もう2週間前ですね。GW中に撮影した厚木基地の様子です。
ここ何年か、GW休み中は厚木基地でのんびり撮影するのが習慣になっています。年に1回の習慣(笑)
哨戒機は24時間365日任務にあたっていますし、米軍にはGWは関係ありません。つまり、撮りっぱぐれはないんですよね。ただし、こんな時期には米軍の艦載機が来ることもありません。あくまで平常運転の様子です。
まずは哨戒任務で上がったと思われるP-1(5510)。まだP-3Cも多いとは言え、着実にP-1哨戒機は増えつつあります。
P-1については、アメリカ製のP-8と比較され、一部のアンチ自衛隊評論家などからは先進性に劣るという評価も聞かれますが、こういうのは次第に改善されるはずで、少なくともP-3Cよりは確実に性能向上していることでしょう。
機体操縦系統に世界初のフライ・バイ・ライト(光ファイバによる通信)が採用されていて、このあたりは野心的な設計と言えるでしょう。
後は平常運転の米海軍機です。
1枚目のMH-60R(168119)はよく見るとヘルファイアミサイルを搭載していますね。
あーP-3C来ないかなと思っていたら、降りてきました。願いは叶った!
P-3C(5076)もだんだん数を減らしていますが、101機生産された機体のうちの3割程度はまだ現役です。76号機は1991年前後に就役した機体なので、もう数年は飛ぶのかな? それにしてもエンジンのスモーク、目立ちますね。
そしてP-1(5513)も降りてきました。
着実に数は増えつつありますね。70機程度生産の予定で、すでに予算形状では50機近くに達していますが、今後調達数が減らされる可能性があり、一部は無人機で代替する話も出ています。ただ、単純な海上にいる船を確認するだけの哨戒でもないため、やはり有人のP-1の調達は不可欠なんじゃないかなと、個人的には思っています。
輸出の話は、現時点で成功はしていませんが、販売価格を抑えるために初期生産の中古機を売って、新造機で代替、なんて手もあるんじゃないいかなと思ったり。
この後は、このP-3CとP-1のタッチアンドゴーまつりでした。
ま、哨戒機なので派手なフライトはないですが、背景の空や建物、駐機された機体などを絡めて、ロクヨン望遠レンズのリハビリ撮影がてら、シャッターを切りました。ま
そして新たに哨戒任務に出かけるP-1(5511)とタッチアンドゴーを終えて着陸したP-3CとP-1の2機を見届けて、のんびり撮影は終了。
途中、X(旧Twitter)のフォロワーさんともお会いでき、撮影機材のEOS R7とRF 200-800mmの軽さに驚き、といった具合で交流もできたので、今回ののんびり撮影は満足でした。
次は上がりも撮りたいな~
もし自分がCanonユーザーだったら、間違いなく購入候補に挙がるであろうCanonのRF200-800mm F6.3-9 IS USM、いやはやフルサイズズームで800mmクラスの衝撃、あの軽さもかなりのインパクトです。暗いレンズですが、日中のこうした撮影なら問題ないでしょう。
Canonユーザーなら絶対オススメの1本。フォロワーさんの写真を見る限り、解像力もなかなかでした。