Nikon 1 V1
Nikon 1 V1 + 1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6 + GP-N100
2013年8月作成
●人生史上、最安値で手に入れた新品レンズ交換式カメラ |
普段、いつも持ち歩いているカメラはCOOLPIX P7000。操作性がよく、最後発の1/1.7型CCDの吐き出す絵もよく、お気に入りのカメラです。 ただ1つの難点は、コンデジらしくレスポンスがもう一歩で、特にRAWで撮影すると、けっこう書き込みに待たされます。これは昔使っていたCOOLPIX5400程ではないにしろ、お気軽にRAW撮影できない。 また、色々生活面が変わり、今後動画撮影もぼちぼちやっていこうかと考えていて、P7000は残念ながら720pまでで、フルHD動画は撮影出来ません。かと言って、D800で動画撮影は、手持ちでは手が疲れるし、重量面からも現実的ではない。 そうなると、ミラーレス一眼なんてのも視野に入れるようになってきます。 自分の撮影スタイルはあくまでスチルメインで、動画はたまに撮る、となると、ビデオムービーよりも、スチルも綺麗に撮れるスチルカメラに目が向きます。 今は、レンズ交換式もそうでないものも、センササイズはそれこそフルサイズから1/2.3型まで、寄鳥味鳥揃っていますね。 さて、そうなると選択肢は以下のようになってきます。予算はあくまでも数万円までで、D800があるので、高画質高性能は必要ありません。 ■ミラーレス一眼:オリンパス PENシリーズ、SONY NEXシリーズ、パナソニック LUMIX Gシリーズ、フジフィルム Xシリーズ、Nikon 1シリーズ ■1~2/3インチ高画質コンパクト:ソニーRX100、フジフィルム X20 ■1/1.7型コンパクト:Nikon COOLPIX P7700, P330、キヤノン Powershot S110 最初に考えていたのはP7000の後継にあたる、Nikon COOLPIX P7700。新たにCMOSを搭載してフルHD動画対応、P7000のレスポンスが悪い欠点が払拭されている、バッテリが使いまわせる、マイク入力端子付きなど、使い勝手は慣れているのでよさそう。ただ、所詮は1/1.7型なんですよね。買い替えで何か大きく変わるかというと、それほどでもない。 これは他の機種にも言えること。早々に1/1.7型導入は脱落。 そうなるとよりセンササイズの大きいカメラとなります。 真剣に検討したのはソニーのRX100。何度かお店で触りました。Webの見る限り、出てくる絵はなかなかのもので、1インチというセンササイズを考えても、同じ大きさのセンサのNikon 1シリーズより吐き出す絵は上だと思いました。 ただ、AFレスポンスは普通のコンデジですし、ソニーのユーザーインターフェイスがイマイチ慣れない。ミラーレスは、PENシリーズはなかなか良かったですが、NEXはボディは薄くて頑張っているけど、APS-Cサイズのセンサ故にレンズが大きく、携帯性に難あり。パナは…やっぱり馴染めず。昔からパナソニックには縁がないです。 フジフィルムのX20はけっこう好感触。操作性もRX100より好み。X20にしろRX100にしろ、なかなか完成度が高いカメラなのには違いないが、お値段も5~6万円台と、やや高価。うむむ。 ミラーレスのほかの機種は、マイクロ・フォーサーズ機やそれよりセンササイズが大きい機種は、レンズがかなり出っ張ってしまうんですよね。 普段持ちにはちょっと… Nikon 1シリーズは、操作性がこれまた他のニコンとは違うし、画質はセンササイズなりだし… とまあ、的が絞れずにいたのですが、それは突然決まりました。 ある日、カメラのキタムラからのメールマガジンにて、Nikon 1 V1薄型レンズキット"\21,800"とな!? V1など全く視野にも入れていなかった機種です。 EVFの出っ張りがかっこ悪いし、センササイズの割にボディが厚め。でもね、よく調べてみると、P7000とほぼ同じ!勿論交換レンズを入れると少し重いですが、Nikon 1シリーズで評価したいのは、センササイズを1インチと欲張らなかったメリットとして、レンズがかなり小型であることです。 薄型レンズキット付属の1 NIKKOR 10mm f/2.8は、まさにパンケーキレンズと呼ぶにふさわしい薄型軽量レンズ、標準ズームもオークションだと…、Fマウントアダプタは…と調べるうちに、この値段なら全く惜しくないゾ、となってしまい、ついついポチッとしてしまいました。 それにしても、初期の価格は10万円近くしたカメラが、1年半で2万円台前半になるわけですから、デジタルものは恐ろしいですね。 |
