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【松屋酒造】流輝 純米吟醸 桃色無ろ過生 03BY

このお酒の季節ですねぇ。毎年買っています。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 桃色無ろ過生 03BY

松屋酒造の中の人も「毎回どう転ぶかわからない赤色酵母…」と仰るように、アルコール度数も都度変わるようで、8~14%でその時次第のようです。
また、使用米もその時によって変わり、上のツイートでは「酒こまち」を使っていますが、今回買ったものは「五百万石」です。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 桃色無ろ過生 03BY

このロットでは、アルコール度数13%で、桃色としてはやや高めですが、一般的な日本酒の16%前後からするとやや低めです。

味わいもその時時で変わる上に、同じ瓶でも開栓直後と、2,3日経過でもまた味が変わってきます。不安定故に、味の変化を最大限に楽しめるのも魅力です。

今回はやや薄めの桃色で、澱は多め

まずは開栓初日。華やかな吟醸香。もちろん酸味系の。口に含むと、思ったより甘みあっさりめ。苦味は少なく、酸味は程々にあり、フレッシュな感じ。少々あっさりめの桃ジュース。
2日目、グンと甘くなった! これぞ桃色流輝! たった1日でこうも変わるとは。更に活性具合も初日より多めで、開栓時に割とガスでポン!と音が大きめに出るくらいでした。シュワシュワジューシー、まさに桃ジュース(もちろん桃は一切入っていませんよ!)。
3日目、甘みが少し後退。澱がらみ部分が多くなってきたからかな、やや苦味と辛さもでてきました。特に辛さが、2日目にはあまり感じなかったのに、ぐっと大人びた味です。まさに熟成が現在進行系で進んでいる証拠ですね。

毎回、買うたびに、そして飲むたびに味が変わる、変化を楽しめる思い沿いお酒です。見た目の色も良いし、これから4月5月にかけて販売されるロットも楽しみですね。

しかし、土田酒造の酒といい、松屋酒造の流輝といい、今年に入ってほぼ群馬の酒ばかり飲んでいますね。

久しぶりの いつもの居酒屋

まん延防止も終わりましたので、ずっと行けていなかった「いつもの居酒屋」に行ってきました。
相変わらず、旨い酒とつまみを取り揃えていました。

ここは見ての通り、小さなグラスでちょこちょこ呑めるのが良いです。つまみも最高です。
久しぶりに楽しみました。

最後の締めに飲んだ、金鼓の純米生原酒うすにごりが最高に良かったなぁ。

【土田酒造】土田生酛

どんだけ買っているのだ?土田酒造のお酒。

今回は生酛造りのお酒であることは、これまでの土田酒造のお酒と同じなのですが…

【土田酒造】土田生酛

これまで買ってきた土田酒造のお酒は、どれも精米歩合が90%といった、ほぼ米を削っていないお酒でした。今回はというと…

土田酒造のお酒で初めて買った、精米歩合60%の純米吟醸酒です。これまで、ひたすら削っていないお米で作ったお酒でしたが、ここに来て吟醸レベルまで削ったお酒の登場です。これは楽しみ。
酵母は協会701号、アルコール度数は14%と僅かに低め。これもあえて狙っているようです。
日本酒初心者にも入りやすい味わいを目指しているようです。フレッシュな酒質で、土田にしては珍しく要冷蔵となっています。

土田酒造の公式Youtubeで詳しい解説がされています。

公式の解説があるので、素人があーだこーだ言っても仕方ない、とにかく開けてみましょう。

淡黄色でごく僅かに濁りあり

上立ち香は仄かな吟醸香、これは今まで飲んだ土田の酒にない感じですね。冷酒でいただきました。
おおっ!? これはよくある生酛っぽくない味わい。強い酸味ではなく、まずは米の甘みをふわっと感じ、そこに乳酸菌の酸味hが穏やかに訪れます。個人的に、酸味の強いお酒は好みなんですが、酸味は時に好き嫌いが出てしまいますが、この土田生酛では、バランスがよい酸味なので、生酛系の酸味はちょっと苦手という方にも、違和感ないでしょう。

そして吟醸酒だけあり、口当たりが軽やか。ほぼ米を削らず複雑な味わいだった同蔵の「シン・ツチダ」とは一線を画す印象です。
切れも抜群によく、甘味→酸味→旨味が口いっぱいに広がったあとは、すっと引いていくのも良いですね。これぞ吟醸酒! シン・ツチダはやや通向けですが、土田生酛は万人に飲みやすいですね。
これは生酛のお酒の印象をガラッと変えますね。やはり生酛だからとか、山廃だから、とか、スペックで先入観を持っては行けませんね。

