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自分のカメラを買おうと決めた時 【千歳基地】1999年8月8日の航空祭

1999年に、初めて自分で買った一眼レフがNikon F90Xですが、そのきっかけとなったのが1999年の千歳基地航空祭でした。
前年の1998年に人生で初めて行った千歳基地航空祭、右も左もわからない学生で、その時はYashica TL Electro XとAuto Yashinon 50mm F1.7という、おおよそ航空祭にふさわしくないカメラでした。
1999年は、友人から借りたカメラ、CanonのEOS55とEF 28-70mm、EF 70-300mmで撮影に挑みました。ちょうどカメラは買おうと思っていたけど、このカメラを借りたことがきっかけで、この後自分のカメラを買うことになります。自分のカメラで撮りたい!と思うきっかけを作ってくれた友人に感謝。でも彼とは今は疎遠になってしまいました。

EOS55はCanon独自の視線入力AFを搭載し、重量も軽くて軽快なカメラでした。ちょっとプラ感が強い感じでしたけどね。ただ、自分はメガネだったからか、視線入力はいまいち効かず、この撮影のときも視線入力は無効にしていました。最も当時の測距点は3点と少なかったので、視線入力の意味はあまりなかったですね。まさかあれから四半世紀を経て、EOS R3で改良型を搭載するとは。

1999年の千歳基地航空祭、今見ると20世紀末と言った感じで、懐かしのロック岩崎のアクロバティック飛行あり、このあと事故で飛行停止になってしまうT-33A練習機の姿もあり、まだジャンボだった頃の政府専用機(政府専用機は千歳基地に配備されています)、今は退役したUS-1A飛行艇やファントムと、実に多彩な機体が参加していました。
今でも飛んでいる機体も写っていたり。

フィルムの劣化により、色味がおかしいのはご容赦ください。

【百里基地航空祭2022】帰投するE-2C早期警戒機

アップし忘れていたNikon Z 7IIで撮った動画です。

暗いズームレンズのNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRを使ったというのもありますが、冒頭はピンボケしてしまいました。その後のAF補足もやや時間がかかってしまいました。
日没後で暗いというのもありましたが(動画ではやや明るく見えていますが)、この状況だとNikon Z 7IIの動画はAFも画質も厳しいといえます。

離陸前のD850で撮ったスチルだとこんな感じでした。

こちらはNikon D850 + AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRで撮影した、離陸前のE-2C。実際は日没して結構暗い状況でした。

さすがにこのくらいの暗さだと、Z 9でも感度が上がって画質は厳しいかもですね。
とは言え、やはりZ 7IIとZ 9では動画画質に差があるなと言うのも、この撮影でわかりました。

Z 7IIの動画から切り出したせいしが(4K→HD解像度に落としています)

この画質だと、動画から静止画切り出して…という使い方は難しいかも。もちろん、もっと明るい場面では問題ないと思いますが、色味もちょっとうーんとなっています。動画の方は、カラーグレーディングで少し色をいじっています。

Z 9のサブ機どうしよう問題ですが、やはりZ 7IIでは差がありすぎます。スチルも動画も。Z 6IIIが3000~3300万画素になるとも言われているので、これを待ちたいですかね。スナップメインなら、3000万画素ば十分ですし。

【百里基地】20/2/7の記録

今年初の百里基地撮影です。

仕事の形態が変わって、以前は休日出勤が月に1,2回はあったので、代休で平日休みがあったのですが、それがなくなった今は、休みをとって撮影に行くことに。これがなかなか難しくて。とまあ事情は置いておいて、まもなく終焉を迎える偵察機舞台の501SQ、そして来年度いっぱいでファントムも全機退役というこの時期、三沢からの3SQのF-2の百里移転と、色々変わっていく百里基地を、少しでも撮れたらなぁと思っております。

珍しくE-2Cが来ていました。

RFも909号機は3本タンクともスペマ。もう1ヶ月後には飛ぶ姿を見られなくなるんですね…

RF-4Eは、他にトルコとイランが運用していますが、どちらも現物を見て撮影はなかかな難しいでしょうから、先進国でRF-4Eを見られる事自体貴重です。そら外国からもファンが多く撮影に訪れるわけです。

午後は別ポイントから。晴れているけど、たまたま機体に雲がかかっちゃったかな…。コントラストのない絵に。

ファントムが当たり前だった自分にとっては、これが後1年ってのが信じられませんが、それが現実。

F-2BのSFO(Simulation Flame Out)訓練だそうです。初めてみました。

F-2戦闘機は単発機ですから、エンジンが止まれば(フレームアウト)、推力が失われます。フレームアウトした際の滑空着陸訓練として、エンジンをアイドル状態にして、ギアダウンして旋回しながら、急角度で降りていくのだそうです。

F-2戦闘機は事故率が極めて低く、その事故もエンジンに起因するものは過去になかったと思います。それでも、万が一に備えて、この種の訓練は必要不可欠です。同じ単発機のF-35Aも、同様の訓練は行うのかな?

洋上迷彩のRF-4Eもそうですが、同様にF-2A/Bも撮影が難しいですね、特に色、コントラスト、視認性を落とすための迷彩ですが、撮影する者にとっては、これがパリっと映える写真にするのが中々難しいです。

撮影ポイント移動。E-2Cは午前の機体と機番が違いました。

この辺りから、体調悪化。実は、百里に向けて移動中から、お腹を下し気味で、途中薬局で正露丸を買って服用していました。
が、だんだん体に力が入らなくなって、吐き気とめまいの症状が。

ここで気づきました。先日、子どもたちが胃腸炎になっていたのです。明らかに感染したなと?

もうこの後の撮影はボロボロで、シャッタースピードの間違いやら、フレーミングが明らかに間に合っていないとか、もう色々だめでした。

まだまだ撮りたかったのですが、明らかに体調不良を感じたので、ここで同行者にご挨拶して撤収。

撤収後、F-2の低い上がりが見えて、ああこれ撮りたかったなぁと思いつつも、多分あの体調ではまともに撮れなかった気もします。

ってことで、帰りの運転も結構しんどく、途中仮眠をとってやっとこさ帰宅しました。

早く体調回復させて、次の撮影に備えないとですね。