急に2万円代前半になって注文殺到したためか、品切れでメーカー取り寄せに。 その間に、レンズフードやらSDカードやら10-30mm、FT1、その他アクセサリや張り革、ストラップなんかを調達。 あれよあれよという間に、一式揃ってしまった。 これだからカメラ趣味は恐ろしい。 バッテリが、手持ちのD800と同じ、EN-EL15で、使いまわせるのも良かったです。 |
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レンズはとりあえず、キットの10mmパンケーキレンズに、ヤフオクで新品同様品の10-30mmを調達。 皆さんレンズキットで手に入れたズームレンズを手放すようで、安価に手に入りました。 10mmレンズは勿論小さいですが、VR 10-30mmもかなりコンパクトで、沈胴するので使用しない時はけっこう薄くなります。 動画も撮りたいので、VRは必須。なので10-30mmを調達したものの、今のところパンケーキレンズを付けっぱなしです。 |
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せっかくNikon 1を買ったのだから、純正で出ているFマウントアダプタを利用しない手はない。 ちゃっかり調達。 なお、このアダプタは、FXフォーマット、DXフォーマットレンズ問わず利用できます。 AF-Sレンズであれば、中央1点のみの AiAFレンズ、CPU内臓のAi-Pなどは、フォーカスエイドによるピント合わせが可能。 CPU非内臓のAiレンズは、マニュアル露出、マニュアルフォーカス(フォーカスエイド表示もなし)で撮影可能です。 |
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FT1に、AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRIIの組合せ。 カタログにも載っているこの組合せ、こんなアフォな組み合わせする奴いるのかよ、と思っていたら、まさかの自分がやっちゃったパターン(汗 レンズアダプタにありがちな、AFの速度低下は殆ど感じず、一眼レフと同様の爆速AFが可能。 最新ファームウェアで、AF-C(コンティニュアス)にも対応しています。 画質は、マスターレンズが良ければよいほど向上。 お気に入りはCarl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF.2との組合せ。ちょっと絞ればカリッとシャープになり、手持ちの1 NIKKORを上回る画質。 つまり、レンズがよければ、よりカメラの画質を引き出せるということです。 |
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そして購入から3ヶ月後には、ご覧のような有り様に(笑 やはりカメラの魅力って、システムアップできることでしょう。 コンデジなら買い換えるしかないですが、レンズを増やしたり、アクセサリを増やしたりが楽しい。 しかもNikon1のレンズはリーズナブルで、新品でも2万円程度出てに入るのが有難い。 パンケーキレンズの10mm f/2.8はスナップ用に。 18.5mm f/1.8は標準レンズとして、ボケも考慮した撮影が可能。しかもコンパクト。 10-30mm f3.5-5.6は動画撮影用として。これもコンパクト。 30-110mm f3.8-5.6 VRはポートレートから望遠撮影に。このレンズもとてもコンパクト。 作例はブログにて。 |
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V1にピッタリのデザインのGPSアダプタ、GP-N100。残念ながら、一眼レフ用のGP-1は接続できません。 が、GP-1と違い、専用アクセサリシューに取り付けられるので、とてもシンプル。 なおかつ、このGP-N100、アシストGPSに対応しており、専用のGP-N100 Utilityによりデータアップロードすることで、2週間のA-GPS使用が可能。A-GPSデータの有効期限が切れても、通常のGPS受信は可能。 A-GPSデータがあると、衛星の捕捉が非常に速くなります。 |
