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NIKKOR Z 180-600mmのファームウェアVer1.01

今、一番月間撮影枚数が多いレンズと言っても過言ではないNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR、導入からまだ1年は経っていませんが、ファームウェアアップデートが発表されました。
Ver1.01の更新内容は以下のとおりです。

お? ということは、温度センサーで無限遠の位置を修正するということでしょうか? カメラボディ側には温度の過昇防止のために温度センサは入っていますが、これを利用したものなのかな? それともレンズ側にも温度センサが入っているのでしょうか?

望遠レンズは筐体が大きいため、温度変化でボディの伸縮により撮影結果に影響があると言われていますが、それをファームウェアで修正できることもあるんですね。
元々望遠レンズは温度変化による筐体伸縮で無限遠位置が微妙に変化するため、オーバーインフ(Over Infinityの略)という無限遠を超えてどこにもピントが合わなくなる領域までフォーカスを移動できるようになっているレンズが多いです。
撮影時には位相差またはコントラストAFにより適切にフォーカシング出来るはずなのですが、温度変化により、例えば動体予測フォーカスなどで未来のフォーカス位置をカメラ側が予測しながら撮影している場面で、本来無限遠と設定している位置よりもオーバーしてしまう可能性はあるため、温度変化による無限遠位置をファームウェアである程度制御する、ということなのかな?

ここまでの話はあくまで憶測です。詳しく確認したい方はニコンに問い合わせてみてください。

レンズのFW更新方法

これはボディのFW更新と同じで、メモリカードに更新用のファームウェアをまずコピーします。

NIKKOR Z 180-600mmのファームウェアVer1.01、ファイルサイズは約2MBでボディのFWよりはるかにサイズは小さい

あとはカードをボディに挿入し、NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRをボディに装着し、セットアップメニューのファームウェアバージョンから更新します。
Nikon Zの場合、全てのZマウントボディでレンズのFW更新が可能です。

ファイルサイズは約2MBと、ボディのFWよりも遥かにサイズは小さいので、短時間で更新は完了しました。

LFが1.01になった

実際、寒い時期に無限遠が出ないと感じたことはなかったですが、相当寒い場所でのシビアな状況で発生したのかな?
自分にとっては、Zレンズで初めてのFW更新でした。


息子のサッカー撮影中のAF設定

息子のサッカーの試合を撮り始めて4ヶ月、戦闘機と違って被写体が入り乱れるスポーツ撮影に四苦八苦しています。

オートエリアAFで撮影

戦闘機は、はっきり言って被写体認識なんてのはなくてもちゃんと撮れます。今でも戦闘機撮影界隈で一眼レフが多いのも、AFは一眼レフの専用の位相差センサ、しかも大抵の機種はクロスセンサを積んでいるので、被写体さえセンサエリア内にあれば、十分問題なくAFが食いつきます。

サッカーのような団体スポーツの場合は、選手が前後に入り乱れるし、ランダムに動くから、なかなか難しいですね。戦闘機は単純にスピードが速いけど、ある程度動きに予想はつきますが、団体スポーツはそうはいかないですね。

上の1枚は試しにオートエリアAFで撮影したもの。基本的にオートエリアの場合は、初動では手前の被写体にAFを合わせに行く傾向にありますが、横切りへの応答を5の鈍感に設定しています。また被写体の動きはここではランダムとしていますが、この被写体の動きは前後方向の動きの速度が大きく変化するかしないかで設定を切り替えると良いようです

オートエリアだと、AF動作を一旦止めて再びAFさせると、手前の被写体を優先的に拾ってしまいます。
サッカーだとこの設定はやっぱりダメかな。

Nikon Z 9では、推奨設定ガイド(スポーツAF編)というマニュアルが有り、これによるとサッカーは以下の設定が推奨されています。

意外にも横切りへの対応が2と敏感側なんですね。そして被写体はの動きはスムーズ、ダイナミックAF(S)やワイドエリアAF(C1)が推奨されています。
どうもこれは報道向けの設定な感じですかね。主要被写体は画面の一定のエリアにあって、そこにAFポイントを合わせておくような感じですね。
ただ、私はまだまだスポーツ撮影は苦手なのと、息子を主体で撮りたいので、結局3Dトラッキングを多用しています

