながら、Nissin MG8000のアウトレット品を買ってみた

Nissinの元祖マシンガンストロボであるMG8000、現行品のMG80Proの先代にあたるモデルのアウトレット品を購入しました。

Nissin Di866 MarkII(左)とアウトレット購入のMG8000


アウトレット品と言ってもほぼ新品と差し支えない場合もありますが、これに関しては保証なしの実質中古ですね。外装も傷があり、使った形跡のあるものです。恐らくデモ用なんかで使われていたものでしょうね。

杉並区高円寺にあるNissinの本社の即売会にて買ってきました。

通常より割引率の高い新品と、保証なしのアウトレット品の2種類で、本当は電波式ワイヤレスコマンダーNASを内蔵したMG80 Proが欲しいのですが、これのNikon用は今回販売がなかったのは残念。どうやらNikon用は在庫がなくなり、販売終了のようです。MG80 Proも2017年発売なので、そろそろ次のモデルが出るのかな?

MG8000は2012年から2015年まで販売されていたかなり古いモデルです。実は当時新品で検討していた時期がありましたが、買おうと思った頃にはもう販売終了でした。販売期間が短かったのは、生産用部材が入手困難になってしまったからだそうですね。
ただ、それから10年後にまだアウトレットとして残っているとは…あまり売れなかったのかな?

同時期の製品であるDi866 MarkIIを持っていて、背面にカラー液晶を備えており、操作系など使い勝手はほぼDi866 MarkIIとMG8000は一緒です。
Nikon純正と同様の赤外線ワイヤレス増灯にも対応しています。なので赤外線ワイヤレスに対応したNikon純正スピードライトやボディ(内蔵スピードライトのD810など)とも混在して使用可能です。
個人的に一番使い慣れた操作系ストロボでもあるので、安心なんですよね。加えて、純正並とはいかないまでも、i-TTL準拠で比較的TTL調光も安定しているのもNissinのよいところです。

2つ並べてみました。

MG8000のほうが発光部が大きいのがわかります。ヒートシンクも着いています。代わりにキャッチライトパネルやワイドパネルが内蔵されていないですね。
まだ20代30代の頃だったら、友人の結婚式撮影でガンガン発光していたので重宝したでしょうけど(純正のSB-900は当時すぐオーバーヒートして大変だった…)、今は皆結婚し、自分の子供も大きくなって室内撮影の機会は減りました。
それでもストロボは今でもよく使いますし、たくさん持っていたほうがそれぞれの発光管の寿命も伸ばせるので良いかなと。

カメラ側はNikon純正のSB-800として認識しているようです。これはDi866 MarkIIも同様ですね。

NX StudioではSB-800と表示される

実際使った限りは、使い勝手はDi866 MarkIIとほぼ一緒ですね。

せっかくなので、MG8000、Di866 MarkII、純正のNikon SB-900をバウンス撮影して発色比較しました。ばらつきも考慮して各4枚ずつ撮影。

Nissin MG8000

Nissin Di866 MarkII

Nikon SB-900

ボディはNikon D850、i-TTL-BL調光で、ISO感度オート、オートホワイトバランス、絞りはf8固定で連続4枚撮影です。
面白いことに、室内で条件は同じなのに、撮る毎にISO感度が変わります。ただ、露出自体はどのストロボもばらつきはないですが。

色味に関しては3機種とも、4枚撮ると微妙な変化はあります。オートホワイトバランスのケルビン値が撮影毎に微妙に変化しているからですね。このあたりは室内照明のフリッカーの影響もあるのかな?
MG8000は全体としてわずかに青っぽいがしないでもないですが、全体としてはどれも優秀かなと思います。
某有名チャイナストロボは、機種ごとにかなり色温度が違うので混在して使うと苦労する、なんて話も聞きますが、少なくともNissinは色温度に関しては優秀かなと。あとは新しい世代のストロボを導入した際に色味がどう違うかは見たいですね。
MG8000は実質中古なので、ある程度発光管の劣化が進んでいるとは思いますが、もうヘビーユースの機会はなさそうなので、これはこれで普段使いしたいと思います。

ちなみに、古いのでメーカーとしては動作確認していないものの、Nikon Z 8など現行のミラーレス一眼でも、Nissin Di866 MarkIIやMG8000は問題なく動作しました。

あともう1つ買いまして。

現行品のワイヤレスレシーバーAir R

ワイヤレスレシーバーのAir R、Nikon用が超絶お安いので買いました。現行品なんですけどね、デモ機だったのかな?
元々1つは持っていたので、これで2灯ワイヤレス発光出来ますね。


Nikon用現行で購入できるのはMG60ですね。こちらはNissin独自の電波式ワイヤレスNASのレシーバー内蔵です。コマンダーも内蔵するMG80 Pro、後継機出るのかな?

BRONICA用NIKKOR-O 50mm F2.8用のフードをゲット!

