【武重本家酒造】十二六(どぶろく) 甘酸泡楽

顎裂手術で入院中の息子、病院が神奈川なんですよ。なので、車でも電車でも、移動に片道1時間半です。
その入院中の病院の近くに酒屋があって、店のポスターになんとこいつがあったのです。予約のみ、とのことでしたが、誰かがキャンセルしたのか、1本だけ冷蔵庫にあったので、もちろん買いました。

【武重本家酒造】十二六(どぶろく) 甘酸泡楽

このどぶろく、特約店で予約しないと買えないもので、自分のよく行くお店にはなく、同僚に頼んで買ってきてもらったりもしています。
前回買ったのは2年前ですね。

発酵が進むため、要冷蔵、賞味期限が設けてあり、製造から20日と短いのです。

アルコール度数は、どぶろくとあって5%と低め。よってスイスイ飲めてしまいます。日本酒の原点のなるのがどぶろく。清酒ではなく濁酒です。
すりつぶした米がそのまま詰まっています。

どぶろくは、その発酵具合によって味が変化します。さて今回は?

今回は発泡は少なめ

開栓すると、ガス感は以前より少なめです。もともとガス抜き穴が栓にあるので、吹き出すことはないものの、2年前は注ぐとシュワシュワ感が強かったのですが、今回はドロっとした感触が強く、シュワシュワは少なめ。

口に含むと…、おおおお!? 酸味と甘みが2年前のものよりも良いです。妻がグレープフルーツジュースと称しましたが、確かに程よい酸味に強すぎない甘み、適度な発泡感。そして何より今回は米のドロッとした感触が強い。食べている感じです。注ぐ際も、なかなか口から出てこないくらい。
こんなに高度にバランスの良いどぶろくは初めてです。いや今回は当たりでしたね~。
開栓時期が良かったのかな? また買いたいけど、もう売っていないでしょう。今回はとてもラッキーでした。

PENTAXの”フィルムカメラプロジェクト “に想う

RICOHがPENTAXブランドにて、フィルムカメラプロジェクトを開始すると発表しました。

個人的に、過去からPENTAXブランドのカメラを所有したこともなく、今後も買うことはなさそう(RICOHのGRは興味があるけど、レンズの画角がネック)ですが、今や大手カメラメーカーが生産を終了したフィルムカメラの新機種の開発を検討するということで、SNS界隈でもこの話題で賑わいました。

動画も掲載されていて、割と本気っぽいですね。

PENTAXブランドにおいて、フィルムカメラ開発の検討を開始します。リコーイメージング/PENTAXが培ってきたフィルムカメラ開発のノウハウを生かし、ベテランの技術者と若い世代の技術者が一丸となって技術を承継すると同時に、新たな視点を加えることができないかを検討します。

https://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2022/20221220_037858.html

PENTAXのフィルムカメラは2003年発売の製品が最後に

さて、PENTAXのフィルムカメラ、最後に発表されたのは2003年。コンパクトカメラのESPIO 140Vと一眼レフの*istが同年に発売されたのを最後に、新型機種の登場はなく、現在に至っています。

つまり、開発の現場においては、最後のフィルムカメラ開発から20年程度経過していることになります。
20年といえば、会社内の人員も相当変わっていることになります。2003年当時中堅だった社員が、今は定年退職するような時代になっています。
20年の空白は大きいです。フィルムカメラの技術を知る人が続々と引退していきます。
ただ、20年はまだ当時を知る人もそれなりの残って入るはずです。50代の技術者であれば、まだ当時を知る人も多いでしょう。ただ、PENTAXは、旭光学工業からペンタックス株式会社を経て2007年にHOYAの子会社になった後、2011年にはRICOHにブランドを譲渡しています。
この間に生産拠点の整理なども実施され、技術者の離散もあったかと思います。これから新規開発、と言うのは結構茨の道かもしれません。
でも、今やらないと、本当に技術が失われてしまう、まさにギリギリの時期なのかな、ということになります。

