【東京消防庁】消防博物館に行ってきた

この前の週末、諏訪写真機さんに行った後、歩いていける距離にある我楽多屋に行く道中、ちょうど地下鉄丸ノ内線の四谷三丁目を降りてすぐの場所にある消防博物館に寄ってみました。
入館は無料です。

ちょうど入り口に展示してあるヘリコプターが目に入ったんですよね。

1966年(昭和41年)から1982年(昭和57年)にかけて運用された、我が国の消防ヘリの第1号だそうです。屋内展示なので、非常に状態が良いです。

地下1階には消防車の展示。救急車は2世代前のハイエースがありました。
古い消防車は輸入車も多く、車両によっては左ハンドルのものをそのまま採用したものもあるようです。
これらの車両、地下にどうやって搬入したのかな?

3・4階は現代の消防と、消防の変遷展示でした。

初期の消防ポンプは、人力だったようですね。我が国最初の機力の消防ポンプは、明治3年導入のイギリス製蒸気ポンプだそうですが、上の写真の展示車両は1899年(明治32年)の国産の蒸気ポンプで、石炭焚きで放水までにかかる時間は20分だったそうです。20分…結構かかりますね。こうした経緯から、即応性の高いエンジンのポンプに徐々に置き換わっていったようです。

ヘリも展示されており、1997年まで運用されたSA 365NドーファンIIが置かれていました。ドーファンIIも、そんなに古くないと思っていたヘリなのですが、もう四半世紀前に退役しているのですね。

5階は江戸時代の消防展示。この時代は初期消火は桶の水を使うものの、基本は火災発生した周辺の建物を壊して延焼を食い止めていたようです。壊される方もたまったものではないですね。

更に上階もありましたが、時間の関係でここまで。
子供連れに最適な場所ですね。

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