久しぶりの新規開拓です。
やっぱり日本酒です。そして熟成魚が売りのようですね。
熟成魚も美味しかったですが、酒に合うおつまみも、どれも良かったですね。
周りにも美味しそうな店がたくさんあり、久しぶりの大山でしたが、また行きたいと思いました。
久しぶりの新規開拓です。
やっぱり日本酒です。そして熟成魚が売りのようですね。
熟成魚も美味しかったですが、酒に合うおつまみも、どれも良かったですね。
周りにも美味しそうな店がたくさんあり、久しぶりの大山でしたが、また行きたいと思いました。
割とよく飲んでいるお酒で、家でも何度か買ったことがあったような気がしていたのですが、実は初めてだったり!? お店で比較的よく飲んでいるからでしょうね。
「しぜんしゅ」の名の通り、自然米100%仕様とのこと。農薬・化学肥料を一切使用せず、肥料も有機肥料のみで、その原料も事細かに決めているそうです。
そんな福島さんのお米を使用し、米はあまり磨かず精米歩合は85%です。
とことん自然にこだわり、酵母も蔵付き酵母の生酛造りです。
写真の通りものすごい澱が沈殿しています。上澄みを楽しむという手もありますが、私は混ぜた本来の味が好きなので、撹拌します。
初回は冷や(常温)で。上立ち香はヨーグルトのような酸味とコメの甘味を感じます。
口に含むと…ヨーグルトドリンクのような酸味、甘みとともに、割と苦みもフワ~っと訪れますね。苦み旨味があり、また甘みとともに引いていく。余韻は長めです。
この手の濁りにありがちな、苦みや旨味主体ではありつつも、きちんと甘さも出しているのが面白いです。
そして数日経過後は、より甘みが増しました。やや苦みが後退し、酸味と甘味と旨味、これらが主体となります。生酛系におおい力強い酸味ではなく、穏やかで味わいのある酸味なのですよね。
冷やしてもその基調は大きく変わらず、一般に冷やすと甘みを感じづらくなるのですが、このお酒は冷やしてもバランスのよい甘みと酸味が広がります。
燗にしても美味いはず、が、その前に空けてしまいました…。次は燗も試したいですね。
福島のお酒、大好きです。どこの酒蔵も美味いんですわ。ぜひ味わってください。
試験醸造酒、最近色々な酒造で少量販売していますが、今回は「風の森」でおなじみの油長酒造の試験醸造酒です。
風の森シリーズは精米歩合(お米を精米する際の削る割合)をガッツリ削ったものからほぼ削らないものまで、各種販売していますが、こちらは風の森の中でも特に削らない部類で、何と精米歩合は90%です。10%しか削っていないということになります。
普段硬水を使ってで仕込む所、このver.3では軟水と、追水に超硬水と、水を分けているのがポイントのようです。深層地下水を使っている!
そして酒米は奈良県産秋津穂、長期低温発酵醪を使用しています。
アルコール度数はやや低めの14度。さてどんなお酒に仕上がっているかな?
開栓注意のラベルが蓋にあったので慎重に開栓。生酒なので冷やした状態でいただきます。
上立ち香はラムネとも瑞々しい葡萄とも思えるなんとも芳醇な甘みを感じます。口に含むと、爽やかなガス感とともに、香りに違わぬラムネ、葡萄の甘みと共に、結構な複雑味と旨味も出てきますね。酸味も適度にありますが、何と言っても複雑味がこれまで飲んだ風の森の中でも引き立っています。複雑味は、苦みとも酸味とも渋みが織りなすハーモニーで、これは今まで飲んだことがない味わい。それでいてちゃんと芳醇な甘みもあるので、決して飲みづらいお酒ではないのですが、上立ち香の芳醇な甘さからはちょっと想像がつかない感覚です。
まさに試験醸造らしい試みです。個人的に、この複雑味をあと少し抑えるだけで、かなり好みのバランスになりますね。
風の森、開発力も素晴らしいですね。日本酒発祥の奈良県を代表する酒蔵と言っても過言ではないでしょう。見つけたら買いですよ!
