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VSGO マイクロフォーサーズ用センサクリーニングキットを使ってみた

マイクロフォーサーズのカメラでは、めったに絞りを絞りきって撮影することはないのですが、先日どうしても流し撮りをしたくて、f16まで絞って撮ってみました。すると…

センサにホコリが!

大きなホコリが写り込んでしまいました!

マイクロフォーサーズのカメラは、OLYMPUS PEN E-P5→Panasonic LUMIX GX7MK2と5年ほど使っていて、過去センサのゴミが気になったことはあまりなかったのですが、あまり絞って撮っていなかったので、気づかなかっただけかも?

エアブローしてみましたが、全く取れる気配なし…
ということで、レンズ交換式デジタルカメラを導入して13年、初めて自分でセンサクリーニングしてみることにしました。

VSGO マイクロフォーサーズセンサクリーニングキット DDR-12

カメラマンの間でも評判が良い、VSGOのセンサクリーニングキットを買ってみました。

VSGO MICRO FOUR THIRDS SENSOR CLEANING KIT DDR-12

センサのサイズによって、スワブのサイズが異なるため、素直にマイクロフォーサーズ用DDR-12を買いましたが、クリーニング液は同じと思われますので、そのうちフルサイズ用のスワブも買ってみましょう。

スワブの先は、布のような感じですね。説明書(英語のみ)には、まず乾いたスワブでセンサを拭いて、だめならクリーニング液をつけて、という工程でしたが、最初からクリーニング液を2,3滴つけて清掃。
もう1つの乾いたスワブで、クリーニング液を拭き取る、という工程で清掃してみました。

効果は?

白画面をf16で撮影 写真はわかりやすくコントラストアップしています

あれれ、全然ホコリ取れていない…。実はこれ、何度か清掃してみての結果です。全く取れていない。となると、これってセンサの全面にある保護ガラスかIRカットガラスの後ろ側に入ったホコリなのか?
表面のガラスの内側のホコリだとすると、どうしようもないですし、傷だとしたら、ますますどうしようもないですね。

今まで自分でセンサクリーニングしたことはなく、傷つけたとも思えないしなぁ。

また週末にでも試してみたいと思いますが、駄目なら諦めるしかないかな…。Panasonicのサービスに持っていくほどでもないし、普段絞らないので、実害は少ないかなと。昔の自分だったら神経質になっていましたが、歳をとったせいか、あまりこういうのは気にしなくなっています。Photoshopで消せますしね。

荒川彩湖公園に行ってきた

埼玉県の荒川河川敷、公園が充実していますが、今回行ってみたのはさいたま市の荒川彩湖公園、彩湖の一番北側にある公園で、先週行った戸田市の彩湖・道満グリーンパークの北側に位置します。

公園自体はサイクリングロードで繋がっていて、途中で管轄の市が変わるんですね。

駐車場も広くて、無料。ということで、子供らを連れて行ってきました。

とにかく広い! 遊具あり

遊具があるので、小さい子供も楽しめます。基本は、野球やサッカーなどが出来そうな広場が多いので、キャッチボールとかサッカー、風がなければバトミントンとかも遊べそう。
なお、火気厳禁なので、BBQはできません。BBQをするなら、彩湖・道満グリーンパークのほうですね。

サイクリングロードもあります

彩湖沿いのサイクリングロードは広いので、サイクリングだけでなく、インラインスケートとかジョギングにも良さそうです。

意外と穴場な撮影スポットかも?

ちょうど夕日が沈む時間、遠方には富士山、武蔵野線の鉄橋に水門、彩湖となかなかの情報量。撮り鉄ではないけど、このスポットから望遠レンズで、富士山と武蔵野線の鉄橋をを走る電車の逆光でのコラボ、出来そうな感じです。
この日、レンズが広角のSUMMILUX 15mmのみだったので、次は望遠レンズ持っていきたいですね。


ということで、駐車場が広くて混まない、遊具も少ないけどある、基本は広場が中心、といった公園でしたが、割と穴場かも?
他の荒川沿いの公園、軒並み駐車場が混んでしまっている現在、ここは結構良さげですね。

【写研埼玉工場】解体動向(20/11/21)

写研埼玉工場自体の建物は、外壁も含め全て解体済みとなり、新しい情報は特にありません。そして、職場が変わり、仕事が忙しくなった関係で、朝の撮影が難しくなりましたので、夜の撮影で失礼します。

第2工場のあった部分は、地下部分も含め全て解体が完了したようで、地ならしされた状態です。
一方、メインビル側は、まだ地下部分の解体作業が残っているようです。
先週あたりから、スーパーハウスが設置されて、ここが事務所になっているようです。
奥に、解体されていない厚生棟が見えます。厚生棟横に、工事業者の物置と事務所が設置されています。