と、この記事を書いていたら、TKO氏が語るFilm Prohjectの第2弾の動画で、同様のことが語られていました。

フィルムを取り巻く状況は良くないこと、若いユーザーに手が届く値段で新品保証付きのカメラを、今の時代に合ったカメラ、過去の技術者と一丸となって開発をすすすめる、デジタルを辞めちゃうということはない、そんなことをやってる暇はないだろうというつっこみを受けることはわかっている、でも興味が湧いたらなら応援して欲しい。

https://youtu.be/FXUmpqY3nWQ

要約するとこういうことみたいです。
概ね、SNS上で懸念されていたことは折込済ということでしょう。
ただ、「フィルムを取り巻く状況は良くない」という点で個人的に想うのは、カメラというハードそのものよりも、フィルムそのもの(フィルムと現像関連、印画紙など)の懸念のほうが強いと思うのですが、いかがでしょう?
フィルムカメラは、長い歴史の中で、未だに現役で使えるカメラは中古市場にたくさん流れています。そんなカメラも、フィルムが高価になり、あるいは買えなくなったら終了です。既にフィルムは買うだけでも高価なものになり、更に現像というハードルが若者の前に立ちふさがっています。
チェキのように、その1枚が価格的に少々高くても、オンリーワンの写真が撮れる、現像不要でその場で写真ができあがる、という気軽さがあるから、デジタル全盛の現代にもウケているわけですが、果たして高価になりつつあるフィルムに対するケアが、PENTAXにできているのでしょうか? これが抜けていないことを祈ります。

商売して成り立つか?

SNSで一番論議されたのは、この点でしょう。
ただでさえ、PENTAXのカメラは、現在主流になりつつあるミラーレスへの転換は行わず、一眼レフを続けると宣言しています。PENTAXからは、K-01のような一眼レフのKマウントのままミラーレス化したK-01や、1/2.3型・1/1.7型センサ搭載のレンズ交換式カメラQシリーズが発売されたものの、いずれも生産完了となっています。
ミラーレス化は、Nikonが苦しんだように開発費が相当かかるため、PENTAXの規模では開発が難しかったと思われます。

ただ、現状の一眼レフも、PENTAXブランドは売れているかというと、やはり苦しい状況かなと思います。
フルサイズ機K-1をやっとのことで出し、その後2018年にII型に改良されたものの、搭載されている3600万画素センサは、Nikonでは2012年のD800や2014年のD810で搭載された世代のものです。ライバルは既にその次の世代のセンサを搭載し、ミラーレスに以降していっている中、次世代機の姿は現時点で見えていません。
個人的にD810の3600万画素センサの出す絵は好きで、現在も愛用していますが、K-1IIは登場時点でライバルに対して周回遅れ感があり、更に現時点で発売から4年が経過してしまいました。いつまでも3600万画素センサが供給されるわけではなさそうなので、いずれは次世代機に移行する必要がありますが、果たして現在の状況で次世代機が登場するのか、といったところでしょう。

中判デジタル一眼レフの645Zは、2014年に発売されて以来、後継機の発表は現在に至るもなく、8年経過、その間に中判デジタルの世界ではFujifilmがミラーレスのGFXシリーズで登場し、あっという間に中判デジタル主力の座を奪っていきました。

APS-Cの一眼レフも、2020年のK-3IIIは現在も通用するスペックですが、せっかくの高速連写機なのに、それを活かせる望遠レンズのラインアップがサードを含めて貧弱なのが残念です。
既に旧機種となってしまったCanon EOS 7DIINikon D500と渡り合えるカメラのはずなのですが。

こうした状況の中、フィルムカメラを作る、ということは、動画にもあったように、社内の開発リソースを削ぐことにもなります。それでもRICOHがPENTAXブランドでフィルムカメラを開発する、と発表したことは、今や価格高騰でニッチになりつつあるフィルムに対して、ニッチな製品を作っていく、という意思表明でもあるかと思います。逆に、もはや王道のデジタル一眼レフカメラだけでは、商売にならない、ということなのでしょう。
デジタル一眼レフも開発はしていくけど、他のメーカーのようなスパンでの機種更新は難しそうですし。

若い世代にも手にしてもらえるフィルムカメラ、と言うことは、Leicaのように無尽蔵に価格を上げることは困難です。価格的制約がある中での開発は容易ではないでしょう。
自分も研究開発の仕事をしていますが、本当に開発ってお金がかかります。例え5万円で売るカメラでも、その開発には億単位のお金がかかります。
デジタルと違って、長い期間をかけて開発費用回収することになるので、結果的に黒字に持って行けないことはないでしょう。でも、これだけ世の中の状況が刻々と変化する現在、フィルムカメラが現役だった時代のように悠長なことを言ってられるのか?

