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11月は富士山を撮るのに最適な季節

と個人的に思っています。タイムラプス用のインターバル撮影を初めて何年になるかな?
経験的に、我が家のベランダから眺める富士山が、最もきれいに見えるのが11月です。
空気が乾燥して、かつ寒すぎず、比較的天候も穏やかなのがこの時期です。

日の出直前の富士山

日の出前にうっすら見えてくる富士山が好きです。

時間帯で表情が変わるのも面白いですね。

日の出直後と日中、これだけ表情が違います

もっとも、インターバル撮影したものをタイムラプス動画にしても、なかなか良い場面を撮るのは難しい。編集が下手なんですわ。動画ももう少し色々勉強してみたいけど、如何せん時間がかかるので。
ともあれ、今月はこんな感じでD810はベランダに出しっぱなしで、AC電源でインターバル撮影しています。偶然面白いものが撮れるといいな、位に思ってやっています。
もうD810、メカシャッターは公称耐久限界の20万回はとっくに超えているので、壊れるまで使いたいな。

Nikon 1 J3 + ロクヨン+テレコン 超望遠3240mm相当の世界

ちょっとしたお遊びです。

この冬は、富士山に沈む太陽、というのを忙しくてすっかり撮りそこねてしまいました。とは言え、天気が良ければ富士山が見える環境なので、超望遠で撮ってみました。

Nikon 1 J3 + AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR + TC-20EIII

ここでNikon 1の登場です。妻のJ3を借りました。最近使ってないしね…
こんな組み合わせで撮る人は殆ど居ないでしょう。
Nikon 1 J3 + AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR + TC-20EIIIです。

まずは600mmレンズに2倍テレコンで、1200mm相当の超望遠となります。Nikon 1は、センサが1インチと小さく、フルサイズ換算では焦点距離2.7倍に相当するため、1200×2.7=3240mmとなります。

600mm f/4レンズに2倍テレコンなので、開放f値は2段分暗くなり、f8となります。Nikonの中級一眼レフ以上であれば、f8でもAFが使えますが、Nikon 1の場合は使用不可です。AFは動きますが、行ったり来たりでピントが合いづらいので、MFでピント合わせします。

また、ここまで超望遠になると、並の三脚では振動を抑えきれません。望遠レンズの三脚座だけでは駄目ですね。レンズサポートなどが必要となりますね。
それもそうですし、マンションの床の材質が樹脂で剛性がないので、そこでも微振動を拾ってしまいます。

焦点距離 フルサイズ換算3240mmの世界

まず、三脚を使ってセルフタイマーを使っても、微振動は抑えきれていません。加えて、いくら空気の澄んだ冬の早朝とは言え、さすがにこれだけ遠方の被写体となると、空気のゆらぎの影響も避けられません。
我が家から富士山頂までの直接距離は、GoogleMapで測定したところ、90km以上あるそうです。

ということで、写真の解像度はいまいちですが、富士山頂までのジグザグルートが見えますし、山頂にある建物も見えますね。

ちなみに、今年の4月に、Nikon D850にAF-S 600mm撮影した富士山はこちらになります。

富士山
2020年4月18日の富士山

面白いことに、4月のほうが雪が多いのですね。今年は雪が少ない?


Nikon 1シリーズは、2015年発売のNikon 1 J5を最後に、2018年レンズやアクセサリを含め、全シリーズが販売完了となりました。
AF追従秒20コマ連写など、ミラーレスのトレンドを先取りしていたものの、全体的にレンズ外装を含め質感の低さ、操作性が一眼レフと異なるなど迷走していた部分もあり、メイン層のライトユーザー向けだけでは利益確保が難しかったのでしょうね。

ただ、コンパクトなレンズ交換式カメラは、こうした超望遠撮影も可能ですし、普段持ちには画質も十分で、存在価値はないわけではないのですけどね。
もはやこのクラスのカメラを買う層は、スマホが3眼カメラを積んで、超広角から中望遠まで対応、それ以上はトリミングでなんとでもなってしまうので、ただ小さいカメラだけでは太刀打ちは難しいのでしょうね。

