今年初の百里基地撮影です。
仕事の形態が変わって、以前は休日出勤が月に1,2回はあったので、代休で平日休みがあったのですが、それがなくなった今は、休みをとって撮影に行くことに。これがなかなか難しくて。とまあ事情は置いておいて、まもなく終焉を迎える偵察機舞台の501SQ、そして来年度いっぱいでファントムも全機退役というこの時期、三沢からの3SQのF-2の百里移転と、色々変わっていく百里基地を、少しでも撮れたらなぁと思っております。
午前はE-2C(44-3463)とRF-4E改(57-6909/47-6903)
珍しくE-2Cが来ていました。
RFも909号機は3本タンクともスペマ。もう1ヶ月後には飛ぶ姿を見られなくなるんですね…
RF-4Eは、他にトルコとイランが運用していますが、どちらも現物を見て撮影はなかかな難しいでしょうから、先進国でRF-4Eを見られる事自体貴重です。そら外国からもファンが多く撮影に訪れるわけです。
F-4EJ改(07-8435/57-8355/14-8437)
午後は別ポイントから。晴れているけど、たまたま機体に雲がかかっちゃったかな…。コントラストのない絵に。
ファントムが当たり前だった自分にとっては、これが後1年ってのが信じられませんが、それが現実。
F-2B(33-8116)
F-2BのSFO(Simulation Flame Out)訓練だそうです。初めてみました。
F-2戦闘機は単発機ですから、エンジンが止まれば(フレームアウト)、推力が失われます。フレームアウトした際の滑空着陸訓練として、エンジンをアイドル状態にして、ギアダウンして旋回しながら、急角度で降りていくのだそうです。
F-2戦闘機は事故率が極めて低く、その事故もエンジンに起因するものは過去になかったと思います。それでも、万が一に備えて、この種の訓練は必要不可欠です。同じ単発機のF-35Aも、同様の訓練は行うのかな?
洋上迷彩のRF-4Eもそうですが、同様にF-2A/Bも撮影が難しいですね、特に色、コントラスト、視認性を落とすための迷彩ですが、撮影する者にとっては、これがパリっと映える写真にするのが中々難しいです。
E-2C(34-3460) F-4EJ改(17-8437/57-8355/07-8435 )
撮影ポイント移動。E-2Cは午前の機体と機番が違いました。
この辺りから、体調悪化。実は、百里に向けて移動中から、お腹を下し気味で、途中薬局で正露丸を買って服用していました。 が、だんだん体に力が入らなくなって、吐き気とめまいの症状が。
ここで気づきました。先日、子どもたちが胃腸炎になっていたのです。明らかに感染したなと?
もうこの後の撮影はボロボロで、シャッタースピードの間違いやら、フレーミングが明らかに間に合っていないとか、もう色々だめでした。
F-2B(23-8112) F-2A(33-8522/63-8538)
まだまだ撮りたかったのですが、明らかに体調不良を感じたので、ここで同行者にご挨拶して撤収。
撤収後、F-2の低い上がりが見えて、ああこれ撮りたかったなぁと思いつつも、多分あの体調ではまともに撮れなかった気もします。
ってことで、帰りの運転も結構しんどく、途中仮眠をとってやっとこさ帰宅しました。
早く体調回復させて、次の撮影に備えないとですね。