予定を変更してのんびり日本カメラ博物館へ

本当は日曜日、清水マリンフェスタで護衛艦と戦闘機を撮ろうと思っていたんですけど、行きは良いけど帰りが遅くなりそうで、予定時間に間に合わなそうだということが判明。
撮影はキャンセルして、午前はのんびりと、午後は以前から行こうと思っていた日本カメラ博物館に初めて行ってきました。

半蔵門駅から徒歩5分、皇居のすぐ近くです。ちょっと路地の奥まったところにある建物です。

観たかったのはこれです。

入場料が大人300円とは現在の基準だととても安いですね。
この博物館が入っているビルは、日本カメラ財団のもので、元々は1954年(昭和29年)、戦後日本が外貨獲得のために色々なメーカーがカメラを製造輸出していましたが、それらカメラが一定の品質を保てているか検査し、お墨付きを出す機関だったそうです。
現在はカメラや写真文化を啓蒙する機関として活動しているそうです。

博物館は地下1Fですが…

え、やってる?ってくらいにちょっと薄暗い。一瞬今日は休館日かと思っちゃいました。ちゃんと調べてから行ったので休みってことはないと思うけど。

恐る恐る階段を降ると…

良かった営業中です。明かりがついていました。
なお、館内は撮影禁止なので写真はありませんが、日本の戦前からのカメラ、またカメラの起源など、さすがカメラ博物館だけある展示でした。
日本のカメラの歴史では、小西六(現在のKONICA MINOLTA)が戦前からカメラを作っていて、日本のカメラメーカーでもっとも歴史のあるメーカーでした。KONICA MINOLTAは現在ではカメラ事業をSONYに移管しましたが、80年代にはSONYも独自にマビカというフィルムではない電気信号でアナログ記録できるカメラを製造していたので、こういったメーカーが統合されて今や日本でもシェアの高いカメラメーカーに発展している、というのがよくわかりました。

思ったより小粒な博物館でしたが、所蔵するカメラは展示されているもの以外たくさんあるそうで、そういったカメラは企画展で展示されるようです。
また著名な写真家のカメラなんかも展示されています。

文字では伝わらないので(笑)、是非足を運んでみてください。

手ぬぐい買いました

おみやげに買ってきた手ぬぐい、なんかこの手書きのイラスト良い感じ☺️