個人的には、こうした遊び用に、Nikon 1 J5は確保したいなぁと思いつつ、J3もまだ使えるしね、となっています。ま、確保はタイミングでしょうね。

夕暮れ時をロクヨンで撮ってみた

自宅で外出自粛でも、どっこい望遠レンズでの撮影量が一番多かったりします。

昨日は、日中大雨でしたが、夕方一転して晴れて夕焼けがきれいだったので、休日ですがテレ(望遠)ワークしてみました。

背景の雲が印象的なので、工事中の清掃工場の煙突を切り取ってみました。

入道雲?

コントラスト高めに仕上げてみました。

夕暮れに迫る雲

望遠レンズって、なかなか縦位置で撮らないのですが、今回ばかりは三脚でしっかりと縦位置でも撮りました。雲とマンションの別世界感。

ちょいとやりすぎか?

RAW現像していて悩みますが、色をどう仕上げるか。これはやや赤みを強調させて、雲の部分をCapture NX-Dのコントロールポイントでコントラストアップ、輝度を落としています。

ピクシャーコントロール「グラファイト」

彩度マシマシばかりも何なので、クリエイティブピクチャーコントロールの「グラファイト」で現像。モノクロの場合は、コントラストの出し方とかも手法がたくさんありますからね。これは簡易に仕上げていますが、もうちょっと手を加えて、更にドラマチックに仕上げられそう(今度やってみます)。

富士山も顔を出した

こちらはクリエイティブピクチャーコントロールの「トイ」ですが、この情景ならそこまで不自然にはならないですかね。

カラスも絵になる

最後は彩度あっさりめに。マンションのベランダから撮っただけですが、案外絵になる情景って多いものですね。

夜明けのテレワーク

と言っても本業の方ではなく、望遠レンズ撮影ですけどね(笑

月はもう半月近くに

夜明け直前に撮影。つい数日前にスーパームーンとか言っていたのに、もうここまで欠けているんですね。

個人的には、満月より好きです。太陽光が横から当たるので、クレーラーの陰影が、よりはっきり見えるので。こればっかりはライティングでどうにもなりませんから(笑

ちなみに、この写真はD850で撮ってトリミングしています。Nikon 1ならノートリミングで行けるのですが。

午前5時過ぎの富士山

日が長くなってきました。朝日が上るのも早くなってきましたね。
夜明けの日の出直後しか見られない、赤い富士山です。

こちらはノートリミング、テレコンバーターTC-14EIIで850mmです。

午前5時過ぎの富士山と街並み

テレコンを外して600mmで。600mmだと、我が家からは概ね富士山全体が写る感じです。この時間が、富士山が真っ赤になるピークでした。

月と飛行機とか、富士山と飛行機とかのコラボ写真も撮りたいなぁ…。うちの近くに飛行機飛んでこないかな?(笑

ダイヤモンド富士? タイムラプスで日没を

10月からずっと撮り続けていた、富士山の日没、ちょうど我が家からは12月4日に富士山頂に日没する、ダイヤモンド富士となりました。

ただ、ぶっちゃけダイヤモンドか?と言われると、そんなにダイヤモンド感はないですね。

Nikon D810で、ひたすら静止画をインターバル撮影し、Davinci Resolve 16でタイムラプス化してみました。ズームアップ+スローも挿入してみましたが、スローはなかなか難しいですね。有償版ソフトだと、AIにより違和感のない画像挿入ができるのですが、無償版だとそこまでは出来ません(ただAIは処理も相当重たいです)。

また来年も同時期に撮影に挑戦ですね。次回はカメラ2台で、画角とフレームレート変えてチャレンジしたいです。

まあ、来年も同じところに住んでいれば…ですが…