「カメラ・レンズ関連」カテゴリーアーカイブ

値上がり前に撒き餌レンズ NIKKOR Z 40mm f/2を買ってみた

COVID-19に端を発した世界的な物不足。半導体不足に始まり、物流の停滞、原油高が重なって、世界的に物価上昇の傾向にあります。日本はとりわけ円安も重なっていますしね。
ということで、2022年10月より、各所で食料品やら工業製品が値上げとなっています。

Nikonでも、一部製品の値上げが発表され、10月5日より値上げが発表されました。
ということで、値上げ前に抑えておこうと思ったのが、表題のNIKKOR Z 40mm f/2です。

こちらはNikon Zマウント最安値で、2021年10月1日販売開始時の希望小売価格は¥35,350と、最も安価なフルサイズ対応レンズです。
10月5日より¥40,370と5千円値上がりしました。
その前に実売2万円代後半で導入することにしました。昔のCanonのEF50mm F1.8IIみたいに実売1万円切る程ではないにせよ、十分撒き餌レンズと言うにふさわしい価格でしょう。

軽量コンパクト、プラマウントは気にならない

Zマウントレンズのフルサイズ対応単焦点では、Z 28mm f/2.8に続き軽量コンパクトなレンズです。
購入に際しては、28mmは個人的にあまり好きな焦点距離ではなかったため、35mmと50mmの中間的な40mmの本レンズを買ってみました。

前玉はとても小さいですね。一眼レフ用のレンズからすると、かなり小さく不安になりますが、考えてみれば、フィルムカメラ全盛期のコンパクトカメラは、前玉は小さかったですね。これは、コンパクトカメラは一眼レフのようなレフレックスミラー機構のためのスペースが不要なので、バックフォーカスを大きく取る必要がないため、前玉を小さく出来ました。原理的には同じ理屈なんでしょうね。

NIKKOR Z 40mm f/2の光学断面図 前玉(左側)は小さいが、後玉は大きい

レンズの光学断面図を見ると、前玉は鏡胴の直径の半分にも満たない小径ですが、後玉は大きく、非球面レンズとなっています。フレアカッターも入っていますね。

外観はプラスチックながら、昔の安価なAFレンズのように無粋に黒光りする感じはなく、この価格としては十分でしょう。

コントロールリングは1つ、このサイズならこれで十分でしょう。Z 9との組み合わせであれば、フォーカスリングとしての感度は「敏感」と「鈍感」の2種類選択可能です。個人的は敏感でも速すぎることはなく、これで良いかなと思いました。

マウントはプラスチックです。近年はメーカー問わず、軽量コンパクトで安価なレンズは、金属マウントではなくプラマウントの採用が増えてきました。
プラマウントの耐久性を心配する人もいますが、プラスチックの性能は20世紀とは比較にならないくらい進化しています。使い方次第では金属と遜色のない強度を持っています。着脱でスレは発生しますが、摩耗してガタガタになるのは、相当な回数の着脱をしない限り、まず実用上の問題は発生しないです。
レンズが軽量であることから、マウントにかかる負荷も重たい望遠レンズと比較すれば、無視できる程度です。
ということで、個人的には何ら問題ないと思っています。

純正でレンズフードが用意されていないのは残念

90年代のNikonのDタイプレンズ全盛期は、中上級レンズを除き、レンズフードが別売りでした。2000年代に入り、多くのレンズに標準でレンズフードが同梱されるようになりましたが、ここに来てZマウントのこの安価な40mm f/2には、レンズフードは同梱されないどころか、別売りですら用意されていません。
これは、Z 28mm f/2.8でも同様です。
ちなみに、CanonのRFでは安価なレンズであっても、別売りでちゃんとレンズフードの設定があります。
この辺り、安価なレンズはフードの設計すら省いてコストダウンしているのでしょうか? 少々残念です。

ということで、このレンズを多分買うだろうという予測の元、以前我楽多屋さんでNikonのねじ込み式フードのHN-3を購入済み。HN-3は52mmのフィルタ径を持つFマウントのAI Nikkor 35mmF1.4S・35mmF2S・35mmF2.8S・55mmF2.8Sマイクロ・AF35mmF2(D)・AF35~80mmF4~5.6D〈New〉に適合するフードですが、フィルタのネジに取り付けるので、52mmのフィルタ径を持つ35mm以上の焦点距離のレンズに汎用的に使用可能です。
Z 40mm f/2も、Nikonの単焦点レンズで長らくこだわって設定されていた52mmのフィルタ径なので、HN-3がぴったり適合します。
フードがあるだけで、それっぽくなるし、レンズの保護にもつながるので、フードは必須アイテムです。