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こちらもV1にピッタリのデザインの専用フラッシュ、SB-N5。i-TTL調光のみのフラッシュです。 本体はON/OFFダイヤルのみとシンプル。調光補正、赤目軽減などの発光設定は、カメラ側から行います。 ガイドナンバーはたったの8.5!と物足りないものの、内蔵フラッシュがNikon 1シリーズで唯一搭載しないV1には必須アイテム。 ヘッドを上下左右に動かすことができるので、バウンス撮影が可能。電源はボディから供給されるので、別途電池が不要。 既に廃番となり、後継のSB-N7が出ていますが、デザインはV2向けとなり、ガイドナンバーは向上するも、ヘッドは上下のみの可動になり、電池も別途必要になりました。 |
Nikon 1 V1は旧機種、後継のV1とスペックを比べてみました。ちょい古の一眼レフとして、手持ちのD300も比較対象として。
Nikon 1 V1 | Nikon 1 V2 | Nikon D300 | |
発売年 | 2011年 | 2012年 | 2007年 |
フォーマット | ニコンCXフォーマット(13.2x8.8mm CMOS) | ニコンCXフォーマット(13.2x8.8mm CMOS) | ニコンDXフォーマット(23.6x15.8mm CMOS) |
画素数 | 1010万画素 | 1425万画素 | 1230万画素 |
感度 | ISO100-3200(拡張ISO6400相当) | ISO160-6400 | ISO200-3200(拡張ISO100・6400相当) |
ファインダ | 0.47型TFT EVF144万画素 視野率約100% | 0.47型TFT EVF144万画素 視野率約100% | ペンタプリズム 視野率約100% 倍率0.94倍 |
AF測距点 | シングルポイント:135点 オートエリア:41点 ハイブリッド像面位相差/コントラストAF |
シングルポイント:135点(うち中央部73点が位相差AF) オートエリア:41点 ハイブリッド像面位相差/コントラストAF |
51点(中央15点クロスセンサ) マルチCAM3500DX(−1~+19EV) |
連写速度 | メカニカルシャッター:約10コマ/秒 エレクトリカルシャッター:約30コマ/秒 約60コマ/秒 |
メカニカルシャッター:約15コマ/秒 エレクトリカルシャッター:約30コマ/秒 約60コマ/秒 |
約6コマ/秒 (MB-D10使用時:最速約8コマ/秒) |
測光 | 撮像素子によるマルチパターン測光 中央部重点測光 スポット測光 |
撮像素子によるマルチパターン測光 中央部重点測光 スポット測光 |
3D-RGB1005分割マルチパターン測光 中央部重点測光 スポット測光 |
ミラーアップ撮影 | N/A | N/A | 可 |
シャッター速度 | メカニカルシャッター:1/4000~30秒(X:1/250) エレクトリカルシャッター:1/16000~30秒(X:1/60) |
メカニカルシャッター:1/4000~30秒(X:1/250) エレクトリカルシャッター:1/16000~30秒(X:1/60) |
1/8000~30秒(X:1/250) |
視度調整 | -3~+1 m-1 | -3~+2 m-1 | -2~+1 m-1 |
対応レンズ | Nikon 1マウントレンズ ●純正マウントアダプタFT1使用で以下のFマウントレンズに対応 Gタイプ:対応 Dタイプ:対応 AF-S:対応(非AF-SレンズはAF動作せず) VRレンズ:対応 Aiレンズ:対応(露出計は作動しない) Auto Nikkor:非対応(Ai改造にて対応) |
Nikon 1マウントレンズ ●純正マウントアダプタFT1使用で以下のFマウントレンズに対応 Gタイプ:対応 Dタイプ:対応 AF-S:対応(非AF-SレンズはAF動作せず) VRレンズ:対応 Aiレンズ:対応(露出計は作動しない) Auto Nikkor:非対応(Ai改造にて対応) |
Gタイプ:対応 Dタイプ:対応 AF-S/AF-I:対応 VRレンズ:対応 Aiレンズ:対応(開放f値登録でマルチパターン測光可) Auto Nikkor:非対応(Ai改造にて対応) |