先日松屋銀座の世界の中古カメラ市で、もう何年もずっと探していたものをついに発見!

本当に何年も探していたので、まさかあるとは思わなかったです。

中古なので状態は相応に傷がありますが、そんなことは気にしない! ありそうでないのがBRONICAの純正フードで、なにせレンズは手に入ってもフードは当時別売、今はレンズを買うと安価なレンズ以外は当たり前のように付属するフードも、この時代は基本的に別売りでした。
特に広角系のフードはかさばるのと、今どきのレンズのようにバヨネット式ではなく、フィルタねじ込み式または被せ式が多く、あまりフードを重視していなかったのかな?

写真のBRONICA用NIKKOR- 50mm F2.8用のフードは被せ式で、横にあるネジを締めることでレンズに固定します。もちろんネジが直接レンズ筐体に当たるのではないので、簡単に傷はつかないようにはなっています。

このフードもNikonが製造していたのかはわかりませんが、表面は縮緬塗装になっていて、Nikonの80~90年代の上級レンズを思わせる仕上げです。これはレンズ自体は縮緬塗装ではないため、フードとレンズの質感はちょっと違う感じにはなるけど、それはそれで。

NIKKOR-O 50mm F2.8はフィルタ径が77mmですが、同じ50mmでもNIKKOR-H 50mm F3.5の場合は82mmとフィルタ系が大きいため、純正レンズフードは両者で互換性はありませんので、もし購入される際は気をつけてくださいね。

BRONICAのアクセサリ類はあまり見かけないため、見つけたら即入手ですね。
では装着前後を比較してみましょう。

フードなしでもカッコいい
フードが付くととたんに大きなカメラに

いや~、さすが広角用の角形だけあって、取り付けるととたんに大きさが強調されますね。ない方がスッキリ感はありますが、取り付けるとシネカメラのようなプロっぽさが出てきますね。
ただ客観的に見ると、やはりレンズの先端にこのような大きなフードが付くと威圧感があるのと、何よりかなりの大きさでかさばるのが難点です。

レンズの太さに対してフードが大きい

かなり大きいフードなので、遮光効果としては高そうですが、使っている人が少ない、よって中古流通量も少ないのも何となく納得は出来ます。
純正にこだわらない人なら、汎用のねじ込み式フードが良いでしょうね。

CP+2025を少しだけ見てきた

金曜日、CP+2025の2日目。実はこの日、マイナンバーカードの更新があり、午後引き取りに区役所に行かなければならなく、せっかく午後仕事の休みを取ったので、マイナカード更新後にCP+ に行くことに。

マイナカード更新が予定よりも早めに終わったのは良いけど、遠いんですよね、会場のパシフィコ横浜。結局15時半頃に着いたので、18時閉場までの約2時間半程度しか時間がないため、見たいところのみを重点的に周ることにしました。よって写真少なめです。
基本アクセサリや説明を聞きたいところを中心です。

話題のSIGMA BFはデザイン重視のちょっと意識高い系カメラをアピール

TEAC/TASCAM

真っ先に行ったブースがTEAC・TASCAM。動画系の音質向上を考えていまして。

XLRマイクアダプターCA-XLR2dですが、3種類(Canon, Fujifilm, その他アナログ入力用)ありまして、Nikonは外部音声のアクセサリポートによるデジタル入力非対応のため、最終的にはカメラ本体のステレオミニマイク入力端子に入れなければならず、音質的に向上するのか(特にS/N比)興味がありました。
が、肝心の展示機のNikon Z 9のバッテリ切れ、おまけにマイクアダプター自体も電池切れと、2日目なのに準備の悪さが目立ちました。しかも説明員さんはあまりカメラに詳しくないのが残念。音質そのものは、隣りにあったOM-1IIの内蔵マイクとの比較で、確かにかなり音質が良いのはわかりました。が、やはりどうせなら外部レコーダー入れたほうが確実かなという気も。なので、導入するとしたら、隣りにあったタイムコードジェネレーター搭載のレコーダー、FR-AV2かなぁと。こちらなら32bit Floatで録音できるので、録音レベルを気にしなくても良いですから。

焦点工房

言わずとしれた、海外のマウントアダプターやレンズなどアクセサリ類の輸入代理店からは、MonsterAdapter LA-FZ1をまず試しました。
Nikon純正よりも前に、なんとAFモータ非内蔵レンズをZマウント機でAF動作可能なアダプタで、マウントアダプターにAFモータを内蔵しています。
純正は恐らく様々な事情でこういったものが難しいのでしょうね。

試したところ、まだまだ試作品、色々と問題が。
まずはカメラの電源を入れるとずっとなり続けるカチカチと言う異音。後から知ったのですが、レンズの絞り連動レバーを連打している音だそうです。
カメラ側で設定した絞りにするためには、CPUレンズの場合、絞りは最小絞りに設定しているので、それは設定通りになっていますが、実際のところこれがうまく機能していないようですね。

