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Nikon Z 7IIで百里救難隊の動画を撮ってみた

先日の百里基地航空祭2022の撮影のためにレンタルしたNikon Z 7II。たった1日のレンタル(実質1泊2日ですが)でしたが、スチルで1000枚、動画もいくつか撮りました。

今回は、百里基地航空祭の百里救難隊の飛行展示をZ 7IIの4K 60pで撮影してみました。
Z 7IIは、ボディ本体での動画は、4K 60pの場合、撮影範囲はフルサイズの93%のセンササイズとのことで、わずかにクロップされますが、ここはそれほど大きな問題にはなりませんでした。撮影していて違和感なし。
ただ、撮影中のファインダのフレームレートの低下が気になりました。また、動画画質自体も、これ単体で見れば悪くはないですが、Z 9の動画に比べると、やはり一寸落ちるな、という感想です。と言うよりZ 9の動画の品質が良すぎるのですが。

Nikon Z 7IIの4K動画から静止画切り出し(HD解像度に落としています)

色味は撮って出しだと、少しグリーンが強い気がしました。動画編集時に、少しだけ色バランスを調整してみましたが、Z 9のクリアでヌケの良さのある動画と比べると、少し細部のディテールが出ていない感じです。
Z 7IIの動画コーデックはH.264で、このクラスのカメラでは標準的ですが、より高画質高圧縮で、同じビットレートならH.264よりも品質を保てるH.265で撮れるZ 9と比較してしまうと…と、先にZ 9を使ってしまった自分にとっては、やっぱりもう一歩かなという印象です。

スチルの画質は、Z 9よりZ 7IIのほうが良好に感じますが(このあたりの話は後日まとめたいと思います)、動画に関してはZ 9に敵わないですね。AFの遅さも気になりました。

【百里基地】3年ぶりの百里基地航空祭に行ってきました

ということで、ブログ更新は1日空けてしまいましたが、2022年12月4日、3年ぶりに茨城県は百里基地にて航空祭が行われましたので、行ってきました。

早朝より出陣しました。ご一緒させていただいた方々には感謝感謝です。1人だとトイレやお土産を買いに行くにも苦労しますからね。

今回は3年ぶりの百里基地航空祭とあって、かなり気合い入れていきました。
3年前は301SQ501SQのファントム最後の航空祭となりましたが、その後COVID-19の蔓延で、2年間航空祭はなく、その間にファントムは引退し、3SQのF-2戦闘機が配備されました。
百里基地での3SQの航空祭は今回が初めてとなります。

また3年も経過したので、こちらの撮影機材も変化しました。今回は、レンズ交換の手間を減らすべく、3本のレンズそれぞれにボディを用意。
Nikon Z 9 + AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VRと、Nikon D850 + AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR、そしてもう1台のボディは初めてレンタルを活用し、Nikon Z 7II + NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRで、24mmから600mmまでをカバー。600mmはテレコンも持参しましたが、結局今回の撮影では使用しませんでした。
Nikon Z 7IIの使用感については、別途記事にしたいと思います。

■午前のフライト

百里基地は、午前中は基地内からが順光となります。午前中は、救難の展示飛行、小松の306SQからのゲスト機、F-15J (72-8963)が孤高機動飛行を披露してくれました。

午前のフライト最後を飾るのはブルーインパルス。関東圏では、11月の入間航空祭ではブルーインパルスが来なかったせいか、これを見ようという観客も多かったようです。

■午後のフライト

午後は3SQの機動展示でしたが、なんと天候が曇りに…。天気予報も晴れ時々曇りで、午後からは少し雲が増えるという予報だったのですが、見事に曇ってしまいました…。午後は基地内では逆光になるため、重い機材を担いで数km歩いて移動しましたが、かなり堪えました。
それでこの天気は残念だったけど、素晴らしい機動を見れたので良しとします。若干ブレちゃったのもあるけど、ここはNikon Z 9がかなりの威力を発揮してくれました。ブラックアウトフリーのファインダ、これに慣れると、シャッターユニットのあるカメラは一眼レフでもミラーレスでも、連写時の像の消失が気になってしまいますね。