もしかして、RICOHはPENTAXを手放すのではないか? フィルムプロジェクトのような企画は、どう見ても大手がやることではなく、新興企業やクラウドファンディングでやるような企画ですからね。
まあRICOHの下でこの企画を発表したのですから、RICOHがPENTAXを手放すということはすぐにはないと思いますが、この辺りは株主の動向もあるでしょう。

RICOH GRシリーズのように息の長いカメラを

今PENTAXはRICOHに買収されていますが、そのRICOHはフィルム時代のGR-1からデジタルになった現代まで、長いことコンパクトカメラのGRシリーズを販売しています。ユーザーからも長く支持されてGRというブランド化に成功した、数少ないコンパクトカメラです。

1996年発売のフィルムコンパクトGR-1からGRリシーズは始まった

GRIIIは、個人的にいいなぁと思いながらも、フィルム時代からの28mm(デジタルでは28mm相当の画角)レンズは、個人的にあまり好きではない画角故に、今まで手を出してきませんでした。
が、GRIIIxという40mm相当のレンズを搭載したカメラが出て、ちょっと興味があるんですよね。初めてGRシリーズで欲しいカメラなんです。
GRシリーズは、他のカメラと違って、最新機種を追いかける、というようなスタンスのカメラではなく、これしかない、いつか欲しいな、と思わせる数少ないカメラです。それでいて、べらぼうに高価でもありません。手が届く価格です。そして昔からゴテゴテせずシンプルなボディです。
GR-1が高級フィルムコンパクトカメラ末期の90年代後半に登場し、それがシリーズとしてデジタル化を経て現在に存在する、これこそがPENTAXも目指すべき理想ではないかと思います。RICOHがPENTAXを買収したからこそ、RICOHブランドが持っているGRシリーズは大いに参考になるはずです。RICOHブランドの技術者から得るものもあるでしょう。

フィルムメーカーも巻き込んで?まずはコンパクトカメラから

以上も踏まえた上で、茨の道だということは承知の上で、いずれはフルメカニカル一眼レフを、という目標を据えた上で、まずはコンパクトカメラからの開発になるようです。そして現在に合わせたカメラづくりを行うということ、過去の機種ののリバイバルではないということで、そのようなカメラが理想なのか。

フィルムメーカーも巻き込んで、と言うのは、やはりフィルムがないと、そして現像ができないと、フィルムカメラの意味がないからです。
フィルムは、大手の富士フィルムと組むのは難しいかな? あちらも今はカメラを大々的に売っています。KODAKは…ブランドとしては大きいですし、こちらが現実的でしょうか? お互いにメリットを享受できる形になるなら、コラボはありでしょう。現像のいらないフィルム、あるいは自宅で手軽に現像できるフィルム…うーんこちらの方が遥かにハードルが高いか…。でもフィルムも時代に合った形が必要ですね。カメラだけでなく。

話が脱線したけど、まずはコンパクトカメラ、というからには、AFコンパクトカメラでしょうね。シンプルな単焦点レンズを搭載した、GR-1のようなカメラ。でもGR-1をインスパイアしてはならない、PENTAXらしさのあるカメラ。そして価格的にわかものにも手が届く物。

今でも持っています、たまに使いたくなる京セラT PROOF

そういった点では、京セラがフィルムコンパクト末期に出したT PROOFのような、シャッター押すだけの超シンプルカメラなのに、Carl Zeiss T* Tessar 35mm F3.5とレンズは拘った、そんなカメラも良いですね。
私はこのカメラを、20年以上前のモデル末期で販売終了が近いと言うときに、マップカメラで2万円程度で新品購入しまして、現代に至っていますが、このシンプルさと、うまくハマるとなかなかの描写のレンズ、というのが気に入っています。
なんでも今中古で数万円はするみたいです。ボディはプラスチッキーで安っぽいこのカメラがですよ。でも、今新品で出たとして、果たしていくらになり、どのくらい売れるか、見当がつきません。T PROOFが欲しい人は数万円でも買うけど、その人口は決して多くはないのです。T PROOF自体、フィルムコンパクトカメラ末期に登場した機種のため、京セラ的にも黒字になったとは思えません。同じことをPENTAXが現代の目線で出すとしたら…本当に難しいことだと思います。

私のようなオジサン世代には、もうフィルムコンパクトは手持ちのT PROOFで十分ですが、若者が新品で買いたいカメラには、価格とシンプルさ、フィルム購入と現像のハードルの低さ、ここが肝となってくるでしょう。

