ミニトマトは夏の野菜ではないらしい

ミニトマトって夏野菜のイメージがありますよね。ところがこの記事を読むとそうではないっぽいです。冬から春にかけて、が本来の旬なんだとか。

2022年に買ったミニトマトの末裔が今…

そうなのかわかりませんが、2年前に買ったけど、ベランダで強風で枝が折れて枯れてしまったミニトマトの末裔が、放置していたプランターから勝手に生え始めてたのが去年の秋。温暖化の影響かわかりませんが、何故か秋から冬にかけて成長、ものすごい長さの枝に。

そして正月頃には実が成り始めて、今すっかり赤くなりました。

思い出した時に水をあげたり(比較的乾燥を好むようなのであげすぎ注意)、肥料をあげる程度ですが、実は秋に成長させて冬に実らせるというのが案外良いのか?と思った次第。ただ、今シーズン暖冬で暖かい日が続いたというのもあるでしょうね。

原産地アンデスの「冷涼な気候」「乾燥している」「強い日差し」というのが、この暖冬気味の関東にマッチしたのかもしれませんね。
剪定をしていないので伸び放題なので、そろそろ脇芽を剪定をしようと思いつつ、案外手をかけないほうが良いのかなとも思ったり(笑

息子のサッカー、上手になってきたね

息子のサッカー、光が丘公園での練習だったので、一緒に行って写真もちょこちょこ撮影。
今回はチーム内の練習と試合だったけど、チーム内での試合は結構ボールを回せるようになってきたなぁ。もちろんもっと上手い子に比べると、まだまだ全然お遊びレベルだけど。

途中から曇天になったけど、こういう状況だと時々Nikon Z 9のAFが一周迷うことが。暗いズームレンズとは言え、日中の明るさ程度ならもう少し食らいついてほしいな。
とは言え、3DトラッキングのAFはこうした撮影では楽でいいです。横切りへの食いつきは鈍感側に設定しているのだけど、もっと鈍感であってほしいことも。
それでも被写体の動きをスムーズからランダムに設定し直してみたら、だいぶ良くなりました。そろそろ飛行機とは別に、サッカー用のカスタムセッティングをしないとですね。


↓何だかんだで良い望遠ズームレンズですよ。AFも速いし、Nikon Zマウントの最適解でしょうね。

Velbon カーボン三脚 4段 カルマーニュ N743 MTを導入

三脚は何本か持っていますが、スチル用で最も古いSLIKの初代カーボン三脚PRO 803 CF、雲台が古臭い3Wayでこれに合う自由雲台を探していたけど、案外ないんですよね、小型で操作性は良くて程よい価格のもの。
大型三脚はビデオ用で買ったManfrottoのカーボン三脚536があり、高さが必要あるいは重量のある機材用はそちらを使えばよいし、ベランダフォトは重量のあるSLIK Professional-II LEを継続使用するとして、気軽に持ち出しやすい軽量な三脚は長年使っているSLIK PRO 803CFのみ。ただ初期のカーボン三脚なのか、剛性感はもう一歩のところも。
使用頻度や用途を考えると、GITZOの4型や5型のような剛性と軽量さを兼ね備えたカーボン三脚はもったいないため(本当は欲しいけど)、比較的手ごろな価格のカーボン三脚と自由雲台のセットを物色していました。
ここのところ三脚では国内勢は元気がなく、中華三脚がずいぶん種類が増えてきて洗練しているし、価格もこなれているんですよね。
とは言え、最近は中華三脚も物が良くなった分値段も上がってきました。結局良いものを作ろうとすると、値段が上がるのは仕方ない。中国もかつてほど人件費は安くないですし、出だしに安く出して、後から値段を上げていくのは彼らの常套句ですからね。

そんな中でふと目に留まったのが、国内勢であるVelbonのカルマーニュ N743 MTです。


見た目がこれまでの野暮ったいデザインではなく、最近のLeofotoあたりの中華カーボン三脚に似たデザインです。Velbonは国産三脚メーカーの老舗でしたが、2020年にハクバに事業譲渡してベルボン株式会社は消滅したため、現在のVelbonブランドの三脚の企画開発はハクバが行っていますが、恐らく開発の一部は中国に委託しているのかな?と思わせるデザインです。ベルボンは台湾や中国に工場を持っていたため(それらが現在どうなっているかは不明)、もしかしたらデザインなどの開発も過去のベルボンの工場が行っている? 真偽は不明ですが。
見た目は野暮ったさがなく、最近の三脚らしく洗練されています。LeofotoがGITZORRS(Really Right Stuff)よく研究した、というか結構パクっているのですが、そのLeofotoなどを含めて研究して開発されたような印象を、このカルマーニュ N743 MT(ほかにサイズ違いでN643, N543 MTもある)からは感じました。
まあ、どことなく既視感のあるデザインではあります。

