筐体が破損したノートPC ASUS U24Aを修理した

妻のノートPC(Yamaroのお下がり)、以前から筐体が割れていて、モニタのヒンジ部分が片側外れて外装が浮いている状態でした。

ヒンジ部分が破損したASUS U24A

このPC、買ったのは2012年末で、購入当時の価格が新品で4万数千円と破格なのに、CPUはCeleronではなくCore i5 -3210MとミドルクラスのCPUで、流石に今Windows10を入れた状態では、少々重たいですが、妻は仕事でちょっと使うくらいなので、特に不満は言ってこないので、まだ十分現役で使えます。
1368x768という、安物ノート定番の解像度の低さはあるものの(この当時フルHDのノートは少しお高かった)、価格を考えたら、十分コスパの高いPCです。メモリも仕様外の16GBまで載せていますす、SSD化で、体感的には今でも悪くない使い心地ですね。

さて、この値段のPC、コストは何処を削ったかというと筐体ですね。表面パネルはアルミのヘアライン加工がされているものの、内部のプラスチック部分がペラペラなんですよね。
このヒンジ部分も、いつの頃からか、ガバガバになって、なんだろうと思ったら、内部でヒンジ取り付けのためのビットインサートが挿入されている部分が割れているんですね。これでネジが効かない。状態となっていました。インサート挿入部のプラ筐体があまりに薄くて貧弱、これでは液晶開閉時の負荷に耐えられないわけです。

ちなみにビットインサートとは、プラスチックにネジ穴を取り付ける際に使用するもので、直接プラスチックにネジ穴を切るよりも、締結強度が確保でき、ネジつけ外し時の摩耗もないので、プラボディをねじで固定するのに広く使用されています。

Amazon.co.jp: 国産 黄銅 ビットインサート フランジ型 M5xD1=8.0xL2=9.2 14ヶ入 HFB-5002:  DIY・工具・ガーデン
ビットインサートのイメージ

プラリペアを使ってビットインサートを再取り付けする

そこで登場するのがプラリペアです。専用の合成樹脂パウダーと溶剤の組み合わせで、プラスチックを形成できます。
形状も、型さえ取れば自由自在ですし、固まる前ならある程度手で形成も可能です。

このプラリペアはかなり強固なプラスチックなので、強度は元のプラスチックより硬いくらいで、ベースのプラスチックが劣化していると、プラリペアを使った周りが割れることもあるため、ある程度広い範囲にプラリペアを適用するのがおすすめです。
割れた部分の一部を削って、プラリペアの適用範囲を広げることで、強固に形成できます。
接着剤は、割れた部材がなければそもそも接着できませんが、このプラリペアは、部材そのものを形成できるのが特徴なので、今回のように、筐体が割れてバラバラになって何処かに行ってしまった場合にオススメです。

使い方の詳細は、HPを見ていただくとして、簡単に言うと、専用の合成樹脂パウダーに、付属のニードルを使って溶剤を垂らし、そこで出来たダマをすくって、形成する箇所に流し込む、といった感じです。

まずは、ビットインサートを、固定したい部分に置きます。インサートが残っていてよかった。

ビットインサート2個を筐体にのせる

次に、インサートの周辺に、プラリペアを流し込みます。
流し込むと言っても、粘度があるため、形状を保ちやすいのもプラリペアの利点です。粘度は、ニードルから出る溶剤の量で調整します。狭い部分に流し込みたければ、溶剤を少し多めに出します。ただし、合成樹脂パウダーに対して溶剤の比率を上げすぎると、強度が落ちるので、その場合は後から樹脂パウダーをかけてあげると、強度が増します。

プラリペアでビットインサート周辺を埋めていく

元々ビットインサート挿入部分がペラペラに薄かったので、周辺もプラリペアで埋めてみました。これで、ノーマルの筐体よりも強固になりました。
今回使ったプラリペアは、樹脂の色が透明なクリアタイプですが、他にも白や黒など、色のついた樹脂もあり、用途に応じて使い分けることも可能です。

反対側のヒンジ取付部は壊れていませんでしたが、そのうち割れるだろうと見越して、プラリペアでビットインサート周辺を埋めておきます。

割れていない反対側のヒンジ取り付け部のインサート周辺も、プラリペアで埋めておく

5分で硬化するので、早速ヒンジを取り付けてみた

プラリペアの利点は、効果時間が早いこと。溶剤の揮発性が高く、5分で硬化します。そのため、溶剤はしっかり蓋をして保管しないと、すぐ揮発してしまいます。
5分で硬化するのは便利で、これが半日とか1日だと、待ちきれないですよね。
硬化したのを確認して、ヒンジをねじで取り付けてみました。

