北米モデルだけど結局最後のPioneerドライブを手に入れた BDR-XD08UMB-S

Pioneerが長年製造してきた光学ドライブの製造を終了させたというアナウンスが入ったのが2025年4月、すでに国内市場在庫はなく、あっても価格高騰してしまったBDドライブですが…海外に目を向けると、円安とは言えアメリカ流通品なら日本モデルより送料が入ってもむしろ安いくらいなので、買ってしまいました。

Pioneer BDR-XD08UMB-Sです。BDR-XD08MB-Sの北米市場モデルです。中身は日本向けと同じでしょう。リージョンコードは新品時は未設定なので、DVD再生も問題ありません。付属ソフトが英語版ですが、ソフトは持っているので使わないですし、多分ダウンロードしてインストールは日本語版も可能なんじゃないかなとは思っていますが、そこは試していないのでなんともです。

表面押し上げが加水分解しそうなラバーコーティングなのが不安ですが…

昔のDiscmanを彷彿とさせる上がパカッと開くクラムシェルデザイン

この前買ったIO DATAのは一般的はフロントローディングですが、今回はカパッと上が開く、昔のポータブルCDぷれーやーのDiscmanなどを彷彿とさせる、といっても20代以下の人にはピンとこないですよね。
↓こういう感じのです。これは最強だったSONY Diskman D-Z555、当時5万円近い値段はポータブルでは高額な部類で、グライコ搭載というのがすごかった。

ここまでではないにしろ、PioneerのドライブなのでPureRead4+といった音楽ディスク読み取り能力の高さを謳っています。

音楽CDのデータを忠実に読み取る「PureRead」 こういうこだわりのものがどんどん無くなっていくんですね

傷に強い読み取りが可能だそうです。CDは登場当時半永久に持つと言われていましたが80年代は製造技術が安定していないものもあり、レーベル面の傷に弱く、傷から湿気が入ってアルミ層が腐食して聴けなくなるというのもチラホラ聞かれる話です。90年代以降の製造だと、こうした品質不良も少なくなりましたが、レーベル面の傷は実は信号面側より深刻だったりします。

手持ちのものでは1枚だけ、レーベル面に傷が入ってそこからアルミ層が腐食してしまったものがあります。時間が経つに連れ腐食が進行してしまうのですよね。
サブスクがないとか、再販などされていないCDは、データバックアップしておいたほうが良いかもですね。

Pioneerと言えばハニカム構造

80年代以降のPioneerってハニカム構造が大好きなんです。オーディオ機器のシャシーなどにこぞって採用していましたが、まさか21世紀も四半世紀過ぎた今もそれにお目にかかれるとは。

申し訳程度ですが、Pioneerのアイデンティティのハニカム構造を思わせるデザイン。泣かせますねぇ。大切に使いたいと思います。
もっとも、音楽CDを買う機会って本当に減ってしまいましたね。とはいえ音楽関係は最近はBD販売も多いので、それなりには活躍するでしょう。


Amazonで買えますが、実は向こうのオークションサイトなどで買って輸送費考えてもそっちのほうがちょっと安いかも。日本国内では保証を受けられないので注意が必要ですが、ものは国内モデルと同じです。

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