15年ぶりにREGZAをREGZAに買い替える

2011年末、自宅を購入した際に買った東芝のREGZA 47ZG2。当時一斉を風靡したCELL REGZAよりも個人的には高画質と思って購入しました。
あれから15年、タイムシフトマシンのHDDの片側が死んでいる以外は特段不具合はないのですが、さすがに15年、そろそろ次を考えないととは漠然と思っていたのですが、今やテレビを使っているのは子供たちで、自分はPCの方が多いんですよね何か見るにしても。
テレビがなくても生活に困るわけではないですし、それでも漠然と何かしらのチャンスがあればと思っていましたが、ついにその時が来ました。

某コジマの閉店セールで、ほぼ最安値の値札からさらに40%引き、これって15年前に47ZG2を買ったときより安いじゃん、となりまして、悩みましたが決めました。

TVS REGZA 55X9900R

有機ELのフラッグシップ機、REGZA 55X9000R、決めました。展示機なので相応に劣化はしているとは思うけど、テレビは耐久性高い商品ですし、ちゃんと5年保証付きなので、ならばとこれにしました。
世間的には55型は標準、売れ筋は一回り大きな65型なのでしょうけど、妻があまり大きい画面は酔うというので、55型にしました。
閉店セールだけに、売れ筋の安価なモデルは売れてしまっていて、残っているのが今年の比較的高いモデルが多かったですね。

有機ELは収束方向、時代はMini LED液晶へ

今使っている15年物のREGZA 47ZG2の時代はまだ有機ELテレビで大型のものはなく、プラズマテレビも残っていた時代。
液晶テレビはZG2のちょっと前くらいから、バックライトが冷陰極管からLEDに移行し、上位モデルで大雑把なバックライトのエリア輝度コントロールが採用され始めていました。
それが今や液晶テレビはバックライトが直下型になり、よりきめ細かい配置になったことで、見かけ上のコントラスト向上が図れるようになりました。さらに上位モデルはRGB LEDにより、各色毎に輝度をコントロールしてよりコントラストと色域を高めているようですね。

一方、自発光体の有機ELは、バックライトがないためコントラストは事実上無限にあり黒部の表現力が高い反面、最高輝度や色域は液晶モデルにやや劣り、焼き付きしやすい欠点もあります。コントラストでは今でも有機ELはトップですが、恐らくコストの面で液晶に太刀打ちできないのでしょうね。また消費電力の点で有機ELは不利です。

REGZA X9900Rは2025年の有機ELのフラッグシップモデル(5段階中の最上位)という位置づけですが、2026年モデルでは有機ELモデルはX7シリーズ一機種のみで、位置付けもハイグレードモデル(5段階中の中間モデル)になっていて、恐らくREGZAでは今後有機ELモデルは収束していく可能性が高そうです。液晶なら焼付きの心配はほぼないですし、消費電力の観点からも液晶のほうが有利。ただMini LEDモデルでもRGB LEDモデルは消費電力は高めの傾向ですが。
有機ELはかつて色域の点では液晶よりも有利な位置付けでしたが、液晶モデルも高色域LED→高色域量子ドット→RGB LEDと進化して、今では有機ELモデルより色域については有利なようですね。
ただ、REGZA X9900Rは有機ELのフラッグシップモデルとして、高色域高輝度のLG製のRGB4スタック有機ELパネルを搭載しているので、この点では最新のMini RGB LEDモデルに引けを取らない色域を確保しているようです。
個人的に有機ELディスプレイは一度使ってみたかったので、部屋を少し暗くして映画なんかを楽しみたいですね。

機能的な面では、流石に15年経過すると、AIが搭載されていたりネットテレビ機能も充実していますね。ZG2はYoutubeが見られるネットTVの先駆者的なモデルでしたが、後にYoutubeがHTML5化の仕様変更したためZG2ではYoutubeにつがらなくなりました。この時代のテレビはネット機能搭載過渡期で、今では殆どのサービスが使えない状態です。
今のテレビは各種ネットTVサービスが充実していますが、移り変わりのが激しいネットTV、この先何年使えるのかな?

あらゆる物価が上がる中、テレビだけがデフレとなっている

15年間にZG2を買った時、はっきりとは覚えていないけど当時の購入価格は17,8万円程度だった気がします。ところが今回55X9900Rの購入価格は、もちろん閉店セールの割引が入っているとは言えZG2より結果的に安く買うことが出来ました。何なら1回り大きい65型も20万円しないで買えたわけです。

世の中、あらゆる物価が上がっていて、AI特需によるメモリ不足やトランプ大統領が始めた対イラン戦争で原油価格が高騰、露によるウクライナ侵攻はもう数年続いていて、これだけ物価上昇物不足な世の中なのに、テレビだけがデフレ状態で安いのです。液晶パネルの大量生産によりコストが大幅に下がったのは大きいでしょうけど、なぜテレビだけが高も安いのかというのは腑に落ちないですね。
55X9900Rも発売開始時は48万円だったらしいですが、最安値は通販価格で25万円、ちなみに今回買ったお店でも店頭価格はそのくらいで、そこから閉店セールで40%引き、展示品とは言え当初価格の1/3以下の価格ですからね。そりゃテレビなんか儲からないし、国内ブランドがPanasonic以外ほぼ撤退して海外メーカーと合同会社で開発するようになるわけですね。

15年後に買い替える時はどうなっているのかな、もうネットオンリーで放送波を受信するテレビなんて概念がなくなっているでしょうね。


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