今から4年前、SACDプレーヤーmarantz SA-15S1のトレイが開きづらくなって、トレイの駆動ベルトを交換しました。
4年経過し、また最近トレイが開きづらい、ということで、再度ベルト交換です。交換手順は上の4年前のブログのとおりです。
- トレイを出した状態で正面の化粧パネルを上方向にスライドさせて外す
- 天板を外す(後ろの3つのネジを外したあと天板を後方にスライドさせる)
- 光学ドライブのリボンケーブル(FFC)2つを外す(ドライブ側を引っこ抜く)
- ドライブベースの銅メッキネジ4本を外してドライブを筐体から外す
- ドライブの天板のネジを2本外してドライブ天板を外す(下の写真では先に外しています)
- トレイ駆動のギヤの抜け留を外し、ギヤを抜く
- プーリにかかっているベルトを交換
- 逆手順で戻す
今回4年でベルトがヘロヘロになってしまったため、もう1段階径の小さいベルトをかけて張力を高めていました。
ほんとなんでベルト使うかな~と思いますが、昔ギヤだったドライブは、当時のプラスチックの耐久性の問題でギヤが割れてしまっている個体も多く、ベルトならこうして交換できるだけまだ救いなのか。
そう言えば、今光学ドライブを生産できるメーカーがどんどん減っていて、SACDプレーヤー用のドライブも今後供給が難しくなるような話を聞きました。
レコードが復活し、アメリカでは今やCDより生産量が多いと言いますが、レコードより先にCDを再生出来る機械が無くなりそうな感じですね。
SACDも今はデータ配信があるからハイレゾ音源としてはオワコンですしね。でもこれまでのものは今後も再生したいですし、難しいですね。