「お酒」カテゴリーアーカイブ

スノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパにある「上南摩そば 竜がい」に行ってきた

私のGW休みは今日で終わりですが、まだまだ引っ張るGW前半に行ってきたところ。ブログ掲載の時系列がめちゃくちゃですみません。

摩ダムを見るのが目的でしたが、ダム手前にキャンプフィールド&スパが出来ているとは。2024年にオープンしたようです。

山奥の蕎麦屋が休みだったので調べたら、なんとスノーピークのキャンプフィールド内に蕎麦屋があるみたいなので、行ってみました。

ちゃんと手打ちです。鹿沼の蕎麦は細麺なんですね。美味しゅうございました。
蕎麦屋もスパも売店も、キャンプ場の宿泊者以外も利用可能です。

せっかくなので売店も。スノーピーク経営だけあり、もちろんキャンプ用品やグッズなど中心ですが、薪を売っていたり(木の種類で火のつき方と持ちが違うんですよ~と店員さんが教えてくれた)、前日光醸造所のお酒もありました。

今回は佐野で酒を買うことにしていたのでここでは買わなかったけど、次来る機会があれば、この酒造も行ってみたいですね。

ということで、世間では6日火曜日も旗日ですが、私は仕事です。GWにやりたいことは概ね出来たので良かったかな。

【第一酒造】開華 純米吟醸 夢ささら

GW休み前半で行ってきた栃木。鹿沼市を南下すると佐野市があります。佐野といえば第一酒造、ってことで行ってきました。

売店では第一酒造のお酒だけでなく、スイーツやコラボのカップ麺、ソフトクリームもあります。ソフトクリームはちゃんと日本酒味です。麹を使っているのかな? ノンアルコールなので運転手でも安心。
ガチャガチャもチャレンジしましたが、残念ながらカップ酒でした(笑

もちろんお酒も買いましたよ、1本目はこちらです。

酒米に栃木県の酒米「夢ささら」を使用。この酒米は2022年(令和4年)栃木県で人工交配された新しい酒米で、親に山田錦や短稈渡舟などが含まれているようです。
最近、栃木の酒造でこの酒米を用いたお酒が続々登場していますね。

栃木県産「夢ささら」を精米歩合55%で。アルコール度数は15度と標準。日本酒や使用酵母などの情報は非公開です。秋山川伏流水、佐野の北に位置する秋山からの水を使っているんですね。

売店では冷蔵保管だったので、冷やした状態から。
上立香は仄かに洋梨のような感じ?いわゆる華やかなタイプではないですね。口に含むと、やはり甘みは洋梨系ですが、ことさら華やかな甘みではなくほんのり来る甘み、そして旨味と苦みを基調としていますね。後味にじわっと辛さが押し寄せてきます。そんな感じなので、少し温度を上げたほうが良さそうだなと、時間を置いて飲んでみると、なるほど少し温度が上がったほうがバランスが良いですね。甘みと旨味と苦みのバランスが良くなりました。思ったより辛めですが、これぞ食中酒といった趣ですね。
個人的に温度を上げたほうが好みです。夢ささらを使ったお酒、どれも個性があって面白いですね。


佐野のアウトレットに行くついでに、ぜひ第一酒造にも足を運んでくださいね。

【清水清三郎商店】作 (ZAKU) IMPRESSION M 純米吟醸無濾過直汲

私が数ある日本酒の中でも5本の指に入るくらい好きな三重県のお酒、作(ZAKU)の中でも、IMPRESSIONシリーズは特別です。

まずこの瓶がかっこいい! フラッシュを瓶の後ろからリモート発光させています。レーザー刻印しているのかな? こんなに美しい瓶はないですよ。要冷蔵ですが、贈答品としても喜ばれるはずです。

普通に撮影するとこんな感じです。この瓶に電球を入れて間接照明にするのもオシャレですね。

ということでIMPRESSIONシリーズ、何故かいつもの酒屋に最近置いてありまして、ここは通常の雅乃智などは置いてあることが多いので、私も以前買って飲みました。

が、IMPRESSIONシリーズは希少でめったにありません。私も行きつけのお店で飲むことが多いIMPRESSION Mですが、今回手に入ったので、やっと宅飲みできました。

何度も書いていますが、作(ZAKU)はすべてのお酒が、味の安定性を保つために火入れ酒となっていますが、特殊な製法により、まるで生酒のようなフレッシュ感を味わえるのが特徴です。その中でも特にIMPRESSIONシリーズはプチプチと微発泡で生酒のようなフレッシュさを味わえます。火入れして微発泡!? 圧力をなるべくかけずに絞り、それを直汲みで瓶詰め、そして火入れ後急冷させることで、そのフレッシュさを保っているのだそうです。