Nikonでは一眼レフのD3/D300の時代から多分割測光センサで大まかに被写体を検出する3Dトラッキングがありますが、ミラーレスになってイメージセンサで捉え続けられるため、やっと被写体検出精度が上がって、3Dトラッキングが使えるようになってきました。こうして前後に被写体が入っても、ある程度問題なく補足し続けてくれるし、横切り応答は鈍感に設定しているので、すぐに前後の被写体にピントが持っていかれることはありません。あとは適宜親指AFでAFを意図的に止めたりすることで、ピントが持っていかれることを不正ではいます。ただ、似たような色のユニフォームを着た選手が入り乱れると、結構フォーカスが持っていかれたりするんですよね。
被写体検出とは言え、誰を補足するか、ではなく形状を補足しているので、似たような形状が入り乱れると、そっちにフォーカスポイントを持っていかれることもしばしば。とは言え、今自分の中では3Dトラッキングが一番使いやすいですね。

Nikon Z 9の欠点としては、像面位相差AFがイマイチで、コントラストAFを主体とするウォブリング(AFが前後に行ったり来たりする)の挙動がまま多いこと。この辺り、改善の余地はまだまだ多いです。

CanonがEOS R1で個人を識別しての完全な被写体認識を搭載してくるようなので、そうなると横切りなどでAFが持っていかれることは少なくなるでしょうね。まだまだAFは進化しそうですが、とりあえずは手持ちの道具で出来る範囲での工夫は必要。道具に踊らされていたらいつまでも撮れないですから。

サッカーの試合&家族サービス

5月3日は息子のサッカーの試合からスタート。午前中早くから集合して試合。負けちゃうかなと思ったら、1勝1敗だったのに、翌日も試合が決定。これで本日もこれから試合に行ってきます。

娘が途中までサブカメラマンを。まだ仕上がりは見てないけど、うまく撮れたかな?

午後からはショッピングモールでお買い物&レゴのイベントに参加、そして娘の希望で極楽湯へ。なんで小学生が温泉を?と思ったら、娘の好きなホロライブのコラボ企画開催だったから。グッズとか買えてご満悦でした。

1日フルに活動して、写真を編集する時間もない…。実にGWらしいですね(笑

サッカーだんだん上手くなってきたなぁ

息子がサッカーを始めて数ヶ月、だんだん上手くなってきたなぁと。
練習試合を見ていて、動きが良くなってきたのがわかります。もちろん、一番うまいこと比べるとまだまだ差はあるけど。

撮り方も横一列だけではなく、前後に被写体を入れて立体感を出すようにとか、工夫してるけど、難しいですね。
以前よりボールを持っている時間も長くなりました。あとは周りをもっと見て予測して動けたら…ってのはもうちょっと経験を積まないとだね。

一礼して終了です。

お疲れ様でした!

練馬駐屯地創設73周年記念行事 本番当日も行ってきました

土曜日の事前公開は招待者とネットの抽選で当選した人のみの入場でしたが、日曜日の本番は野外体験喫食に当選したので、家族で行ってきました。
子どもの習い事が午前にあったので、それが終わってから、11時半頃に入場。
ちょうどその時間帯に展示をやっていましたね。基本は前日の事前公開と同じですが、今回は既に多くの観客がいたので、写真撮影は二の次と思っていましたが、航空祭のように激混みではないので、人の間を後ろから望遠レンズで抜いて撮影できました。観客席からではなかったけど、前日と別アングルで見れて、これはこれで良かった。それに、前日を見ていれば、どんな動きをするかはわかりますしね。

どうせ遅い時間に行ったらまともに写真撮れないし、土曜日にいい絵が撮れたしね、と思いつつ、曇天だった土曜と違って日曜日は久しぶりの晴れだったので、望遠レンズも持って行きましたが、正解でした! やっぱり晴れていると良いですね。そしてこのアングルがむしろ客席より良いかも、と思ったり。