ぬる燗を試す前に、あっという間に飲みきってしまいました…。また買いたいな~。

【土田酒造】誉国光 上州クラシック

土田酒造のお取り寄せの酒シリーズが続きます。今回は、杜氏が飲みたい辛口酒の第3弾だそうです。

【土田酒造】誉国光 上州クラシック

ひとえに辛口の酒、と言っても、辛いからこうだ! といえないのが日本酒の面白いところ。日本酒の辛口とは、いわゆる日本酒度でプラス側に表記されているお酒です。この日本酒度は、水との比重で計測します。甘口のお酒は、水より比重が重いので、マイナス○○という表示となり、逆に辛口は糖分が少ないため水より比重が軽くなります。

辛口のお酒は、よく端麗辛口という表現も聞きますが、辛いから淡麗というわけでもないのです。
なぜこう書くかというと、この誉国光の上州クラシック、決して辛いだけの日本酒ではなかったからです。

【土田酒造】誉国光 上州クラシック

土田酒造らしく、生酛造り、そして精米歩合90%とほとんど削らず作られたお酒です。酒米を使わず、飯米だそうです。
辛口と書いてありますが、日本酒度については表記なし、わかっているのは、アルコール度数15%で無加水の原酒、酵母は近年のお酒でよく使われる協会701号です。

色は薄黄色

上立ち香は微かです。常温でいただくと、んん? 確かに辛いけど、米の旨味がぐっと膨らみ、後味に甘みも感じます。そしてスッと余韻が引いていきます。辛口と身構えて飲むと、ガツンとくるアタックではなく、穏やかさのほうがありますね。
生酛らしい酸味は程々です。
辛口のお酒、アルコールっぽさがいつまでも残ってしまうお酒も多い中、この上州クラシックは、しっかりと甘みも伝えてきつつ、すっと引いていくので、後味も良いです。確かにこれは何でもない晩酌にピッタリのお酒です。

冷酒でも燗でも、温度帯を問わずオススメだそうです。なかなか懐が深い。辛口系は苦手な妻も、これはいけるようです。
辛口の概念が変わりました。これはいつまでも飲んでいられる、そんな感じのお酒ですね。

【土田酒造】ツチダ12

1月に行った群馬県の土田酒造、気に入って、お取り寄せしたお酒です。

【土田酒造】ツチダ12

生酛造りを主体とする土田酒造ですが、このお酒は名前に12とあるように、アルコール度数を12%と、一般的な日本酒の3/4程度に抑えて飲みやすさを追求したお酒です。

このお酒も、ラベルにあるように、精米歩合は90%と洗米程度でほぼ削らずに作っています。米は酒米ではなく飯米(食用のお米)、酵母は協会601号で、これは今や日本酒界でもトップクラスの人気を誇る新政酒造の蔵付き酵母だったものを培養したもので、これが協会6号酵母となっています。(新政No.6はこの6号酵母に由来) 協会601号酵母は、6号酵母の泡無し酵母です。
麹は、焼酎用の黄麹と白麹を使用しています。
アルコール度数を抑えつつも、飲みごたえも重視しているようです。

そこそこ黄色のお酒

上立ち香は、生酛らしい酸味を感じます。まず常温で飲んでみましたが、甘みはやや控えめ、酸味は強くはないけど、程々にありますね。そしてアルコール度数12%なので、確かに飲みやすいですが、低アルコールの日本酒にある軽いテイストではなく、しっかりと余韻を残しています。辛さもしっかりと出ていますね。度数は低くても、加水しない原酒のままなので、旨味やコクはしっかり出ています。

別の日に冷酒でいただきました。普通、冷やすと甘みが抑えられるのですが、この酒は逆に甘みが引き立つように。酸味が少し抑えられ、結果的に甘みが引き立ってきたからか? 冷酒が一番オススメみたいですが、確かに冷やしてもしっかりと甘みと旨味が残っています。酸味が少し抑えられた結果、全体のバランスが良くなりました。
この手の、米をあまり削っていない生酛系のお酒、わりかし常温や燗が合うと思っていたけど、冷酒が一番オススメというのも、なかなか面白いですね。

いろいろな作り方にチャレンジしている土田酒造のお酒、楽しいですね。

【森喜酒造場】るみ子の酒 特別純米酒 生酛火入 H30BY

前回買った「るみこの酒」の長期在庫の古酒化した日本酒ですが、同じ某酒店の長期在庫をまたまた購入してきました。
今回は平成30年(2018年)に仕込みを行い、平成31年(つまり令和元年/2019年)3月7日に上槽(醪を搾ってお酒と酒粕に分離する作業)されたお酒となります。

