30代の頃、東日本大震災で職場が被災して、しばらく別拠点に長期出張していた頃、ホテルぐらしだったのでよく飲み歩いていて、バーなんかも行ったものです。
最近はあまり行けていなかっけど、忘年会ついでに、職場の若い人を連れて行ってきました。




ポール・ジローは絶品、そして最近気づいたのが、テキーラも良いかもとなっていること。PORFIDIO、これは香り高くて良いな~
値が張るので中々買えないものは、カウンターバーで飲むのが良いな。
ごちそうさまでした。
いつも日本酒の記事ばかりですが(笑)、こんなに日本酒にハマる以前は焼酎やウイスキーもよく飲んでいました。ウイスキーは30代の頃はバーで色々飲んだなぁ。
〇〇の17年とか、まあメジャーどころばかりですが、それなりによく知られている銘柄は飲んでいました。
最近はめったにバーに行かなくなり、外でウイスキーを飲む機会もめっきり減ったけど、好きではあるので、家飲みでちょこちょこ安い普段飲みできるものを買っています。
今回は人生ン十年にして初めて買ったGrant’s グランツのTRIPLE WOODです。

普段飲みの千円台で買えるものだと、どこでも買えて一番安定的な味で好きなのはバランタイン・ファイネストだったりしますが、Grant’sは買ったことがなかったんですよね何故か。売っている店がバランタインよりはちょっと少なめな印象。でもよく見ると近所のスーパーにも置いていたり。
最近は国産ウイスキーの定番も値上がりして、むしろサントリーの角のほうが高かったりもします。
このTRIPLE WOODは2019年からの販売で、元々は下のラベルにあるSTAND FASTという名称で1898年から販売していたそうです。
現在のTRIPLE WOODの名称の由来は、3種類の樽「ヴァージンオーク樽」「アメリカンオーク樽」「リフィルバーボン樽」の原酒をブレンドしていることからつけられているそうです。

モルトとグレーンのブレンデッドになります。最も多くの種類が販売されているのがブレンデッド。いつも飲む日本酒だと、純米酒と醸造アルコール添加で、なんとなく純米酒のほうが良いと感じる方も多いのと同様、ウイスキーも一時期流行った時には、シングルモルトが良いなんて思っている人もいたような? でもいずれもそんなことはなく、それぞれの良さがあります。
ウイスキーの場合は、ブレンデッドがバランスが良い味わいのことが多いですね。語るほど知識はないですけど。

まずストレートで。香りはバニラ系の甘い香りがまず引き立ちますね。樽のスモーキーさは僅かにあるかな?
ストレートでもスムーズな味わいですね。尖ったところはなく、スッキリとしています。安いウイスキーは、ストレートだとただキツイだけのものも多い中、これはまろやかさが引き立っていますね。トゲがない。甘みと苦み、どれもバランスがよいです。
この後1:2の水割りで。あまり香りが立たなくなるけど、バランスの良さは変わらず。どちらかと言うと穀物系の苦みのほうが出てくるけど、すっと入っていく良さはあります。
ただハイボールのほうがより合いそうな感じはしますね。炭酸切らしたので今回は試せなかったけど、そのうち。
ってことでたまにはウイスキーも。やっぱりスコッチ系はコスパが良いですね。普段飲みにもよいです。
ホームセンターのCAINZによく行くのですが、最近お酒コーナをぶらついていて、次のウイスキー何にしようかなと思って探していたら、えっナニコレ? CAINZブランドのウイスキーがあるじゃん!?となって、つい買ってしまいました。
プライベートブランドのお酒なんて、安物の某大手スーパーの甲類焼酎とかのイメージですが、まさかのウイスキーです。しかもモルトです!

