サイボクに行ってきた

本当は昨日更新する予定だったブログ、日曜の朝から、妻が包丁で指を切ってしまって、てんやわんやでして…。久しぶりに1日空けてしまいました。

その前日、妻がお仕事だった土曜日、子どもたちを連れてサイボクに行ってきました。

サイボクハム

ここは有料のアスレチックのある公園、サイボクの森が出来たので、1日子供を遊ばせておけます。土曜日は気温も高く、上着もいらないくらいでした。

まずは腹ごしらえで、メガトンセットを。屋外で食べるので、コロナ禍のご時世、外なら安心かな?

メガトンセットを頂きました。やっぱりちゃんとしたハムやベーコンは美味いですね。

後は子どもたちを遊ばせるだけ。遊ばせがてら、お気に入りの単焦点レンズで写真を撮ったり。

AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED / AF DC-Nikkor 135mm f/2D / AF Nikkor 20mm f/2.8D

特にこの中で、AF Nikkor 20mm f/2.8Dは、クモリ発生で光学系を交換修理してもらってから、晴れの日に撮影するのは初めてだったり。

サイボクの森

特に絞り開放で撮る条件ではないのですが、あえて絞り開放で撮ったのは、このレンズ、絞ると少し線の描写が太くなるのです。絞り開放のほうが、線が繊細になる描写です。人によっては緩いと思うかもしれませんが、修理で光学系も一新されて、再調整が入っていますから、状態としてはベストでしょう。周辺は流れますが、中心部は開放の遠景でも、解像力は悪くありません。

私は解像力至上主義者ではないし、広角レンズの周辺まで解像していなきゃ嫌というタイプでもありませんから、このレンズは自分にとって、必要にして十分なレンズです。何よりコンパクトなのが魅力。ミラーレスになってから、ボディはコンパクトなのに、レンズは一眼レフ用より大きいレンズも多いご時世、こういう軽量なレンズは大切にしたいです。

でも、やっぱり今回持っていった中では、DC-Nikkorが一番楽しいレンズかな?

DC-Nikkor、モータ非内蔵のレンズゆえ、コンティニュアスAFは苦手かなと思いきや、動き回る子供も案外ちゃんとピントが合っていますね。
そして、全て絞り開放で撮影。どこかの光学設計者が、絞りはいらないと言っていますが(笑)、このレンズも本当にそう感じます。絞る意味ないもんね。

AF Nikkor 20mm f/2.8D

そんなこんなで1日遊びましたとさ。

サンワダイレクトのモニタアーム 100-LA018がとても良かった

先日、モニタアームを買い替えたい、という記事を書きましたが、結局あの記事で書いたサンワダイレクトの100-LA018のような、省スペースなクランプを備えた製品は他に見つけられなかったので、同製品を購入しました。


サンワダイレクト 100-LA018 案外小さい箱で届いた

梱包は案外小さいですね。
では早速取り付け。

の前に、現状、サブモニターをどう取り付けているかというと…

ergotron Neo-Flex LCDアームをカラーボックスに無理やりくくりつけて使用

あまり考えずに、安価なergotronのNeo-Flex LCDアームを買ったのですが、クランプ部が今使っているパソコンデスクに取り付け不可能、そもそも買った当時、クランプのサイズを全く考慮していなくて、仕方なく隣りにあったカラーボックスに取り付けて使っていました。
カラーボックスなので当然剛性はなく…
仕方なく、パソコンケースにアームを載せて、剛性のなさを誤魔化していました。
でもこれはモニタを動かすときにかなり不便で、せっかくのモニターアームを活かせず。

ってことで、クランプ部のサイズ、しっかり確かめましょう(笑)

とてもコンパクトなクランプ

サンワダイレクト 100-LA018のクランプはとてもコンパクト!