しかし、Nikon HN-3、以前はジャンクかごに並ぶくらい安価に手に入ったのが、Dタイプレンズ終了とともに生産完了となってからは、一部では価格高騰しているのですよね。我楽多屋さんは、値上げせずに販売してくれているのがありがたいです。

が、手に入らない場合は、サードのレンズフードという手もあります。

こちらは28mmと共通なので、フードの深さは不利ですが、付けないよりはあったほうが良い、という感じでしょうか。
サードからは色々出ているので、好みのデザインのものを楽しむという遊び方はありますしね。
いずれにしろ、フードは付けたいですね。

実写してみる

40mmという焦点距離は、NikonではAF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gくらいしか他になく、しかもこのレンズはDXフォーマット用ですから、フルサイズ用のレンズとしては、本レンズが初めてです。
35mmと50mmという定番焦点距離に挟まれた40mmですが、果たしてどんな塩梅かな? もともと35mmが標準レンズで、50mmもこの10年で苦手な焦点距離から好きな焦点距離になったので、40mmはすんなり受け入れられそうな感じです。

Nikon Z 9には少々コンパクトすぎ?

個人的に、Zマウントのレンズはハズレ無し、という印象ですが、本レンズは良い意味で収差も残っているので、絞りにより描写の変化はある程度楽しめる印象。それでも、Fマウントのレンズ度比較すると、開放から安定性は高いです。開放で口径食が少ないのも、この価格とf値ではかなり良いのではないでしょうか。

逆光や点源光が直射する状況では、場合によってゴーストやフレアが発生することもありますが、それもひどく発生するのではないので、全体として好印象です。
ボケは被写体と背景の距離によっては、少し二線ボケになることもあるけど、概ね良好。
ほぼ完璧な写りをする、f/1.8シリーズと比較すると、解像力や収差の点で一歩譲るかもしれませんが、Z 9の4500万画素でも、f4か5.6で解像力はグッと高まります。
そういう意味では、昔のレンズほど劇的な変化ではないものの、絞りによる描写変化は楽しめますね。もちろん、一眼レフ用の50mm f/1.8あたりと比較すると、開放でも劇的に良いですけどね。

AFはSTMで、Z 9でも素早いというほどではないけど、実用上問題ない感じ。ただ、例えば一眼レフのD850とAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDは、素早くなくともスーッと一発でAFが合うという感じに対し、Z 9とZ 40mm f/2はウォブリング(フォーカスが細かく行ったり来たり)の傾向があり、それが場合によって少々もたつくように感じることも無きにしもあらず…でも概ね問題ないですかね。
これはレンズのせいというより、Nikon Zボディ共通の問題かもしれません。どうもフラッグシップのZ 9ですら、像面位相差よりもコントラストAFniウェイトを置いているような挙動を感じます。ま、このあたりは脱線話なので、また別の機会に。

値上がりは残念ですが、それでも実売3万円台で手に入るレンズとして、完成度は高く、価格以上のものを得られるのは間違いないです。フルサイズZユーザー全てにおすすめのレンズです。


小学校に上がって初めての公開運動会に行ってきた

2020年に小学校入学だった娘氏、2020年といえば日本国内でもCOVID-19コロナウイルスが広がりつつあり、会社も100%在宅勤務に切り替わり、外出も最小限とされました。
当然、あらゆる行事は中止となり、小学生初の運動会もありませんでした。
去年は運動会は非公開実施、親はプロ?が撮った固定カメラで顔の判別すら出来ない低解像度動画を見るだけで終了。
そして今年は学年別ですが、初めての公開となりました。

動画をZ 9、スチルをD850で

Nikon Z 9で初の子供の行事撮影です。Z 9はもちろんスチルでも歩留まりがよく撮影できることが期待できますが、それよりも動画の性能が良いので、Z 9は動画撮影で、D850をスチルに専念。Z 9の動画設定はは4K H.265 10bit SDRとしました。ProRes 422だと、いきなりデータ容量をH.265の数倍食ってしまうので、落とし所が難しいですね。一般には、H.265の10bitでまず問題ない品質で撮ることが可能ですし。

体は1つなので、スチルと動画の両方に力を入れるのは無理です。ということで今回は動画メイン、スチルは被写体(娘氏)の移動の少ない場面で、三脚で動画撮りっぱなししながらD850でスチル撮影、ということにしました。

露出失敗!? -1.3EV補正になっていた

最初に撮ったのがかけっこで、被写体が動くので、スチルは妻に任せて動画に専念しました。
が、撮影場所が逆光にならざるをえないところだったのもありますが、カメラにモニタフードを買おうと思ってすっかり忘れていて、画面が暗くて見づらいな~なんて思いながら撮っていました。
ところが、かけっこが終わって気づいたんですよ。「露出補正-1.3」になっていることに…