ビットインサートの位置出しも問題なく、硬化して強固に取り付けできた

ビットインサート、しっかり位置出ししたわけではないですが、大体の位置でしっかりネジで固定できました。筐体のみよりも強固になったので、安心して使えそうです。周辺のプラが割れなければ、ですが。とにかくASUS U24A、プラの強度がないです。

他にも割れている箇所がないか確認した所、キーボード取付部のインサートも外れていました。やはりインサート挿入部が割れて、インサートが外れていたようなので、プラリペアで補修します。

こちらは割れたパーツが粉砕されていたので、インサート取付部自体の高さもなくなっていたので、ノギスで割れていない側の高さを測り、おおよその高さが出るようプラリペアで土台を作り、その上にインサートを載せて、更に周辺をプラリペアで固めてみました。おおよそで修理しましたが、しっかりネジ取り付けができました。

修理完了したASUS U24A

こうして、ヒンジ部破損から数年放置されていたU24A、ちゃんと開閉ができるようになりました、後2,3年は使えるでしょう。その後はLINUX入れて、オーディオ専用機かな?

ノートPCの無線LANアンテナ変換ケーブルを買ってみた、が…

去年、テレワーク続きだったので、我が家の無線LANをWi-Fi6対応ルータにして、ちょっと古いノートPCも無線LANカードを交換してWi-Fi6対応のintel AX200に交換しましたが、AX200のアンテナ端子がMHF4という小さな端子になっており、ノートPC側の純正アンテナの端子(U.FL)と形状が合わず、やむなくアンテナを別途購入して取り付けていました。

あの当時、アンテナ端子の変換アダプタが品切れでしたが、別の商品が買えるようになったので、購入してみました。

U.FL→MHF4に変換するアダプタです。

U.FL-MHF4 ケーブル IPEX/MHF4ケーブル 3.5cm MHF4メス⇔U.FLオス 1.13mmケーブル 高耐久 超低損失 射頻同軸線 2本入

写真だと大きく見えますが、細くて短いケーブルです。

早速、Dynabook R73/PBを開腹?して取り付けることに。

現状はintel AX200に別の無線アンテナを取り付け中

ノートPC純正のアンテナ端子に、変換アダプタを取り付けるだけの簡単作業…と思いきや。

えっ、取れた!?

端子を取り付けたら、その先のケーブルがポロッと脱落。どうやら端子を取り付けているハンダがあまりに少量で強度が弱く、ケーブルの自重で脱落したようです。2本目も同じように取れてしまって、終了…

脱落してしまった端子

強度なさすぎです。結局、元の後付アンテナに戻しました。ちょっとこれはひどいな。クレーム返品することにします。

今の所、後付アンテナでも不都合ないので、そのままでいいかな~となりましたとさ。

【大村屋酒造場】若竹 特別純米酒 鬼乙女 幸(さち)

先日、緊急事態宣言前に東武動物公園に行き、その帰りに近くに良い酒屋はないかと調べて、行ってきたお店です。

丸井酒店 埼玉県

飛び込みで行きましたが、色々親切に教えていただきまして、選んだお酒が表題のお酒です。

【大村屋酒造場】若竹 特別純米酒 鬼乙女 幸(さち)

静岡のお酒です。静岡のお酒、パッと思い浮かぶのが「臥龍梅(がりゅうばい)」くらい、東京からも遠くはないのに、案外流通していないものです。
お店では、去年のひやおろしのお酒ということで、200円引きとなっていました。お隣に生酒もありましたが、せっかくなので、冷蔵庫で寝かされて熟成されたお酒を飲んでみたいと思って購入。

【大村屋酒造場】若竹 特別純米酒 鬼乙女 幸

出荷は2020年9月。火入れとはいえ、半年以上寝かされたので、良い感じに熟成しているかな?

スペックだけ見ると、日本酒度+5で辛口、酸味はそこそこあるとのことでした。酒米は誉富士

注ぐと、吟香は控えめです。冷酒の状態では、米の甘味は控えめ、締りのある辛さと、程よく苦味がのってきます。ひやおろしらしい風合いです。酸味も少しありますが、それよりやや苦味が強い印象か。後味はスパッと切れます。
ジューシーとは正反対な感じですが、正統派の日本酒ですね。辛すぎず、キレが良い。
温度が上がると、米のふくよかな甘みも少し出てきます。ただ、やはり辛さが勝っていますね。
これは燗にしてみても良さそうです。


