「自転車」カテゴリーアーカイブ

自転車のブレーキワイヤが破断したので交換してみた

息子の保育園送迎も今週いっぱいとなりました。毎朝、電動アシスト自転車(嫁チャリ)で息子を保育園に送迎してから出勤していますが、昨日保育園にもう到着というところでブレーキを握った所…

バキッ!

と言う音と主にブレーキレバーがスカスカに。なんと、ブレーキワイヤが切れてしまいました(滝汗

購入から12年でブレーキワイヤ破断

この自転車は購入から12年。さすがにあちこちガタが来ていますね。長年保育園送迎もしてますし、重量があるのでブレーキの負荷も高く、通勤路は坂道が多いので、仕方ないですが、下り坂走行中でなくて良かったです。
切れたのはリアブレーキ、フロントは無事でしたので、停止は可能でしたが、送迎後は走行は危険なので、電車通勤に切り替えました。

そして仕事帰りに自転車屋に寄って、ブレーキワイヤを買ってきました。

切れたのはリア側ですが、フロントもついでに交換しようと思います。部品自体は安く、2つ合わせても千円しません。
夕食後に整備開始です。

必要な工具はレンチ、ワイヤカッター、あとはワイヤの端末を処理してかしめるためのカシメ工具です。カシメ工具は電工用で代用しました。
まずは古いワイヤを外しますが、電動アシスト自転車は、モータのある部分の中を通過しているので、カバーを外して作業しました。
外したワイヤのアウターケーブルの長さに合わせて、やや長めの新品のワイヤのアウターケーブルを切断します。
あとは外したときの逆手順で、まずはレバー側を装着、ブレーキ側にワイヤを通していきます。ブレーキにワイヤを取り付けて、ナットを締めて、ブレーキの握りしろなど調整して完了です。

リアは色々外さなければならなかったので、作業時間は約40分程度、フロントは長さも短く、経路も単純で慣れたのもあって、10分程度で交換完了しました。
やはりフロントもリアも、かなりワイヤが伸びていたのでしょうね。1年ほど前にも調整はしていたのですが、新品に変えたら、フロントもリアも、ブレーキレバーを握ったときの剛性感がまるで違いました。

ついでにチェーンも交換

せっかくなので、伸びてしまっているチェーンも交換しました。こちらは以前チェーンは買っていたのですが、チェーンカッターがシングルスピード非対応(内装変速機なのでシングルスピード扱い)だったので、Amazonで安いチェーンカッターを調達しました。


チェーンは、本当はSHIMANOかPanasonic純正品が良いのでしょうけど、Panasonicの電動アシスト自転車の純正部品、あまりネット通販で取り扱いがないのです。
今回はKMCの電動アシスト車対応のシングルスピードチェーンを購入。ただ、SHIMANOのチェーンにより表面の仕上げが雑な感じはありますね。
それでもこれにしたのは、電動アシスト自転車はチェーンが長い(コマ数が多い)ので、SHIMANOだと2つ買わないと長さが足りないからです。

チェーンカッターも、前回買ったPWTのものと比べると、作りが如何にも安っぽいですが、作業自体は問題なく出来ました。
こちらも交換は2回目なので30分程度で出来ましたが、あちこち汚れを落としたりしていたので、結局トータルで1時間です。

交換後は、走りがまるで違う! ペダルの踏み出しから剛性感が高いです。少しガタガタ気味だった自転車がシャキッとしました。これでしばらく安心して乗れますね。

旧車Miyata Ridge RunnerのライトをLEDに交換してみた

チェーン交換して、ちょっとした街乗りとかに旧車Ridge Runnerを復活させようと、チマチマレストアしていこうと思っています。
今回はライト。これは夜間走行に必要ですが、何せ30年前の旧車ですから付いているライトも電球式です。車も自転車も、この10年LEDライトが当たり前になり、電球式との照度の差は歴然です。
ということで、今回は古い電球式のライトをLEDに交換します。

Panasonic LED発電ランプ NSKL134

PanasonicのLED発電ランプNSKL134です。思ったより安く、1300円台で購入できました。

この値段で買えるなら、もっと早く買っておけばよかったな~。何せ今までの電球は古いのもあって、あまりに暗くて、夜間走行を躊躇するほどでした。
では早速交換しましょう。

今はなきSANYOのブロックダイナモライト

元々着いていたのは…なんとSANYO(三洋電機)だ!
リンク先のWikipediaにも書かれているように、三洋電機は戦後に松下電器より自転車用のライトの製造権と工場を譲り受け、製造したのが始まりだそうです。つまり、SANYOブランドとしては創業時から作っていたんですね。知らなかった! なお、三洋電機が2011年を持ってブランドとしては終了するまでLEDタイプの自転車用ライトを販売していたようです。
SANYOの歴史を感じさせるライトですが、非常に暗く、特に低速走行ではライトとして致命的なほど暗いので、撤去します。

Panasonic LED発電ランプ NSKL134に交換

私はライトと呼称しますが、Panasonicとしては「ランプ」だそうです。SANYOが松下電器産業(現Panasonic)より譲り受けた自転車用ランプは、またその親元に戻ってきたわけです。歴史を感じますね。
スペックとしては、ダイナモの電圧は6Vですが、SANYOの2.4Wから1.5Wと低下しています。ただ、一般にLEDは同じ明るさであれば電球の1/10程度の消費電力であることから、1.5Wでも電球と比較して相当明るいということになります。
交換自体は、スパナとソケットレンチで簡単に出来ますが、けっこう締結位置の調整が難しいですね。タイヤに対して垂直に設置無ければタイヤを痛めてしまいます。締め付けると微妙に角度が変わりますし。
そして、ホイールも結構傷んでいますね…