サンワダイレクトの100-LA018の特徴は、なんと言っても下に出っ張らないコンパクトなクランプです。
天板の下にクランプのネジがないので、ごく僅かな隙間でも設置できます。これは、クランプのネジが出っ張る多くのモニターアームにはない特徴です。

パソコンデスクの端部に取り付け、ここに付けたかったのよ!

この狭い場所に取り付けできました! ここに付けたかったのです。まさに理想のモニターアームでした! このパソコンデスクは、もう20年近く使っていますが、やっと考えていた理想のモニタ設置ができるようになりました。

こんな感じでクランプが取り付けできれば、後はアームを差し込むだけです。分割取り付けできるので、その点でも、分解できないこれまでのNeo-Flex LCDアームとは格段に取り付けのしやすさが違いますね。

こんな狭い場所にしっかり取り付けできた

ごちゃごちゃしていて汚くてすみません(って誰に謝っているんだ?)。これこれ、これをやりたかったのです。
メインディスプレイはパソコンデスクにそのまま設置、サブはモニタアームで、これを長年やりたかったのです。
アームを設置している場所にこれまで置いていたサブウーファー(30年以上前のSONY BeSIDE DOGA SRS-D3)は、モニタの裏に設置しました。このスピーカーも、デッドストックをハードオフで買ってからもう13年使っています。
我が家には1980年代後期のオーディオ、まだ現役なんですよね。
パイオニアのM-90aやS-99TwinXとかね。バブル期の設計のものは頑丈ですね。

理想のモニタ環境が完成

今までと大きく変わらないのですが、モニタアームが本来のモニタアームの使い方らしく、自由にモニタを動かせるのはやっぱりいいです。今までは、モニタアームと言いつつほぼ固定でしたので。
ガススプリングなので、理想的な高さに設定できますし、このアームは27インチ程度の10kgの重量まで対応できるので、一般的なPCモニタサイズなら、十分ですね。
上位機種の100-LA050なら、8~20kgのモニタにも対応できます。

サブモニタは発注済みですが、届くのは来月。早く来ないかな?

BENQ SW271C発表! EIZO CS2740のライバル

BENQからカラーマネジメントディスプレイSWS271Cが発表されました。
SW271のマイナーチェンジ版ですが、SW271にはなかったユニフォーミティ補正(ムラ補正)を搭載し、ルックアップテーブルを14bitから16bitに強化しています。

「SW271C」の画像検索結果
BENQ SW271C

SW271の後継機はそろそろ出るんじゃないかなと思いつつ、CS2740を導入しましたが、もしSW271Cが比較対象としてあったならば、結構迷ったと思います。
SW271も271Cも、HDR10に対応(CS2740はHDR非対応、動画向けCS2740-Xは対応)で、DisplayPortもVer1.4(CS2740/CS2740-XはDP1.2)に対応しています。SW271はHDR10はHDMI接続しなければなりませんでしたが、SW271CはDisplayPortでも対応するのかは、調べているところです。規格としては、DP1.4以降でHDRをサポートしています。

自分は現状、写真メインのため、またHDRコンテンツはまだPCで再生できる機会は限られているのでスルーですが、もう数年もすれば一般的になるんでしょうね。

SW271C、お値段はCS2740とほぼ同額の19万円前後となるようで、ユニフォーミティ補正がある分、コストがかかるのでしょうね。

CS2740は、プロ御用達のEIZO製で5年保証付き(BENQは3年保証)、故障修理中の代替機貸し出しと、サポートは万全で、この辺りはBENQとの差となっていますが、スペック的にはSW271Cのほうが動画型を含むと上回っています。CS2740の動画映像制作用バージョンのCS2740-Xは、更に価格が高く、DPも1.2のままです。