ノスタルジーなカメラは、かつてNikonがSPS3のリバイバルを行いましたが、技術者への技術継承という面もあったにしろ、商売的には難しかったようで、これはデジタル一眼レフながらクラシックなデザインのDfでも同様だったようです。
PENTAXがどんなアプローチで挑んでくるか、不安8割興味2割といったところですが、ちょっと楽しみです。

【百里基地航空祭2022】帰投するE-2C早期警戒機

アップし忘れていたNikon Z 7IIで撮った動画です。

暗いズームレンズのNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRを使ったというのもありますが、冒頭はピンボケしてしまいました。その後のAF補足もやや時間がかかってしまいました。
日没後で暗いというのもありましたが(動画ではやや明るく見えていますが)、この状況だとNikon Z 7IIの動画はAFも画質も厳しいといえます。

離陸前のD850で撮ったスチルだとこんな感じでした。

こちらはNikon D850 + AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRで撮影した、離陸前のE-2C。実際は日没して結構暗い状況でした。

さすがにこのくらいの暗さだと、Z 9でも感度が上がって画質は厳しいかもですね。
とは言え、やはりZ 7IIとZ 9では動画画質に差があるなと言うのも、この撮影でわかりました。

Z 7IIの動画から切り出したせいしが(4K→HD解像度に落としています)

この画質だと、動画から静止画切り出して…という使い方は難しいかも。もちろん、もっと明るい場面では問題ないと思いますが、色味もちょっとうーんとなっています。動画の方は、カラーグレーディングで少し色をいじっています。

Z 9のサブ機どうしよう問題ですが、やはりZ 7IIでは差がありすぎます。スチルも動画も。Z 6IIIが3000~3300万画素になるとも言われているので、これを待ちたいですかね。スナップメインなら、3000万画素ば十分ですし。

【油長酒造】風の杜 ALPHA1 菩提酛 2022BY

風の杜をいつも置いているお店で購入しました。奈良のお酒といえば、自分にとってはまず風の杜が思い浮かびます。
日本酒発祥の地と言われています。

【油長酒造】風の杜 ALPHA1 菩提酛 2022BY

菩提酛(ぼだいもと)は、室町時代に菩提山正暦寺が開発しました。そう、お寺さんの開発した酒母つくりの方法なのです。海外では教会がバターやクッキーを作っていたように、日本でもお寺がお布施以外の運営費用を得るために、お酒づくりをしていたわけです。
菩提酛の詳細はリンク先の記事をご覧いただくとして、その奈良県の油長酒造が、菩提酛のお酒をつくるということに価値があると感じます。
今年から、菩提酛室を作り、そこで酒母となる「そやし水」と呼ばれる乳酸発酵水を作っているとのこと。なんと本格的な!

【油長酒造】風の杜 ALPHA1 菩提酛 2022BY

低アルコール設計ですが、アルコール度数は14度と、一般よりわずかに低い程度です。酒米は秋津穂、精米歩合は70%と程よく削っています。

開栓直後はシュワシュワ

開栓して注ぐと、フレッシュなシュワシュワ感があります。上立ち香は仄かな吟醸香。口に含むと、爽やかな酸味とともに、メロン果汁のスッキリした甘み、そして苦味に続き、少しどっしり感が訪れます。奥行きのある味わいです。
やや温度が上がると、メロンの甘みも増して、バランスが良くなりました。軽快でみずみずしさを感じさせながらも、味に立体感がって、決してただフレッシュなだけのお酒ではないのが素晴らしい。

こんなに手の込んだお酒なのに、お値段は一般的な四合瓶の平均的な価格です。毎回驚きます。よくこの価格でできるなぁと。
今は四合瓶しか販売しない風の杜ですが、これは時間をかけてじっくり味わいたいと思いました。もっとも、あえて一升瓶にしないのは、フレッシュなうちに飲んでほしいという酒造の意向ですから、いろいろな風の杜を買って楽しむのがよいのでしょうね。

5年間使ったNikon D850をオーバーホールに出した

年明けもそれなりに撮影予定があり、年末の忙しい時期に出すのはどうかなと迷いましたが、D810もあるし、Z 9がメインなので、Nikon D850をオーバーホールに出すことにしました。
購入5年の延長保証がちょうど切れたばかりというのに、ファインダ内の有機EL表示の7セグ一部不点灯という不具合も出たので、オーバーホールついでに修理することにしました。