そしてブルーインパルス他ゲスト機の帰投まで見ました。今回はゲスト機の帰投が遅く、基地内だと見れない帰投もありました。そしてこの時間、雲が少し減り晴れ間も出てきました。ああ、F-2の機動のときに晴れていれば…。

というわけで、最後はナイトの撮影になってしまいましたが、E-2Cの帰投を見て帰宅。ご一緒に撮影した皆様、最後は機材の移動も手伝っていただきありがとうございました。
そして、コロナ禍以前のような航空祭にしてくれた自衛隊や自治体関係者の皆様にも感謝です。1日楽しませてくれました。個人的にも悔いのない撮影が出来て満足です。

今回はダイジェストで写真現像しましたが(3台のカメラで9千枚撮りました)、残りの写真はぼちぼち現像してアップしていきます。
そして、今回レンタルしたNikon Z 7IIについても書いていきたいと思います。良い点、悪い点、1日使うと見えてくることもあります。

ということで、お疲れ様でした! 2日たっても、重い機材を持って移動、望遠を振り回した筋肉痛が取れないです(笑

城ヶ島からの風景

国際観艦式撮影で行ってきた城ヶ島のこぼれ写真です。

個人的に、結構このスポットから撮影は悪くなかったです。もちろん、視程は厳しく、艦艇をくっきり撮ることは出来なかったし、航空機もそれほどこの周辺は飛ばなかったので、その点は残念だったけど、単純に写真を撮るスポットとしてよかったのと、逆光でシルエットになる艦艇、という絵も悪くないなと思いました。
岩場なので、重い機材を持って移動は骨が折れるけど、三脚を据えても迷惑がかからない広い場所で、ゆっくり撮れるのは良かったですね。

こうしてみると、左下の護衛艦「もがみ」型はやはり独特のシルエットで、新世代の艦艇だなと言う印象です。

写真データに埋め込まれたGPSデータの確認

ところで、もう10年ほど前から、カメラで撮影した画像にGPSデータを埋め込んでいます。
かつてNikonのNX Studioやその前進のViewNX-iなどには、埋めこんだGPSのマップを表示できる機能がありましたが、Google MapsのAPIの仕様の問題? 契約の問題なのか、現在この機能が削除されてしまいました。
そこで最近使っているのがこのソフトです。

画像位置情報取得ツール https://www.osadasoft.com/software/getgpsinfo/

画像位置情報取得ツールを使っています。ただこのソフト、1つのフォルダにある複数の画像の位置をすべて表示する機能はないようです。1つのファイルを選択して表示、という感じです。
また、Googleマップも表示はできますが、APIの契約の関係か、”For developmnent purposes only”と表示されてしまいます。Nikonもこれがあって表示機能をやめたのでしょうね。

かつてのViewNX-iで表示した2015年の観艦式で撮影した画像のGPSポイント、乗艦した護衛艦「きりしま」の航跡がわかります

↑Googleマップでなくて良いので、こうした機能はNX Studioに復活してほしいですね。

【3年ぶりの開催】令和4年度入間航空祭に行ってきた

コロナウイルスの流行で、2020年と21年は中止となっていた航空祭ですが、2022年は各地で復活し開催となりました。
ただし、基地によっては抽選入場となるなど、コロナ過以前と同様にはならないようで、入間基地についても、2022年は入場は抽選制となりました。
最初の抽選は外れてしまいましたが、敗者復活戦?キャンセル待ちを何とか取ることができたので、行ってまいりました。

3年ぶりの入間基地、まずかつての花形だったC-1輸送機の数がかなり減っていました。この日見ることができたのはわずか3機、029,030.031号機のみ。生産最後の3機のみとなっていました。
既に現役機は7機のみとの情報もあります。
うち岐阜の飛行開発実験団の機体や電子戦訓練機EC-1(021号機)を除けば、現役輸送部隊の機体はこの最後の3機のみなのでしょう。
輸送部隊のC-1を見られるのも、あと1,2年程度かもしれませんね。そしてC-2が主力輸送機となっていきます。