IMPRESSIONシリーズでもこのMは雅乃智がベース、自社酵母を使用で、一番人気があるのだとか。精米歩合60%の純米吟醸ですが、もはやスペックなどどうでも良いと思えるくらいです。こちらは火入れとは言え、基本的には冷蔵をおすすめしているそうです。

極微発泡、開栓注意とありますが、よく冷やしていれば吹き出すほどではありません。
上立香は爽やかな果実を思わせる上品な甘みを感じさせます。口に含むと、プチプチフレッシュでライチともマスカットとも思わせる優雅かつ瑞々しい甘みと酸味が、その後に樹の実を思わせる渋み、コク、旨味が調和します。もう例えようがないくらい完璧に繋がります。

そしてこの酒は何の料理とも合わせられ、これ単体でじっくり味わうのもよしと、もう好きに飲んで美味しいお酒です。
ただフレッシュなだけではない何かを持っているのがこのIMPRESSION Mです。IMPRESSIONシリーズでもこれは誰にでもおすすめできます。日本酒の印象が大きく変わると思います。


伊勢志摩サミットでも提供されたお酒、つまり世界中の人に飲んでもらえるくらいのお酒です。要冷蔵とは書かれていませんが、これから暑くなる夏にかけては冷蔵保管をおすすめします。ぜひパーティの乾杯のお酒として。

GW前の締め?いつもの串焼きやさん

先日、GW前の締めってわけでもないですが、いつもの日本酒の美味しい串焼き屋さんへ。
調子に乗って飲みすぎました。マスターチラ写り(笑

ちえびじんのLAPINもなかなかだったけど、帰山の低温熟成もなかなか味わい深かった。彗(シャア)の飲み比べもそれぞれ個性があったなぁ。最後に翠露のうすにごりで締めました。

おいつもお世話になっていたバイトのオバちゃんおねぇさんが5月いっぱいで辞められるそうで、長年のお勤めご苦労さまでした。マスター一人で大丈夫かしら?

モビリティリゾートもてぎに数年ぶりに行ってきた

最後に行ったのはコロナ禍前だったので、6年以上前かな? 名前もツインリンクもてぎでしたが、今は子どもが遊べる施設が増えてリニューアルして、モビリティリゾートもてぎとなりました。
アコード時代のクルマ仲間と久しぶりに会おうということになり、お互い子連れで行ってきました。

遊ぶのが目的ですが、ちょうどスーパーフォーミュラの第4戦も開催されていたので、せっかくなので息子と観戦してきました。

サーキットでの観戦自体は10年ぶりくらいか?


あんまり詳しくはないですが、こう見えて無限推しです(笑)元ホンダ乗りですからね。
最後にサーキットの中に行ったのはいつか、覚えていないくらいに久しぶりです。もう10年ぶりくらいかな?

息子と一緒に自由席から観戦、息子は初めてですし、友人と合流してパークで遊ぶのも目的の1つだったので、写真はサラッとしか撮っていませんが、自由席の上の方からの流し撮りだとこんな程度です。ガチ勢のようには行きませんね。600mmでも足りずトリミングしています。
ちゃんと撮るならもっと近い場所でですね。

撮影目的の方はだいたい一脚使っている人が多いですね。そのレンズにそんな細い一脚!?って人もちらほら見かけましたが…
こちらは自由席からの手持ちです。あまり流さず撮りました。

推しはオートバックス無限でしたが、今回は3位に岩佐選手が入賞できました。レース中は1位に上がった時もあったんですけどね。1,2位がDOCOMOのチームでした。いずれも車両はHonda HR-417Eでしたけどね。

表彰台ではシャンパンファイト…ではなくスパークリングファイト! しかもスパークリングワインではなくスパークリング日本酒です。
よく見たらスポンサーの中には福島の人気酒造があり、人気一スパークリング日本酒を使っていたみたいですね。これは良い! ぜひ日本のレースでは日本酒をかけましょうw


スパークリングファイトで使っていたのは大きな瓶ですが、中身はこれかな?

【下越酒造】麒麟 本醸造 濃熟オールド

こちらは飛行機撮影仲間の方に買ってもらったお酒です。

熟成酒だけに、この黄金色。18年蔵内熟成させた熟成酒と、何種類かの古酒をブレンドしたお酒だそうです。
麒麟ブランドの酒蔵で、ラインアップを見ると、どうやら古酒を得意としているようですね。

久しぶりの醸造アルコール添加。普段あまり醸造アルコールのお酒は飲まないのですが、たまにはいいでしょう。あ、別にアンチ醸造酒ではありません。
お値段は一般的な四合瓶よりちょっと高い程度で、普段飲みに推奨されています。古酒なのに凄い。
精米歩合は70%、原材料はとある酒屋のサイトには五百万石など複数使用されているようです。ブレンドなのでそういうことなんでしょう。
またこれもある酒屋さんのサイトによれば日本酒度は-9と甘口です。

