Nikonより、ビュアー&RAW現像ソフトのNX StudioのVer.1.1.2がリリースされました。
更新内容は以下のとおりです。
- Z 9 で撮影した RAW 画像について、NX Studio で[露出補正]をマイナス側に調整した状態、または[ハイライト]を調整した状態で[ホワイトバランス]を調整すると、ホワイトバランスの調整結果が正常に反映されない現象を修正しました。
- Z 7II / Z 6II で撮影した 3840×2160 60p 及び 3840×2160 50p の動画が正常に再生できない現象を修正しました。
このうち、1つ目のZ 9で撮影したRAW画像で露出補正をマイナス側にすると、ホワイトバランス(色温度)の調整結果が反映されなくなる、というのは、こちらでも不具合を確認しており、Nikonのサポートに打ち上げ済みでした。
●Z 9の高効率RAW不具合? 露出補正で色温度設定が反映されなくなる
これで、マイナス側に露出補正した写真の色温度もしっかり反映されるようになり、一件落着です。
こうした不具合はこれまでなかったので、高効率RAWなど、Z 9からRAWのアルゴリズムを変えてきているのでしょうね。
過去の撮影で、色温度と露出変えたいな~と思っていた写真も、これで現像できるようになりました。