実際の動作は動画で撮ってみました。

ずーっとカチカチ鳴り続けているのは絞り連動レバーの音らしいのですが、AFもまだ近場では合わないとか、ウォブリング動作を繰り返すとか、絞りをボディ側で操作しようとしても反応がないとか(ずっとf1.8のまま)不安定で、ベータ版にすら達していない感じです。
元々が一眼レフの位相差センサに合わせた特性なので、位相差の検出範囲が構造上どうしても狭くなる像面位相差センサとコントラスト方式のミラーレスでは、レンズデータを持たせておかないとかなり動作不安定なんでしょうね。

Nikon純正のFTZ/FTZ IIはモータ内蔵レンズ(AF-S/AF-P/AF-I)のみの対応で、その本数約90本ですが、恐らく各レンズのデータを持たせていて、距離エンコーダを内蔵している、比較的新しいor古いものは上級レンズが多い(つまり各種収差が少ない)からこそ、Zマウントレンズと遜色なく動作させられているとは思います。
MonsterAdapterがどこまでそういったことを出来るのか、まあこういうのは遊び要素も多いですから、完璧を求めちゃいけませんね。ロマンです、ロマンを買うのです。

そしてもう1つ注目なのは、TTArtisan 203Tで、何とこのカメラ、蛇腹のクラシックなスタイルの完全機械式カメラで、何とチェキでおなじみのインスタントフィルムinstaxで撮影可能なカメラで、フィルム排出も電動ではなく回転式レバーで行うようです。

質感はさほど高くはなく、ジャバラ部分は皮ではなく布製っぽいですが、チープすぎず高級すぎず、こうしたカメラが現役だった頃の質感に近いのが好感持てます。
昨今フィルムが高くなりすぎ、現像受付できる店が極端に減り、気軽にフィルム撮影できる環境ではなくなりつつある今、instaxを使うカメラというのはなかなか目の付け所が良いですね。instaxならすぐに無くなることはないでしょう。むしろ今人気で、Fujifilmの写真部門でもかなり売上が良いそうですから。
こちらは秋に発売予定、値段は不明ですが、わりと欲しいカメラですね。

ちょうどHASEO氏の公演も行われていました。

Videndum(Manfrotto/Gitzo/Lowepro/JOBY)

動画用の一脚、色々試してみました。
このフルードカーボンビデオ一脚MVMXPROC5、一見華奢に見えて、剛性感はアルミのもう少し太いタイプと変わらず、なかなか使いやすそう。

Manfrotto フルードカーボンビデオ一脚MVMXPROC5

去年運動会用にこれの1世代前のアルミ版を使いましたが、なかなか良かったけどもう少し軽いといいなと思っていたので、これは候補にしたい1つです。
アウトレット品なら買えそうだけど、この値段出すならもうちょっと頑張ってGitzoかなとも思ったり

Nikon/RED Z CINEMA

結局ここが時間的にも最後に。動画編集(特にDavinci Resolve)関係で色々聞こうと思って訪ねたら、肝心のDavinci Resolveを動かしているマシン(某PCショップの高級動画編集マシン)のグラボの調子が悪いとかで、全然サクサク動かない。これだったらうちの環境のほうが数段階的だわ~となりつつ、同時に展示されていたASUSのモニタも結構良かったな。

で、なんとREDのシネカメラV-RAPTOR [X] Z Mountを触らせてもらえるとな!

おねーさんが解説してくれて持たせてもらいました。全くどう使うかわからない、文字通りプロ用カメラですが、モニターに出てくる絵がもう映画っぽくてスゲー(笑
ブース柄、映画関係者と思われる外国人のお客もちらほら見かけました。
なにせNikonのRED買収は、業界を賑わせましたからね。

一体実際にどれくらいNikon Z 9で動画撮影が行われているかわかりませんが、少なくともNikonは気合が入っているようです。そろそろII型の足音も聞こえてきそうな感じですが、Z 9自体はまだまだフラッグシップ機として君臨、動画もN-RAW 8.1K 60pで撮影可能で、Panasonic S1RIIという強力な動画ライバル機も出現しましたが、それはさておき新しい動画向け電動ズーム搭載のレンズNIKKOR Z 28-135mm f/4 PZを初めて試せました。
なかなかズムーズに動くズームですが、もう少し感度が低いと良いかなぁ。またAFはかなり素早く、スチルでの動体撮影も余裕そうと感じましたが、逆にカメラ側でAFを一番遅い設定にしてもまだ動画用としては速く感じました。もう少しゆっくりフォーカスできるとよいですね。
レンズの操作性自体はかなりよく、MFもとてもやりやすい。映画のような撮影なら、MFのほうが何かと都合は良いかもしれませんね。
あとこのレンズ、アウトフォーカスした背景の玉ボケがきれいで、それに感動しました。これでスチル撮る人は少ないでしょうけど(スチルなら絶対Z 24-120mm買った方が良いです)、かなりボケ味にも留意していると感じました。


