【東京】奥多摩の鳩和荘と旧一心亭 ふたたび

前回の訪問から4年半。

紅葉の時期に来てみたいなぁと思って4年経過してしまいましたが、行ってきました。鳩ノ巣駅横の駐車場に停めました。

紅葉の時期故に、日中は道路が混むと思い早朝に。
前回来たとき、駐車場は無料でしたが、この4年半でいつの間にかタイムズの有料駐車場に。しかも土日祝日の8時以降は最大料金なしになっていました。
観光客が増えたからなのか、以前よりも奥多摩は有料駐車場が増えましたね。

1枚目の看板の民宿は現役です。が2枚目の看板はすでに崩壊してガワのみになっています。
3枚目の橋からは、日中素晴らしい景色が楽しめますのでぜひ。

そして、本当は紅葉と絡めて写真を撮りたかったのですが、紅葉はイチョウくらいで、紅葉はまだ青々としていました。奥多摩の紅葉のピークは、今年は11月下旬になりそうです。

鳩和荘へ

上のリンクにある4年半前のブログの写真と合わせてご覧いただければと思います。入口は大きな変化はありませんが、ひさし内側の木の板がより大聞き剥がれてきていますね。

前回は一部の窓が開きっぱなしでしたが、今回は塞がれていました。ただ前回は塞がれていた窓が、塞いでいた板が外れてしまっていたりと、やはり年月を感じました。
2000年頃に閉業したと思われる鳩和荘ですが四半世紀経過し、あちこち老朽化が目立ってきていますね。
ただ渓谷に建造されたこの建物、解体もかなり大変そうです。ちなみに現在は所有が奥多摩町に変わっているようですね。

そして前回通れた道路は一部こうして塞がれていました。

まだ新し目の板で塞がれています。この先は鳩和荘の建物が多くありましたが、今回塞がれたことで、その多くを拝むことが難しくなりました。建物も老朽化しているための措置でしょう。この周辺は渓谷のハイキングコースにもなっていますが、ここのルートは危険と判断されたのでしょうね。

1999年秋のNational/Panasonicの暮らしの特選カタログは前回より色褪せが進んでいました。
柵の隙間から向こうが見えます。もう通れない場所になってしまいました。

旧「一心亭」

通れる道を下っていくと、ここから現在別の場所で営業している「一心亭」の以前の建物が現れます。最初に現れるのは旧一心亭の屋上です。
そう、ここは渓谷の斜面に建物があるので、ダンジョンのように入り組んでいるのです。
ああ、せっかく紅葉目当てで来たのに、紅葉はまだ青々としていますね…。

2007年9月の台風により多摩川が増水した際に、1階部分が水没した旧一心亭、復旧してしばらく営業したものの、現在移転したのは、このロケーションからすると残念ですが、増水によるダメージは大きそうですから、仕方ないのでしょうね。

ここからは素晴らしいロケーションで、お気に入りなんですよここ。

本当に良い場所なんですよね。駐車場がないとか、中々営業が難しかったのでしょうけど。紅葉がもう少し進んでいたらなぁ。

再び鳩和荘へ

旧一心亭と鳩和荘は隣接しています。滝の横にある階段を上がると、その先は立入禁止になっていました。
この先は4年半前のブログではまだ通れたので、そちらの写真をお楽しみください。

だんだん日が昇ってきました。
最後に、渓谷に佇む鳩和荘の浴場への建物を。

本当によくここに建造したものです。重ね重ね、ロケーションは最高なんですよね。やがて緑に飲み込まれていくのでしょうね。

次こそは、次こそは紅葉ピークの時に行きたいですね。