オーバーホールだけの概算見積だとこのお値段

今回はオーバーホールで修理依頼し、不具合箇所としてファインダ内表示を上げておいたので、この値段+部品交換代にはなるかなと思います。
修理期間はおおよそ2週間ですが、どのみち年末年始を挟むのと、現在修理期間が延びていて1ヶ月かかる場合もあるとのことなので、修理上がりは1月後半になるかなと踏んでいます。

ネットでの修理依頼は会員価格10%オフにはなりますが、修理品の修理代は着払い現金のみになってしまいます。サービスセンターでの受付は予約が必要で、もう年末まで枠が埋まっていたので、ネット依頼での修理センター送りとしました。

しばしのお別れD850

案外行っていなかったシャッターカウント

ところで、5年間でどのくらい使ったかなとシャッターカウント数を見てみました。

ショット数.comとNikon DSLR Shutter Count Numberでカウント数比較

定番のショット数.comですが、JPG画像をドラッグアンドドロップするだけでで撮影枚数がわかります。こちらのサイトでは18万8千枚でした。
もう1つ、韓国の方が作成したNikon DSLR Shutter Count Numberを使ってみました。こちらはJPGではなくRAWのNEF形式のファイルを読み込む必要はありますが、このソフトではメカシャッターと電子シャッターの双方が表示されるようになっています。
これによると、メカシャッターは11万強で、電子シャッターが7万7千強でした。ということは、メカシャッターの耐久数はまだ余裕がありそうですね。コレだとメカシャッターは交換にはならなそうな感じですが、オーバーホールだとシャッター交換も含むのかな?

ショット数.comは、メカシャッターと電子シャッターのトータル数でしか表示できないようなので、双方を見たいのであれば、別途ソフトが必要ですね。

ところで8年以上使っているD810はと言うと…

もう少しで50万!

46万強です。D810のシャッター耐久は20万回ということですが、もうその倍以上シャッターを切っています。これはタイムラプス用のインターバル撮影で、かなりの枚数を撮っているからですね。D810は電子先幕シャッターはありますが、フルの電子シャッターではないので、メカシャッター併用です。なので、インターバル撮影はかなりのシャッター消耗ですね。
車に例えると、タクシー並みに走っている(タクシーは廃車までおおよそ50万kmは走るので)感じです。
こちらも本来はオーバーホールしたいのですが、Zのもう1台のボディを手に入れた暁には、壊れるまで使って引退かなと言うところです。

息子、口唇顎裂2回目の手術のため入院

我が家の息子は、生まれる前にママのお腹の中にいる時点で、高い確率で口唇裂であるとの判定が出されていました。
そして実際に、唇と歯茎が割れた奇形の状態で誕生しました。

口唇裂と顎裂(歯茎の割れ)で生まれてきた息子

事前に分かっていたので、それほど心配はしなかったけど、いざ生まれてみると、うまくおっぱいを吸えないために、体重が増えず入院。
哺乳瓶も口唇口蓋裂用のものがあり、購入しました。

何とかミルクも飲めるようになり、退院しましたが、まずは外観上の奇形となる唇の手術を、生後5ヶ月になる前に実施しました。

手術前の生後4ヶ月

手術後です。

ご覧の通り、右手側の鼻の形が少し歪んでいるのと、よく見ると手術跡が少し見えるものの、パッと見の外観はわからなくなりました。

今回は顎裂(歯茎の割れ)を治す手術

しかし、息子の歯茎は依然として割れた状態です。
ちょっとグロい写真になってしまいますが、息子の協力の基、記録として残すために撮影しました。

歯茎が割れている

生まれてからこの状態なので、本人は違和感はなく、咀嚼も問題ありませんが、来年から小学校に上がるので、その前に手術することになりました。
腰の骨を歯茎に移植する手術になります。

普段は陽気な息子ですが、手術は不安でしょう。何せ前回の手術は生後5ヶ月経っていません。当然記憶にありませんが、今は年長さん、流石にわかります。そしてコロナ禍で、病院の面会も制限され、親のどちらかが15分程度しか面会できません。

家族みんなにお手紙を書いた

そして彼は家族全員にお手紙を書きました。年長さんでこんなこと出来るんだ😪

無事に手術が終わることを祈ります。

子供の行事の動画編集をいくつか ノイズリダクションを使ってみた

昨日は、朝から娘の小学校の音楽発表会があって、もちろん動画を撮ってきました。
今回は後ろの方は三脚使用可、ということで、Z 9にマンフロのビデオ雲台&三脚で撮ってきましたが、周りを見渡すと、もはやビデオカメラすら少数派、三脚据えて撮っている人は10人もいなかったような。もちろんごっつい三脚を使っているのは自分だけでした。ほとんどがスマホで撮影。
年に何回かしかない行事だもの、ビデオカメラなんて買わないよね。あるいは買うよりレンタルでも良いのかな、という感じになりますね。