ここで時間切れ。18時です。せめて19時までやってくれたらなぁ…。

結局SIGMAブールに寄る前に終了

話題のSIGMA BFや300-600mmを見たかったけど、残念終了です。

Nikon Z 8 + NIKKOR Z 40mm f/2

今回は一部Z 24-200mm、それ以外は軽量なZ 40mm f/2でお気軽撮影でした。結構良いんですよZ 40mm。
ということで、次に向かいました。

ほんまアホやな…横浜から銀座へ。ちょっとした戦利品もゲットしましたが、その話題はそのうち。大したものではないですよ。

焦点工房のMonsterAdapter LA-FZ1 ついにカップリングAFレンズ対応アダプタが出る!

なにげにX(Twitter)を見ていて歓喜した、ついに焦点工房から発売される例のアレ!

Nikon純正のFTZやFTZ IIでなし得なかった、モータ非内蔵の、ボディ側のAFカップリングで動作していたAFレンズが、ついにNikon ZマウントカメラでAFを使用できるようになります。
これで手持ちのAI AF DC-Nikkor 135mm f/2DAI AF Fisyeye-Nikkor 16mm f/2.8Dなど大好きなレンズがAFで使えます。

Xや焦点工房公式では詳細は書かれていませんでしたが、PRONEWSのHPに対応レンズについて書かれていました。

MonsterAdapter(モンスターアダプター)LA-FZ1は、ニコンFマウントレンズをニコンZマウントカメラで使用するための電子マウントアダプター。参考価格は税込59,000円で、2025年夏発売予定。

AF駆動用モーターを搭載し、モーター非内蔵の初期のAFニッコール(ボディ内AFモーター対応)をオートフォーカスで使用することが可能(モーター内蔵のAF-P/AF-S/AF-IニッコールにおいてはAFでの使用に対応しない)。画面の広い範囲で像面位相差AFが使用可能。また、「顔検出」「瞳AF」、レンズ内の手ブレ補正機構、ボディ内の手ブレ補正機構に対応する。

とのことです。

焦点工房 MonsterAdapter LA-FZ1

純正より先にサードが対応。まあ色々事情があるのでしょうから、そのあたりは後半で考察するとして、まずは出してくれてありがとうと言いたい!
もちろんサード品なので完璧な動作など期待しないし、レンズとボディの組合せによってはうまく動かないかもしれない。でもいいんです。ロマンを買うようなものなので。古いAFレンズに過大な期待なんてしませんよ。でもそうじゃない考えの人もいるからこそ、純正では出すのが難しかったかもしれませんね。

59,000円という値段も良いですね。この時期にこの値段というのはなかなか良いです。SONYのAマウントアダプタLA-EA4は4万円じゃないか、と言う声があるかもしれませんが、それが登場したときと今では、だいぶ資材高騰しているはずですからね。

面白いことにこのアダプタ、モータ非内蔵のAFに対応しますが、モータ内蔵レンズ(AF-S / AF-I /AF-P)のAFには非対応です。まるで、Nikonの1980年代の一眼レフ(F4を除きモータ内蔵レンズ非対応)のようなアダプタですね。
これはつまり、モータ内蔵レンズと非内蔵レンズで、レンズとボディ間の通信や配電のやり方が違うということでしょうね。

「画面の広い範囲で像面位相差AFが可能」としていますが、コントラストAFとの併用にはなるはずで、恐らくこの部分が肝(像面位相差とコントラストの塩梅)と思われます。

なぜ純正のAFカップリング内蔵マウントアダプタが出ないのか?

ここからは憶測の域を出ませんので、あくまで話半分に読んでいただければと思います。色んな事情が重なっているとは思います。
個人的にこうなのかなと推察する部分や、SNSに上がっている意見をピックアップしてみました。

  1. Nikonにとって低い優先度の商品(あまり出したくない)
  2. あまりに膨大なモータ非内蔵レンズの動作確認や最適化が間に合わない
  3. AF精度や速度が出せない(Nikonの社内基準に合致しない)
  4. モータ内蔵レンズと非内蔵レンズはAFの制御が異なる

こんなところでしょうか。

1については、実際Webの記事でも、AFカップリング内臓のマウントアダプタについてはあまり考えていなさそうなコメントを見たことはあります。もちろん開発中だったとしても、口が避けても言えないでしょう。
まったく開発も何もやっていないとは考えにくいです。なにせ不滅のFマウントと称していたので、研究開発は行われているでしょう。ただそれ販売するかは別の話。商品化までのリソース(下記の検証の部分)や値段設定を考えると現実的ではない、優先して出すものではない、という判断もあるかもしれません。
それに、新しいレンズの売上に影響はありそうです。なにせ、昔から使っているユーザーも多くケチぃユーザーもそれなりに多いので
出さなくてうるさいユーザー以上に、出した後もうるさいユーザーも多そうなメーカーゆえ、純正は大人の事情により出したくない、というのもなきにしもあらず?

