【やまね酒造】やまねのみのり(にごり試験醸造)

冬休み終了しました。週末、結局酒を買いに行ってきました。

やまね酒造赤沢醸造所

場所はこちらです。

パッと見は醸造所とはわからないですが、ここがやまね酒造の醸造所。隣の民家がやまね酒造の民泊をやっている所みたいですね。

これを見て行ってきました。限定酒ということで、気になるじゃないですか。

【やまね酒造】やまねのみのり(にごり試験醸造)

いつもの「やまねのみのり」だけでなく、試験醸造のにごりがあったので、そちらを購入してみました。発酵が進みガスが発生するので、蓋に穴が空いています。
赤丸シールが貼られているの試験醸造みたいですね。

【やまね酒造】やまねのみのり(にごり試験醸造)

おお、澱が沈殿していますね。アルコール度数は9度と低め。木桶仕込み、6号酵母を使用、袋吊りの無濾過生原酒というのはいつもの通りです。
やまね酒造は日本酒の製造免許がないため、発芽玄米を加えた「その他の醸造酒」扱いとなります。これは日本酒(清酒)の醸造免許が事実上新規申請できない日本の酒税法の制約です。なんとかならんものですかねぇ…
ブロクのカテゴリでは便宜上「日本酒」としています。

澱を混ぜるとシュワシュワと発泡してガスが出てきました。ガス穴が空いている蓋なので、傾け厳禁です。穴が空いているので吹き出しはしないですが。注いでもプチプチ感はありますね。

上立香はやはり木桶仕込みだけあって、木桶の香りが豊かです。口に含むと…おおお、爽やかなガス感、プチプチ感の中に力強い酸味、木桶の味わい、甘味はやや控えめで、いつもの「やまねのみのり」よりも酸味と旨味に振った印象ですね。ヨーグルトのホエーを感じさせます。澱が絡んで旨味と苦みもありますね。
木桶の味わいが本当によく、何だか癖になる味わいですね。ただ、この力強い酸味は好みは分かれそうですね。とは言え、最近味の方向性が定まってきた通常版「やまねのみのり」から更に試行錯誤している様子が見て取れます。
試験醸造は、すでに何度か「やまねのみのり」を飲んでる方におすすめです。が、普段買えないお酒でもあるので、一期一会ですね。買えるタイミングがあれば。