音楽会のあとは、月曜日から入院する息子のPCR検査のため、入院先の病院へ移動。検査はすぐ終わるので、移動のほうが遥かに長い。神奈川県の病院なので、車移動で片道1時間半です。

帰ってきてから、音楽会の動画編集開始。
Davinci Resolve、少しづつ慣れてきました。

Davinci Resolveのノイズリダクションを使ってみた

無料版でも相当多機能な動画編集が可能な、Davinci Resolveですが、映像だけでなく音声の編集能力も優れています。まだまだ使いこなせていませんが、今回使ってみたのはノイズリダクションです。

オーディオFXからNoise Reductionを使ってみた

ノイズリダクション、カセットテープを現役で使っていた40代以上の世代であれば、DOLBY NR(ドルビーノイズリダクション)は聞いたことがある方は多いでしょう。私もDOLBY NRの最終版とも言える、DOLBY S NRを使っていました。もう30年近く前の話です。
カセットテープのノイズリダクションは、録音時に高音域を中心に、音声のダイナミックレンジを圧縮し録音、再生時に伸張することで、磁気テープの宿命であった「サー」というヒスノイズを低減させる機能でした。
今日、ノイズがほぼ無いデジタルオーディオが主流となって廃れてしまった機能ですが、デジタル音声であっても、シンセサイザーなどデジタルで合成する音声以外、生の音はアナログ、マイクから収録する場合はアナログ回路のノイズはゼロにはならないため、ノイズと無縁というわけには行きません。

今回、娘の音楽会は、観客席のやや遠方から、Nikon Z 9にオーディオテクニカのマイク、AT9941を使用しましたが、子どもたちのスピーチもマイク無しの生声だったので、後ろの方からは声自体が聞き取りづらい状況でした。
このため、録画データでも音声が小さく聞き取りづらい。Davinci Resolveの編集で、その部分の音声のボリュームを上げてみました。これが簡単に後から出来るのは、デジタル編集の良いところですが、単純に音量を上げたので、マイクアンプのノイズ自体もかなり目立つ結果に。

そこで、ノイズリダクションの登場です。カセットテープのノイズリダクションと違い、録音時の設定とは関係なく、こちらは音声を解析して、自動でノイズを低減してくれます。まさにデジタルならではです。
Davinci ResolveのオーディオFX>FairlightFXのメニューから「NoiseReduction」を該当部分の音声(波形で表示されている部分)にドラッグアンドドロップします。すると、下の画像のような調整画面が表示されます。

自動と手動が選べますが、自動を選択することで、概ねうまくいくようです。ただ自動を選択するだけ、これだけでノイズが低減できます。

Noise Reductionメニューで「自動」を選択するだけ

試しに再生してみると、生徒の声はアップしたまま、マイクアンプの「サー」という残留ノイズが低減しました。これはすごい! ただし、若干音質は低下します。高音域は少しなまる印象です。とは言え、ノイズが残るよりは具合が良いため、この機能は結構使えそうですね。

ボリュームアップした部分と無加工の部分のつなぎもうまく行きました。
プライベートな動画なので、家族親族共有のみですが、昔と違い今はスマホがあるので、じぃじばぁば向けにも、今やYoutubeで配信(限定公開)出来るのが助かります。


そして、ついでに10月の息子の運動会動画も編集しました。こちらは1時間の回しっぱなし動画を、不要な部分をカットし書き出し。

10月の息子の運動化もやっと編集

書き出した動画も、4K60pで100GB超え。Youtubeへのアップロードも結構かかりますね。
とりあえず年内の行事の動画は編集完了です。

ガーン!D850のファインダ内7セグ表示が…

ミラーレス一眼全盛の時代に突入し、EVF(電子ビューファインダー)も液晶や有機ELディスプレイですから、シャッタースポードなどの各種情報も、すべて同じディスプレイに表示されます。
対して、一眼レフの場合は、光学ファインダですから、レンズを通した像はミラーとペンタプリズムを通して見ることが出来ます。このため、シャッタースピードなどの情報表示は、光学スクリーンの下の液晶、近年は有機ELパネルを搭載しています。