2については、確かにこれはありそうだな、と言う話です。検証が膨大でとても直ぐに販売はできない。
その昔一眼レフで、社外のAFテレコンバーターを使うと、f値はAFセンサの対応範囲内であっても実際にAFが合わない、あるいは合いづらいという事象が発生したことがあります。
社外品の場合、光学品質の問題でテレコンバーターを挟むことで収差が多くなってしまうと、AFの位相差センサが誤作動する場合があります。またレンズによっては、AFが合う部分のコントラストのピークと位相差が必ずしも同じフォーカス位置に合致しない場合があります。
純正レンズの場合、こういったことが発生しないように、レンズやボディに補正データを持たせていますが、社外品の場合はこうしたデータを持てない、あるいは純正のように振るまうために(ようは偽装ですね)、正確なデータがない、あるいは合致しないためにAFが合わない、といった事象が発生します。
そういったことが、社外品純正レンズと純正マウントアダプタの組合せで発生してはならないので、組み合わせによるテストは重要です。その上で、補正データなどにより動かせるか、あるいは非対応とするか、と言う判断になるかと思います。単焦点レンズはともかく、更に難しいのはズームレンズで、ズーム域とフォーカス位置とレンズによっては変動するf値の組み合わせで検証する必要があります。

2と3に関わる部分でもありますが、一眼レフの場合は、位相差AFセンサが比較的大型で、位相差の検出範囲が像面位相差方式より大きくとれるため、大きくピントを外した場合でも前ピンか後ピンかの検出はしやすいのに対し、像面位相差方式はイメージセンサの画素の一部を位相差センサとしている、つまりセンサ部分が小さいため、一眼レフ用の位相差センサより検出範囲が狭いとされています。
このため像面位相差方式であっても、昔からあるコントラストAFも併用しています。このコントラストAFは、最初からミラーレスように開発されたレンズはそれに最適化されていますが、そうでないレンズは高速でコントラスト検出するのが苦手なものも多いかと思います(収差などの影響でコントラストピークが分かりづらいレンズもある)。
実際デジタル一眼レフのライブビューモードでは、Nikonの場合Z 7の像面位相差センサを搭載したD780を除き、コントラストAFとなりますが、この時のAFの速度はかなり遅いというのを実感できます。特にモータ非内蔵レンズでのコントラストAFはかなり遅くなってしまいますし、コントラスト方式は前ピンか後ピンかがわからなくなるために、ウォブリング動作(コントラストピーク検出のためAFが行ったり来たりする現象)が発生します。
ウォブリングの発生、そしてモータ非内蔵レンズはAFそのものが遅いもの相まって、AF-Sレンズなどと比較して相当AF合わせに時間がかかると思われ、これもNikonの社内基準に合致しない可能性がありますね。

4はちらっと聞いたことのある話で、実際はどうなのかは裏が取れていませが、モータ非内蔵レンズはAF駆動制御をレンズ側で、内蔵レンズはボディ側、と言う話を聞いたことがあります。ただ、そうだとした場合、Nikon F4やF90以降の中上級フィルム一眼レフの時代は、ファームウェアアップデートという概念はありませんでしたが、これだと新しいモータ内蔵レンズが出たとしてもAFが最適化されないことになります。でも1994年発売のF90Xで、2007年代発売のAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDはちゃんと動くんですよね。
逆にモータ非内蔵レンズ側にAF制御を持たせているとしたら、レンズアダプタにとってはやりやすいように思いますが、ここは一眼レフとミラーレスでのAF制御の違いがあるからなんとも言えないですね。

SONYのAFカップリング搭載マウントアダプタも結構苦労している

SONYのAマウントレンズをEマウントボディで使えるマウントアダプタLA-EA5、あのサイズにAFモータを内蔵しているのは驚きで、しかもちゃんと像面位相差AFにも対応しています。

ただレンズとボディの組合せによっては、

オートフォーカスは動作しますが、暗いシーンや画面周辺部および大きくピントが外れた状態からのオートフォーカスではピントが合いにくい場合があります

としているものもあります。

SONY LA-EA5

サポートページには、レンズとボディの組合せでどういう制約があるかが事細かに書かれています。
これだけの検証をSONYは真面目に行っているわけで、開発リソースが劣りレンズの数が圧倒的に多かったNikonでは、ここまで検証を出来ていない可能性があります。
こういった点が、純正のAFカップリング搭載アダプタが出ない理由なのかもしれません。

焦点工房などサードの場合は、サードなので、と言う逃げがこういうアダプタにとっては有利に働いているかもしれませんね。あくまで精度や100%の動作を求めない層のためのレンズアダプタであれば、わかっている人が自己責任でどうぞ、と言うスタンスでの販売ができますしね。