残念ながら、16式機動戦闘車の発砲炎はこの日は撮影ポジションの関係で撮れず。ここは前日の一般観客席から撮るのが良かったですね。招待者席はむしろ近すぎるのと太陽の方向から、写真撮影と考えると撮りづらいかもしれませんね。

この場所からは演習エリアから出た車両が戻っていく際に通過する道路沿いだったので、こんな隊員の笑顔の写真も撮れました。
自分が写っている!と思った自衛隊員の方はコメント欄で是非ご連絡ください。写真提供します。

来年行けたら、このポジションで撮りたいな、と思いました。もちろん演目によって変わるかもですけど。
こんなに桜をバックに撮れたので満足です。

そしてさすが本番、事前公開では来なかった来賓も多くいらっしゃいましたが…

都知事も来ていたんですね。
この日は各地で駐屯地の記念行事が開催されていたため、来賓もバラけると思っていましたが(ヒゲの隊長さんは別のところに行っていたみたいですし)。

さて、この日のメインは家族で野外体験喫食と屋台など祭りとして楽しむ、でした。
その話はまた。

練馬駐屯地創設73周年記念行事 事前公開に行ってきた

6年ぶりに練馬駐屯地の記念行事(駐屯地祭)に行ってきました。今回、本日(2024年4月7日)の本番の前の事前公開の抽選に当選したので行ってきました。

事前公開なので混んでいなくて、ゆっくり堪能できました。雨がちな天気で心配でしたが、雨に降られることもなく、桜も良い感じに咲いていたので、桜とのコラボ写真も撮影できました。

まずは自衛官候補生の入隊式からスタート。

続いて東部方面隊の部隊紹介。
昔はこの手の紹介は装備品がただ走るだけでしたが、最近は紹介も工夫をこらしていて分かりやすかったです。

こちらは人質を取ったテロリストの制圧デモ。

この展示では、ほとんどの隊員はキャップや鉄帽を被っていないんですね。

ドローンを使用した93式近距離地対空誘導弾のデモ。こういうのも以前はなかったですね。93式登場当時、ドローンを攻撃する想定はなかったと思いますが、このような小さな目標も可視光/赤外画像誘導でしっかり補足できるようです。
ただ、この後展示されていた93式の隊員さん曰く「元々ヘリコプターなどの対航空機を想定している。あくまで個人的見解だが、このような安価なドローンに対して1発100万円以上するミサイルを発射するのは費用対効果としてどうなんだろうかと思うが、発射するしないは指揮官の判断」とのこと。実際には対空機関砲、あるいはECMなど電子的攻撃手段を用いるのが現実的な気はしますね。

最近も能登半島の震災、先日も台湾で震災がありましたが、以前はこういう展示なかったよなぁと思うのがこちら。

水を使わない移動トイレカー。自己完結性の高い組織である自衛隊は、この手の装備もあるんですね。
能登半島の地震では、道路自体が寸断され、この手の車両がすぐに入れなかったのは痛いですね。

こういう二輪を操る隊員は、プライベートでも好きな人は多そうですね。

そしてお待ちかね、87式偵察警戒車16式機動戦闘車のデモ。

今回発砲炎(もちろん空砲ですよ)が撮れて満足です。ああ、もう生で見ることは叶わないと思うけど、以下のカメラで富士総合火力演習を撮りたかったな~。
そしてUH-1Jヘリ、近い! 鉄条網の素早い展開。残念ながら戦車は練馬駐屯地から撤収したそうですが、16式機動戦闘車はじめ、展示自体が迫真があり満足でした。

もう一般公開は恐らくやらない富士総合火力演習に変わり、全国各地のこうした駐屯地の記念行事が盛り上がってくれると良いですね。

さて本日はというと…、カレー食べにまた行ってきます(笑

NIKKOR Z 180-600mmの傷防止のためにビニールラップフィルムコートしてみた

今、自分の中でかなり使用頻度の高いレンズがNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRです。この価格帯の望遠ズームとしてはよく写るし、使い勝手が良いです。
元々は航空機撮影で、手持ちのAF-S 600mm f/4Gでは取り回しが大変な撮影状況や、ズームが必要な状況のために購入しましたが、息子が始めたサッカーの試合での撮影にも重宝しています。