いずれにしろ、強力なライバルであるBENQが同じ土俵に立ったことで、EIZOも次期モデルは写真用と動画用2つに分けずに、両対応になるのではないでしょうか。


EIZO ColorEdge CS2740BENQ SW271BENQ SW271C
画面サイズ27インチ27インチ27インチ
解像度3840×21603840×21603840×2160
パネルタイプIPSIPSIPS
バックライトタイプ高色域LED白色LED白色LED
カラーモードAdobe RGB
sRGB
AdobeRGB
sRGB
DCI-P3
BT.709
BT1886 BT.2020
AdobeRGB
sRGB
DCI-P3
BT.709
BT1886 BT.2020
表示bit/LUT bit10bit/16bit10bit/14bit10bit/16bit
HDRHDR10HDR10 / HLG
ユニフォーミティ補正対応(自動)なし対応(自動)
H/W CAL外部キャリブレータ内蔵/外部キャリブレータ外部キャリブレータ
入力端子USB Type-C (DisplayPort Alt Mode, HDCP 1.3)
DP1.2 (HDCP 1.3),
HDMI (Deep Color, HDCP 2.2 / 1.4)
2x HDMI 2.0、1x DP 1.4、
1x USB Type-C
2x HDMI 2.0、1x DP 1.4、
1x USB Type-C
遮光フード別売り付属付属
実売価格18万円強13万円強18万円強
27インチ 4K ハードウェアキャリブレーション対応ディスプレイ

DisplayPort1.4→HDMI2.0ケーブルを買ってみた

色々試してみたいことがあったのと、サブディスプレイの4K化に向けての準備もあり、表題のケーブルを買ってみました。
意外とないんですよね、このスペックのケーブルって。

アクティブDP to HDMI, CableCreation 4K@60Hz HDR 8FT(約2.5M)DisplayPort to HDMIモニター変換ケーブルDP to HDMI 4K UHD A&V同期(オーディオ&ビデオ同期) Eyefinity技術マルチスクリーン対応 ブラック

グラボをDisplayPort1.4(以下DP1.4)出力対応のNVIDIA Quadro P2000に更新しましたが、DP1.4に対応するディスプレイは、現状ではまだ少ないのです。
多くのディスプレイは、DP1.2の入力端子となっており、我が家のメインディスプレイである、EIZO のColorEdge CS2740もDP1.2となっています。

DP1.2でも、4K10bit 60Hz表示に必要な帯域である15.68Gbpsは満たしています。
参考までに、下の表にそれぞれの入力端子の規格の帯域を記載してみました。

帯域幅 / 伝送速度HDR
DisplayPort1.430.4 Gbps / 25.92 Gbps (8.1 Gbps × 4レーン)対応
DisplayPort1.221.6 / 17.28 Gbps (5.4 Gbps × 4レーン)非対応
HDMI2.148 Gbps / 42.6 Gbps(12Gbps x 4レーン)対応
HDMI2.0a/b18 Gbps / 14.4 Gbps2.0a対応
2.0bはHLG対応
HDMI1.410.2 Gbps / 8.16 Gbps非対応
HDMI1.2 4.95 Gbps / 3.96 Gbps非対応
DP / HDMIの伝送速度とHDR対応

DisplayPortもHDMIも、バージョンで帯域が異なります。実は、DP1.2ではHDRには対応していません。HDRに対応するには、DP1.4またはHDMI2.0以上が必要となっています。

4K HDR 10bit 60HzのRGBロスレスの場合、帯域は20Gbps必要とされていて、これを伝送できるのは、DP1.4またはHDMI2.1です。どちらもまだ普及はこれから、といったところです。
現在、多くの4K HDR対応ディスプレイは、実はHDMI2.0のディスプレイがほとんどです。

ここでお気づきと思いますが、HDMI2.0は、RGBロスレスでは帯域幅が不足しているのです。
そこで、これらHDMI2.0対応ディスプレイは、RGB各色4:4:4の割合で伝送するのではなく、YUVという色差信号を使用して、間引いています。

Wikipedia YUVページより引用

YUV方式では、色をRGBに分けるのではなく、Y(輝度信号:上の写真の2枚目のモノクロ)とCb(Pb), Cr(Pr)(2種類の色差信号:上の写真の3枚目と4枚目)の信号を組み合わせることで、色表げ右舷を行っています。

