妻が乳がんになりまして

タイトルの通り、先日妻が乳がんの診断となりまして、がん研有明病院にかかることになり、昨日無事摘出手術を終えました。

日本人の死因のトップを占めるのが悪性腫瘍(がん)

いきなり暗い話になってしまいますが、日本人の死亡原因のトップは悪性腫瘍、いわゆる「がん」がトップとなっていて、2022年の日本人の死因の1/4を占めます。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai22/dl/gaikyouR4.pdf

このうち、女性の悪性腫瘍の割合でトップを占めるのが乳がんとなっています。
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/cancer/14_breast.html

日本人の50%が、死ぬまでに何らかのがんになると言われています。
これは日本人の平均寿命が世界トップクラスであることも関係しているようで、高齢になればなるほど、がんのリスクは上がると言われています。寿命が長い→がんに罹る可能性も高い、ということのようです。
がんと判定されるくらい、きちんと健康診断を受けている割合も多い、とも言えますね。

症例1割前後の浸潤性小葉がんだった

当初、乳がん判定をした病院ではステージIでしたが、手術するにあたってはがん専門の病院である、東京ビッグサイトの向かいにあるがん研有明病院を選択。そこでの判定は、乳がんの中でも1割前後となる特殊型乳がんの1つである浸潤性小葉がんで、ステージIIAでした。

がん研有明病院


やはりがん専門病院は1歩踏み込んだ診断ができるようです。タレントの梅宮アンナさんも同じ症例で、ニュースで知った妻も驚いていました。

梅宮アンナ(51)、ステージ3Aの乳がん公表「父親もがんだった」抗がん剤治療後に全摘出手術へ(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース

梅宮アンナ『浸潤性小葉がん』を専門医解説「ステージ1~3であれば完治目指せる」(東スポWEB) – Yahoo!ニュース

報道によれば、梅宮アンナさんはステージIIIAでリンパ節に転移もあったために、事前に抗がん剤治療を行い、全摘出手術を実施、乳房の再建は行わないそうです。
発見から治療まではスピーディで、父親の梅宮辰夫氏が各部位のがんを発症していたことから、がんには細心の注意を払ってたと想像します。
妻は幸い、手術までに抗がん剤や放射線治療の必要はなかったため、入院まで通常通りの生活を送れたのが幸いでした。再建は行いますが、摘出したがんとリンパ節移転などがないかの検査後となるため、また後日入院となります。

昨日手術のため終日立会、と言っても会える時間は手術前と手術後の極僅かで、何かあった際のための待機です。入院期間中の面会は不可能で、コロナ禍以降、感染症をできるだけ抑える措置のようですね。

手術は無事成功、リンパ節への移転はない(一安心)ことは確認されました。あとは切除したがん細胞の状況確認で、今後抗がん剤や放射線治療をするか否かの判断となりますが、まずは完治への第一歩は完了です。もちろん、今後もまだ再建などに向けた入院は必要となりますが、本当に良かった、ただただそれだけです。

子供2人もママがいない分多少は気を使っているのか、いつもより早起きだったり、ちゃんと宿題やったり(笑)
退院はこの後1週間から10日後ですが、早く帰ってきてほしいな~、ただそれだけです。