基本望遠レンズ好きなので、持ち出す頻度が多くなると、どうしても気になるのが傷です。

持ち出す頻度が高いと擦り傷も出てきますね

そんなに機材をラフに扱う方ではないけれど、どうしてもフィールドに持ち出す機会が多いと、うっかり傷つけてしまうこともありますね。
まだ発売から1年もたっていない、人気で在庫不足のレンズですから、大切に使いたいですしね。
ということで、カメラ始めて四半世紀以上たちましたが(すっかりおっさんになりましたw)、初めてラッピングしてみることに。
X(Twitter)のフォロワーさんで貼り付けている方がいて、気になっていたんですよね。

レンズコートという昔からある布状のレンズガードもあり、よく野鳥撮影する方は迷彩柄のものを使っていたりしますが、かさばりそうな感じで今まで買ったことがなく。
でもラップフィルムならさほどかさばらないし、色柄も豊富。価格も安価なので、傷が入ったら貼り替えればよい。

この手の商品はAmazonよりもチャイナのAliExpressのほうが豊富なんですよね。
あまり使いたくないAliExpressですが、支払いも直接カード払いではなくPayPal払いできるので、1 NIKKORレンズ用の絞り羽部品に続き、2回目の利用となりました。

商品はこちらです。

いろいろな絵柄がありますが、あまり目立たないいろを選択して注文。ところでAliExpressって見るたびに価格がコロコロ変わるので…、まあそんなに高価なものではないから良いけど、あの同じ日でも価格変動するの、何なんでしょうね?

注文から1週間ちょっとで届きました。チャイナから直送なので、通関で時間はかかるけど、今回は予定到着日より数日早く届きました。

いやゆるカッティングシートですね。こういう仕事が早いのはチャイナの良い点でしょうか。日本はすっかりこうした分野でも存在感がなくなりましたね。フィルム自体は3Mのラップフィルム2080を使用しており、これは最近カーラッピングフィルムでもおなじみのものでした。なので耐候性、耐久性も高く、貼りやすく、剥がした場合の糊の残りもない優れたフィルムです。
車に数年貼って剥がしたあとでも、糊が残らず塗装面は綺麗なままだそうで、カメラレンズのように外に常に出しっぱなしにするものではないものなら、より長く持ちそうですね。

貼り方の説明書も入っています

望遠レンズなので、貼るシートの種類は多いですね。レンズ本体だけでなく、三脚座の部分のフィルムもあります。
ズームリングとコントロールリングにもフィルム貼り付け可能ですがこの部分だけは今回貼り付けしませんでした。
またレンズ先端はゴム縁を貼り付けているので、ここも貼り付けしませんでした。

フィルムは適度な厚みがあり貼りやすい、ちゃんとロゴの部分は穴が空いています

3Mのラップフィルム2080、とても貼りやすいですね。適度に厚みがあるので、シワが寄りにくく、位置決めしやすいです。うすすぎるラップフィルムだと、静電気で意図しないところにくっついてしまったり、シワが寄り易かったり、貼り付けが難しのですが、このフィルムは素人にも貼りやすいと思います。
貼り付けの前に、レンズボディ表面はきれいにしておきましょう。

貼り付けにはトータルで2時間以上時間をかけましたが…

こんな感じで貼り付けできました。フィルムはある程度伸びるので、曲面にもしっかりフィットします。さすがカーラッピングフィルムで使われているだけありますね。
細かいことをいうと、少し厚みのあるフィルムなので、円筒形のレンズではフィルムが重なる部分で少し厚みが出てしまいます。
ですがしっかりフィットして貼り付けできて、気泡も入りにくく、全体としてはなかなか良い仕上がりになりました。

写真はありませんが、レンズ前後のキャップ用のフィルムも含まれています。
カメラボディ自体のフィルムもあるようですね。さすがにボディまでやると主張が強くなるのでやりませんが、気になる方は調べてみてくださいね。
ボディの保護に、あるいはドレスアップに、なかなか良く出来た商品でした。

Nikon Z 9 FW C:Ver.5.00とオートキャプチャー[飛行機]