YUV方式でも、それぞれのY,Cb,Cr信号の比率を4:4:4とすることで、最高品質を得られますが、それらのうちCb,Crの色差信号の割合を減らすことで、トータルでの伝送レートを減らすことが出来ます。

例えば、4:2:2や4:2:0という比率を使うことで、伝送レートを少なくすることが出来ます。このうち、4:2:0は、実質的には4:1:1(詳細はWikipediaのYUVのページで)となります。

HDMI2.0による4K HDR 10bit 60Hzの信号は、このYUV方式による4:2:2または4:2:0(4:1:1)で情報量を間引いて、実質的に伝送レートを下げているのです。

コンピュータの世界では、昔からRGBによる色伝送が一般的でしたが、一般家庭用の古くはビデオデッキ、DVDなどのメディアは、YUV方式による信号の間引きである「クロマ・サブサンプリング」が用いられているのです。


というわけで、現状、多くのディスプレイでは、DP1.4による4K HDR 10bit 60Hz RGB(長い!)には対応せず、HDMI2.0接続によるYUV方式のHDRが用いられているのですね。

最近では、ミラーレス一眼の一部の動画では、RAW動画やHLG(Hibrid Log Gamma)方式のHDR動画が撮れる機種も出てきており、モニタ側にもそれらに対応するものが求められているのですが、どうもHDRという言葉だけが先行している気がしてなりません。
もちろん、これらをフルスペックで求めると、モニタも相当な業務用のハイエンドになってしまいますから、ある程度妥協が必要なのですが、もともとRGBの世界だったPCにYUVも入ってきている現状、使い手も混乱してしまいますね。

これからは動画系の知識も広げないとですね。

そんなこんなで、DP1.4をHDMI2.0に変換するケーブルが必要だったわけですが、果たしてうまくHDRに対応できるか、そもそもまだ対応動画コンテンツも少ないですし、Amazonプライムビデオは、PCでは4K HDRに非対応なんですよね。

【写研埼玉工場】跡地の現状(21/2/8)

2月8日、たまたま朝早く行けたので、久しぶりに朝の写真です。

【写研埼玉工場】跡地の現状(21/2/8)

いよいよ、スーパーマーケットの建造が本格化してきました。重機も搬入されて、掘削と杭を入れる工事を行っているようです。

当たり前だけど、もうここに写研があった面影は全く無いですね。
唯一、手つかずの厚生棟の存在のみが、かつてここに写研があったことを示しています。


モリサワ OpenTypeフォントの共同開発で株式会社写研と合意

ところで、先月の話になりますが、今や日本のトップフォントメーカーとなったモリサワが、写研の保有する書体を、両社共同でOpenTypeフォントとして開発することに合意したそうです。

写研創業者の石井茂吉氏とモリサワの創業者である森澤信夫氏が、1924年に写植機の特許を取得してから100年目となる2024年に、写研フォントをリリース予定とのこと。
2024年は、ISDN回線終了の年でもあり、写研の電算写植機の課金カウントシステムもISDN回線の終了とともに、事実上使用できなくなります。
写研はそのタイミングで会社を閉じると噂されていましたが、写研フォントをモリサワがOpenType化することは感慨深いものがあります。
元々写研もOpenType化に向けて動いていた時期もあり、しかし、すでにデザイナーなど多くの技術者が退社していた写研だけでは、もはや実現できなかったと思われるだけに、写研フォントがこのまま消えることなく、モリサワに引き継がれて、本当に良かったですね。

元々は1つの会社で写植機を開発した両者が、この先、事実上モリサワに統合されるのでしょうね。
かつては1つの会社で、2つに分かれてからはライバル同士だった両者が、2024年に向けて動き出している、素晴らしいことですね。