要冷蔵ではありませんが、まずは冷やした状態から。まず開栓した時点で古酒らしい香ばしい香りが。いわゆる熟成香ですね。
口に含むと、甘味と苦味、どっしりさがじわっと訪れます。古酒らしい膨らみのある甘みに、適度に苦みがあり、アル添らしい力強さも加わります。
後味はややビターな苦みを残しつつも、ほんのり甘さも残しますね。
実はこの日たまたまケーキをデザートとしていたのですが、合うんですよねこれが。古酒のちょっとした癖のある味わいにケーキの甘みがマッチしています。適度なビターな苦みがいいんでしょうね。

この日は冷やした状態でしたが、それでもしっかりとした味わいでした。これはぬる燗にすると良さげな感触です。ちょっと温めました。ああ、甘みも出てきて俄然これだなと。やはり古酒系は温度を少し上げた辺りがよいですね。香りは温度を上げても古酒にありがちな独特のひね香はあまりないのも良いです。

これは食後にのんびり飲みたいお酒ですね。

【油長酒造】風の森 露葉風 507

いつもの酒屋で安定的に買える素晴らしいお酒、「風の森」、いつもはあまりコメを磨かない807シリーズをよく買うのですが、今回は吟醸酒並みに磨いた507を買ってみました。

風の森は全品純米で生酒です。瓶内二次発酵してガスが強い場合があるため、開栓注意のラベルがあります。よく冷やしておきましょう。

奈良県でのみ生産される酒米「露葉風」を使用したお酒です。日本酒発祥の地、奈良の希少な酒米を、深層地下水の超硬水を使って醸しています。
無濾過無加水生酒です。
名前の通り、精米歩合を50%としています。逆に80%とあまり米を削らない807シリーズもあるので、飲み比べも楽しいですね。
本当に美味しいお酒は、米を削ったからとか削らないからとか、そういうのは超越しているんですよね。それぞれの良さがあります。
ではいただきましょう。

開栓は慎重に。ポンとガスが抜けましたが、吹き出すまでではないです。
冷やした状態で注ぐだけで引き立つ爽やかでフルーティな吟醸香。口に含むと、プチプチとしたガス感とともに、サーッと口いっぱいに広がるラズベリー系な酸味とジューシーな甘味、しかしそれでいて単に甘いだけではなく旨味と複雑味も絶妙に絡んできます。精米歩合50%だからただただスッキリしているわけではない、このあたりが風の森らしいアプローチです。深層地下水もこの味わいや複雑味に貢献しているのでしょうね。
そして後味はさっぱりとしています。スーッと引いていくのが持ち味です。この辺りは複雑味の余韻を残す807シリーズよりさっぱりと切れる印象かな?

要冷蔵なので贈答品としては難しい面もありますが、ぜひお祝いの場などにも曲がなく良いお酒と思います。


こんなに美味しいお酒が、一般的な日本酒と変わらない値段って本当に凄いことです。それが普通に手に入るのだから、これを楽しまない手はありません。変にプレミアがつかない事に感謝です。

【北島酒造】大入ひっぱりだこ 純米吟醸無濾過生

飲食店の新規開拓は最近あまりできていませんが、日本酒の新規開拓は続けていきたいですね。
ということで今回は初めてのお酒です。

【北島酒造】大入ひっぱりだこ 純米吟醸無濾過生

滋賀県のお酒はなかなか関東では見かけないのですが、このラベルにピピっと来て買ってみました。日本酒らしからぬネーミングにラベル。こう見えて辛口だそうです。
久しぶりに辛口系も飲もうと思って購入。

【北島酒造】大入ひっぱりだこ 純米吟醸無濾過生

酒米は滋賀県産の「吟吹雪」で、滋賀県で多く生産される酒米だそうです。これを精米歩合55%の純米吟醸無濾過生としています。
ラベルにはありませんが、買ったお店の情報によれば、このロットは日本酒度は+6の辛口です。製造ロットで日本酒度は変わるようですね。また酵母は7合酵母とのこと。
初めてなので味わいは全く想像のつかないです。では開栓してみましょう。

薄濁りで黄色みがかったお酒

瓶から見るとわからないですが、注ぐと薄濁りなのがわかりますね。冷やした状態でいただきました。
上立香は仄かですが何かの花っぽさ(何かはわからないw)を感じさせます。口に含むと、まずさっぱりとした酸味とドライさが出てきますが、その後ほんのり甘みが後から着いてきますね。全体としてさっぱりとしていて、辛口から想像するどっしりさはあまり感じません。
酸味→旨口→仄かな甘みでそれぞれがシャープです。こういうアプローチのお酒ってなかなかないんですよね。
調べると、北島酒造のお酒はすべて純米かつ生酛造りとのことで、このお酒も生酛造りならでは酸味と言えますが、生酛造りでも酸味がかなりシャープなんですよ。これが他にない味わいです。
ザ食中酒です。食事を問わずといった感じですね。


