【永井酒造】水芭蕉 春酒 純米吟醸 生貯蔵酒

2月の群馬スキー旅行で買ってきたお酒ですが、寝かせすぎました(笑) まあぎりぎり春ということにしておきます。

【永井酒造】水芭蕉 春酒 純米吟醸 生貯蔵酒

ありゃ、写真もピンボケやん…。
爽やかな桃色の瓶ですが、あくまで瓶が着色されているだけで、中身はこのような色ではないので念の為。
生貯蔵酒とあり、これはお酒を非加熱の生のまま瓶詰めして貯蔵し、出荷前に火入れすることです。
生酒の独特の熟成感を活かしつつ、出荷前に火入れすることで、味と品質の安定化も図っています。一般に、このタイプのお酒は常温保存可能ですが、物によっては冷蔵推奨もあります。このお酒は特に要冷蔵ではないですが、夏の暑くなる前に飲もうと思いました。

【永井酒造】水芭蕉 春酒 純米吟醸 生貯蔵酒

酒米はこのラベルにはありませんが山田錦とのこと。日本酒度はとある酒店のHPによれば-2とやや甘口です。
精米歩合は60%です。

ピンク…ではなく薄黄色のお酒です

まずは常温で。上立ち香はとても爽やかな吟醸香。口に含むと…いやぁなんと透明感のあるお酒だ。す~っと浸透しますね。甘味はほんのりと上品で、果実に例えるのは難しいけど、爽やかな甘味があり、その後にさっぱりとした酸味が続きます。雑味感はまったくなく、こんな爽やかなお酒は久しぶりに飲みましたね。
何となくこのお酒は、結婚披露宴などのお祝いの場に出したい、そんな印象です。クセもなくスーッと浸透するこのお酒は、多くの人に飲んでもらえるお酒と思います。シャンパンもいいですが、こういう日本酒で乾杯するのもよろしいのでは?

そして2日目は冷やしてみました。冷やしても味の基調は変わりません。更に爽やかなさっぱりさが増す印象です。常温か冷やして飲むのが良いですね。


春酒はもう売っていませんので…こういう発泡系もいかがでしょう? 祝いの場にぜひ。