YS-11も、入間基地に残っている機体は、電子線訓練機のEA型と電子情報収集機(ELINT機)のEB型のみで、機密度の高い機体ゆえに展示されることはないため、この日は見ることはできませんでいた。
YS-11EB後継機であるRC-2は遠方に見ることが出来ました。

まずはCH-47J(LR)の展示から。

今回は消火バケットではなく、3つの貨物のスリングでした。

飛行点検隊では、退役したYS-11FCや事故で損失したU-125の代替として導入された、U-680Aが、入間航空祭初展示となりました。

入間基地、午前中は逆光なんですよね…ちょっと映えませんが。流石に飛行点検隊の機体、そんなに冒険はしませんね。

そして飛行展示のために中部航空方面隊司令部支援飛行隊(中司飛)のT-4″シルバーインパルス”、U-4多用途支援機、第2輸送航空隊のC-1, C-2輸送機が上がります。

まずはシルバーインパルスの展示飛行から。

今回、隊長機の赤いT-4を操縦した中司飛の隊長、渡辺信行2佐のラストフライトで、着陸後に消防車の放水アーチでお祝いでした。

ラストフライト後の放水。このアングルからは機体が見えなかったな…

続いて、C-1, C-2, U-4の飛行展示。

陸自の空挺部隊の展示は例年通りですが、最後に降りた隊員さんも、空挺降下が今回でラストだったそうです。空自のイベントですが、陸自にもこうして華を添えるよい機会となりましたね。

例年キレッキレの高機動を披露するC-1ですが、C-2も負けじと高機動を披露。
そして029号機はこの日野展示飛行を持ってラストフライトとなることがアナウンスされました。感無量ですね。

放水アーチをくぐるC-1 (98-1029)

飛行展示は例年より規模をやや縮小、飛行展示もお昼で終了(基地内食事NGのためかな?)でしたが、C-1の029号機もラストフライトで、演目終了後の消防車の放水アーチを浴びるといった演出もありました。人も機体も、何時かは引退するのです。

そして12時過ぎには展示も終了し、ゲスト機の帰投準備が開始されました。

まずは、百里基地3SQのF-2A (43-8530)と、小松基地306SQのF-15J (72-8963)がENGスタート。

Nikon Z 9の動画、H.265ですが、非常に綺麗です。4K60pでオーバーサンプリング対応、流石に良いですわ。でも望遠レンズ手持ちで撮るのはキツイ…。

入間基地は戦闘機部隊がないだけに、こうしたゲスト機の帰投がまた、楽しみの一つです。F-2!派手にかましたね! これぜひ百里基地航空祭でも頼みますよ🙏

Xperia 1でも4K動画は撮れるけど、画質がアレ。Xperia 1 IIIがもう少し安くなったら買い替えかなぁ。もう3年半使っていますし。

最後に、ラストフライトを終えたC-1 (98-1029)を拝んで帰路につきました。
先に引退した、2018年の入間航空祭で歌舞伎塗装を披露した026号機のエンジンカバーが使われていました。
1979年(昭和54年)製造の機体で、総飛行時間17,880時間、029号機に因んで通称”ONIKU”の愛称だった機体の引退に立ち会えたのが、今回最大の収穫でした。

お疲れ様でした~

【百里基地】22/7/25の記録 3

忙しくて更新が滞っています。ってことでボチボチ続き。

またまた飛来したT-400。

そして3SQ本日午後2度めの上がり。

あー、この上がりなら、撮影場所、移動しなければよかったな。あるいは逆光気味だけどひねりポイント行けばよかったな~。

UH-60J (SP) (08-4590)

帰るか迷ったけど、降りを見て帰ろうと、少し待機。続く…

ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA 2022に行ってきた その5

今回でラスト~。
ということで、動画メインで撮ってしまいましたが、パパっと見るならやっぱりスチルなんだよね~。
Z 9で動画を撮っていたけど、D850にはAF-S 200-500mmを着けていたので、これもいくつか撮りました。