実際の比較はしていませんが、装着後は明らかに明るいです。以前は手押し程度の速度だとぼんやりしか点灯しませんでしたが、LEDでは実用的な明るさになりました。
さて次はブレーキ周りの調整と交換かな~

Miyata Ridge Runnerのチェーンが傷んだので交換してみた

先日、自転車のチェーンが曲がってしまい、もう寿命だろう言うとうことで、交換部品を手配しました。
やっと交換できたので、忘却録的に書いておきます。

MiyataのRidge Runner、もう30年くらい前の旧車です。十数年前に、職場の方から1万円で購入、その時点で結構古かったのですが、たまに乗るくらいなので、正直タイヤを交換したくらいで、他の整備は怠っていました。
そのツケが、走行中変速したらチェーンが外れて、ディレーラーとボディの間に食い込んでしまって、写真の通りチェーンが変形。

どちらにしろチェーンはもう寿命なので、自己交換することにしました。

とっくに寿命だったチェーン

全く自転車には詳しくないので、チェーンは伸びる、と言うのは認識すれど、いつ交換すべきかまでは把握していなかったわけで、まずはチェーンが伸びているかの確認をチェーンチェッカー兼チェーンフックを使って確認してみました。

フックが入らないということはチェーンが伸びている=寿命

このチェッカーが入ればチェーンは正常、入らなければ伸びてしまっていることになりますが、ご覧の通り入らないため、これは伸びてしまっていて寿命ということです。


チェーンを取り外す

古い傷んだチェーンを取り外します。ここで登場するのがチェーンカッター。カッターと言っても、チェーンを切断するのではなく、チェーンを繋いでいるピンを圧入したり抜いたりする工具です。

古いチェーンのピンを抜く

ネジ式で、回しながらチェーンを連結しているピンを押し出して、チェーンを分離させます。


お店でやってもらうと、工賃で3000円くらいのようなので、自分でやったほうが当然安上がりです。ピンを抜くのは、最初は少し力がいりますが、比較的簡単でした。

こんな感じで、ピンを抜いてチェーンを外しました。
新しいチェーンを並べて比較すると、同じコマ数で確かに数mmほど伸びているのがわかります。(新品チェーンはコマ数が多めになっています)
これだけのコマ数でトータルで数mmなので、一見分からないですよね。

新品チェーンを取り付ける

コマ数を古いチェーンに合わせて、新品のチェーンから余計なコマをチェーンカッターで抜き、自転車に取り付けます。

チェーンをフックで固定し(どうも写真は逆だったらしいですw)、つなぎ目に結合用のピンを入れて、チェーンカッターで押し込みます。挿入側はテーパーになっていて、置くまで押し込んだら、中心に入っている切れ目の部分をペンチで折り曲げて外せば完成です。
ピンのつなぎ目は少し渋くなっているので、注油して何度か手で折り曲げて、動きをスムーズにさせました。
最後にチェーンに薄く注油しておきました。

おお! 新品はキラキラしていて輝いて見えますね。お値段も2千円台です。


走ってみたら、うーん快適!
一方、フロント側の変速機が以前よりトップギヤに入らず、ワイヤの張りを調整をしてみましたが改善せず、古い自転車故にあちこち部品が傷んでいるのが気になりました。
チマチマ直していきたいと思います。とにかくボロいので、少しずつ部品交換は必要ですね。
色々勉強もしないと。

旧車Miyata Ridge Runnerのチェーンが傷んだので交換準備

もう十数年前、職場の方から1万円で買った自転車。

Miyata Ridge Runner

私、自転車のことはさっぱりわかりません。買った時点で旧車でしたが、15年経過してさらに旧車です。なんでも90年代前半の自転車のようです。
たまに乗るくらいでしたが…

チェーンが外れて曲がってしまった

先日変速したらチェーンが外れて、曲がってしまいまして。走行不能に。
もう古いので買い替えようかなと思いましたが、せっかくなのでチェーン交換してみようと思いました。が、私は全く知識がなく、Twitterのフォロワーさんや職場の自転車好き教えていただきました。

あの伝説の!と言われてしまった、SHIMANOのbiopace-SG

この画像を職場で見せたら、自転車好きの方が「あの伝説のバイオペース!」なんて言わました。何でも、SHIMANOが80年代から90年代に販売していた、楕円形のチェーンリングそうで。そういや回すとなんか歪んでるな~なんて思ってたっけ(笑 ←無知!

ナローチェーンと書かれていること、リアが6段変速であることから、現行品のチェーンはSHIMANだとCN-HG71が適合するそうです。


これより安い、CN-HG40というタイプもありますが、違いを調べると、71のほうが錆びにくいそうで、じゃあどうせ変えるならとこれにしました。
あとはチェーン交換に必要な道具、チェーンカッターとその予備部品、チェーンフックも購入。こちらは台湾メーカーのPWTにしました。コスパは良いようです。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

PWT チェーンカッター CT-03R用 交換ピン 3PCSセット
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自分が道具から揃えるタイプというのがよくわかります(笑)。自転車も調べれば調べるほど”沼”ですね。こりゃカメラと変わらんわ(笑)。できるだけ沼に浸からないようにしなければ!

ものは揃えた、後は実行するのみ

お店に頼もうかと思っていたけど、嫁車の自転車のほうも、11年乗ってもうチェーンが寿命だろうから、そっちも変えるとなると、道具は持っていたほうが良いかな、となりました。
幸い今はやり方動画もYoutubeで見られて便利な時代ですから、DIY交換やってみようと思います。何事も経験だしね。