【油長酒造】風の杜 秋津穂807 試験醸造② 無濾過無加水生酒

風の杜と言えば、味の劣化を防ぐために一升瓶を辞めて四合瓶のみの販売、そして様々なシリーズを取り揃えていることでも異彩を放っていますが、特にこの807シリーズは、精米歩合を80%と、米の削りを少なめとし、あえて米の表面の雑味も取り込んで仕立てているお酒です。

【油長酒造】風の杜 秋津穂807 試験醸造② 無濾過無加水生酒

通常、お米は削ってその芯に近い部分を使うほど、スッキリとした味わいになります。精米歩合50%以下は大吟醸酒となり、高級なお酒は大吟醸が多いのですが、807シリーズはその逆、米の削りを抑えて、雑味をあえて残しています。

よくスーパーで売られている安いお酒も、当然コストを抑えるために精米歩合は高めのお米ですが、あちらはそもそも形の崩れた、砕けた米で作っているようですが、こちらはちゃんと形のある酒米「秋津穂」を使用して、ごく僅かに削っています。

【油長酒造】風の杜 秋津穂807 試験醸造② 無濾過無加水生酒

温度管理をしっかりと行って、超低温でじっくり長期間熟成発酵したとのこと。
このシリーズは、毎回驚かされます。吟醸酒や大吟醸酒だけが美味しい酒じゃないんだよ、というのを気付かされます。精米歩合だなんてのは、製造過程の単なる記号なんだなと。

と、ポエムを書いたところで早速開栓(笑
ガス感は、吹き出すほどではないにしろ、ポンと音を立てて開きました。
注ぐと、微発泡らしいちょっとしたシュワシュワが。
香りは仄か。決して華やかではなく。
そして口に含むと、まず開戦直後の冷えた状態では、すっと米の甘みが入ってきます。メロンのような滑らかな甘みです。酸味はこの時点ではあるけど強くはなく、後味に独特の苦味、渋みが僅かにあります。
ほんの少し温度が上がると、酸味感もより出てきます。メロンにバナナが加わったような、しかし実際のメロンやバナナほどの濃厚さではなく、スッキリとした飲みやすい味わいも。ここに来て酸味も出てきて、これが酸味好きのYamaroにはたまらないです。そして、やはり独特の苦味もあり、これが削らない秋津穂の表面の部分のせいなのか、酵母によるものかは分かりませんが、あえて削らないお酒ですから、このくらいの個性はあっていいでしょうね。

【油長酒造】風の杜 秋津穂807 試験醸造② 無濾過無加水生酒

風の杜シリーズ、四合瓶で、開栓後の味の変化が大きくないうちに呑みきって欲しいのでしょうけど、多少の変化は味わいたい。でも、個性があっても、飲みやすさは風の杜シリーズに共通していて、決してどっしりしすぎないのですよね。
なのでついつい呑みすぎてしまいます。初日にして、もう半分です。

第3段はあるのかな? 値段もお手頃ですし、また買いたいな~。

嫁車12年目にしてやっとLED化した

先日購入した、T8x28という微妙なサイズ用のLEDランプ。

左下のT8x28という微妙なサイズ用のLEDランプ

取り付けは簡単なのに、自分の車じゃない&駐車像が遠いと、ちょっとしたことも億劫です。ああ、自分の車ならなぁ。
ってことでやっとこさ取り付けしてみました。

安っぽい金具で保持されているT8x28純正バルブ

え、こんな安っぽい金具だけで保持されているの!? こんな設計でよく12年間、脱落しなかったですね、ってくらい安っぽい。でも落ちないのだから、これでいいんでしょうね。これがトヨタ車のコストダウン戦略なのか? 実害ない場所は手を抜く、そういうことなんでしょう。

サクッと交換、最近のLEDは極性関係なく点灯してくれるのもありがたい。本来ダイオードは方方向しか電流が流れませんからね。

さすがに高輝度ランプ、明るいです

12年無交換だった純正のバルブと比べると、さすがに明るさは桁違いですね。もう少し光が広がってくれればなお嬉しいですが。

ちなみに、T8x28というバルブ、2000年代のトヨタ車の荷室にはよく使われていたようですが、エスティマもビッグマイナーチェンジの際に、一般的なT10x31に変更されたようです。