あちゃー、そりゃ暗いわけです。大失敗した~!
が、こちらは家に帰って動画を見たところ、全く使い物にならない訳では無いな~となりました。

露出補正-1.3のまま撮ってしまった動画の静止画切り出し

真っ黒に潰れてはいませんね。このくらいなら救済できそうです。10bitで撮っているので、諧調にも余裕があります。
親に動画を送るつもりだったので、Davinci Resolveでトーンカーブを調整してみました。

Davinci Resolveのカーブ・カスタムで高輝度側を詰めて、中間を少しだけ持ち上げた

高輝度(ハイライト)がないので、ピークを詰めて(右上の点を左側に少しずらした)、中間(中央の点)を少しだけ持ち上げました。
やり過ぎは禁物ですが、10bit動画なので、8bitのJPGよりは諧調に余裕がありますしね。2bit余裕があるということは、4倍細かいわけですから、最終的に8bitの動画として出力する分には、過度に調整しなければ問題ないでしょう。

トーンカーブ補正後、このくらいなら問題ないでしょう

これを見ると、ゴリゴリに編集するつもりはなくても、HDRで撮るつもりはなくても、最低限H.265 10bit SDRで撮ったほうが良いな~と思いました。
本音でいうと、Davinci Resolveで編集するなら、少なくともProRes 422で撮りたいのですが、何せデータを食うし、その上にはProRes RAWやN-RAWもあり、どんどんデータを食います。スチルのRAWでもヒーヒー言っているのに、動画のRAWだなんて空恐ろしいですわ…。もちろん得られるものは大きいし、ゴリゴリに編集するならRAWが良いのは言うまでもないですけどね。

調整前後の比較

動画切り出し静止画が普通に使える時代

それよりも今回、動画を見ていて思ったのは、4Kであれば800万画素もあるわけで、動画から静止画を切り出しても、本当に余裕があるということです。いや、4K自体なら、もう数年前からカメラに搭載され始めていますが、動画の圧縮性能そのものが向上していますね。

例えば、これまでの我が家で4K 動画が撮れるカメラ、Nikon D850Panasonic LUMIX GX7MK3は、4K動画のフォーマットはH.264/MPEG-4 AVC 8bitでした。
Nikon Z 9は、従来からのH.264に加えて、H.264よりさらに画質を維持したまま高圧縮を実現できるH.265/HEVC 8bit/10bitにも対応できますし、より高画質のApple ProRes 422 HQ、さらに2種類のRAW動画、Apple ProRes RAW HQとN-RAW(いずれも12bit)に対応します。

H.265は画質を圧縮率を高められる、ということは、その分ビットレートに余裕を持たせることで、より高画質に撮ることが出来るわけですね。

Nikon Z 9の4K H.265 10bit動画からの切り出し、露出が最適なら静止画として何ら文句ない画質

上の写真は、露出補正を戻して撮った動画をそのまま切り出したもので、JPG化に際しては色域の設定と(sRGBに最適化)、Web用に解像度をHDに落としただけですが、Web掲載用で十分な画質が得られています。
H.264では、細かい部分で圧縮の影響により、ああ動画から切り出したのだな、とわかる画室の劣化が見られました。これは動画では動いているのであまり気にならなくても、静止画にすることで、圧縮による影響がJPGそのものよりもはっきり出てしまうからでしょうね。もちろん、H.264でもビットレートに余裕を持たせればその限りではないですが、そうなると、今度は記録メディアへの書き込み速度が影響してきます。

Z 9のH.265 10bit動画が、スチル切り出しにも問題なく使えることがわかったので、もう少し積極的に動画は撮りたいなと思います。問題はデータ容量だけですね。

NIKKOR Z レンズラインナップ Ver5.0に見る将来登場するレンズへの妄想

やっと充実してきたNikonのZマウントレンズですが、まだまだFマウント時代からすると少ないし、先行するSONYのEマウントからすると程遠いのも事実です。
望遠レンズ系が少々寂しいですね。
それでも少しずつ増えてきているのと、TamronのOEMと思われるNIKKORは、このロードマップでの予告なく登場していますし、TamronやCOSINAブランドでのライセンス締結によるZマウントレンズも登場してきており、マウントの仕様を無償開示しているEマウント、今のところ外部とライセンスを締結していないCanonと、三者三様です。面白いですね。

次の35mmはf/1.2?

35mm f/1.2?