開発行為等計画標識

外壁が解体されたため、開発行為等計画標識は立て看板になっていました。
ヤオコーができるのは、以前よりこの標識でわかっていることですが、計画している建物の高さや面積は、若干の変更があったようです。

厚生棟は、現在も手つかずのままです。駐車場部分は、現在も工事関係者が使っていますが、建物内部は閉ざされたままです。
以前も書きましたが、厚生棟については、登記簿情報から、ヤオコーではなく、同じ市内のとある会社の所有となっていますが、その会社がこの建物をどうするかは分かっていません。
そのまま使うにしても、所有権が移動して既に1年たちますが、手つかずのままです。

入り口には「関係者以外立入禁止 埼玉工場長」とあり、写研時代のままであることが伺えます。
ALSOKのステッカーも貼ってありますが機能しているのかな? 非常灯もついていませんし、裏手のキュービクルも稼働しているようには見えませんでした。
ミラーは、メインビルの出入り口から出てくる車用でしたが、現在となっては無用の長物です。

厚生棟も、今後どうなるか動きがあったらお知らせしたいと思います。

彩湖・道満グリーンパークに行ってきた

子供らを連れて、埼玉県の彩湖・道満グリーンパークに行ってきました。
周辺の公園はどこも混んでいて、駐車場が満車…。グリーンパークも公園近場は満車で、少し遠い駐車場(と言っても歩いて数分離れた程度ですが)に何とか停められました。お昼すぎに行ったけど、早い時間に行くに越したことはないですね。

ここは予約不要、料金不要でBBQができるエリア。テントを張って、BBQ…ではなく弁当を。今度はBBQしたいですね。炭火用のコンロはないので、カセットコンロになりますが…。

せっかく彩湖のそばなので、近くを散策してきました。

彩湖は、荒川に併設された荒川第一調節池の一部で、人工湖です。荒川が氾濫しそうになった場合に、ここに水を溜め込むことで、川の水位を調整します。
2019年の台風19号では、この調整池が機能してこの彩湖に水を貯めて、水害の拡大を防ぎました。去年はそのせいでBBQ広場を始めとして、野球場などすべての施設が水没して使えない状態となりました。今年春から復旧して使えるようになっています。去年水没したという面影は、今はありません。

ちなみに、最後の写真に釣りをしている人が写っていますが、ここでの釣りは禁止です?

飛行機雲!

彩湖護岸は、現在立ち入り禁止なので、遠巻きに眺めるだけです。
快晴で行楽日和ですが、乾燥してCOVID-19感染が増えてきています。密は避けて行動しましょう!

【写研埼玉工場】解体動向(20/11/9)

Twitterには先行でアップしましたが、先週11月6日に撤去された、写研埼玉工場の看板、9日朝に解体された残骸の中に転がっているのを確認しました。

写研埼玉工場(20/11/9)

すみません、この日広角単焦点レンズしか持っていなくて、この写真だと識別しづらいですね。
トリミングしてみました。

転がる写研埼玉工場の看板

ああ…、なんだか物悲しいですね。文字も一部剥がれています。
これらは、鉄柵や鉄骨と共に、リサイクルされるのでしょうね。

瓦礫もだいぶ搬出が進み、もうしばらくすれば地ならしされて、来年のスーパーマーケット建造に向けた最終仕上げがされるのかと思います。

まだ看板が搬出されていなければ、もう少し望遠で撮りたいですね。


残念ながら、看板はこの日のうちに搬出されたようです…

東村山市の豊島屋酒造に行ってきた

豊島屋酒造

東大和南公園で遊んだ帰りに、東村山の豊島屋酒造に寄ってきました。
実はここに行きたくて、お出かけした次第。

日本酒といえば、米どころの新潟など東北や、発祥の地と言われる奈良やその周辺のイメージが強いですが、首都圏東京都内でも作られています。

自分は、行きつけの居酒屋が贔屓にしている「屋守(おくのかみ」でこの酒造を知って以来、ハマっています。
ブランドとしては、「金婚」も豊島屋酒造なんですね。

杉玉が新しく、新酒が仕込まれ始めたことを表していますね。

ここはお店も併設されていて、ここか通販でしか買えない限定酒があります。今回はこれを買ってきたのと、ガチャガチャが置いてあって、これを1回やったら、「金婚」の上撰と普通酒が当たりました。

豊島屋酒造のお酒たち

それぞれのレビューはまた後ほど。

「金婚」が書かれたタンク

豊島屋酒造、また行きたいな~。

やっと晴れたので、遠くの公園に

10月、ずーっと天気が悪くて、雨は降らないけど曇りがち、と言う日が多かったけど、月末に近づいてやっと秋らしい快晴に。
昨日はちょっと遠くの公園に足を運んでみました。ま、この後寄りたいところがあっての遠出だったわけですが。