救難飛行展示は動画メインでしたが、合間にスチルでも撮影。やっぱりスチルのほうが楽しいな。動画は時々気が向いたら、くらいが良いのかな。

帰投の準備中の写真もいくつか。

いや~天気が良かったので暑かった。そして日焼け止め塗ったけど、かなり日焼してしまいました。
どちらかというと黒くなるより真っ赤になるタイプなので、日焼けはなるべくしたくないです。シミになるしね。

MCH-101は帰らないのかな? 飛んでるところを見たかった

ということで、これにて終了。

帰りに保存展示機を撮る

館山航空基地の門をくぐってすぐのところにある保存展示機を撮って帰りました。

やっぱりHSS-2Bシーキングが印象深いです。高校生だった頃、初めて体験搭乗で乗ったヘリコプターで、内部は立って歩けるくらい広く、後継機のSH-60Jシーホークより内部が広く快適でした。アメリカの大統領専用ヘリが、導入から半世紀以上を経て未だこのVH-3Dシーキングであるのも、後継機とされたVH-60Nシーホークの内部が狭く主力になれなかったのは大きいでしょうね。
特に、HSS-2の最終型B型は、ディッピングソナーやソノブイ、ESM、MADが改善され、対潜哨戒ヘリとして単独でのオペレーション能力が高く、日本の対潜能力向上に寄与した機体でもあります。対潜装備を外した輸送型のS-61Aは、砕氷艦「しらせ」(先代)に搭載されていました。

そして、HSS-2Bの後継機であるSH-60Jも今や展示機になる時代ですか…。今はロービジ塗装となってグレーの機体ですが、SH-60J全盛期の頃の白とグレー塗装が今となっては懐かしいですね。SH-60Jも、今ではK型が主力となり、100機以上生産された機体も今や十数機しか現役機は残っていませんが、K型や更に後継のL型の配備計画が予算の関係で進まず、もう数年は現役のはずです。

とまあ色々と思いを巡らせつつ、最後に寄り道しました。

特務艇「はしだて」(ASY-91)

元々、ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA 2022(館山航空基地一般開放)は、「たてやま海まちフェスタ2022」のイベントの1つという位置づけで、他にも様々な場所で展示がありましたが、館山航空基地の隣の館山港で、海上自衛隊の特務艇「はしだて」(ASY-91)の公開展示も行われていました。
前年ながら、タッチの差で見学時間を過ぎてしまったので、外観を見るだけでした。
横須賀に配備されているので、YOKOSUKA軍港めぐりでも見ることができる機会はあるものの、近くで見るのはそうないので、じっくり観察。

迎賓が目的の船ですが、災害派遣にも対応しています。次見学できる機会があれば、ぜひ中を見てみたいです。
この後、渚の駅たてやままでえっちらおっちら歩いて、バスに乗ってイオンタウン館山の駐車場まで移送後、おみやげを買いに、車でまた渚の駅に戻りました

ところが、渚の駅の外から海を眺めていたら、特務艇「はしだて」が後退しながら出港している様子が見えました。ちょっと得した気分です。

館山から自宅までは、大渋滞で4時間以上かかってしまいました。どっと疲れました。次回はもっと飛行展示がたくさんあるとよいな~。

おしまい!

ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA 2022に行ってきた その4

飛行展示は救難飛行のみだったので、13時にはボチボチ帰宅者も出てきました。ここからまたゆっくり地上展示を見てきました。

SH-60Kの装備品展示

格納庫での主力哨戒ヘリSH-60Kの展示。

現在は哨戒機、という名称ですが、元々は対潜哨戒機と言う名の通り、潜水艦の探知と攻撃を行う機体です。しかし、水上艦の探知や攻撃、救難など、用途は多岐にわたることから、現在は「対潜」の名称が外れています。

主兵装はMk.46魚雷または97式魚雷、AGM-114MヘルファイアIIミサイル(対水上艦用)で、ソノブイやAN/ASQ-81 MAD(磁気探知)、ディッピングソナーで潜水艦の探知を行う他、逆合成開口レーダー(ISAR)のHPS-105Bにて水上艦やシースキマーミサイルの探知も行います。赤外線探査装置(FLIR)による探索やヘルファイアミサイルのレーザー誘導も行います。
米海軍のMH-60Rと双璧をなす機体ですね。

ミニチュア艦艇展示

最近はミニチュア艦艇を自作して展示するのが流行りなのかな?