ということで、焦点工房さんは商売がうまいですね。
まあ実際はAFが合わないレンズとかまともに動かないレンズも出てくるでしょうし、非純正レンズならなおさらそういう不具合もでるでしょうね

ともかく、CP+で現物を見てきたいと思いますし、恐らくこのアダプタは購入すると思います。2025年夏発売予定だそうですが、その前にNikonが純正で出したらウケますねw

JJCのアイピース付カメラレインカバーを買ってみた、が…

雨だった先月の木更津航空祭の実績を踏まえ、元々レインカバーは持っていますが使い勝手の良くないビニールのタイプのため、標準レンズや高倍率ズーム、70-200mm f/2.8クラスまでのレンズをボディ用にレインカバーを購入しました。

サイズは余裕があり、望遠レンズ以外であればほぼこのカバーで対応できそうです。

JJC カメラレインコート カメラレインジャケット Nikon DK-17 DK-19 互換

アイピースの部分に穴が空いていて、そこにアダプタを噛ますことで、ファインダのみカメラ本体のものが直接見られるタイプで、両サイドから手をいれる穴もあります。

専用のアイピースアダプタでカバーをファインダに固定できます

が、買って気付きました。これはNikon Zミラーレスには非対応ということに!
勝手な思い込みで、丸窓のNikonのアイピースは一眼レフもミラーレスも同じだと思っていました。しかし、ミラーレスのZの場合、アイセンサーがある関係でファインダ丸窓の上にアイセンサーの窓もあるんですね。このためアイピースの形状が異なっています。って調べてから返って話です。

とりあえず、一眼レフ丸窓アイピースのD850なら使えるので、試してみましょう。
純正を外して、JJCのアダプタを取り付け、その上からレインカバーを被せ、最後にカバーの上からもう一つのアイピースアダプタでカバーの上から固定します。

今まで使ったレインカバーでも結構使いやすい部類に入ります。使い勝手が悪化するカバーも多い中、このカバーはあまり嵩張らず、質感も悪くないです。

が、Z 8で使いたかったんですよ…。ってことでJJCさん、早くNikonのミラーレス機対応のレインカバー作ってください!

Manfrotto MVM500A ビデオ一脚を運動会で使ってみた雑感

Manfrotto MVM500A ビデオ一脚、昨日の運動会で大活躍でした。

すでに旧製品で、後継の現行品はMVMXPRO500となっています。

ビデオ雲台部分は新旧変わっていないように見えます。一脚とそのベースが現行品はFLUIDTECHなのに対して、旧型であるMVMXPRO500のベースはFLUID DRAG SYSYTEM (FDS) となっていて、改良が入っているようですね。

さて使い勝手です。いくつか気になった点を。

まずフルードベースついて。
小さな脚が3つ、その上に一脚を支えるボール雲台のようなベースに一脚が取りついているといった感じなのですが、脚の展開が小さいためやややりづらい、フルードと言いつつやや粘りが足りない印象かな。かなりスルスル動きますが、これはレンタル品が使い込まれた状態でフルードのかかりが甘いからなのかは不明です。
フルードベースの可動機構に対して一脚部分が190cm程度あり長いため、支点からカメラが遠いため、一脚自体に剛性がないとまずたわみが発生しますが、その点は問題なし。
一脚の剛性感はしっかりとしていて、Nikon Z 8 + Z 24-200mmとポータブルモニターをアームで取り付けた状態で問題なく、安物一脚にありがちな伸ばした時のたわみは感じません。
しかし、フルードの危機が甘いためスルスル動いてしまうきらいがあります。もう少ししっかりフルードの粘りがほしいですね。

あと、一脚自他の重量が重たく、雲台と合わせると2kgを越えてしまいます。とくに付属のフルード雲台自体がかなり重いようです。
そして雲台にはチルト機構はあれどパン機構はなく、それは足元側で行います。カメラから遠い支点でパンするので、動画のとおりスルスル動きます。
スルスル過ぎてもっと粘りがほしいです。なぜこういう機構かと言うと、一脚にモニターなどをアームなどでホールドしても、カメラをパンさせればモニタも一緒にパンされるので、コードが絡まる心配がないのです。あえて雲台にパン機構がないのはこのためなんですね。
なるほど、よく出来たビデオ雲台です。

現行品は粘りのなさは改良されているかもしれません。今度ショップで試したいと思います。
長めの一脚、欲しいけどなぁ、買ってまで必要かというと、そこまでの使用頻度はないですが、今回運動会で後ろの方から迷惑をかけずに高さを稼いで撮影出来たのは良かったです。とにかく機動性は良いですね。もちろん安定性は三脚以下であることは言うまでもないですし、常に手で支えなければならないので、撮影以外の作業は一苦労、バッグから予備バッテリ出すにも片手なのは大変です。