東大和南公園にて

実は、狭山公園に行こうと思っていたのですが、駐車場が埋まっていまして、あちこちグルグル回った挙げ句に来たのがここでした。

狭山公園周辺は、西武園ゆうえんちもありますし、そういえばあの辺りは混むんだよなぁ、と久々に来て気づきました。

厚木基地に向かうP-1哨戒機

見上げると、海上自衛隊のP-1哨戒機が。厚木基地に向かっているのでしょう。絞り開放のままで撮ってしまった…。でもちゃんと絵になりますね。

久しぶりにカラッと晴れて、日向は熱く、日陰に入ると涼しい。秋らしいいい天気です。
でも、中旬までは曇か雨がちで、今年は運動会などイベントがすべて中止でしたが、COVID-19がなかったとしても、中止になっていたかもしれません。秋のイベントも、気候の変化に合わせて、実施時期を変える必要があるかもしれませんね。

【写研埼玉工場】解体動向(20/10/19)

写研埼玉工場(20/10/19)

仕事の関係で、定期的に観察できるのは今回が最後になりそうです。
今後は時間が取れたときに…ですかね。外構解体と看板を外すところは見たいのですが。

例によって、厚生棟裏手の坂道から撮影。フェンス越しの撮影になるので、カメラはD3400から、モニタのチルトができるGX7MK2に戻しました。やっぱり軽いカメラはいいですね。

現在の工事工程は「基礎解体、廃材搬出」となっていて、地中部分の基礎を掘りながら解体し、コンクリートや鉄くずを搬出していて、このときもダンプカーがひっきりなしに出入りしていました。

メインビルにしろ、奥にあった第2工場にしろ、5階建てなので、基礎部分はそれなりに深いのでしょうね。特に第2工場は地下もあったので、地下部分の解体も行われていたようです。

そして1つの変化が。

先週との変化点、守衛所が解体されたようです。

先週まであった守衛所

小さいな建物なので、解体は一瞬でしょうね。

後はしばらくは廃材搬出が続くと思われます。最終的には外周の塀が解体され、その際に看板も撤去となるはずです。

定期撮影は今回で終了となりますが、機会を見つけてちょくちょく見に行きたいと思います。

【写研埼玉工場】解体動向(20/9/11)

全開から3日後でスパンは短いですが、解体が進んでいますので、細かく追っていこうと思います。
というのもありますが、秋が近づいてきて、台風などで雨がちな日も多くなってきたので、撮れるときに撮る、というスタンスです。

写研埼玉工場(20/9/11)

第2工場も、建物中央部からどんどん解体されていますね。

第2工場の部分は、後に増築したと思われる部分がありますね。そこだけが他より新しいですね。
消火栓の赤い扉が開いていて、中のホースは先に撤去されたようです。

さて先日、「技術者たちの挑戦 写真植樹機技術史」を購入しました。元写研のOBが書かれたものです。

これによれば、当時手動写植機のSPICA亮月製作所さんのHPにリンクします)の生産で手狭になった工場を、1963年(昭和38年)に埼玉県和光市に移転したとあります。奥の第2工場は1965年(昭和40年)に建造されていますが、本に掲載されている1963年時点の写真では、第1工場のみですね。そして周辺建物が全然ない…。
そして、解体中の様子を見ると、切なくなってしまいますね…。

なお、文中には、戦前の写研(当時は写真植字機研究所)の初代写植機用の光学レンズの製作は、日本光学(現ニコン)や小西六(現コニカミノルタ)に依頼したが実現せず、旭光学(現ペンタックス=RICOH)に依頼して、取引は1980年代まで継続したとあり、カメラ好きとしては、こういったエピソードも面白いですね(詳しくは本を買ってくださいね)

メインビルは両サイドの建物躯体解体が進み、いよいよ壁だけになってきた感じです。今度は壁を中央部から少しずつ解体していく感じです。

ネット越しで見づらくてすみません。比較してみましたが、大きくは変わりませんね。よく見ると、夜のほうが解体は進んでいるのがわかりますが。

第2工場の防音壁

もう18時台もかなり暗くなってきました。正直なところ、この時間の撮影はもう限界ですかね。ISO25600とかになってしまいます。ザラザラですね。M4/3の限界といったところか。
かと言って、例えD3400でも、一眼レフだとちょっとかさばるんですよね。いや一度持っていきますか。

RAW現像で暗部を持ち上げてみた

もう工事が終わっている時間、かなり暗いです。RAWで撮って、現像時に暗部を持ち上げてみましたが、ISO3200でもGX7MK2だと結構厳しいですね。
元第1工場のあった場所に、物悲しげに解体くずが積まれていました。


写研関連のHPや文献、色々見ていますが、やはり感じるのは、1980年代までの栄光の歴史、そしてDTP時代に一気に進んだ90年代以降の状況、2000年代一気に写植機が売れなくなり、社員がどんどん去ってしまったこと、今の日本をなにか象徴させるような感じでなりません…。
写研は一体どうなるのでしょうか…。