武器学校・土浦駐屯地解説71周年記念行事に行ってきた その2

装備アトラクションの続きです。

戦車の登場です。2023年度いっぱいで全ての74式戦車が退役します。このため、動いている姿を見られるのはもう残り少ないのです。
そう、今回は同じく今年度いっぱいで退役する203mm自走榴弾砲と共に、74式戦車の雄姿を見るために来たのです。

74式戦車、90式戦車10式戦車と3世代の戦車のパレード。これが見られるのは今年度いっぱいです。
数の上でもずっと主力で有り続けた74式戦車でしたが、いよいよ姿を消そうとしています。ただ、現在も残った74式戦車による訓練も精力的に行われているようで、古くても状況によっては十分戦力になることは、ウクライナ戦争でも証明されています。

AAV7、結構動きが早いです。そして戦車回収車群、先頭の78式戦車回収車は、74式戦車の車体を流用し、クレーンを搭載しています。これがカッコいい! 重厚感は戦車とはまた違った魅力です。これも退役が近いのでしょうか?

そしていよいよ74式戦車の空砲発射です。203mm自走榴弾砲は狭い訓練場では音が大きすぎるため、99式自走榴弾砲が代役を、そしてFH70が空砲を発射しました。

こちらはNikon Z 9の4.1K 120p動画からの切り出しになります。

SONYのα9IIIの120fps連写が話題ですが、Nikon Z 9はスチルの場合、RAWで撮れるのは20fpsまで、戦車砲の発泡炎を捉えるには120fpsあると便利ですが、Z 9では120fpsはJPG限定かつ画素数が落とされます。これは恐らく、30fps以上の高速連写モードはイメージセンサの動画モードからの出力を流用していると思われます。
このため、今回、RAW動画のN-RAW 4.1K 120pで撮影して切り出ししました。ただ、Davinci Resolveの無料版は、60fpsまでしか出力できないのです。取り込みは可能ですが。
Resolveで現像して出力しています。

残念ながら、3世代戦車が空砲発射したシーンは、前の人に遮られて撮影できず! でもまあ74式神れたので満足です。

続く…

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