そして、自由雲台付きです。こちらは型番QHD-V40が振られているものの、現状では単品販売はないとのことでした(CP+でも確認済み)。
この雲台も、Leofoto、というかRRS辺りを研究したような印象です。耐荷重は7kg(脚だけでは22kg)、用途としては70-200mmや180-600mmを取り付けたカメラ用と考えれば問題ないでしょう。

ただ、驚くほどレビューが少ないんですよ、この三脚。価格コムには3件あるのみ。
うーん、国内ブランドのVelbonですよ! 完全に中華三脚に負けてしまっていますよね…。SLIKも相変わらずデザインが野暮ったいし。ということで、購入してみました。

箱はやたら小さくて、本当に三脚入っているのかと思うくらい

●最大径32.5mmの4段カーボン脚

クラス的には、GITZOの3型に匹敵する最大径32.5mmの4段カーボンです。
脚の最大荷重は22kgで、GITZOの3型GT3543LSの28kgより若干劣るものの、概ねフルサイズ機のスチルカメラ+超望遠レンズで想定される重量は問題なさそうですが、元々最大荷重は静止荷重で、レンズを雲台で傾けた際などの重心移動も加味すると、このクラスの三脚であれば、せいぜい150-600mmクラスの望遠ズームや300mm f/2.8クラスまでのレンズに留めたほうが安全とは思います。

付属の自由雲台、QHD-V40は耐荷重7kgに設定されていて、トルク調整つまみ(フリクションコントロール)も搭載されています。
滑らかさも申し分ないですね。CP+で聞いたところ、雲台のボールは完全な球体ではないため、傾きが大きくなるほどフリクションも大きくなり、カクンと急に角度が付きにくいような設計とのこと。
この雲台自体は単品売りしていませんが、フルサイズ機+70-200mm f/2.8程度の組合せであれば問題なさそうです。
さすがに、「フルサイズ一眼レフ+大口径望遠レンズにも余裕で対応できる脚径32.5mmタイプ」と謳ってはいるものの雲台自体はそこまでの余裕はないでしょう。そもそも自由雲台に大型の大口径望遠レンズはリスクが大きいので、望遠レンズを使うならジンバル雲台やビデオ雲台のほうがよさそうですし、そういう使い方をするつもりは毛頭ありません。その用途は手持ちのManfrotto 536を使います。

●とてもコンパクト

製品の箱自体がコンパクトでびっくりですが、実際にSLIK PRO 803CFと比較してみると…

SLIK PRO 803 CF(上)の三脚バッグと比較してVelbon カルマーニュ743 MTの三脚バッグはサイズ感が1/3以下!

三脚バッグがまずコンパクト。サイズ感は同じ三脚のはずですが、ここまで三脚バッグのサイズに差があると、さらに気軽に持ち出せる感じですね。
ちなみに、足の太さはSLIKが27mmに対してVelbonは32.5mmなので、クラスとしてはVelbonが上(当然剛性も上回ります)なのに、逆にコンパクトなのです。やはり同じカーボン三脚とは言え、20年以上の差は感じますね。

脚を最大に伸ばすとむしろコンパクトだったVelbon(右)のほうが若干高さはある

コンパクトなのに、SLIKより少し高さがあります。ちょうどアイレベルより少し低いくらいでカメラを構えられるので(Yamaroの身長は173cm)、このくらいの高さって使いやすいんですよね。
アルカスイス互換の自由雲台で、使い勝手も良くなりますね。

●実際にカメラ+レンズを載せてみた

ここでは、重量がそれなりにあるNikon Z 9 + NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRを取り付けてみました。この組み合わせで概ね3.5kg程度です。

トルク調整して動かしてみた限り、上級の自由雲台ほどではないにしろ、割とスムーズに動かすことが出来ました。というか思ったよりもずっとスムーズです。なかなか良いですね。

実際にこの三脚を持ち出すケースは室内物撮り、屋内ならBRONICA S2と共に使うことになりそうです。


今回、ハクバからアウトレット品を購入しました。箱や製品にスレや汚れがあるかも、都の事でアウトレットですが、届いた製品は全く問題なし。箱も脚も傷や汚れは確認できませんでした。コスパはかなり良いと思います。
そのうちフィールドでのレビューもしてみたいと思います。