35mm単焦点レンズがもう1本追加されるようです。f/1.8の上に掲載されており、50mm f/1.2 Sと並んでいることから、35mm f/1.2 Sになるのでは?との噂です。
ミラーレス時代になって、一眼レフレンズでは代表的だった開放f値がf/1.4のレンズは、Zマウントには今のところ予定はないのかな? 価格とサイズのバランスを考慮したf/1.8と、とにかく大口径のf/1.2の両極端となり、f/1.4は過去のものになりつつあるのかな、という感じがします。

個人的には、35mmレンズに求めるものはコンパクトで軽快に撮れるレンズなので、f/1.2に興味はなく、f/1.8はいずれ買いたいと思っています。

70-180mmはTamronのOEMとの噂もあるが、まさかのZMNの可能性も!?

S-Lineではないようだが…

突如として登場した70-180mmという焦点距離。ロードマップにはTamron OEMの17-28mmや28-75mm f/2.8と並んでいることから、これもTamronのOEMになると言われていて、実際Tamronには70-180mm F/2.8 Di III VXDというEマウント用レンズがラインアップされています。

確かに、S-Lineではないf/2.8のズームレンズシリーズとして、今回の広角17-28mmも登場していることから、中三元の望遠ズームとして70-180mmが登場してもおかしくないですし、むしろ自然な流れでしょう。S-Lineとも書かれていないので、比較的リーズナブルなレンズと思われます。

ただ、これまでTamron OEMと言われる17-28mmも、28-75mmも、ロードマップに予告としては書かれず、いきなり登場しています。

あえて予告として書かれているということは、Nikonの設計製造によるレンズの可能性もありうるでしょう。
かつてNikonには、同焦点距離のFマウント用レンズ、Zoom Micro-Nikkor(ZMN)が存在しました。

このレンズは、等倍までは撮れないものの、最大撮影倍率1/1.32倍でズームできる唯一のマイクロレンズ(一般的にマクロレンズと呼ばれる)として販売されていました。
これを現在の技術で、Zマウント化により復活!と言うのは面白そうじゃないですか?
せっかくだから、個性的なレンズは期待したいですね。
ただ、ZMNが出るとしたら、S-Lineになりそうな気もするし、マイクロレンズの項目に書かれる気もするので、この線は薄いのかな…。

DC Nikkorの再来なるか? 135mmのS-Line

まさかのDCレンズ?

S-Lineの単焦点レンズに135mmが追加されました。85mm f/1.8の隣に並んでいることから、このレンズは135mm f/1.8になるのではないかと言われています。
この焦点距離で期待してしまうのは、やはりDC-Nikkorでしょう。

AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D

Defocus image Controlから取ったDCは、球面収差の補正量をコントロールすることで、ボケの特性を調整できるレンズです。お気に入りのI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dは、残念ながらレンズ内にAFモータを持たないレンズ故に、現状Nikonのミラーレス用FマウントアダプタFTZ, FTZ IIではAFが使用できません。
このレンズでミラーレスでもAFが使えたら…ボディ内手ぶれ補正と相まって、より歩留まりも上がるし、楽しく遊べるのに、と思っているだけに、ネイティブなZマウントのDCレンズは期待したいところです。

CanonもRFマウントのマクロレンズでボケ味のコントロールを導入し先を越されてしまったので、ぜひとも135mmには球面収差コントロールと言う遊び心を追加して欲しいですね。


とは言え、今自分に一番必要なZマウントレンズは、登場が期待されながらなかなか発表されない(執筆時点)200-600mmですね。
このレンズは、FマウントのAF-S 200-500mmの後継として、S-Lineではないことからもリーズナブルな超望遠ズームレンズになると期待していますが、なかなか登場しませんね。航空祭などイベントでは、大きな単焦点望遠レンズがサイズの制約上使えない場面も増えてきているので、比較的コンパクトな望遠ズームが待たれます。
早く出ないかな~

【JJC】KIWIFOTOS USBレンズヒーター DHS-2を買ってみた

少しずつ秋の気配が訪れていますが、昼間はまだ暑かったりしますね。でもこれが10月になると、朝晩は一気に冷えてきたりもするので、その時の屋外長時間撮影に備えて、レンズヒーターを購入してみました。

KIWIFOTOS USBレンズヒーター DHS-2

去年の10月、屋外でタイムラプス用の撮影をしていたら、明け方結露でレンズが曇ってしまったんですよね。

今年はリベンジで、曇らないようにしたいと思いまして。
もっとも、後は天気次第なのですけどね…

見た目は、値段なりといったところ。でも機能を果たせばそれでOKですしね。

作りは値段なりですが、使用頻度が多くなければ大丈夫かな?

