UGREEN NASyncの洗礼? SSDキャッシュドライブ破損でHDDが読めない事態に

UGREENのNASync DXP4800 Plusを導入してまだ2ヶ月経っていませんが、早速新参NASの洗礼を受けています。

キャッシュドライブのSSDがクラッシュ

NASync DXP4800 PlusはHDD4ベイに、M.2 SSDを最大2枚取り付け可能で、我が家ではとりあえず余っていたSSD1枚をキャッシュドライブとして使用していました。
が、ある日突然NAS自体のデータが全く読めなくなり、ストレージマネージャーを開いてみると…

なんと!「SSDキャッシュ1破損です!」と表示されています。早急に対処してください、だそうです。HDD自体は4台とも正常の表示です。

「ストレージ領域がマウントされていない」との表示

RAID5で構成している4つのHDDのストレージプールは正常との表示ですが、ストレージスペース1に警告と出ていて、「ストレージ領域がマウントされていない」と表示されています。
とりあえずSSDのクラッシュは明らかです。ということでキャッシュのSSDをストレージスペースから削除してみます。ストレージプール1の右側の「・・・」をクリックします。

SSDキャッシュ管理を開く

すると上のようなメニューが出てくるので、「SSDキャッシュ管理」をクリックします。

SSDキャッシュ管理でSSDのは損と表示されているので削除をクリックしてみたが…

ここで「操作」の下の「削除」をクリックしてみました。

上のような表示が出るのでOKをクリックしました。が…

「SSDキャッシュが破損しています」と表示されて振り出しに。うむむ、にっちもさっちも行かない。
HDDがクラッシュしたのなら、RAID5なのでHDDを交換すれば回復するし、4台のうち1台破損状態ではデータは守られます。なのにNASycnはSSDキャッシュが破損しただけでHDDすら見えない状態に。これではRAID5を組んでいる意味はないし、SSDのほうが破損リスクが高いのだから、もしこんなことがまた発生するなら却ってSSDキャッシュを作ることのほうがリスクになってしまいますね。読み出し専用のキャッシュドライブなのに。

メーカーサポートに確認中です

にっちもさっちも行かないので、NASのUGREENアカウントページからユーザーサポートに問い合わせしました。

テクニカルサポートに問い合わせ

対処方法について問い合わせ中。ログを送ってくれとのことなので、ログを送付し確認してもらっているところです。

システムの診断情報を作成して送付しました


サポートは文章のニュアンスから、どうも中国のUGREENで翻訳ソフトを使っているようです。これに限らないですが、NASのOS自体、中国語から直訳での翻訳したような文章がチラホラ見受けられます。
とにかくこの事象が解決できることを願いつつ、やはり新参者のNASはこういうところが洗練されていないなぁと思いました。
ログの作成もよくわからず、サポートに確認して作成しましたが、「ワンクリックで作成」をクリックすると、唐突にPCのフォルダ画面だけ出てきてファイル名も空白、そのまま「フォルダーの選択」をクリックしたらそこにログが生成されましたが、これじゃ何をやっているのかが全くわかりませんね。ここはサポートに改善を要求しました。

NAS事業をやめてしまったNETGEARのReadyNASは、こんなことなかったもんなぁ。メニューも違和感なかったですし、HDDのクラッシュなど重大警告はメール飛ばしてくれたし。
UGREENのNASyncはそういうところのインターフェイスの詰めが甘いですね。

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