結構凝っていて、エレベーターや主砲などが電動で可動します。なぜか関係ないフィギュアもw
よく出来ていますね。

再び地上展示機

14時以降、ゲスト機が帰投するということで、その前に残りを見ていきましょう。
AH-1Sもまだまだ頑張っています」。

ここは千葉県だけど、何故か千葉ではなく神奈川県警察のBK117C-2。

さすが川崎重工のお膝元だけに、川崎重工のBK117C-2です。BK117は、ドイツのメのメッサーシュミット・ベルコウ・ブローム(MBB)(開発当時)と80年代に共同開発した機体で、改良を重ねつつ現在も販売されています。世界中で採用されているベストセラーヘリコプターで、米陸軍も汎用ヘリUH-72A/Bとして採用しています。

実は一番の観物?ゲスト機の帰投

14時、展示機エリアの制限が入り、柵が設けられ、いよいよ帰投です。各機準備してエンジンスタートです。

帰投の様子は全て、Nikon Z 9の動画撮影にて。かなり長いので、適当に飛ばしながら動画をどうぞ。

さて上の動画から切り出した画像がこちらです。

レンズをZ 24-200mmか、AF-S 200-500mmにするか、悩むところでしたが、焦点距離的に両者の間をよく使いそう…ということで、今回はZ 24-200mmをDXクロップし、ProRes 422 4K60pで撮影して編集しています。ISO感度をオートにしていたら、感度が上がってしまったため、少しノイジーですが、解像力は流石に4Kなので、ブログサイズでも十分な解像力です。8Kは今のところ不要ですね。カード容量がいくらあっても足りないですし。
今回、メインのPROGRADE COBALT 325GBのカードは動画撮りまくったら一杯になってしまいました。いやはや、動画撮りは大変ですね。
ProRes 422だとRAWでなくてもかなり綺麗です。後はヘリコプター撮影に合わせたシャッター速度の調整が課題です。NDフィルタは必須ですね。

微妙に続く…。

ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA 2022に行ってきた その3

飛行展示が少ないので、ゆっくり地上展示機を見てまわったヘリコプターフェスティバル。

混んでいないので、のんびりとした雰囲気。たまにはこういうのもいいね。

結構大きいMCH-101

掃海具を降ろして飛行しながら掃海するヘリコプターMCH-101。かつては西側最大のMH-53Eでしたが、それより小さいとは、近くで見ると大型ですね。
イギリスなどでは対潜哨戒機として使用されているのも、この機体規模の大きさで対戦機材が積みやすいのだと思います。
ただこれを艦載ヘリとするとなると、一般的なフリゲイト艦では結構きつそうな。イギリスでは23型フリゲイトにも搭載実績はあるようですが、普段はSH-60Kより小型のリンクスがメインのようですね。
かつてのHSS-2シーキングより大きいです。

数が増えつつある海保のEC225LPシュペルピューマMk2

着々と数を増やしつつある海上保安庁のEP225LP シュペルピューマ(スーパーピューマ)Mk2、機体規模が大きく、海保のしきしまやあきつしま、れいめいといった大型巡視船の搭載機として数を増やしつつあります。
日本では消防庁も導入していて、民間型も含め、多く存在するヘリです。

飛行展示は動画で撮りました

今回は、SH-60Kが1機のみの展示飛行だったので、動画で撮ってみました。Nikon Z 9 + NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRを使って、PrpRes 422 4K60pで撮影して編集してみました。
色々失敗、どうしても画面が傾いてしまうとか、ピーカンでシャッタースピードが上がってしまうので、NDフィルタを使用すべきだったとか、外部マイクを忘れたとか、反省点が多いです。後手持ちはやっぱりきつい。ガチで撮るには三脚も必要ですね。