埼玉県の酒屋で買う静岡のお酒、一期一会ですね~。東武動物公園は、息子が動物好きなので、また行った帰りに丸井酒店に寄ってみようと思いました。
出先の酒屋に行くのは楽しいですね。

【写研埼玉工場】跡地の現状(21/4/27)

ヤオコーの建造が進んで、最近また撮影スパンが上がってきました。
いつもの場所から定点撮影です。

ヤオコー和光丸山台店建造中(21/4/27)

やはり写真左手前の建造物は、屋上駐車場へのスロープのようです。
店舗は写真中央奥にできるようで、基礎部分が出来ています。
こうして少しずつ建物ができていくのを眺めるのも面白いですね。。


ところで、少し時間があったので、写研メディア研究所跡(写研新倉分室)もどうなっているか見に行ってみました。

今の所、空地になったままで、変化ないようでした。
特に売地などの看板も出ていません。

もしかすると、まだ土地の所有は写研のままなのかも? 写研のHPには、事業内容として、「デジタルフォントの開発及び販売、不動産賃貸及び管理」とあるため、写研が土地を貸す可能性も考えられますね。

GWはテレ(望遠)ワークか?

GW、旗日は子どもたちと過ごすとして、平日は学校もあるので、自分どうしようかなと思案中。

元々、毎年GWの撮影は、誰とも合わないし、そもそも人気(ひとけ)のない場所での撮影ばかり。
とは言っても、基本はステイホームにしなければなので、またベランダからテレ(望遠)ワークも良いかなと。

そういえば去年は、この時期リアルにテレワークだったので、よく望遠撮影してたっけ。
まだ湿度が高くないこの時期、望遠撮影は結構楽しいわけです。

写真は先日ベランダからテレ(望遠)ワークしたときのもの。

NX Studioのクリエイティブピクチャーコントロールで遊んでみました。
正直な所、このような遊び系のクリエイティブピクチャーコントロールの出来はそんなに良くないというか、他メーカーのそれと比べて分かりづらいし、色味もいまいちなものが多いです。
PanasonicのLUMIXだと、シネライクVやL.モノクロームが気に入っているけど、Nikonの場合、結局スタンダードで撮って後調整、という感じになってしまいます。

どちらが良いか、というよりも、メーカーの考え方なんでしょうね。
もっとも、ちゃんと撮る場合は、基本どのメーカーでもスタンダードですけどね。

話は脱線したけど、去年撮ったように、GWは夕暮れの富士山や羽田新航路の航空機でも望遠で撮ろうかな?

OLYMPUS フィッシュアイボディーキャップレンズ BCL-0980でスナップ

Panasonic LUMIX GX7MK3に買い替えて、表題のレンズのみ、まだ試していなかったので、スナップがてらテストしてみました。

OLYMPUSのボディーキャップレンズは、準広角レンズのBCL-1580もあり、かつてPEN E-P5を買ったときの付属品として付いてきたのですが、割りと普通に映るレンズで、あまり面白みがなく手放してしまいましたが、その後買った魚眼のBCL-0980は、SAMYANGの魚眼を買った後も、常時バッグに入れて、いつでも魚眼撮影できるようにしています。かさばらないですからね。

F8.0という固定絞りの魚眼なので、ほぼパンフォーカスで使えます。近接撮影のみ、フォーカスを0.2mにセットすることが出来ます。ただ、元々がF8.0という暗いレンズなので、被写界深度が深くて、どの辺りでこのフォーカス切り替えをセットすればよいかは結構悩みどころで、近づけても0.2m付近でないと、割とフォーカスを外してしまう印象があります。
カメラのフォーカスピーキングは正直あてになりませんし、拡大表示じてもわかりづらくって。

あまり寄れるレンズではありません、被写体のような花より、もう少し大きな被写体を寄って撮るのには良いかもです。
2枚目の花は、言われなければ魚眼レンズとはわからない感じですね。割と解像力もあるのに驚いています。これはGX7MK2やPEN-E-P5の時よりも解像力が高いと感じるので、やはりGX7MK3は2000万画素センサと新しい画像処理エンジンの差が出ている気がします。

その代わり、このレンズ、案外動画撮影に威力を発揮します。4Kくらいの解像力なら問題なく使えて、魚眼と言ってもそれほど歪まないので、パンフォーカスの動画をとるのにも便利です。動画の場合、下手にAFが動くより、こうした暗いレンズでパンフォーカスで撮れたほうが、スナップ動画には好都合だったりします。
今回はプライベートな動画しか撮っていないので載せませんが、今度機会があったときに、4Kスナップ動画を撮ってみたいと思います。