2023年6月のVer4.00以来となる、Nikon Z 9のファームウェア(以下FW)の大型アップデート、C:Ver.5.00が先日発表されました。

大型アップデートだけに、更新内容は多岐にわたっています。

■ 静止画撮影関連

  • [静止画撮影メニュー]>[オートキャプチャー]に以下の機能追加と変更を行いました。
  • 撮影開始日時と撮影時間を事前指定できる予約機能の追加
  • 撮像範囲に[DX(24×16)]を追加
  • 被写体検出対象に[飛行機]を追加
  • カメラのマニュアルフォーカス設定に対応
  • 設定画面の表示と項目名の一部変更
  • [詳細条件:距離]で設定できる範囲を拡張
  • [ハイスピードフレームキャプチャー+]にレリーズモード[C15]を追加しました。
  • [静止画撮影メニュー]>[高周波フリッカー低減]に周波数設定モードを追加し、周波数のプリセットを設定できるようにしました。
  • [ピクチャーコントロール]に[リッチトーンポートレート]を追加しました。
  • [静止画撮影メニュー]に[人物印象調整]を追加しました。
  • [静止画撮影メニュー]に[美肌効果]を追加しました。
  • [静止画撮影メニュー]にノイズ低減処理の種類を選ぶ[高感度ノイズ処理モード]を追加しました。
  • [静止画撮影メニュー]>[画質モード設定]>[画質モード(HSFC)]に[ハイスピードフレームキャプチャ-+]撮影時の画質を設定する機能を追加しました。
  • ライブビュー拡大表示の倍率を、最大 400% まで拡大できるようにしました。
  • Profoto A10 の LED 定常光を AF 補助光として使用可能になりました。
    ※ Profoto A10 ファームウェアのバージョンアップが必要です。詳細は Profoto 社 Web ページをご参照ください。

    ■ 動画撮影関連
  • [動画撮影メニュー]>[オートキャプチャー]に以下の機能追加と変更を行いました。
  • 撮影開始日時と撮影時間を事前指定できる予約機能の追加
  • 撮像範囲に[DX]を追加
  • 被写体検出対象に[飛行機]を追加
  • カメラのマニュアルフォーカス設定に対応
  • 設定画面の表示と項目名の一部変更
  • [詳細条件:距離]で設定できる範囲を拡張
  • ピクチャーコントロールに[リッチトーンポートレート]を追加しました。
  • [動画撮影メニュー]に[人物印象調整]を追加しました。
  • [動画撮影メニュー]に[美肌効果]を追加しました。
  • [動画撮影メニュー]>[ハイレゾズーム]に以下の機能の追加および変更をしました。
  • ハイレゾズーム有効時にピントが合った時の表示の色の変更
  • サブセレクターでの操作
  • ライブビュー拡大表示の倍率を、最大 400% まで拡大できるようにしました。

    ■ 再生関連
  • 動画再生時のiメニュー項目に[再生の速度]を追加しました。
  • 再生時のiメニュー[画像編集]に[画像編集機能のカスタマイズ]を追加しました。
  • [再生メニュー]に[縦横位置情報の記録]を追加しました。
  • [再生メニュー]>[グループ再生の設定]に[自動連続再生の設定]を追加しました。
  • 画像送り中にカメラの姿勢変化を検出時、画像送り中は操作を継続するよう変更しました。
  • 動画再生時に、現在の再生速度を 1 コマ表示モードの画面上に表示するよう変更しました。
  • RAW 画像再生時の i メニュー[画像編集]>[リサイズ]に[4608 x 3072;14.2M]を追加しました。