そういった点を踏まえると、これを活かせる現場はそう多くはないですが、必要なときは必要、なので今回レンタルできてよかったですね。

Manfrotto MVM500A ビデオ一脚を購入…じゃなくレンタルしてみた

スチル撮影だけでなく動画撮影もしだすようになると、切っても切れない関係なのが三脚や一脚です。
Manfrottoのビデオ三脚とビデオ雲台のナイトロテックN8も導入しました。重たいですが、とても安定した撮影が可能です。

子供たちの運動会など各種イベントで使っていますが、今回の運動会、コロナ過が明けて初めて、全学年合同(今までは学年別だった)となり、今までのように三脚を据えて撮影が難しい状況となりそうです。
そこで一脚なら場所も取らないし、移動もスムーズかなと思ったのですが、手持ちの一脚は学生時代に買った四半世紀前のSLIKのザ プロポッド スポーツ、何と今でも現行品として販売されている息の長い商品です。

https://www.kenko-tokina.co.jp/slik/monopod/pro/4906752204238.html

この一脚自体は今でも特段不満なく使えているものですが、高さが1600mm、少し高いところにカメラを上げての撮影が出来ない。元々自分の身長で立った状態でカメラがアイレベルまで上がる程度の物を買ったので良いのですが、ビデオ撮影には何度か使って、もうすこし高さが欲しいなと思いまして。
購入も考えたのですが、一脚に小さな三脚が付いたタイプもいくつかあり、Manrottoのフルード ビデオ一脚ベースがついたものを今回、買うのではなく使い勝手の確認も含めて、マップレンタルでレンタルしてみることにしました。

Manfrotto MVM500Aをマップレンタルでレンタルしてみました

現行機種ではないですが、どんな具合かな?といったところです。

これ自体は一脚を安定させるためのもので、これをもって一脚を自立させるものではないですが、一脚を支える手の力を抑えられるものですね。
高さは200.5cm、雲台の耐荷重は最大5kg、カウンターバランスは2.4kgまでとなっています。Z 8 + Z 24-200mmの重量であれば何とかなりそうです。
今回はそこに外部ビデオモニタとスマホも括りつけます。スマホはSnapBridgeによるワイヤレスリモコン代わりです。

今日はこんな構成で運動会の撮影します。
一脚自体の自重はけっこうありますね。雲台が大きく重いからでしょうね。でも三脚が使えない以上、これで頑張ってみます。

雨天撮影時の雨対策

先日の木更津航空祭では、事前予報が雨だったため、雨天対策をして挑みました。

カメラレンズが見えませんが、この迷彩カバーの中にNikon D850とAF-S NIKKOR 600mm f/4Gがいます

結果的に機材が濡れて故障する、といったトラブルもなく乗り切れましたが、周囲を見ると、カメラにビニール袋をかぶせている人もいれば、手拭いをかけている人、濡れるに任せて全くの未対策という人まで、その対応は多種多様でした。

撮影経験もそれなりに長くなってくると、こうしたイベントでの雨に対しては、ある程度対策していくようになりました。
月並みですが、私なりの装備をご紹介します。

ポンチョ

自転車通勤もしているので、ポンチョはいろいろ試したしたが、航空機撮影時は終了のある望遠レンズやボディを2台以上持つことになるため、厚手のポンチョはかなりかさばり重量もあるため、あえて折りたたんだ時のサイズがコンパクトな薄手のポンチョを使用しています。
私が使っているIKEAのKnallaという今は廃版のポンチョがちょうどよいペラペラ(笑)加減なので愛用しています。

この形状は腕を出す穴がある以外は、すっぽり360度覆えるので、例えばカメラリュックやバッグをかけたまま装着すればバッグを濡らさずに済むのと、バッグやカメラ機材を地面に置いていても、裾の内側に入れておけば極力濡らさずに済みます。
なのでこれに似た形状の薄手のポンチョがおすすめです。

IKEAの現行品はSALTSTENという名称で販売されていますが、この形状だと腕は出しやすい分、両サイドから雨水が入りやすく、お勧めできません。

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薄手の場合、どうしても雨が染みやすいのが欠点なので、事前に防水スプレー処理を施すのが良いでしょう。

正面側が眺めの自転車用も悪くないですね。

シューズ

最近は防水スニーカーも多く出ています。寒くなってきたらスノーブーツ型もよいでしょうが、歩き回るには少し疲れるかもしれません。
私は最近ムーンスターの防水シューズを使っていますね。職場で安く買えるんですよ。足が幅広な4Eなので、履き心地はゆったりしています。

防水パンツ

アウトドア向けは結構お高め。ワークマンだと比較的安価に購入できます。上下セットでこの値段ですからね。他のメーカー品だとパンツだけでもっと高価です。

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カメラバッグカバー

カメラバッグのレインカバーは単体でもなくはないですが、ある程度のサイズと値段のバッグでは、専用レインカバーが別売りまたは付属していることが多いです。
私が木更津航空祭で使ったバッグは、VANGUARDのALTA SKY53でレインカバーが付属しています。
カバーはコンパクトに折りたためるのと、サイズにも余裕があるため、何かをバッグに装着したままでもかぶせることが可能です。折りたたみいすを取り付けた状態柄カバーできました