東武動物公園に行ってきた

東京都、緊急事態宣言が本日からGW開けの11日まで実施となり、GWのお出かけも厳しそうなので、昨日東武動物公園へ家族で行ってきました。

タンチョウ、偽卵を暖めていました。

彼女が抱いているのは、偽物の卵。ちょっと悲しいですが、負担軽減のためだそうで。

子どもたちのリクエストで、ポニーの乗馬を。

ガチョウに餌やりしたり。

こ去年真夏に行ったときは暑くてしんどかったけど、この時期なら快適です。日差しが出ると若干暑いけどね。

動物のふれあいコーナーは、現在午前と午後ので事前にチケットを取らなければなりません。人気なので、チケット取れるか心配でしたが、ひよことモルモットに触れました。


こういう時、夫婦で来ていると、別れて取れるので良いですね。

結局、閉園までいました。うちの子供ら、ぐずらず飽きずに見られるのは助かりますね。閉園近い時間、ぐずっている子もちらほら見かけたので。


ということで、GW開けまで行楽地に行くのは控えなければ。旗日は子供らと公園で過ごすとして、そうでない日は一人で人気のないところに撮影にでも行きますか。
本当は、友人と会う約束をしていたりしていたのですが、それもキャンセルしました。
緊急事態宣言地域では、飲食店の酒類の販売もできないそうで、飲食業はかなり苦境に立たされるし、デパートや遊園地など行楽施設も相当なダメージですね。本当にこれで感染者数、減らせるかな?

【油長酒造】風の森 露葉風 807

油長酒造の「風の森」でも、米をあまり磨かず作る807シリーズ。
807とは、精米歩合が80%、協会7号酵母を使っていることを示しているそうです。

今回は、酒米を奈良県産の「露葉風」を使用。露葉風は、1963年(昭和38年)に匂配された品種ですが、栽培が難しく、一時その栽培が途絶えていた品種です。これを、平成13年に復活させ、今では奈良県内の酒造で多く使われる酒米となったそうで、奈良県内の酒造だけ見ると、あの山田錦を凌ぐ使用量だそうです。
心白が山田錦よりも大きく、吸水速度も速くて処理が難しいそうですが、さてどんなお味かな?

【油長酒造】風の森 露葉風 807

開栓時は、ガス感があり、ポンと音がしました。
注ぐと香りは非常に豊かで、力強さを感じます。

プチプチと発泡感があり、甘みと酸味も力強いけど、決して押し付けがましくないです。とにかく力強い濃い味で、今までの807シリーズでも、風の森全体でも、ここまで力強いお酒はなかったと想います。
削っていないだけあって雑味感もあり、濃い味の食事との組み合わせでも、酒の味をしっかり楽しめます。
苦味はやや多めで、この辺りは削っていないお米らしいお酒と言えますが、決してそれがネガになっていないのが面白いところ。

ちょうどこの日肉料理だったので、肉料理との組み合わせでも、しっかり酒の味は主張します。

【油長酒造】風の森 露葉風 807

風の森シリーズ、とにかく種類が多いので、毎回新鮮に楽しめます。
ついつい飲み過ぎちゃうんですよね、風の森は…。

アイカップ、いいね!

はじめに断っておきますが、巨乳のことではありません!
カメラのファインダーに取り付けるアレのことです。

Panasonic LUMIX GX7MK3専用アイカップ DMW-EC5

GX7MK3になって、初代GX7以来の可動式EVFが復活しました。これがローアングル撮影でも使いやすく、今まで背面液晶画面のチルトで撮っていたものが、ファインダで撮ることで、明るい場所でも見やすくなる…と思っていたら、ファインダをチルトアップすることで、太陽光が入ってきてしまう事に気づきました。

アイカップは、メガネ使用のYamaroは、ただでさえ裸眼よりもファインダが遠ざかってしまうのに、アイカップでよりファインダが遠くなるのが嫌で、今まで一眼レフでも買ったことがなかったのですが、物は試しということで買ってみました。

GX7MK3も生産完了となり、専用アクセサリも今後在庫がなくなり次第終了が予想されます。
ハンドグリップ DMW-HGR2は、コンパクトなボディをわざわざ大きくして、だったらG9でも買ったほうが良いわ~と思うので、必要性は感じないのですが、アイカップは高くもないので、試しに買って見るには良いかなと思い、導入してみました。

今回Amazonに発注した所、珍しく在庫を切らしていて、納品に2週間程度かかりました。本文執筆時点は即納のようですが、今後は在庫がなくなれば終了するでしょう。Panasonicは正直スチルカメラのシェアは高くなく、アクセサリ類は割とスパっと切ってしまう感じなので、買うなら今のうちです。

元々少し本体から出っ張っているGX7MK3のEVFですが、アイカップを装着することで、より後ろに出っ張ります。よって収納製は悪くなります。
ちなみにアイカップは、EVFにそのまま被せるだけで、カメラ本体のEVF周辺のゴムは外さず、そのままその上に装着します。
特に外れやすい感じはなく、そのまま取り付けていて問題はなさそうです。ちなみに、万一外れてしまっても紛失しないよう、ストラップも付属しています。人によっては邪魔に感じるかも?