元々他のルームランプは、7,8年前にすでにLED化済みで、荷室だけがなかなか交換できず放置していましたが、今やLEDランプもお安く変える時代になりました。

今は新車だと、ルームランプもほとんどLED化され、ヘッドライト含め、あらゆる灯火類はLEDかされてしまいましたね。球切れする心配もない代わりに、壊れたときの交換は、基板実装されていると面倒ですね。

我が家初! 松阪牛を食す

昨年、COVID-19の影響で妻の職場で恒例だった、ディスニーランドのホテルでのクリスマスパーティーが出来なかった代わりに送られてきたグルメカタログギフト。
その第2段がやってきました!

デデ~ン!!(効果音)

松阪牛 肩と肩ロース

泣く子も黙る松阪牛だ! 写真奥が肩、手前が肩ロースです。ロースの方が霜降りですね。

松阪牛を食べるもの久しぶりですけど、それを自宅で食べるのは、多分初めてかも。

まずは肩から

肩のほうは、脂身が少なめ。ですが、肉厚で柔らかく、さすがに子どもたちも美味しかったらしく、上の娘は結構食べましたね。ただ、子供らにはもったいないので、フランクフルトソーセージも与えて誤魔化しましたが(笑

次は肩ロース

でもって次は肩ロース。いやぁ、トロトロですな。肉厚なのに、とろけるような滑らかさ。
網焼き推奨ですが、一応我が家のホットプレートは、油が落ちる穴が開いているので、しつこすぎず頂けました。
娘には少々油っこすぎたようです。
松阪牛は脂の融点が低くて胃もたれしにくいそうですが、こりゃ胃もたれ確実だなぁと思った次の日なんともなかったので、いい肉はやっぱり違いますね。

個人的には、嫁さんの職場のクリスマスパーティより、家でいい肉食べられる方が良いですね。今年ももらえるかな?

アレな映画「空母いぶき」を見てみた

なんだかAmazonプライムビデオで、映画「空母いぶき」が見られると知って、久々にワクワクしちゃいました。色んな意味で。
プライム会員は現在無料で見られるようです。

公開前の前評判から、かわぐちかいじの原作自体が、尖閣諸島に上陸した中国との戦いを描いているものなので、今の邦画に描けるのか? と話題になりましたが、蓋を開けてみれば、映画版では、敵国は中国ではなく、架空の国家共同体「東亜連邦」になりました。
このよくわからない忖度で、もう日本は中国に負けたも同然。
だいたいストーリーも、原作は本来尖閣諸島の領有権を主張している中国というリアルな世界があって成り立っているのに、架空の国家が、その背景もあまり説明せずに一方的に攻撃してくる、東亜連邦の意図は全く伝わってこないし、ただただ向こうは攻撃をしてくるだけ。
映像の情報が少なくて、言葉のやり取りだけで、リアリティがなさすぎでしょう?

この映画の監督は若松節朗氏、ホワイトアウト、とか、沈まぬ太陽とか、有名でそこそこヒットした作品も作っているのですが、ミリタリ系は弱いかな? いや沈まぬ太陽は面白かったのですけどね、本作は全てが軽いですかね。
空母いぶきに乗り込んでいる、緊張感のない全然取材しない記者とか、だと思ったら無断で映像送ったりとか、どれをとっても設定がメチャクチャですわな。

レビュー記事は、Newsweekの古谷経衡氏の記事がまとまっていて読みやすいので、ここでは艦艇マニア視線でツッコミを入れてみましょう。

※一部ネタバレも含まれますので、まで見ていなくて楽しみにされる方はご注意を!