生酒なので要冷蔵ですが、温度が上がると甘みも素直に増します。キレもよいお酒、ぜひ。

【濱田酒造】だいやめ~DAIYAME~

普段日本酒ばかり飲んでいますが、たまには芋焼酎も、ってことでストックが切れたので買ってきたのがこちら。

【濱田酒造】だいやめ~DAIYAME~

最近は焼酎もこうしたシックなラベルのものが増えてきましたね。パッと見は日本酒と区別がつかないですが、濃い色の瓶が多いのが焼酎です。

【濱田酒造】だいやめ~DAIYAME~

なんだかいろいろな賞を取ったらしいですよ、このだいやめ。世界三大酒類コンペティションである「IWSC」と「ISC」のSHOCHU部門で賞を取ったそうです。
独自製法で「香熟芋」でライチを思わせる香り? 日本酒がメロンやら果実の味わいになるように、芋焼酎もライチになるんですね。ほんとこれがお酒の不思議であります。
アルコール度数は一般的な25度。さてどんな感じかな?

まずは水割りで

私の焼酎宅飲みの基本は水割り1:1です。ラベルには炭酸割りや冷やしてストレートともあり、今度試してみましょう。
ってことでいただきました。
凄いわ、開栓しただけで漂うライチの香り。フルーティな芋焼酎はたくさんありますが、ここまで見まごうことなきライチの香りがするのはなかなかないですよ。
独自製法でこの香りを出しているそうで、もう芋焼酎とは思えない、ライチ焼酎じゃないかと思わせるくらいです。本当にお酒の不思議です。

口に含むと、なんと爽やかな味わい、さつまいもの味わいよりもやはりライチっぽさが強調されますね。水割りでも普通どっしりさは残るのですが、これに関しては皆無です。スルスルいけます。
確かにこれは炭酸割りするとより爽やかさが増しますし、冷やしてストレートなら、濃厚なライチの香りと味わいを楽しめそう。
ただ、一般的な芋焼酎が少な人にとっては、これは芋焼酎じゃない!となるかもしれませんね。さつまいもらしさはあまり感じられません。このあたり好みが分かれそうではありますが、これはそういうコンセプトで作られたお酒なのだから、そういうものと受け止めればよいかと思います。
とにかく重苦しさ皆無です。これから暖かくなる時期に、さっぱりした炭酸割りが良さそうなお酒ですね。


この味なのにごく普通のお値段なのが嬉しいですね。

【Cantine Pirovano】Petaloso Demi Sec White Sparkling ペタローソ・ドゥミ・セック ホワイト・スパークリング

ワイン系はどうもタイトルが長すぎていかんな(笑
ということで珍しくスパークリングワイン。ワインは好きですが、知識がまったくないのと種類が尋常じゃなく多いので、普段飲んででもあまり紹介はしないんですけどね。
これは甘い系でもスッキリして飲みやすかったので。

【Cantine Pirovano】Petaloso Demi Sec White Sparkling ペタローソ・ドゥミ・セック ホワイト・スパークリング

日本酒は専門店で買いますが、ワインはだいたい買うのはKALDIです。全国どこにでもあるし、品揃えも庶民価格の中でと厳選してあるし。
妻が普段スパークリングは甘いのが好みで、これと同じ銘柄のもっと甘いのもあったのですが、こちらはやや甘口。これなら甘すぎず自分も行けるかな、と思い買ってみました。

【Cantine Pirovano】Petaloso Demi Sec White Sparkling ペタローソ・ドゥミ・セック ホワイト・スパークリング

スパークリングの白は辛口が多いですが、やや甘口ってのは案外あるようでないです。だいたい辛口かやや辛口、次に甘口が多い印象ですが、どうでしょう? ワインに詳しくないのでわかりませんが。

黄金色が美味しそう

注ぐと香りは洋梨を思わせる爽やかな瑞々しい甘みを感じさせます。
口に含むと、甘口だけどそこまで甘味は強くはなく、さっぱり系ですね。酸味は薄め、タンニンの渋みはほぼ感じません。ふわっと広がる甘み、そしてさっと引きも良いです。口当たりが良く飲みやすくて、それなりにワインらしいアタックもあり。フルーティですが、それが強すぎないのが良いです。
この値段の甘口スパークリングでかなり好きかも。甘いだけのスパークリングはそれなりにあれど、ここまで後に引かない甘口はなかなか良いですね。

KALDIで買えるので、ぜひお店を覗いてみてくださいね。