お値段はサントリーのオールドよりちょい安い程度の2180円です。プラーベートブランドだから決して安いわけではないのです。しかもモルトウイスキーなので、それなりに金はかかっているはず。


「早稲田の杜」の名前の由来は、CAINZの本社がある埼玉県本庄市早稲田の杜の地名に由来しているようですね。ここは早稲田大学のキャンパスもあることから、早稲田大学とコラボし公認を得ているそうです。なのでラベルには早稲田大学の校章も入っています。
CAINZの通販サイトには、「イギリスの地で熟成、蒸溜されたスコッチウイスキーをベースにしたモルト原酒100%のピュアモルトウイスキーです。」とあります。スコッチをベースとし、ベトナムと日本のモルトウイスキーをブレンドしているようです。かなり本格的ですね。
このクラスの値段だとブレンデッド(モルトとグレーンウイスキーの混合)が多いだけに、モルトウイスキーというのはなかなかこだわりがありそうです。
製造は山梨県韮崎市に工場を持つのサン.フーズで、ここは自社でもウイスキーやワインを販売しています。なんとなく同社の製品である富士ヶ嶺のOEMかと思いましたが、アルコール度数が違うことから、ブレンドの仕方に違いがあると思われます。飲んだことがないのでなんとも言えませんが。

最初にストレートで頂きました。まず香りは干しブドウやチョコレートような甘みを感じます。ピート感は少々。なかなか良いではないか。
口に含むと、味わいとしては甘めで、ピート感は低め。ブドウやチョコレートの甘味、そして苦みはサラッと。後から辛さ、アルコールを感じます。ストレートでもクセはなくフルーティで飲みやすい、あまり熟成はさせていない感じで、これは値段なりと言えますが、さらりと飲めるので万人向けな味付けでしょうね
ロックではやや味わいが後退したかな? 個人的にはストレートのほうが好きです。
そして水割り1:3では…やっぱり味わい薄めで、さっぱり飲みたい人向けでしょうね。ここはストレートで飲みやすかった分裏目に出ている感じはあります。
最後にハイボールで。1:3で割って飲むと、これはこれでありですね。フルーティさよりも、ちょっと酸味や辛さと苦みが、水割りよりむしろ感じます。なんかこう、更にレモンを加えたい感じです。
ということで、ストレートで飲むのとハイボール、これがおすすめの飲み方かな個人的に。
2千円ちょっとのモルトウイスキー故に、恐らく熟成度の高くはない原酒をブレンドしたのでしょうね。この価格のモルトなので四の五の言わず、楽しめば良いかなと思います。
ただ、2千円台なので、モルト・ブレンデッド含めライバルは多いですからね。
何度も御殿場に行っているのに、今まで行ったことがなかったキリンディスティラリー 富士御殿場蒸溜所に行ってきました。
今回は特に予約などしていなくて思いつきなので、工場見学は満員だったので、売店とテイスティングが目的。
サントリーと違って、キリンビールはあまりウイスキーのイメージがないのですが、「富士」ブランドのウイスキーは一度飲んでみたいなと思っていました。
中には売店と有料テイスティングのスペースがあります。
今回は妻がテイスティング。次回は泊まる前に行って自分がやりたいな。
2000円のシングルモルト17年と、500円の富士 50th Anniversary Editionをチョイス。自分は香りだけ楽しみましたが、さすがに17年のほうが芳醇な香りでした。が、これは比べればの話で、富士の50周年はよりカラメルやチョコレートの甘みを感じました。17年が高級品なだけで、50周年も十分に良いウイスキーですね。香りを嗅いだだけですが(笑
こちらを購入しました。自分にとっては十分高級品です。
キリンのウイスキーは、一部外国産のウイスキーをブレンドしたものがありますが、こちらは100%国産のシングルモルトです。つまり、この蒸溜所の味わいそのものを楽しめるはずです。
まだ開けていません。高級品だけに、開けるタイミングって難しいですね。