今回はやや大きめなレンズ外径80-110mm用のDHS-2を買いましたが、実際はこの数値より調整幅は広そうです。

最大外径88mm(メーカー公称値))のAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRに巻いてみた

割と太めな標準ズームのAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRに巻きつけてみました。メーカー公称値で最大外径88.0mmなので、余裕で装着できます。
一般的な標準ズームなら、80mmまでのDHS-1でも問題ないでしょうね。値段も安いので、2種類揃えても良いかもしれません。



発送は中国から直送でした。発注から1週間ちょっとで届きました。以前よりは物流は回復してきている感じですかねぇ。

USBバッテリなどに接続するだけ、温度は3種類選べる

JJC楽天店の説明には「発熱線が-40℃の温度に正常な使用し、寒い環境でも安全に使用できます。」という少々意味が伝わらない解説がありましたが、付属の説明書(英文、独文、中文)を訳してみると「低温環境下でも持続可能なように、-40℃の低温に耐えることができる低温ケーブルを採用しています。」と言う事みたいです。
-40℃は日本国内ではまず達しませんし、カメラやバッテリのほうが先に死んでしまうと思われるので、実質的には日本の冬でも問題なく使えるはず…です。謳い文句だけ見ればですが。

温度は3段階に設定でき、LOWでは24℃以上、MIDDLEで5-24℃、HIGHで5℃以下の環境での使用が推奨されているようです。
さて、10月以降に使用してみたいと思って言います。しっかり効果を発揮できると良いですね。

望遠レンズの技量維持のため城南島海浜公園に行ってきた1

仕事が忙しくて、また子供の病院やらで有休をプラーベートな撮影に使うのが難しい状況。次百里基地に行けるのは…下手したら航空祭までないかも?(そもそも抽選で当たらなければいけないし)
望遠レンズはしばらく使わないと、体力にも技量的にも落ちてしまうので、望遠レンズを使っても周りに迷惑がかからないゴミゴミしていない広い空間…となるとやっぱり城南島海浜公園なんですね。

ここは羽田空港を離発着する旅客機だけでなく、海鳥や船舶も撮れるので、技量維持にちょうどよいのです。
しかも人工砂浜で子供を遊ばせられるし、ボール遊びとかも出来て良いんですよね。駐車場が混雑するのは仕方ないですが、入れ替わりも早いので、満車でも10分程度で入ることが出来ました。

海遊び、この時期は暑すぎずちょうどよい気温ですね。ここは人口浜で、海水浴は出来ません。
この日は波がそれなりにありました。

ちょっとヒヤッとする光景

水遊びしたくなりますが、波がちょっとあると、簡単に足元をすくわれるので、十分注意して遊びましょうね。

ところで、浜の波打ち際に、結構鳩がいるんですね。波が来るまでは驚きもせず歩いていました。どうやら波打ち際で打ち上げられた何かを餌にしてるっぽいです。コイツラ人間慣れしていて、かなり近くまで寄ってくるし、波をかぶるまでは、潮水が近くに来ても逃げる気配なし。

ただただ撮るだけです。羽田は風向き的に、34R上がりだったので、午後は逆光ですが、あえて逆光も良いかな。
ロクヨン(AF-S 600mm f/4G)手持ちも、重たいけど撮れる絵が良いので、やっぱり次狙うのは、いずれ出るであろうZマウントの600mm単焦点かな~

続く…

【MNG…】Manfrotto 468MGRC3

ああ、楽天で買ったんだな、というのがその界隈にはバレバレですかね。

Manfrotto 468MGRC3

Manfrotto 468MGRC3、ハイドロスタッドボール雲台です。
ボール雲台は、いくつか持っているのですが、どれもそれほど高価なものではなく、一眼レフ/ミラーレス一眼と70-200mmクラスのレンズを沿い停止タウン台がほしいと思っていたところ、楽天のセールで中古良品がお安くなっていたので購入。
耐荷重は最大16kgなので、超望遠レンズも行けなくなないですが、基本は70-200mmまでのレンズかな、200-500mm以上はジンバル雲台があるので、そちらを使いますので。

いそがしくて、まだ三脚にすら着けていませんが、週末試してみようと思います。

【追記】不具合発生で返品となりました

締め付けてもヘッドが固定できなくなってしまいました。最初は固定できていたのに、いざ使おうとしたら、締め付け最大でもボールが固定できません。
Manfrottoに連絡したら、中古アウトレット品だったからか、同等品交換できるものがないため返品となりました。
できれば修理してほしかったのだけどなぁ。

娘にリクエストされて東京大仏に行ってみた

先日ですが、娘が何故か行きたいです、と申すので、東京大仏を見に行ってきました。どうやら学校の社会科学集か何かの課題のようですが、それをチョイスするセンス(笑
せっかくなので家族で見に行きました。

