【清龍酒造】清瀧伝 純米大吟醸 生酛造り

3月に清龍酒造で買ってきたお酒。3ヶ月ほど寝かせていましたが、開栓します。

【清龍酒造】清瀧伝 純米大吟醸 生酛造り

個人的に大好きな生酛造り。天然の乳酸を取り込んで、雑菌を死滅させるという、日本酒古来の製造過程を経て作られたお酒です。
天然の乳酸は力強く、酸味のあるお酒になる傾向が高いです。個人的に酸味のあるお酒、好きなんですよね。

【清龍酒造】清瀧伝 純米大吟醸 生酛造り

酒米の定番である山田錦を精米歩合40%で。日本酒度は瓶には書かれていませんが、+3とやや辛口です。

薄黄色のお酒

まずは常温でいただきます。開栓すると、上立ち香は青りんご系。
口に含むと、お?なんか独特だ。青りんごの甘味や酸味とともに、ややビター系の苦み、旨味がふわっと膨らみ、後味はややどっしりと重みがあります。
よく言われる純米大吟醸のスッキリさはあまり感じず、独特の旨味と雑味も感じさせます。

2日目、冷やして飲んでみました。傾向は変わらずですが、冷やしたほうがスッキリ感は出ますね。それでもやはり青りんごの甘味とビターな苦みを基調としているので、ここは変わらず。温燗までがオススメみたいなので、少し温めてみるとより甘みが引き立ちそうですね。