出てくる護衛艦名が微妙に実在艦

出てくるのは架空の護衛艦なはずなのに、艦艇マニアを混乱させる護衛艦「はつゆき」の登場です。

映画「空母いぶき」より

護衛艦「はつゆき」は、現実世界ではすでに退役していますが、実在した艦です。

出展:海上自衛隊HP https://www.mod.go.jp/msdf/equipment/ships/dd/hatsuyuki/#130-1 はつゆき型護衛艦「まつゆき」 HSS-2B載っている、かなり昔の写真ですね


映画に出てきた「はつゆき」は、現実の護衛艦の「あさぎり」型のCGです。

ちなみに、あさぎり型は、はつゆき型の1つ後の世代の護衛艦です。

出展:海上自衛隊HP https://www.mod.go.jp/msdf/equipment/ships/dd/asagiri/#151-1

ほとんどの人にはわからないでしょうけど、どうせなら、ちゃんと実在しない艦名にしてくださいよ~。まあ、こういうのは、アメリカ映画でもあったりしますけどね。

12発の潜水艦発射型対艦ミサイル、CIWSだけで撃ち落とす

映画「空母いぶき」より

12発も、そんなに潜水艦発射型ミサイルって一気に発射できないから(笑
垂直発射機でもなさそうですし。ミサイルのブラストも少なすぎますね。

実際の潜水艦発射型ハープーン対艦ミサイルの発射シーン

潜水艦から対艦ミサイルを発射するのは、今でこそ射程の長い巡航型の対艦ミサイルも出てきていますが、基本潜水艦のレーダーやソナーの探知範囲からでの射程では、逆に潜水艦の居場所を晒すことになり、結構危険なんですよね。

そして12発のミサイル、ごちゃっと固まって飛んできて、挙げ句11発は空母いぶきのCIWSで撃ち落とされる(笑

映画「空母いぶき」より

CIWSは、自衛隊では「高性能20mm機関砲」として採用されている、レーダー射撃管制内蔵の全自動機関砲ですが、さすがに11発ものミサイルをそれだけで落とすのは難しでしょう。
だいいち、あんたら艦隊で動いていて、ご丁寧にイージス艦2隻も冒頭で紹介されたのに、事もあろうにこれら艦隊防空の要のイージス艦、全くミサイルを撃たない! 何やってるんだろうか?

そして空母いぶき、1発被弾しましたが、その後、被弾したことはまるでなかったかのように復旧されています。12時間で復旧したそうですが、その当たり描けなかったのでしょうか? 被弾して復旧するのは、ピンチを切り抜けたシーンとして使えそうなんですけど。

丸腰のファントム登場!

映画「空母いぶき」より

敵国の戦闘機(架空のMig-35)に対して、航空自衛隊機はファントムのお出まし! しかし、この状況で丸腰! ミサイルは搭載していないし、そもそもミサイルの搭載ラックもない!
そして無線で「警告射撃を受けた」なんて言っているけど、後ろに回って撃ってきた時点で警告じゃないのでは。

護衛艦はつゆき、空母をかばって魚雷直撃したが

CGなんだから派手に撃沈しないのかね? といっては不謹慎だけど、艦艇の背景で炎が上がっているだけのシーン、死者は2名との報告。
あれだけ被害出して、果たして死者2名で済むのかな?

映画「空母いぶき」より

燃えているの、船の奥でしょ、というツッコミをしてはいけません。ちなみに、潜水艦の超魚雷が直撃すると、当たりどころ次第では船体が折れます。

そもそも空母の出番が少ない!

見たいのはそこでしょ! 甲板上に戦闘機も何も出ていないし! 艦載機は格納庫内にちらっと出てきただけ。これで1時間以上経過します。
映画開始1時間半にして、やっと出番です。でも暗いシーンで機体がよく見えない、ようはそこまで描けるCG知ら作っていないし、セットも作っていないんでしょうね。空母を期待して見る映画じゃないわけです。

見せ場の自衛隊のF-36戦闘機(架空)、CGの粗を見せたくないのか、終始暗いシーンばかり、あとはパイロットの目のドアップシーンばかりでした。

人気(ひとけ)がない!