    ■ 操作関連
  • 以下の[カスタムメニュー]に割り当て可能なボタン、割り当てられる機能を追加しました。
  • f1 および g1[iメニューのカスタマイズ]
  • f2[カスタムボタンの機能(撮影)]と g2[カスタムボタンの機能]
  • f3[カスタムボタンの機能(再生)]
    ※ [ピント位置優先(顔検出)]は、f3[カスタムボタンの機能(再生)]>[メインコマンドダイヤル]または[サブコマンドダイヤル]>[画像送り時の拡大位置]で設定可能です。
    ※ f3[カスタムボタンの機能(再生)]>[メインコマンドダイヤル]または[サブコマンドダイヤル]>[画像送り]の設定が、拡大再生中の画像送りにも適用されるようになりました。
    ※ モニターモードの切り替え機能をプロテクト/ Fn4 ボタン、及び音声ボタンに割り当てることが可能になりました。
  • 静止画モードと動画モード各々で撮影モードを設定可能にしました。
    ※ ファームウェアのバージョンアップ直後は、撮影メニュー[A]~[D]の撮影モードがすべて P に設定されています。
  • [カスタムメニュー]>a11[フォーカスポイント表示]に[フォーカスポイントの太さ]を追加しました。
  • [カスタムメニュー]>a14[MF時の絞り解放Lv]を追加しました。
  • [カスタムメニュー]>d19 と g17 に[半押し拡大解除(MF)]を追加しました。
  • 撮影機能の呼び出し(ホールド)中に露出補正とホワイトバランスの設定の変更が可能になりました。
  • [セットアップメニュー]の[カード初期化(フォーマット)]で物理フォーマットの手順を変更しました。

    ■ 表示関連
  • 動画撮影モード時、メモリーカード高温の注意表示の表示位置を変更しました。

    ■ ネットワーク関連
  • ATOMOS AirGlu BT と接続時、接続が切断したとき、または接続が不安定なときに警告表示を行うようにしました。
  • スマートフォンとの無線接続方法として[Wi-Fi接続(ステーションモード)]を追加しました。
  • [ネットワークメニュー]>[FTPサーバーと接続]でポート番号を指定できるようになりました。
  • [ネットワークメニュー]>[FTPサーバーと接続]>[オプション]に[送信時の HEIF 変換]を追加しました。
    ※ 変換後の HEIF 画像はメモリーカードには保存されません。
  • リモートグリップ MC-N10 と ATOMOS AirGlu BT の併用が可能になりました。
  • IP アドレスを自動取得後、自動取得を OFF にしても取得したアドレスを保持するよう対応しました。
  • TCP / IP 編集画面にて、自動取得したゲートウェイ / DNS サーバーのアドレスを表示するよう対応しました。
  • 送信時に画像ファイルがリネームされた場合、画像ファイル名と音声ファイル名を一致させるよう対応しました。

    ■ その他
  • [AF エリアモード]が[3D- トラッキング]に設定され、かつ人物が大きく写っている場合、AF エリアの近くに瞳の検出枠があるときは、AF エリアに近い瞳を優先してピントを合わせるようにしました。
  • [静止画撮影メニュー]>[静止画フリッカー低減]を[ON]に設定した場合、シャッターをきるときに撮影画面が一瞬暗くなりますが、暗くなる時間を短縮しました。
  • [カスタムメニュー]>d12[赤色画面表示]で、[表示モード1]或いは[表示モード2]に設定しているときの RGB ヒストグラム表示を見やすくしました。
  • [セットアップメニュー]>[ファームウェアバージョン]に GNSS モジュールの ファームウェア「G」も表示するよう対応しました。
  • GNSS モジュールのファームウェアバージョンアップが可能になりました。
    ※ ファームウェア「G」が 0.17 の場合はすでに改善済みのため、2 回目のバージョンアップは必要ありません。
    ※ バージョンアップ手順は【GNSS モジュールのファームウェアバージョンアップについて】をご参照ください。
  • GNSS モジュールのファームウェアを更新しました。
  • 特定の(準天頂衛星「みちびき」(QZSS)を捕捉できる)地域で使用する場合に、捕捉する性能を改善しました。
  • 以下の不具合を修正しました。
  • [AF エリアモード]を[ワイドエリア AF(S)]、[ワイドエリア AF(L)]、[ワイドエリア AF(C1)]、[ワイドエリア AF(C2)]のいずれかに設定していると、被写体を検出している時にセットアップメニューの[AF 微調節の設定]で設定した微調節量が反映されない。
  • [再生メニュー]>[グループ再生の設定]>[サブセレクターで先頭画像表示]を ON にした状態で連続撮影後、メモリーカードアクセスランプが点灯している状態で再生画面に切り替えてサブセレクターを操作すると、意図した動作にならない。
  • 連写やフォーカスシフト撮影を行った際に露出が正しくない場合がある。
  • シャッタースピードを[Bulb]に設定したとき、シャッターボタンを押しても撮影されない場合がある。
  • 飛行機の撮影を繰り返していると、正しい位置で被写体が検出されない場合がある。
https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/fw/516.html