【森喜酒造場】るみ子の酒 特別純米酒 生酛火入 H30BY

この酒は、現在も販売されていますが、現在販売されているものとは酒米が異なるようです。

【森喜酒造場】るみ子の酒 特別純米酒 生酛火入 H30BY

H30BYの生酛火入は、使用酒米が「山田錦」」と「ひとごこち」ですが、現在は「山田錦」と「八反錦」を使っているようです。
日本酒の古来の作り方である「生酛造り」で、酵母も蔵内酵母(蔵に住み着く天然酵母)となっています。

日本酒度は+7でアルコール度数は15%です。

かなり黄色みがかっています

前回呑んだH28BYのるみ子の酒ほどでないにしろ、結構黄色みがかっています。よく、黄色いお酒は質が悪い、と勘違いされる方もいますが、そんな事はありません。ただし、このお酒も火入れなので問題ないものの、瓶詰めされてから3年近く経過しているため、程よく熟成されている可能性があります。現在流通しているものと味は違うかなと思います。

上立ち香は、さっぱりとしている感じです。古来の日本酒と行った趣。常温で飲むと、生酛らしいまったりとした甘みと乳酸を感じさせる酸味、いかにも生酛の日本酒らしいテイストです。3年寝かせたことで、より味わいが落ち着いている印象。日本酒度+7ですが、辛くて着れるという感じではなく、やや辛口だけど、なめらかな甘みと旨味も感じられ、余韻もほどほど長いです。

酒造ではチーズ系にあうとしていますが、確かにこのなめらかな余韻は、和食より洋食に似合いそうな感じです。

今回は常温でしたが、次回は燗で飲んでみたいです。

【土田酒造】誉国光 白ラベル 山廃純米

土田酒造のお酒が続きます。気に入ったので。
飲み比べセット3本の3本目です。土田酒造は「誉国光」ブランドが大昔から有名ですが、その定番のお酒、誉国光の白ラベル 純米山廃。
1世紀以上前からの地酒とのこと。

HPから引用させていたきました。

当蔵は、関東で唯一の名誉賞を受賞した酒蔵です。

名誉賞とは、戦前に行われていた日本酒の品評会(現在の新酒鑑評会)に連続で入賞した蔵だけに与えられる名誉ある賞。

その当時の日本酒の酒蔵の数は今の倍以上あり、 その激戦を連続で勝ち抜いた蔵だけ『名誉賞』が贈られます。

全国でも、この快挙は数蔵しか成し得ませんでした。

当時から、当蔵といえば この誉國光。

時代を越えなおご支持いただく地酒です。

https://cart.homare.biz/i/S006

ということです。

【土田酒造】誉国光 白ラベル 山廃純米

土田酒造といえば生酛造りに力を入れていますが、その生酛造りから山卸しという、蒸し米と麹と仕込水を混ぜてすり潰す工程を省いたのが山廃仕込みです。
すり潰すかすり潰さないか、山卸しの工程は、昔は手作業だったので重労働だったため、それを省いたのが山廃ですが、現在も生酛と山廃両方あるのですから、それぞれのメリット・デメリットがあるのでしょうね。

【土田酒造】誉国光 白ラベル 山廃純米

精米歩合70%、酒米は「まっしぐら」、酵母は協会701号、表示義務のない添加物は一切使用していないそうです。
以前は醸造アルコール添加だったようですが、現在は純米となっています。

少し濃い目の黄色のお酒

上立ち香は、昔ながらの日本酒らしい感じです。
常温でいただきました。口に含むと、膨らみのある甘みと、山廃らしい天然の乳酸菌を取り込んだ豊かな酸味、旨味が広がり、これぞ伝統的な日本酒ですね。後味はキリッと辛さもあり、ゆっくりと余韻が残ります。味わい深いです。
今回は、例によって飲みきりサイズなので、ついついすぐに開けてしまいました。
これは一升瓶で買って、時間をかけてじっくり味わいたいお酒ですね。なんとなく、ぬる燗とかが良さそうに感じました。

これで、1月に直売所で買ったお酒は終了ですが、引き続き、直売所で頂いたクーポンを使って購入したお酒が控えています。そちらも順次紹介していきたいと思います。

【府中誉】渡舟 しぼりたて生吟(純米吟醸)

去年、百里基地撮影の帰りに買ったお酒、少し寝かせていました(というか色々買って忘れていましたw)。

【府中誉】渡舟 しぼりたて生吟(純米吟醸)

最近お気に入りの府中誉の「渡舟」。
大正時代ま作付けされていた酒米酒米「短稈渡船」を復活させて作ったお酒です。精米歩合55%の純米吟醸、火入れなしの生酒です。
このため要冷蔵となっています。

