GW休み中の平日、ここのところ毎年厚木基地で撮影です。
密にならない、誰とも合わない、何処にも立ち寄らないで撮影できるので。
まったり撮影してきました。
しかし、色々腑抜けていまして、エアバンド受信機の充電を忘れている。ワイヤレスイヤホンとBluetoothレシーバーはUSB充電できるので良いとして、STANDARD VR-160の充電はどうしようもなく…。
着いた時点で充電残量のメモリが2/3、この受信機の充電残量表示、2/3表示からは一気に減る感じで、あまり持たないのです。これは大失敗…。
珍しく空自のC-130Hが。そっちに上がるのですね、って事は、01降り機狙いですね。
海自のSH-60Kがアプローチの訓練中。機体の汚れが激務を物語っていますね。
SH-60Kは、ベースとなったSH-60J(更にそのベースは米海軍のSH-60B)の機体を伸長して機内のスペースを広げるとともに、ローターブレードも複合材を使用して、軽量かつ独特の翼端形状で低騒音化を図っています。
次期型のSH-60Lも開発中ですが、厳しい防衛予算のため、1つ前のSH-60J後期型も、機齡伸長改修の上、暫く運用されます。
それにしてのヘリは、戦闘機とは違った意味で撮影が難しい。ブレないようにシャッタースピードを上げると、ローターブレードの回転が止まって写ってしまいます。今回はシャッタースピードは1/320秒に固定していますが、戦闘機の流し撮りより速度が遅い分、返って難しかったりします。
米海軍のMH-60R、別名称ではLAMPS Mk III Block IIと言われる艦載機です。こちらもSH-60Bから改良された機体ですが、海自のSH-60Kと同時期にデビューしています。
海自のK型のような機体の伸長は行っていないようです。体の大きなアメリカ人にとっては、B型やJ型ではかなり狭い(昔のSH-3シーキングは遥かに広かった)のですが、このあたりどう考えているのでしょうね?
海自のK型も、米海軍のMH-60Rも、対舟艇用のヘルファイアミサイルを搭載でき、厚木機のMH-60Rは時々訓練弾を搭載しているようですが、この日は未搭載でした。
それにしても、米海軍のレジ番号ってよくわからない。機体に書いていないのかな? たまたま見えないところに書いてあったのか。
06はレジ番号ではないし、空自や米空軍と機体の番号の書き方が違うので、難しいですね。
この時点でエアバンドの受信機のバッテリ切れ、おかげで、P-3Cが降りてきたのに気づかず、撮り逃がすという失態。
遠目にP-8かと思ったら、C-40Aでした。民間旅客機B737-700ベースで、機体そのものは民間機と変わらず、海軍向けの無線など通信システムが増設されているようです。人員輸送用です。
そして、ついにP-1が降りてきたと思ったが…
上空をパス、あれ、まさか…
ああ、ランチェン(滑走路の進入方向変更)している…。風が止んで、ヘリの上がる方向が変わったなと思っていましたが、ランチェンしていたとは。
受信機が使えないと、こんなのも気づけないです。仕方ない、こんな日もあるさ。二度とないよう、反面教師とします。
というわけで、ゆるい撮影終了。帰りにPAでトイレに行った以外、何処にも立ち寄らず帰宅しましたとさ。
それにしても、P-1の数は増えてきました。それでもまだP-3C優勢のようですが。防衛予算が足りないため、P-1の生産ペースも緩やか。米海軍があらかたP-3CからP-8Aに更新できているのと対象的に、もう暫く海自のP-3Cは活躍しそうです。なにせ100機も生産した機体ですしね。