次はテイスティングするぞ~!
自分の親世代が今の自分と同じくらいの年齢だった頃、どこのお家に必ず置いてあったダルマ瓶のウイスキー、サントリー・オールド。
角瓶とともに、よくお家の立派なサイドボード(もはや死語)に、グラスや水割りセットと共に入っていました。
ところが、角瓶は今でも市民権を得ていて、居酒屋ではハイボールのベースとして、そしてハイボールブームで缶の飲み物として、今も健在です。
そして1980年代にあれだけ市民権を得ていた「オールド」は、逆に最近それほど見かけなくなりました。いや、今でも飲み屋さんでは見かけるけど、昔ほどのイメージはないですね。
80年代のウイスキーと言えばオールドでしたが、90年代になり洋酒も安くなってきて、お酒の種類も飲み方も多様化し、猫も杓子もオールド、という時代は終わったのでしょう。
そういう意味では、まさに昭和の酒の代名詞であり、平成になって下火にはなったけど、それでも今でもサントリーの代表的なウイスキーとして、令和に生きるウイスキーなのでしょうね。
そして気がつけば自分も、あの頃のお父さんと同じ年齢。前置きが長くなりましたが、機が熟した、ということで、オールドを買ってみました。

水割りでいいただきました。
あ、飲みやすい。スモーキーさは殆ど感じませんが、甘みがあってカドがない。レーズンのような甘みを感じます。
万人受けする味であり、角瓶よりは上質さを感じます。かと言って高級な感じがするかと言えばそうではなく、程よいバランスを保っています。
確かに、定番ウイスキーになるな~という印象です。
芋焼酎と言えば黒霧島、麦焼酎と言えば二階堂といったように、どこでも見かける定量消費されるお酒の定番という印象ですね。
ストレートで飲むと、より濃厚に甘みを感じますが、当然アルコールも強くなるので、少しビターな感じも入ります。
個人的には、水割りで飲むのがバランスが良いと感じました。そういや親父も水割りで飲んでたな。
定番のお酒は、定番になるだけのなにかがありますね。定番過ぎて逆に飲まないことの多いお酒、あえて飲むと、意外な発見があるかもしれません。
ま、角瓶くらいになると、ハイボールが最適で、さすがにそのまま飲もう、という感じではなくなってきますが、オールドくらいの値段のウイスキーが、一番コスパが良いのかもしれませんね。
珍しくウイスキー。いやウイスキーもたまに呑むんですけどね、ウイスキーって度数が高いし、お値段も高めなので、少量で色々呑みたい、となるとバーとかなんですが、このご時世、バーにも行けないですしね。
今回は明治屋のアウトレット店でたまたま置いてあったお酒を。ウイスキー、少量で色々呑みたいので、ミニチュア瓶で買うことが多いですよね。
ブレンディッド、モルトとグレーンウイスキーのブレンドです。ウイスキー界では、なんとなくシングルモルトのほうが上、的な扱いで見られている気がしないでもないですが、Yamaroは割とブレンディッドの普段呑みできる感じがすきです。
日本酒なら、純米酒ではなく本醸造が呑み飽きない、そんな感じですかね?
で、ウイスキーは呑むけど、そんなに詳しくもないですが、このウイスキーはクラブハウスという名前がついているように、ゴルフがモチーフとなっていて、瓶もゴルフボールのようなディンプルがついています。
通常瓶は700mlなので、もっと大きいのですが、こちらはミニチュア瓶なので、本物のゴルフボールくらいの大きさで、返ってリアルだったりします。
ちなみに700mlだと定価が5000円強、Amazonだとお高くなって6500円強です。割とお高いウイスキーですね。
お味は語れるほどのではないですが、ロックで飲むと、程々にスモーキーでカラメルの甘みも感じます。後味はスッキリしていて、この辺りはブレンディッドらしい口当たりです。安いウイスキーにありがちな刺々しさがなく、オンザロックによく合いますね。
明治屋が輸入代理店なんですね。缶詰や瓶詰めのイメージが有る明治屋ですが、ピザのお店に必ずあるタバスコなんかも輸入していたりします。お酒も広く取り扱っているようです。
ところで、この瓶は自分で買ったのですが、先にお店に行っていた妻も買っていたので、うちには2本のミニチュア瓶が(笑
なので1本早々に開栓した次第。たまにはウイスキーもいいね~