COVID-19によるテレワークももう1ヶ月以上になり、すっかり慣れてきた今日この頃。
最初は違和感のあったSkype会議なんかも、最近はだいぶ慣れてきました。あ、弊社は機密の関係で、会社PCのカメラは使えないため、音声とパワポ資料やデスクトップ上のアプリの画像表示程度しか、画像表示しません。発言タイミングとかが難しいですが、背景とか気にしなくてよいし、帯域も食わなくて良いので、個人的にはこれでいいと思っています。
さて、テレワーク中は、自宅待機の子どもたち、特に今年度小学生になった娘には、入学式以来一度も登校していませんが、学校から時間割と課題が出されていて、その中にはネット動画を見る、というのもあるので、リビングではそれ用にタブレット(Fire HD)か、サブで使っているノートPC(6年くらい前のDynabook R73)も並べています。
大した作業には使わないので、このPCをもう少し活用してみよう、ということで、職場の方から勧められたのが、表題のFolding@homeです。
何かというと、分散コンピューティングといって、個人や団体が所有しているPCやワークステーション、スマホのCPUの余力を使って、科学研究解析を行うプロジェクトで、この手のものは昔からありましたが、このFolding@homeは、分散コンピューティングでかなり効率がよいようです。
何でも、この4月には、世界のトップ500のスパコンの演算能力を上回る処理をこなしたそうです。すごいですね!
ということで、早速インストール。
ブラウザアプリではないので、ソフトはPCにインストールしなければなりませんが、Folding@homeの進捗状況やCPU使用率設定は、ブラウザからでもできます。
試しに、Powerを”Full”にしたところ、CPU使用率はほぼ100%となりました。それでも、その状態でブラウジングやYouTubeで動画を見る分なら、6年前のノートPCのdynabook R73(Core i7-4210MQ 4コア8スレッド)でも、特にもたつかずにできるので、処理の分配はよくできていますね。
ただ、この状態では、PCのファンがフル回転しっぱなしで、CPU温度も90℃まで上がるので、さすがにその状態で動かしっぱなしだと、PCが壊れそうで(笑)、Mediumだと8スレッドから7スレッドに(Core i7-4210MQの場合)なり、CPU使用率も80~90%前後となるので、そのくらいがちょうど良さそうです。細かい調整も可能なので、詳しくはアスキーのこの記事を御覧ください。
ちなみに、COVID-19に特化した処理も可能です。その際は「I support research fighting」タブから「COVID-19」を選択することで、それに特化した研究の解析に貢献可能です。
これで、たまにしか使わないサブPCが日の目を見ますね~(そろそろ新しいサブPC欲しい…)