東京大仏(乗蓮寺)

東京大仏は、何度も紹介していますが、東京都板橋区は赤塚の乗蓮寺にある、鋳造大仏としては日本で4番めの大きい大仏とされています。
我が家は何かと大仏に縁がありますな。いろんな大仏を見に行きたいですね。
ここは大仏以外に、池があったり蓮が育てられていたり、割と大きなお寺です。参拝者用の駐車場もあります。冒険家の植村直己の墓もあります。

赤塚植物園

乗蓮寺のすぐ近くにある赤塚植物園。ここも少しだけ行ってみました。
せっかくなので、古いTamron SP AF 90mm F/2.8 Macro(Model172E)で撮ってみました。
マクロレンズ(マイクロニッコールも)、普段は60mmばかり使っていますが、屋外ではやはり90mmの中望遠が便利です。
早くZマウントのタムキュー出て欲しいですね。

古いTamronをAFで使いたいのもありましたが、カメラは”軽さ”を求めてZ 9ではなくD850のグリップを外して持っていきました。
Nikon Z 9の何が不満って、メカシャッターレスのミラーレスなのに、重量がたいして軽くないところ。こうした普段のスナップは、連写速度もいらないし、軽くて軽快に撮れるカメラが良いです。
ぶっちゃけ、素のD850程度の重量であれば重いと感じないため、このくらいの重量とサイズ感のフルサイズミラーレスがほしいです。Dで一桁機を買わなかった理由でもあります。

ただ、Z 9になれると、一眼レフのミラーアップによる像の消失は気になってしまいます。ああ、慣れって怖いです。一方、フォーカスはシングルAFだとむしろ、Z 9よりD850のほうが確実性があるというか、AF-S 24-70mm f/2.8Eとの組み合わせでは、一瞬にしてフォーカスが合うので、シングルAFの性能はD850に軍配が上がります。逆に言うと、Z 9のようなメカシャッターすらないミラーレスでは、もうシングルフォーカスではなく、常時コンティニュアスAFで問題ないですし、むしろシングルAFの存在意義は、相手が静止被写体で三脚に据えて撮る、以外には不要だったりします。

ミラーレスカメラは、メカシャッターを廃してブラックアウトフリーとなってこそ、存在意義があるのではと思っていたりするので、Z 9ジュニア、欲しいですね。
Z 8の噂はでていますが、これを書いている時点では、まだ何とも。
画素数がZ 9と同じならむしろ、Z 8ではなくZ 7IIIで出して欲しい。Z 8は3000万画素程度の高感度連写番長で、D一桁の置き換えになってほしいと個人的には思いますね。

【夏休みのこぼれ写真から】クロップして見る「ナッチャンWorld」

まもなく函館フェリー埠頭に到着するフェリーから、フェリー埠頭を撮影した写真。

函館フェリー埠頭に停泊中の「ナッチャンWorld」が見える

先日もご紹介した高速フェリー「ナッチャンWorld」は、津軽海峡フェリーの手を離れ、高速マリン・トランスポート社のPFI(Private Finance Initiative)事業船舶となってからも、母港を函館港としているため、基本的に運行されていない場合は函館にいるようですね。

写真はNIKKOR Z 24-200mmの望遠端200mmで撮ったため、風景の中のナッチャンWorldと言った感じです。
さてこのレンズ、高倍率ズームながら、これまでの一眼レフ用とは異次元の、高い解像力を持っています。クロップしてみましょう。

クロップしても2458×1566(約385万画素)あって、ちゃんと解像している

双胴型ウェーブピアーサー型の特徴ある船体は、正面から見るとより一層その特徴がよくわかります。水面に接する部分を極力減らすことで造波抵抗を減らし、高速高校に寄与しています。その代わり、船体の大きさに対して積載量は減るという欠点もあり、津軽海峡フェリー時代も運賃は在来船より高く設定されていました。

これだけクロップしても、ちゃんと解像しているのがすごいです。絞りはf8で、絞り開放からわずかに絞っているだけです。隣に停泊している船が、津軽海峡フェリー「ブルードルフィン」であることもわかります。
これが一眼レフ用の高倍率ズームだと、もう少しモヤッとした描写になっていました。高倍率ズームでこれだけかっちり解像すれば満足です。本当にすごいレンズですよ。一眼レフ時代の標準ズーム以上の解像力ですから。
動画を撮ることを前提で買ったレンズですが、背景を大きくぼかすことを考えなければ、スチルでも十分実用なレンズです。