普段スチルメインなので、遊んでみたけど、まだまだ勉強が必要ですね。

離陸~救難飛行~シャワー洗浄と言った流れを動画にしてみました。

動画編集難しい。Youtuberすごいわ~って思いますね。

続く…

ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA 2022に行ってきた その2

飛行展示が大幅に縮小されたためか、観客数も近年の自衛隊イベントに比べると、比較的少なかったですね。おかげでゆっくり展示機を見ることが出来ました。
ヘリコプターフェスティバルなので、館山航空基地所属機以外に、県警、消防庁や陸空自衛隊ヘリの展示もありました。

お久しぶり!OH-1

久しぶりに見ることが出来たOH-1。国産偵察ヘリですが、2015年の事故でエンジンに不具合が見つかり、長期間飛行停止していました。
2019年に飛行再開となりましたが、エンジンの対策部品の調達が遅れていることから、現時点で飛べる機体はまだ少ないようで、そのうちの1機であることから、貴重な飛べるOH-1ということになります。
現時点においては、偵察システムも古くなってきていますが、特に改良の話は聞こえてきません。そもそも飛べる機体が少ない上に、攻撃ヘリも退役が進んでいて、陸上自衛隊のヘリ部隊は冷遇されている感じがしますね。

10時時点。このくらいの観客数がちょうどよいなぁ

要人輸送ヘリEC-225LPスーパーピューマⅡ

固定翼機はアメリカ製が多い中、日本は官民問わず、何気にヨーロッパのヘリは多いですね。陸上自衛隊では唯一のヨーロッパ製の機体、EC-225LPです。
木更津駐屯地の特別輸送ヘリコプター隊所属機で、以前木更津駐屯地見学で見せていただきましたが、今回は初めて格納庫内ではなく外で見ることが出来ました。
といっても要人輸送機は機密度が高いので、中は窓越しにしか見えませんが、内装は要人輸送機だけあって豪華です。

これから減勢する汎用輸送ヘリUH-1J

立川駐屯地から来たそうです。汎用ヘリとして、全国の陸上自衛隊駐屯地に配備されている機体です。傑作ヘリUH-1の国内改良型で、富士重工製です。後継の改良型UH-2の部隊配備が2021年より開始されているため、この機体も90年代の初期生産機から退役が始まったものの、数は以前多く、まだしばらく主力ヘリでしょう。
計器類がアナログメーターで、近くにいた隊員さん曰く「もっとも自動化が進んでいないヘリです」という古い機体です。この写真の機体は2005年製のようで、UH-1Jでは若い方の機体(最終生産は2007年)ですが、それでも17年経過しているため、後継機の開発が遅すぎた気がしますが、とにかくもう10年くらいは飛ぶのでしょうね。

続く…

ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA 2022に行ってきた その1

更新が遅れて申し訳ございません。ぼちぼち編集しつつ、先日行ってきた海上自衛隊館山航空基地で行われた「ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA 2022」に行ってきました。

直接車では行けませんが、パークアンドライド方式で、イオンタウン館山の専用駐車場に停めて、そこからバスで移動…だったのですが、館山航空基地直通バスは満席、次のバスは1時間後…、途中までの”渚の駅”たてやままでのバスならすぐ乗れる、ということで、渚の駅から歩くこと20分、館山航空基地に到着。
途中、渚の駅の臨時駐車場があって、そこに停めたほうが近かったというオチ…。
今回初めていったので、勝手がよくわからなかったですね。

哨戒機USH-60Lの展示

今回、新型コロナの第7波の影響か、飛行展示が大幅縮小されたのと、飲食の屋台がが一切なくなってしまったのか、観客は比較的少なめ、お陰でゆっくる見ることはできました。展示自体も少なかったですが、それでも入って目の前に、現在厚木基地で試験中の新型哨戒機、XSH-60Lが展示されていたので、早速見てみました。
※勘違いしていましたが、この機体は8901号機のため、L型ではなくK型の試験機でした。USH-60Kですね。早とちりしてしまいました。

柵もなく近くで見られた!新型機とは言え、ベースは現行主力のSH-60K哨戒機を改良しているだけに、SH-60JからKになった時ほどの大きな変化はなく、むしろぱっと見ではほとんど区別は付きません。というかこれがK型ですね…。FDRが古い時点で気づけとw

続く…