先日埼玉県は志木市の飯田酒店にやまね酒造の若林氏が来ているということで、「やまねのどぶろく」とともに買ってきたお酒です。
去年も購入しています。
前回の購入から1年以上経過し、その進化も気になるところです。
今回はやまね酒造の若林氏から直々に解説頂きました。
やはりこだわりのポイントは、若林氏が修業した新政酒造発祥の酵母である協会6号酵母(通称新政酵母)を使用し、木桶仕込み、絞らずに袋吊りで滴る酒を集めた無濾過生原酒であること。
ただし、やまね酒造は現時点で日本酒製造免許を持っていないため、日本酒の製造は出来きません。
このため、「やまねのみのり」は発芽玄米を10%加えることで、その他の醸造酒、という扱いで販売してるそうです。
日本酒製造のための酒造免許は、「酒税の保全上酒類の需給の均衡を維持する必要がある」との理由から、もう何十年も新規交付されていないからで、現在免許を持っている酒蔵から受け継ぐ(買収や廃業する酒造からの移管)しか手段がないのが現状です。
日本酒消費量が低迷する中、こうした時代錯誤な決まりには感心しませんが、「やまねのみのり」のように、日本酒の原料にプラスして副原料を添加することで、「その他の醸造酒」となり、これだと酒造の免許は取得できるそうです。
いわゆる「クラウトサケ」と呼ばれている、日本酒に近いその他の醸造酒となっています。
若林氏もいくつか酒蔵引継ぎなどの交渉は行ったようですが、実現していないのが現状です。
アルコール度数は製造ロットで大きく変わるようですが、今回は11度となっています。一般の日本酒よりやや低めです。
酒米は、ゆくゆくはやまね酒造の所在地である飯能産を使いたいとのことでした。
生酒なので、冷やした状態で頂きました。
上立ち香は以前のものよりフルーティさを感じます。口に含むと…瑞々しいリンゴのような酸味と甘みです。そして木桶仕込みらしい木桶の風合いがとてもバランスが良いです。強すぎず弱すぎずですね。
そして旨味がふわっと押し寄せて、さっぱりと引いていく後味。苦味は少なめです。
去年飲んだものは、冷えた状態ではややあっさりとした味わいでしたが、今回は冷えた状態から見事なバランスです。言われなければ発芽玄米が入っていることは分からないですね。それくらい滑らかです。
温度が上がるとより甘みが増しますが、決して甘すぎず、旨味と複雑味とのバランスはくずれません。
このお酒を飲んでふっと思い出したのが、まさに新政酒造のお酒。もちろん新政No.6の無双の境地とまでは行きませんが、あのテイストに近いものを感じさせました。新政酒造で修行しただけありますね。木桶が熟れてきた感があります。
着実に進化を感じさせます。いやなかなかですよ。日本酒として作れないのが本当に惜しいくらいです。
ますます今後の発展が楽しみですね。
様々な自然保護活動、やまねの保護を始めとする動物や昆虫の観察や保護活動など、本当に多忙に動き回っている若林氏とやまね酒造を応援したいと思いました。
ゆくゆくは日本酒が作れるようになる事を願います。
夏休みの帰省の函館で買ってきたビール。
一時期、地ビールは規制緩和でたくさん醸造所ができたものの、国産大手の味に慣れていた消費者からあまり受け入れられず、撤退した業者も多かったですが、こうした食文化も熟してきたのか、最近はまた地ビールが増えてきている印象。
函館は観光地故に、こうした地ビールも比較的売りやすいでしょうね。
今回買ったのはアルト(ALT)で、ドイツ西部のデュッセルドルフ地方を発祥とする上面発酵ビールです。近年の製法では下面発酵(ラガービール)が多いそうですが、この上面発酵は比較的高めの温度で発酵し、酵母が上に浮いてくるために上面発酵と呼ばれているそうです。
カナダの麦芽を使っているそうで。アルトビールはタンクで熟成中に、酵母の下にあるビールに圧力がかかることでゆっくりと炭酸が溶け込んでいくことで、まろやかな味わいになるのだとか。
要冷蔵なので冷やした状態ですが、適温はある程度温度を上げたほうが良いそうです。
香りはフルーティさよりもややビターな感じがありますね。口に含むと、これはコクが結構あるタイプですね。ホップの苦み渋みが割とありますね。
温度が上がると、ああこれが本来の目指した味なんだなと。甘みが出てきて、やや強かった苦味や渋味とのバランスが良くなりました。
アルトビールはやはり温度を上げて飲むビールですね。色々調べると、小さめのグラスで飲むのが良いそうです。
ビールは…国産大手を飲む限りは単純だけど、本場の製法でいろいろな種類と飲み方を知ると、本当に奥が深いですね。
いろいろ試したくなるのが地ビール。ちょっとお高いですけど、特別なひとときに。
埼玉県飯能市の山奥にあるやまね酒造、新政酒造で修行をした若林氏が創業した酒造です。小さな酒造で、現時点では日本酒製造の免許がないため、主にどぶろくなど「その他の醸造酒」を販売しています。
2021年よりお酒の販売を開始し、当時直売所で購入させていただきました。
瓶で販売するどぶろくは、ガス抜きの穴が空いている関係上通販ができないため、苦肉の策ということで冷凍バージョンも販売していました。
うちはYamaroも妻もどぶろく好きなので、いつでも買いたいのですが、何せやまね酒造は飯能市の山奥、車で1時間半近くかかります。なかなか購入が難しいのです。
ところがこんな書き込みがありました。
飯田酒店、志木市、ここなら買いに行ける距離だ! ということで、雨が降ったり晴れたりの微妙な天気の中ですが、妻と一緒に買いに行ってきました。
やまね酒造の若林氏の熱いトーク、そして飯田酒店も初めてでしたが、各種お酒のラインアップが豊富で、かつ店主も熱心に説明してくださいました。
飯田酒店もリピート決定だな!