この写真はISO800ですが、Z 9は少しノイズが出ますね。この辺りは、高速走査出来る積層裏面照射型CMOSセンサの欠点が見えてしまいますね。

Medical-NIKKOR 120mm F4(IF)を入手した

一度使ってみたかったレンズです。

Medical-NIKKOR 120mmF4(IF)は、その名称の通り、医療用、医学用の記録撮影のためのレンズとして開発されたレンズです。
おもに外科手術や、口腔内の記録撮影の為、リング状のスピードライトを内蔵させたレンズです。現在でこそ、チャイナレンズで見かけたりもしますし、マクロリングライトが一般的ですが、1960年代にはまだ一般的ではありませんでした。
最初に販売されたのは、1962年のMedical-NIKKOR Auto 200mm F5.6で、焦点距離200mmと割と望遠マクロでした。何度かのマイナーチェンジ後、1981年12月に、焦点距離120mmの本レンズが発売されました。

Medical-NIKKOR 120mm F4(IF)

120mmという焦点距離、Macro-Nikkorなど非Fマウントのレンズを除くと、単焦点のFマウントではこのレンズのみのとなっています。元々一般向けレンズではなかったからか、Nikonの現行のデジタル一眼レフやミラーレスの中級機以上の非CPUレンズ装着時に設定できる焦点距離に、120mmは存在しません。105mmの次は135mmとなっています。
しかし、何故かズームレンズでは、24-120mmというのがFマウントからZマウントに至るまで存在しているので、120mmという一見中途半端な焦点距離には、Nikonは何かしらの考えがあるのでしょうね。

なお本レンズは、AC UNITのLA-2と専用コード、および取扱説明書が付属していましたが、残念ながら2倍までの撮影を可能とするアタッチメントレンズと、DC UNIT LD-2、3ピンシンクロコードSC-22は付属していません。SC-22以外は今後入手してみたいと思います。

絞りリングはなし

特殊用途レンズ故に、使い方や使い勝手は特殊です。
まず本レンズに絞り機構はなく、常に絞り開放となります。開放f値はf4ですが、これは最長撮影距離1.6m時(撮影倍率1/11倍)の場合で、撮影倍率が上がるほどf値も暗くなります。アタッチメントレンズなしの状態では、最短撮影距離0.35mで最大撮影倍率1倍、この時のf値はf32となります。
これは記録撮影のためのレンズですから、できるだけピントの合う範囲は広いほうがよく(被写界深度が深い)、明るさよりも優先事項だからと思います。
そして内蔵するスピードライトを発光させることが前提のレンズのため、暗いf値、何よりフィルムカメラの時代のレンズですから、デジタルのように簡単に感度を変えられないフィルムでも問題なく撮影できるようになっています。
また、f値は撮影倍率(フォーカス位置)、すなわち被写体までの距離で決まるため、内臓のスピードライトはレンズ側でフィルムのASA/ISO感度(デジタルカメラのISO感度)を設定すれば、自動でGN(ガイドナンバー)も決定され、適正露出で発光が可能となっています。
フィルムでは現像するまで結果がわからないため、こうした機構は撮影難易度を下げる有効なものでした。

フォーカスリング、というよりは撮影倍率を決定するためのリングは、クリックストップ付きです。これは、GNの設定にも影響するため、あえてクリックストップが付いており、微妙なピント合わせは、被写体またはカメラを前後させることで決めるようです。

レンズとカメラボディは、シンクロコードでつなぐことで、シャッターを押すとリングスピードライトが発光する仕組みです。

AC UNIT LA-2は残念ながら動作せず

さてレンズ側には別途電源供給が必要ですが、残念ながら、付属してきたAC UNIT-LA2は動作しませんでした。

AC UNIT LA-2は動作せず

元々動作未確認ということで期待していませんでしたが、やっぱりダメ。パイロットランプはいつまでも点灯せず。これが動作しないと、レンズ側のスピードライトは発光しません。恐らくチャージのためのコンデンサあたりが容量抜けしてしまっているのでしょう。
本レンズのS/Nは180945でした。このレンズは180***からS/Nが始まっているのと、付属してきた説明書が81.10の版であることから、80年代初頭の、本レンズ発売当初の個体であると推定します。古いので動かなくて当然です。
ちなみに本レンズ、1998年までと案外長く発売されていたようで、それなりに中古でも流通個体は多いですが、その多くが電源ユニットや専用コードなしだったりします。今回は動作しないものの、コード類や説明書付き、レンズもカビなどの問題はないものが1万円程度でしたので、これは掘り出し物だったと思っています。
とあるサイトによれば、最後期のS/Nは203***で、約2万3千本製造されたらしい(根拠はありませんので念のため)ので、それなりに流通はしているということになります。

