この手のレンズにボケ味を求めるのは酷だけど…LUMIX G VARIO 14-140mm

マイクロフォーサーズの場合、同じ画角でフルサイズ機と比較した場合、どうしてもボケ量が小さくなるため、中途半端なボケになりやすく、割とレンズの性能がわかりやすく写真に出てしまいます。

LUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 背景ボケが二線ボケ

こちらはマイクロフォーサーズ用の高倍率ズームのLUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.(リンク先はII型で写真は初代ですが、光学系は同じ)ですが、97mm付近(フルサイズ換算200mm程度)で背景のボケが二線ボケです。いわゆるううるさいボケですね。

10倍ズーム故に、光学系は結構無理をしています。大昔のフィルム一眼レフ用の高倍率ズームよりはずっと高性能になり、解像力低下もあまり感じませんが、唯一このレンズの欠点はボケが二線ボケになるということ。しかもフルサイズのようにセンサが大きければ、多少レンズ自体に二線ボケがあっても、ボケが大きくなりごまかせますが、マイクロフォーサーズの場合は大きくボケないため、割と目立つんですよね。

このあたりは便利ズーム故の欠点です。とはいえぜひ改良してほしいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です