護衛艦って、100人200人の乗員があり、空母だとさらに多い、のに全然人気(ひとけ)がないんですよ。10人くらいしか乗っていないの?と錯覚するくらい。

民間人(記者)の機密管理、してますか?

護衛艦炎上や、救助されたパイロットが敵パイロットに殺させるシーン、勝手に取材、広報さん、あなたちゃんと監視していないの?
私の職場も機密管理が厳しいので、外部の人が入った場合は、常に誰かが張り付きます。許可なき撮影もできません。
勝手に撮影して、勝手に撮影データを外部配信。
あんな機密保全がまったくない、しかも映像を勝手に送る前科がありながら、その後も監視なしです。ひどいね、ザルだねw

映画「空母いぶき」より空母いぶき」より

だれも記者を監視していないし、動画は取り放題、配信し放題(笑

とにかく敵の攻撃がゲーム感覚

戦略とか戦術とかあったものではない、そもそも何で戦っているかが全くわからないストーリー設定になっているのが、この映画最大の難点。兵器見本市じゃないんですよ。
ただただ攻撃してくる敵サン、これ、ちゃんと東亜連邦の視点を考えましたか? 少なくとも、何故彼らが攻撃をしてきたのか、そして奪われた島と囚われた海上保安庁の職員、最後にどうなったかは全く描かれていません。忘れちゃった?

政治的なストーリがない、これが最大の難点

これが最大の問題点でしょうね。
1時間56分で、突如国連軍介入、しかも全て潜水艦で、何と中国の潜水艦まで出てきます! 味方として!
もうね、国連加入国各国の潜水艦出てくる時点で、この戦争ってそもそも何で始まったの?となるわけですな。こんな都合のいい終わり方ってありますか? 複数国が領有権を主張している島を取られたところから
国連軍介入で一瞬で戦争が終わるなら、だーれも苦労しませんわ。
政治家も、日本側だけが一方に描かれていて、東亜連邦側は描かれていない。かわぐちかいじの漫画は、政治家の駆け引き描写が面白いのに。

これは映画「北京原人」「デビルマン」に並ぶんじゃないかな?


最後に、中井貴一のコンビニのシーンって、必要でした?

モニターアームを買い替えたい、ってことで色々探しています

4KのEIZOのCS2740を導入したことで、FHDのサブモニター(Philips 227E)がメインモニタと解像度が釣り合わないなぁと感じていて、サブも4Kモニタに換えたいなと検討中。

Neo-Flex® LCD アーム - 45-174-300-a1
現在サブモニタに使用中のergotron Neo-Flex

サブモニタは、最低限IPS液晶で、24~27インチで検討するとして、今使っているergotronのNeo-Flexだと、24インチまでで、可動範囲がいまいちなのと、取付部が大きいのでパソコンデスクに取り付けできず、カラーボックスに無理やり取り付けていて、カラーボックスも限界なんですよね。

パソコンデスクに取り付けるとなると、大抵のモニタアームは、ネジ止めクランプのスペースが大きすぎて取り付け不可能なのです。
これが悩みのタネですね。

クランプスペースが小さいモニタアームがあった!

あるんですね、調べると、ネジ止め部分のクランクのスペースを取らないモニターアーム、ありました。

サンワサプライの100-LA018、これなら使えそうだ!

サンワサプライ 100-LA018

ネジをクランプの中に入れているんですね。これなら、クランプの下にネジが出っ張っていないので、取付部のスペースに余裕がない場所でも、取り付けできそうです。
こういう発想、ありそうで、なかなかないものなんですね。

他にも探してみますが、これに決まりそうです。
どうやら私の職場も、今後はCOVID-19に関わらず、働き方としてテレワークを増やしていくようで、それに向けた準備も進めたいなと。
もっとも今の私、職場が変わって、しばらくはテレワークはあまり出来ない仕事をしているので、前準備、というかテレワークとか関係なく、サブモニタ環境を改善したいだけですけどね(笑


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