遮光性は向上するけど、やっぱり出っ張るのは気になる

さて使い心地ですが、確かに遮光性は向上します。ファインダを晴天下でチルトアップして撮影しても、EVFが断然見やすくなりました。
ただし、懸念していたとおり、メガネ使用だとファインダが遠くなるので、若干見づらさは感じます。
もっとも、GX7シリーズのEVFは、光学系があまり良くないのか、少しでもファインダーの中心軸からずれて見ると、ファインダの像が歪んだり、ピントが見えなくなります。あくまで、構図を確認するためだけの簡易的なファインダーで、きちんとピントを見たいとか、大きな倍率で見たい場合は、やはりG9やGH5などの上位機種のほうが断然良いですね。そういうのも、この歴代GX7の限界だったわけですが、価格を考えれば致し方ないかなとも思います。
ということで、元々そんなに性能は高くないEVFなので、アイカップを付けても、ネガはあまり感じないですかね。
これが一眼レフだと、やっぱりアイカップは邪魔かなーと思うでしょうね、私の場合。


GX7MK3が販売終了したことで、こうしたレンジファインダースタイルのカメラ、もう手頃な価格のものは買えなくなりました。
Nikon 1シリーズ終了でOLYMPUS PEN E-P5、Panasonic LUMIX GX7MK2、そしてGX7MK3と移行してきたわけですが、今後数年はGX7MK3を使うとして、その先はどうなるやら、といった所です。
レンズ交換式スチルカメラも、スマホカメラの高性能化とともに、より高価格帯に移行しつつあります。スマホじゃ満足できないけど、そこそこコンパクトで画質のよいレンズ交換式カメラ、というのは、今後は難しいかもですね。

【写研埼玉工場】跡地の現状(21/4/21)

記事のタイトルが果たしてこのままでよいか悩む所ですが、かと言ってヤオコー建造記というのも違う気がするし、最初に書いた「写研埼玉工場が解体されるとのことで見に行ってきた」は、今でも記事のプレビューが多いので、やっぱり写研で検索されてくる方は多いようです。

ということで、タイトルは暫くこのままで行こうと思います。ヤオコーが完成しても、ここが元写研埼玉工場であったことは事実ですしね。

ヤオコー和光丸山台店建造中

こうしてみると、2週間前と比べて建造も進んでいるのが見て取れますね。

撮影場所から左手、建物かなと思っていたけど、それにしては狭いしなんだろうと思っていましたが、足場が段差になっていて、奥に行くほど高くなっているから、恐らくスーパーの屋上駐車場へのスロープなのかな?
スーパーの建物は、その奥にできるのでしょうね。

朝礼中の場所は平面駐車場でしょう。奥にはコンクリの壁ができています。

ヤオコー和光丸山台店

大手の積水ハウスが手掛ける、ヤオコー和光丸山台店。この秋に開店予定です。買い物も便利になりそうです。

ここからの眺めは大きな変化なし

笹目通りから下って行く途中からの眺めは、まだ大きな変化はありません。店舗は恐らくこの写真の中央から左奥付近にできるのでしょうね。
かつて写研埼玉工場の看板があった場所には、ヤオコーの看板ができるのでしょうか?


写研のHP開設されていた

すっかり見落としていたのですが、先月3月8日、長らくドメインのみの取得で開設されていなかった、写研のHPが開設されてました。

書かれている情報はまだ少ないですが、今後アーカイブの公開が5月に予定されていることが書かれています。
そして興味深い情報もわかりました。

埼⽟⼯場を取り壊し、跡地を大手食品スーパー・株式会社ヤオコーへ賃貸開始

沿⾰ https://sha-ken.co.jp/about/

土地を売却したのではなく、ヤオコーへ賃貸開始とあります。となると、今後写研は、土地の賃借による利益や、モリサワとの提携により、会社自体はこれからも事業継続していきそうな感じです。
HPも開設されたことですし、今後の動きに注目です。

アサブロから移転して、2020年よりこちらをメインとします