上の写真はテレコンを外して、レンズ素の状態で撮影。いくらミラーレス機では開放f値関係なくAFが使えるとは言え、明るいレンズのほうが歩留まりが上がるのは言うまでもありません。初期のFWでは夜は合わなかったNikon Z 9のAF、だいぶ改善されています。ちゃんと合います。ここは素直にディープラーニングによる学習が進んだ成果がAFのアルゴリズムに反映されているのでしょうね。
Nikon Z 9を手に入れてから、明るいレンズよりむしろ、暗いけど便利なズームレンズばかり多用しています。 特にスナップにNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRは重宝しますね。高倍率ズームの弊害である画質のネガを殆ど感じず、むしろ一眼レフの標準ズームよりも画質は安定しています。 これを知ってしまうと、一眼レフの標準ズームってずいぶん設計に苦労してたんだな、となってしまいます。
手持ちでも、このくらいの重さなら、十分安定して振り回せますね。このレンズが人気なのも頷けます。AFも十分早いし、VR(手ブレ補正)もかなりよく効きます。そして何より、VRにSportsモードがあるので、ファインダが安定しているのも良いです。 Z 9で連写した場合も、Normalモードでは1コマ目は露光前センタリングが行われますし、単写の場合も同様なので、やはりSportsモードはあるに越したことがないですね。