今回は今までのメジャーアップデートと比較すると、大きな改良や改善、機能追加はないですね。Z 8など他の機種に先行搭載されていた機能が追加されたりしましたが、オートキャプチャーでは新たに被写体検出に「飛行機」が追加されたのが個人的に嬉しい部分です。

FWのアップデートは、今回GNSS(衛星測位システム)も含まれていますが、最初のアップデートはFWのみで、同じファイルを消さずにもう一度バージョンアップすると、GNSSのFWアップデートが開始されます。これ1回でやってくれないのかな? ちょっと分かりづらいです。

さて、まずはオートキャプチャーに「被写体検出対象に[飛行機]を追加」とあるので、練馬区光が丘清掃工場の煙突と飛行機のコラボを狙います。

バッテリだけでは持たないので、USBより外部給電

ベランダフォト無人撮影で最初に撮れた被写体はこれだ!

?????

なんと飛行機ではなく飛行するカラスだった! シャッタースピードが遅いのでブレているけど、ちゃんとピントは来ているっぽい。
こんな感じで、無人で写真が撮れるので、ネイチャーフォトに良いかも?

航空機の場合、この辺りを飛行するのはヘリコプターや厚木・横田・入間基地の航空機なので、それが映ると有り難いのですが…。
この焦点距離だと飛行機は小さすぎるかもですね。逆に鳥が写ってしまいますね。とにかくいろいろ試してみたいと思います。

息子のサッカー、上手になってきたね

息子のサッカー、光が丘公園での練習だったので、一緒に行って写真もちょこちょこ撮影。
今回はチーム内の練習と試合だったけど、チーム内での試合は結構ボールを回せるようになってきたなぁ。もちろんもっと上手い子に比べると、まだまだ全然お遊びレベルだけど。

途中から曇天になったけど、こういう状況だと時々Nikon Z 9のAFが一周迷うことが。暗いズームレンズとは言え、日中の明るさ程度ならもう少し食らいついてほしいな。
とは言え、3DトラッキングのAFはこうした撮影では楽でいいです。横切りへの食いつきは鈍感側に設定しているのだけど、もっと鈍感であってほしいことも。
それでも被写体の動きをスムーズからランダムに設定し直してみたら、だいぶ良くなりました。そろそろ飛行機とは別に、サッカー用のカスタムセッティングをしないとですね。


↓何だかんだで良い望遠ズームレンズですよ。AFも速いし、Nikon Zマウントの最適解でしょうね。

【入間基地】C-2輸送機を撮ってきた

運転免許証の更新があり、府中運転免許試験場に行ってきました。前回も来たのですが、今回は手続きの自動化が進んでいましたね。更新料も現金だけでなく、クレジットカードに各種タッチ決済とQRコード決済対応。ちなみに更新自体も事前予約制となっていました。その割に結構混んでいましたが…。

で、更新も終わりましたので、せっかくなのでちょこっとだけ撮影してきました。
ちょうど車に乗っていて、入間基地にC-2輸送機が降りていったので、調べてみたら、体験搭乗があったようです。フライト時間も公開されていたので、久しぶりに入間基地へ。
入間基地、周囲が住宅地で撮影スポットが少なく、最近あまり行っていなかったのですが、たまにはいいかなと。

使用機材は215, 213号機

こんな感じで飛んでいました。入間基地のC-2輸送機のコールサインはCOSMOなので、COSMO215、COSMO213といったコールサインで飛んでいました。

動画でも撮ってみましたが、三脚なし手持ちだとブレますね。動画を撮る予定ではなかったので、三脚持ってこなかったです。

たまにはこういうのんびりした撮影もいいな。
そしてもうそろそろ先が見えてきているEC-1やYS-11も撮りたいですね。