LA-2はいずれ分解して、コンデンサ交換など修理可能か確認してみるとして、乾電池を使うDC UNIT LD-2を入手してみたいと思います。90年代まで売られていたので、この年代の部品なら、まだ希望はあります。

素のレンズで撮影してみた

内蔵スピードライトは使えずとも、マクロ専用レンズとしては使えます。120mmという焦点距離も、実はワーキングディスタンスを取りつつ撮影するのに、最適な焦点距離なんですね。とくに外科手術では、あまり被写体にカメラを近づけられないですしね。
撮影倍率が大きくなるほど暗くなるレンズのため、今回は外部スピードライトに頼ってみました。

モアレが出ているのは仕方ないですが1/2倍ともなると、液晶ディスプレイのドットがしっかり写っているのがわかります。
マニュアルレンズなので、当然歪み補正は入りませんが、線がピッタリ出ていて、ほぼ湾曲が見当たりません。120mmという中望遠なのもありますが、素晴らしい結果です。

1倍での撮影

1倍ではf32と暗くなるため、一眼レフではピント合わせが難しいですが、D810のファインダでなんとかピントの山を見つけて撮影。
500円玉をやや斜めにして撮りましたが、素晴らしい解像力です。もう少し低い撮影倍率より解像力は落ちるものの、これがフィルムであればフィルムの解像力を超えているかなと思えます。D810の3625万画素で少し回折の影響があるかな、と言った程度です。

こういう撮影ではマクロ撮影スタンドが欲しくなります

接写スタンドがほしいな~。ベローズ撮影でも、あると便利なんですよね。

これも外部スピードライトを使いましたが、ISO感度を調整すれば、適正露出を探せるので、露出については(ライティング自体は別として)デジタルならそれほどハードルは高くなさそうです。
今度はもう少し立体感のある被写体を撮ってみたいと思います。


ところで、RED BOOK NIKKORのHPで、なかむら小児歯科の中村先生のMedical-NIKKORが紹介されています。
また、なかむら小児歯科のHPにて、ご自身も紹介されています。

実は本レンズを手に入れたのは、この冬に口唇顎裂2回目の手術予定の、息子の歯茎の撮影をしようと思っていたから。なので、なんとしても内蔵スピードライトで撮ってみたいのです。
スピードライトを復活させたいな。

LOGOS Life バックホールドチェアを買ってみた

そんなにアウトドアをするわけでもないのですが、戦闘機撮影の待ち時間やお昼タイム、車の中だと暑いし、リアドアを開けてその日陰で過ごす、という時に長年使っていたColemanの折りたたみチェアがついに壊れてしまいまして…20年以上使ってますしね。

そんな中、先日あみプレミアム・アウトレットに行った際に、LOGOSが入っていたので、立ち寄ってみましたが、良さげなチェアを見つけて、これがアウトレット価格だったのでついつい購入してしまいました。

LOGOS Life バックホールドチェア(ブラウン)

LOGOS Life バックホールドチェア(ブラウン)を購入してみました。展示品アウトレットということでしたが、収納カバーに擦り跡とごく小さな穴がある程度で、椅子本体は折りたたみに伴うシワと程度、問題なしと判断しました。

これまで小ぶりな折りたたみチェアだったので、やや大きめのこの商品、とても座り心地が良くて、何より座面の高さもあるので、立ち上がりも楽。
大きいので、畳んでもそれなりに長さがあるのと、しっかりしている分、重量が約5.4kgあるのが難点ですが、自分の使い方は車の横に置いて使うのが大半、荷物が多いときはアウトドアワゴンに載せてしまうので、問題ないかなと。
撮影の待ち時間や休憩中も、少しでも楽にしていたいですから。

早速子供に占領される

子供に占領される? まあ楽だもんね。


アウトレット品だったので、お安く買えましたが、それなりに高価ですね。それでも、ホームセンターで売っている2千円くらいの折りたたみチェアとは剛性感、安定感が違うので、座っていても疲労度が変わってきますね。

Nikon D850 + AI Nikkor 50mm f/1.2S

最後の写真はNikon D850 + AI Nikkor 50mm f/1.2Sで撮影しました。その前の2枚はDC-Nikkor 135mm f/2Dです。焦点距離やレンズの特性の違いによる描写の違うがよくわかりますね。50mm f/1.2Sは、絞り開放による球面収差(ハロ)の影響で、ピント面とその手前は解像力はしっかりあるけど、繊細かつ柔らかな描写に。背景はやや固めのボケですね。
このレンズは、前ボケをふんだんに取り入れた撮影が得意かもしれませんね。