Nikon D850は有機ELパネルを搭載していてこんな感じに表示されています。(Xperia 1のカメラで撮りました)

光学ファインダスクリーンの下に有機ELによる測光設定、シャッタースピード、絞り、露出インジケータ、ISO感度、撮影可能枚数が表示されている

シャッタースピードは1/60秒で、「60」と表示されるのが通例です。

シャッタースピード1/1250秒

普段は、戦闘機を撮るときでも、シャッタースピードは速くて概ね1/1000~1/1600秒で撮っています。つまり、めったに1/2000秒以上には設定しないのです。
ところが、先日、気づいてしまったんですよ…

1/3200秒 ん?

アレ? アレレ? 表示が変だぞ!

なんと、シャッタースピード表示の7セグの4桁目、一番上が点灯していないのです。

7セグの一部だけ不点灯、こんな故障ってあるんですね

1/8000秒にしてみると、より不具合がわかりやすい。シャッタースピードは1/8000秒にするのは、f1.4とかのレンズの絞り開放で、晴天下で撮影するときくらいしか使わないですからね。

Nikon D850は10月で購入から5年を経過し、購入時のキタムラの5年延長保証も終了してしまいました。これからの修理は有償なんですよね。
ちなみに修理見積もりをネットで取ってみると…

3万円ちょっとかかるようです。
まあ、機能上大した不具合ではないので、放置でもよいのですが、そろそろオーバーホールもしないとなと思っていたところです。オーバーホールは概算で6万円弱なので、オーバーホールついでに修理したほうが、トータルで得になるはずなので、オーバーホールを検討したいと思います。
D850は自分にとって最後のデジタル一眼レフになると思うので、末永く使いたいですしね。

Nikon Z 9の動画形式、どれを使えばいい?

Nikon Z 9(FW Ver.3.00)は、動画形式が多岐に渡り設定できます。発売初期のFWから進化し、8.3K 60p RAWでの撮影も可能となりました。
が、まだ8Kディスプレイや再生環境が一般的ではなく、またスチルではRAWで撮ることはあっても、素人にとってはRAW動画って何?となったりもします。
Z 9のFW3.00で使用できる動画は以下のとおりです。

●RAW
・N-RAW 12bit(SDR/N-Log) ※8.3K60p対応 / 24bit LPCM
・ProRes RAW HQ 12bi(SDR/N-Log) / 24bit LPCM

●YUV
・ProRes 422 HQ 10bit(SDR/N-Log) 4:2:2 / 24bit LPCM
・H.265 10bit(SDR/N-Log/HLG) 4:2:0 ※8K60p対応 / 24bit LPCM
・H.265 8bit(SDR) 4:2:0 ※8K60p対応 /24bit LPCM
・H.264 8bit(SDR) 4:2:0 /16bit AAC

意外にも、音声はH.264以外、全て非圧縮のLPCM 24bitなんですね。

H.265 HEVCでは音声はLPCM 24bit 48kHzサンプリングで収録される

Nikon Z 9の凄いところは、これら各種動画が、オプションのFWや外部レコーダーなしに、本体のみで対応できるところです。
特にRAW動画やProRes 422 HQにボディのみで対応できるのが良いですね。
執筆時点(2022年12月)でフルサイズミラーレス一眼で最強の動画機と言われる所以です。
ただ、スチル目的で買った人にとっては、私も含め、こういった高画質動画撮影機能は宝の持ち腐れだったりもしますが、動画も実際やってみると結構楽しいので、ぜひ動画もチャレンジしてほしい所です。

動画データをダブルスロットの両方に同時記録ができない、といった不満はあるものの、Z 9の動画機としての能力は非常に高いと言ってよいでしょう。

どの動画形式で撮ればよい?

