去年夏限定ラベルを呑みましたが、今回は豊島屋酒造の直売のガチャポンで当たった、綾(あや)の冬限定ラベルを。
冬限定版は、同じ瓶内二次発泡ながらも、夏よりも発泡度合いを抑えているそうです。
酒米は非公開、精米歩合65%で日本酒度+1、アルコール度数14度は、夏バージョンと変わりません。
うん、発泡が落ち着いている分、味も穏やかです。爽やかな口当たりですが、甘みとともに適度な苦味を感じます。アルコール度数がやや低いので、爽やかで軽やかかと思いきや、後にどっしりと日本酒らしさがでてきますね。
甘いシュワシュワではなく、適度に辛いシュワシュワで、シャンパンを思わせる印象です。
180ml=1合の飲みきりサイズです。
乾杯のお酒にも良さそうですね。
先日豊島屋酒造で購入したお酒です。こちらは、豊島屋本店が豊島屋酒造に委託製造している「金婚」ブランドになります。
先に豊島屋酒造の「屋守(おくのかみ)」を知って呑み始めたので、豊島屋本店の「金婚」はあまり飲んだことがなく、ラインアップも良く言えば古典的なイメージが有りましたが、無濾過のおりがらみなんてのがあったのですね。
「十右衛門」は、豊島屋の創業者の名前なのだそうです。
おりがらみのこのうす濁りがたまらん! 呑む前から美味いやつです(笑)
いやはや、「金婚」ブランドでこういう今風なお酒もあるのですね。今まで飲んだ金婚が、本醸造と普通種だけだったので、今度は純米吟醸酒も飲んでみたいと思っていました。
このうす濁りは、吟醸とは書かれていないものの、精米歩合は麹米55%、掛米60%となっていて、吟醸酒レベルです。
酒米は、
開栓すると、プシュッとガス感あり。香りは華やかです。
日本酒度はラベルには+2.0(HPには+3.5とありましたが、出荷時期で変わるのかも?)とあり、少し辛口なようですが、口に含むとまずは爽やかなメロンのような甘み、りんごのような酸味、しかし甘すぎることはまったくなく、程よい辛さがその後出てきて、すっと引いていきます。
何この感覚? 甘さは感じるのに、甘すぎず、そして辛さもあるけど辛すぎず、しかし淡麗ではまったくなく、芳醇な方なのですが、口当たりがよい。
うす濁り系は割と甘味と苦味系なのが多いですが、こちらは全体のバランスが高いレベルで調和しています。
それこそ「屋守」が好きであれば、この味はハマるんじゃないでしょうか。いやこれは良いお酒を見つけました。
「金婚」ブランドのお酒、東京の酒蔵でありながら、あまりそのへんの酒屋では見かけません。「屋守」は置いてあっても、「金婚」はあまり見かけないのです。
が、これは「金婚」ももっと色々飲んでみたいと思わせるお酒でした。日本酒は本当に奥が深いですね。高価な希少酒ばかり追うより、現実的な値段で買えるお酒で美味しいもの、まだまだ世の中にたくさんあるので、そういうのを探していきたいものですね。
夏限定ラベルを冬に呑む。
10月に、豊島屋酒造で買ってきたお酒です。
冷蔵庫の野菜室に入れていたので、少しラベルが汚れてしまった…。
豊島屋本店は、このお酒を製造した豊島屋酒造の親会社で、酒造を別会社として分離して、お酒の製造を豊島屋酒造に委託する形で販売しています。
豊島屋本店としては、昔からの「金婚」ブランドの日本酒を、豊島屋酒造としては、関東圏の日本酒好きにはお馴染みの「屋守(おくのかみ)」ブランドのお酒を販売しています。
こちらは豊島屋本店が、豊島屋酒造に製造委託して販売するお酒の1つ。夏限定の爽やかなお酒です。
生酒で微発泡系、しかも10月製造から少し時間が経過したので、だいぶ瓶内発酵が進んでいたかもしれません。開栓時に吹き出して、慌てて栓をしました(笑)
ということで、少しだけ栓を開けてガス抜きしてから注ぎます。
注いでも、まるでサイダー!?ってくらいシュワシュワします。
香りは爽やかな吟香。口に含むとやっぱりサイダー(笑)
でも、甘さは想像より控えめ。ほのかな甘味で、後味は少し辛さもありますね。これは時間が経過したからかもで、10月中に呑んでいたら、少し違ったかも?
アルコール度数は少し低めの14度ですが、1桁台ではないので、酒感はちゃんとありますね。まあ夏酒だけに、暑い時期にピッタリのテイストですね。
開栓注意と書いてあった…。個人的に、開栓注意が全面に出ている酒ほど、案外大丈夫で、小さく書いてあるお酒のほうが、割と吹き出してないかい?って気がします(汗
酒米の銘柄は非公開です。とにかくサイダーと思いきや、ちゃんとお酒です。どちらかというとシャンパン系ですかね。
次は是非夏に呑みたいな。
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