では開栓しましょう。

淡黄色で微発泡

上立ち香は、ザ・吟醸香といった具合に、これぞ吟醸酒といったフレッシュさを感じます。
口に含むと、まずは心地よいガス感、微発泡系です。軽やかなメロンのような甘み、そしてやや複雑な苦味のバランスが良いです。
雑味はほぼ感じません。透き通った米の旨味が凝縮されています。決して軽い方ではなく、後味に辛さを伴い、余韻はやや長い感じです。
少し温度が上がると、程よく酸味が乗ってきますが、酸味はあまり強くはなく、ほんのアクセントと言った程度です。
2,3日置くと、更に甘味と旨味が増す印象。これぞ生酒の醍醐味です。

ここ最近、火入れで削っていないお酒を飲んできたので、久しぶりの生酒、吟醸酒ですが、これはこれの良さがありますね。どちらが良いとか、じゃないんですよね。このお酒は純米吟醸生酒の見本のように、良いお酒です。決して甘すぎず、辛すぎず、フレッシュさを保ちつつも軽すぎない。
スイスイ飲めてしまうお酒です。

【土田酒造】はつしぼり 一(ichi) 2021

1月末の群馬旅行で、土田酒造の直売店にて買ってきたお酒です。

【土田酒造】はつしぼり 一(ichi) 2021

瓶が小さいのは、今回この2021年のはつしぼりの在庫が、1月末時点で単品はなく、飲み比べセットの1本300mlのセット販売のものしかなかったからです。
というわけで、今回も飲みきりサイズです。

2021年(令和3年)醸造の最初に仕込みを行ったお酒です。これまで紹介した土田酒造のお酒と同様、精米歩合は90%とほぼ洗米した程度に削らず、米の大部分を生かして醸したお酒です。火入れ酒となっています。
酵母は協会701号、焼酎用黄麹を使用した生酛造りです。土田酒造のお酒、これまで飲んだものはどれもお気に入り(かなり好み)なので、いや楽しみですね。

やや黄色みがかって濁りもある

やや黄色みがかっていて、濁りもあります。
上立ち香は…何でしょう、いわゆる吟醸酒のような華やかさではなく、心地の良い甘い香り。メロンのようでもあります。

口に含むと、おおっ? なんだこれは? 生酛造りらしい強い酸味ではなく、まずはメロンのような、あるいは青りんご? のような爽やかな甘み、そして酸味もありますが、生酛造りから想像される、乳酸を含んだ強めの酸味はなく、甘い果実にほんのり感じられる酸味程度の酸味です。
瑞々しいメロンのような甘み、そして爽やかな酸味のあとにスパッと切れます。後味はすっきり系です。水です。まさに水。

持論として、本当に旨い酒は水のようにすっと浸透する、と勝手に思っていますが、このお酒はまさにそれ。決して薄いとか水っぽいのではありません。飲んだ時の旨味はしっかりとありながら、す~っと切れていく後味が最高です。

妻と、次は一升瓶で買いたいね~って話をしましたが、これって一升瓶はないようですね。四合瓶までかな? ともかく、今年仕込みの初絞りにも期待ですね。

【大和川酒造店】弥右衛門 純米吟醸 寒月

お気に入りの福島の大和川酒造店、弥右衛門の新酒です。火入れ酒で冷蔵庫保管が必要ないので、一升瓶で買ってみました。

【大和川酒造店】弥右衛門 純米吟醸 寒月

2019年にも購入していましたが、その時からラベルが変わって、おしゃれな水彩画に達筆な銘柄が入っています。垢抜けたデザインになりましたね。

表示もシンプルです。
弥右衛門のHPによれば、酒米に「夢の香」、日本酒度+4でアルコール度数16度と、情報は控えめです。

やや黄色みがかっています

上立ち香は爽やか。常温でいただくと、青りんご系のしっとりとした甘さと酸味で、それらも強くはなくやや控えめ。後から辛さや苦さも来ますが、それも強くはなく、全体的には穏やかです。

2,3日経過すると、甘みが少し膨らんできた印象ですが、適度に辛さもあるため、キレもよく、食中酒にもぴったりです。
一升瓶で買って正解のお酒です。際立つ特徴はないけど、普段のみに適しているお酒です。

最近は、自分の中で要冷蔵の生酒ブームが一段落して、常温保管できる火入れ酒をよく買うようになりました。
生酒も火入れ酒もどちらも好きですが、こと保管ともなると、冷蔵庫を圧迫しない火入れ酒がよいですね。
暖かくなるまでは、物置部屋での保管で13~15℃をキープできるので、しばらくは火入れ酒を楽しんでみたいと思います。