ALTA SKY 53付属のレインカバー装着時

このカメラバッグは、ドローンや折りたたみ椅子などを外側に固定できて、かつサンニッパや180-600mmクラスの望遠ズームレンズとボディを装着した状態で収納可能な上に、更にボディ2台とレンズも収納可能で、非常に便利なバッグです。もう6年くらい愛用していますが、まだまだ活躍できそう。収納がとても多くオススメです。

望遠レンズ用レインカバー

望遠レンズ用のレインカバーは、どちらかというと三脚にレンズを据えて使う用途に設計されたカバーが多いですね。
私が使っているものは、一番上の写真の迷彩のもので、かなり前に買ったものなので現行品ではありませんが、AF-S 600mm f/4Gのような大型の望遠レンズにも対応できるものです。

現行品だと、例えばthinkTANKphoto(シンクタンクフォト) エマージェンシーレインカバー ラージが適合します。

Vanguardも600mmレンズ対応のこれはよさそうですね

Canonも自社レンズ用にカバーをラインアップしています

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以前はNikonも望遠レンズ用のレインカバーを販売していましたが、現在では販売終了となっています。

どのカバーも基本的に三脚に据えたレンズ前提ではありますが、捲し上げれば手持ち撮影には対応できますし、背面が透明カバーなら、カバー越しに何とかファインダも確認可能です。

標準~中望遠レンズ用レインカバー

今回買い直そうと思っているのがこれです。
今使っているものは透明なナイロンのカバーですが、全てナイロンだと柔軟性が悪く、また畳んだ状態から広げるのにナイロン同士がくっついてしまい、剥がすのに手間取りました。

例えばJJCのこれは、Nikonの丸窓のアイピースに対応しているので、ファインダのみ露出させ、後はカバーすることが可能です。

次回に備えて、これは買っておきたいと思います。ということでポチりました(^^)

俺のカメラは防滴だから大丈夫だぜ、と思っている方も、せめて簡易型で良いのでカバーがあれば安心。

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防水カバーは、もっと使い捨てなど安価なものも存在しますが、結局使い勝手が悪かったり、雨漏りするものもあるので、ある程度しっかりしたものを購入したほうが無難でしょう。
出来れば雨の日の撮影は避けたいものですが、その機会でしか撮れないものもあり、しっかり雨対策することをお勧めします。

登山などアウトドア好きな方はもっとガチな装備でしょうけど、航空祭のような場合の雨は、あまりガチガチにすると重量が大きくなるので、ある程度の妥協は必要かな。
このあたりは個人の好みも大きいですけどね。

イメージセンサのクリーニングスワブを観察してみた

カメラのイメージセンサに付着するゴミ、絞りを絞り込むほどに画像として映り込んでしまうので、定期的な清掃が必要ですが、その清掃用ツールとして重宝するのがクリーニングスワブですね。

VSGOのM4/3センサ用クリーニングスワブ

最近は仕事で産業用カメラのセンサの清掃も行っているのですが、1インチセンサの清掃、結構シビアでして。マイクロスコープでその清掃の出来を観察していますが、クリーニング駅を1滴塗布してセンサをワイプするだけで、概ね0.005mm以上のホコリは見事に取れてしまうのが素晴らしいです。
が、本当に細かい、肉眼で見えないホコリは、空気中に浮遊するものも含めて、完全に除去することは難しいのも事実です。最も映り込みがなければ問題ないですし、全く埃がつかないなんてのはクリーンルーム以外では無理ですね。

さてこのクリーニンスワブ、職場のマイクロスコープを職場のマイクロスコープで見てみました。
1本の直径が約20μmの合成繊維が何十本か束になって、直径約0.2mmのロープに。そのロープ2本が約0.5mm間隔で編み込まれていました。
これにクリーニング液を塗布することで、繊維と繊維の間の肉眼で見えない程度の細かいホコリまで、ほぼ除去が可能です。

職場のマイクロスコープのデータ持ち出しできないので、上の写真は自宅でLUMIX GX7MK3とLUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH.で撮影したものです。職場のマイクロスコープではン千倍まで拡大可能なので、繊維1本まで見えますが、流石にマクロレンズ単体では無理ですね。
でもこんな感じで編み込まれているのは分かると思います。この利点は、繊維が落ちてこないので、拭き取ることで返って汚してしまうという心配が少ないことです。
なお、クリーニング液は1滴、あまりつけすぎないことがコツです

さて今までは元祖スワブとも言えるVSGOのスワブを買っていましたが、最近価格がかなり上がってしまったので、今度はK&F Conceptのスワブを買ってみることにしました。

ちと価格が上がってしまったVSGO。パッケージは昔のから変わって黒い袋になっていますね。

しばらくクリーニングをサボっていたら、結構付着しているので、たまには清掃せねば。