こういうボケ味は普及型ズームの限界を感じるかな Z 180-600mm

ここのところ、息子のサッカーの練習試合が毎週のようにあって、毎週のようにNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRを持ち出して撮影しています。
プラスして、サブはLUMIXのGX7MK3に14-140mmを使っています。望遠メインで、ガチ撮りでもないので、この組み合わせは結構気に入っています。

概ね気に入っているZ 180-600mmですが、サッカーの試合ではなく、直前に練馬区の光が丘公園で自転車練習中の息子を撮ったこの写真、こういうのを見ると、やはり単焦点望遠と普及タイプのズーム望遠の差を感じますね。

ボケ味は、あくまで「味」ですから好みが出るにせよ、やはりここで差が出るかな、というやや騒がしいボケ味な気がしました。
2枚目の写真になると、被写体の息子が近くなるので、相対的に背景がもっとボケて、ボケのうるささは気にならなくなります。
こういう点が、例えば単焦点望遠レンズはもっと安定して一貫性のあるボケになりますね。
ズームレンズの場合、光学系が複雑になり、特に望遠になるほどその傾向は強いので、一貫性のあるボケ味や安定性を求めるなら、やはり単焦点レンズに軍配が上がるよね、と思いました。

ただ、やっぱりサッカーの試合自体はズームレンズが便利です。もちろん、戦闘機撮影と同じで、瞬間を切り取るという意味では単焦点レンズですが、息子の成長記録という点ではズームの便利さは捨てがたいですね。