これだけ動画形式があると、何を使えばよいか迷うところです。
まずRAW動画ですが、写真のRAWデータと違い、この形式で撮っても、簡単に見ることはできません。
写真のRAWは、基本カメラメーカーの純正RAW現像ソフトやサードのRAW現像ソフトで、比較的簡単に見ることができますが、動画の場合はそうはいきません。
Nikonの閲覧&RAW現像ソフトのNX Studioでも、RAW動画とProRes 422 HQは再生できません。
なので、基本何もせず撮って出しには不向きというのは、前回のブログにも書いたとおりです。

基本的には、RAW動画はカラーグレーディングなどを前提としたもので、編集後の最終書き出しで最高の結果を得るためのものと捉えたほうが良いでしょう。
私のようなド素人には、よほど特殊な撮影をしない限りはまず不要だったりします。そもそもデータ量も相当なものになります。

N-RAWは今のところ、対応できる編集ソフトはDaVinci ResolveとEDIUS X Proのみ、ProRes RAWは現時点で8Kには非対応です。
いずれにしろ、撮って出しに使うにはあまりにデータが重いです。カードも少なくとも512GBが欲しくなります。

ということで、あくまでもYamaro的にコレを使う!という設定です。

撮って出し、カット編集程度ならH.265

まだ再生互換性ではH.264 MPEG-4 AVCよりは落ちるかもしれないH.265 HEVCですが、圧縮率の高さと効率の良さはH.264を上回り、細部の圧縮ノイズの少なさは目を見張る者があります。

上の写真は先日も掲載したH.265動画からの切り出しですが(HD解像度に落と「しています)、カラーグレーディングしていないので、若干色味はスチルに劣るものの、圧縮ノイズの少なさ、とくに後方の森の木々の描写がスチルと遜色ないのがさすがです。これがH.264だと、こうした高周波の細かい描写が苦手だったりします。
ヘリのテイルローターが、ローリングシャッター歪が少し出ているのがわかりますが、これは静止画に切り出したからで、動画で見る分には違和感がないです。

ちなみに、H.265 10bitでは、階調モードをSDR、N-Log、HLGが選べますが、再生環境など考えると、一般的なSDRで良いのかなと思います。
HLGは対応ディスプレイがあるなら良いですが、まだ非対応環境も多いですね。

色味やガンマカーブ、カラーグレーディング編集するならProRes 422 HQ

非可逆圧縮ですが、低圧縮率のProRes 422 HQなら、編集耐性が高いです。色味やガンマカーブ、映画っぽいトーンなどカラーグレーディングを当てるといった作業ならこれでしょう。

圧縮率が低いので画質もとても良いProRes 422 HQ

細部の表現は、H.265をさらに上回っている印象です。ホワイトバランスが多少ずれていても、調整して最終的にH.265に書き出しても、画質の劣化をほぼ感じないですね。

まだまだ動画はわからないことだらけですが、色々試してみたいと思います。

WindowsでProRes動画を再生する方法

動画編集の世界では、業界標準的に用いられているAppleのProRes 422 HQコーデックは、ビデオ編集用途向けの高画質の圧縮フォーマットです。
高画質である分、一般的なデジカメで用いられているコーデックのH.264(MPEG4/AVC)よりも圧縮率が低く、かつ編集用途が前提の形式であるため、そのまま再生する用途には不向きです。

Windows環境では標準で再生ができません。
もともと、ProResで撮って未編集で再生、と言う用途向けではない上に、ProResはAppleが開発した形式のため、Windows環境では以前はAppleの再生ソフト、QuickTimeで再生できたものの、Windows向けのQuickTimeの開発終了に伴い、現在のWindows環境では再生が難しくなってしまいました。

VLCメディアプレイヤーで再生できる!?

Windows標準のプレイヤーでは再生できないProResですが、VLCメディアプレイヤーであれば再生できる、という情報を得たので、久しぶりにインストールしてみました。昔はよくお世話になった再生ソフトです。

Windows10や11ではMicrosoft Store経由でもインストール可能です。
再生してみました。が、音声は流れるものの、映像は3,4コマで停まってしまい、それっきりでした。
PCはRyzen 9 5900XにビデオはGeForce RTX 3060ですが、まともに再生できないようです。

Davinci Resolveなら再生できる

Davinci Resolveは動画編集ソフトで、当然ながらProRes 422 HQにも対応しています。編集しなくとも、Davinci Resolveで読み込ませることで、再生可能でした。

Davinci Resolveならコマ落ちなく再生可能だった

特にカクつくこともなく、再生可能でした。
ただし、4K60pのProResだと、200MB/s以上のデータとなっているため、HDDでは読み出し速度が追いつかずカクつきます。SSDからの読み込みが不可欠ですね。
元々ポストプロダクション用のProRes 422 HQなので、撮って出しには不向きですが、編集しなくともDavinci Resolveのような動画編集ソフトに投げれば、再生は可能です。Davinci Resolveの無料版でも、素人には十分高度な編集もできるので、インストールしていて損はないでしょう。

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