さて買ってきたどぶろく、早速飲みました。
やまね酒造のどぶろくは、試行錯誤されているようで、最近は酵母を新政酒造で使われているのと同様に協会6号を使用し、木桶で仕込んでいます。
2021年に飲んだどぶろくはアルコール度数が6度でしたが、今回は3度とかなり抑えられていますね。
香りは仄かに木桶の香りがしますが、以前のものより木桶感は落ち着いた印象。ここは好みが分かれるところですが、このくらいが丁度良いかも。
口に含むと、まずプチプチとした発泡感、柔らかな口当たり、甘みは思ったより控えめで、旨味と苦みがまろやかに訪れます。
微発泡と米の粒の大きさが絶妙で、柔らかさが際立ちます。
濃厚な甘みのものが多いどぶろくですが、今回は甘さはやや抑え気味で大人な味わいです。アルコール度数が低いので、スイスイと飲めますね。その分アタックは弱め。
個人的に、アルコール度数はもう少しあっても良いかなと思うけど、これはこれで。
試行錯誤の末に、木桶と6号酵母仕込にたどり着いたそうで、今後の更なる発展に期待です。
そしていつか日本酒製造が出来ると良いなと思いました。がんばってくださいね!
やまね酒造代表のの若林氏、とにかく多才で、やまねの保護研究活動をはじめ、民泊にBBQ場もやっていますし、体がいくつあるんだというくらい活動されています。
現在、お酒は通販で買えませんが、今後も注目の酒蔵です。
夏休みに函館で買ってきたお酒です。普通に地元のスーパーに売っているんです。さすが地元! ちゃんと冷蔵コーナーで売っているお酒。こういうのが大切ですね。
今北海道の酒蔵がアツイ! 温暖化で北海道で酒米が多く作られるようになって、酒蔵も増えました。箱舘醸造もまだ若い酒蔵ですが、良いお酒を作っていますね。
本州でも取り扱う酒屋さんが増えてきたのは良いことです。
今回は折角なので別誂(べつあつらえ)の純米吟醸、磨き四割五分(精米歩合45%)を買ってみました。
酒米は北海道七飯町(函館の隣の町です)産の「きたしずく」、箱舘醸造も名前は箱舘(函館の旧表記)ですが、隣の七飯町の酒蔵です。
ちなみに、現時点で箱舘醸造の郷宝ブランドを含めた日本酒全て、要冷蔵商品となっています。生酒か火入れかの表記はありませんが、恐らく火入れしていたとしても極力抑えめなんでしょうね。
開栓すると、上立ち香は仄かな吟醸香で、いわゆる柑橘系とかではないですね。
口に含むと…なんてまろやかなんだ! こんなにまろやかなお酒はそうそうないぞ。ふわっとライチを思わせる甘みがまず広がるけど、このあたりがまろやかでふわっと上品に押し寄せます。酸味は弱め、あとから旨味、苦みが来ますが、これもまろやかで、余韻もスーッと綺麗に引いていきます。この感覚は他にあまりなく、びっくりしています。
本当に上品なお酒ですよ。いつまでも口の中で転がしたくなる味わいです。
他の郷宝とも一味違う感触ですね。これは飲み比べも楽しそうだ。
郷宝、函館土産として持ち帰るにはクール便が必至ではあるものの、ぜひお土産にもどうぞ。何なら暑い夏ならチョコレート系のお土産も溶けやすいので、一緒にクール便で!
通販でも扱うお店が増えてきました。ぜひ一度お試しください。
ワインのことは全くわかりませんが(笑)、乳がんで入院していた妻が無事退院しましたので、祝杯を上げることにしました。
妻が入院中は自分も断酒していたので、久しぶりのお酒♪
って買ったのは妻なんですけどねw。時々カルディでやっているシークレットでいいのが当たったようです。
イタリアのスパークリングワイン、BRUT(ブリュット)は辛口を示し、ブパークリングワイン製造過程で添加するリキュールに含まれる糖分の割合が少ないそうです。
イタリアのロンバルディアのワイン。CASTELLO DI CIGOGNOLA(カステッロ・ディ・チゴニョーラ)、比較的若いワイナリーのようで、2000年に設立されたようです。
そう言えば、日本でもここ最近は温暖化で北海道にもワイナリーが増えてきているという話を聞きました。
香りはりんごを思わせる感じですね。海外のサイトを見ると、ビスケットの香り、なんて表記も見ましたが、鼻が悪い自分にはよくわかりません。ワインは葡萄だから葡萄の香りがする…というわけじゃないんですね。
口に含むと、辛口ではあるけれどさっぱりとした甘みと酸味が豊かですね。柑橘系の酸味を感じます。スパークリングですが、発泡感は程々で、炭酸でごまかしている感じはないですね。やすいスパークリングワインは、シュワシュワの発泡感でごまかしているものもあるけど、これはきめ細やかな印象です。後味はドライでさっぱりとしています。ザ・食中酒ですね。
色が濃いのは黒ブドウを主体としているからかな?
これは素直に美味しいワインです。いつも買っている千円代のワインとは流石に違うな~と思わせます。ワインは物によっては百万円を有に超えるものもありますが、一般庶民が買えるこのあたりがボリュームゾーンなのかな?