コマンドダイヤル | ロータリーコマンダー+レバー | 1ダイヤル+ロータリーコマンダー | 2ダイヤル |
動画撮影 | フルHD動画対応(60i/30p) (スローモーション動画400/1200fps対応) |
フルHD動画対応(60i/30p) (スローモーション動画400/1200fps対応) |
非対応 |
オートブラケティング | 非対応 | 非対応 | 対応 |
多重露出 | 非対応 | 非対応 | 対応 |
HDR | 非対応 | 対応 | 非対応 |
スピードライト (フラッシュ) |
非内蔵 SB-N5/N7にてi-TTL調光対応 |
内蔵(i-TTL調光対応) SB-N5/N7にてi-TTL BL調光に対応 |
内蔵(i-TTL BL調光対応) オートFP発光対応 外部SBにてi-TTL BL調光に対応 |
記録媒体 | SD(SDXC) | SD(SDXC) | CF(TYPE II) |
防塵・防水対策 | 非対応 | 非対応 | 対応 |
とまあ、表にまとめてみたものの、いまいち特徴がつかめないですね(汗
画素数はどれも大差ないですし、感度も大きく変わることなし。強いて言うなら、一眼レフでありながら一番古いD300は基本感度ISO200-3200とこの中で設定範囲が一番狭いです。ここはさすがに時代の流れを感じますね。D300もデビュー当時はかなり高感度耐性が高いカメラだったのですが。
感度については、実際D300のISO3200とV1のISO3200は、それほど画質の荒れ方には差がないです。さすがに階調とダイナミックレンジは若干D300のほうが良いです。
一方、こうしてスペックだけ並べると、V1とV2は意外と差が少ない、とも言えます。
V1発売からわずか1年ちょっとでV2の発売となりましたが、さすがにたったそれだけの期間で革新的な機能発展があろうはずもなく、それよりもV1の操作性の悪さを徹底的に改善したのがV2だったりします。
ただ、V1のプレーンなデザインから、V2では一眼レフのようなグリップのついたゴツゴツとしたデザインになってしまったのが残念です。
V1は見かけよりずしりとした、良い意味での道具感のあるシンプルデザインですが、V2はネオ一眼を想像してしまいます。
ボディの質感 | マグネシウム外装により、質感と高級感がなかなかよい。 適度に重みのあるボディも、安定して構えられ、道具としての良さも感じる。 |
EVFの見え方 | 144万画素のEVFは、屋外の明るい場所での撮影や望遠撮影に威力を発揮。 精細感はほどほど。 背面液晶より明るめに表示される傾向あり。 もう少し色域が広いとなお吉。 |
シャッター音 | メカニカルシャッターの小気味良い音と振動がこれまた良い感じ。 エレクトリカルシャッターと違い、いかにも撮影しているという雰囲気も得られる。 エレクトリカルシャッターに切り替えれば、無音の高速連写が可能。 |
ファインダ像消失時間 | ここは他社のミラーレスと変わらず、可も無く不可も無く。 |
測光精度 | 顔少し明るめに出る傾向あり。 イメージセンサはダイナミックレンジがあまり広くないために白飛びしやすいため、ややマイナスに振るほうが良い。 |
AF | まさにNikon 1の真骨頂。明るい場所でのAFの速さは群を抜いており、他のミラーレスより圧倒的に速い。キットレンズの入門クラス一眼レフより速いかも。 反面、暗くなると、とたんに遅くなります。 |
バッテリの持ち | D800等と同じEN-EL15を採用するため、数百枚撮ってもまだ撮影可能。 |
●ここが良かった! |
1.AF おそらくミラーレスカメラでも群を抜いて速い。明るい場所では爆速です。安いレンズキットの一眼レフよりも速いかも。 2.連写速度 秒10コマ連写のみならず、秒30コマ、秒60コマまでフル画素で撮影可能。とくに秒60コマで撮ろうものなら、あっと言う間に百数十枚の写真データが出来上がります(汗 3.動画画質 最良とは言いませんが、手軽に撮る分には何ら問題ない画質。勿論動画でもAFの速さは際立っています。 4.レスポンス 一度味わうと、コンパクトデジカメには戻れない。 殆ど一眼レフと変わらないレスポンス、シャッターもちゃんと押した瞬間に切れるのが、コンパクトデジカメと大いに違う所。 また、RAWでの撮影でも、撮影後書き込みに待たされることも殆ど無く撮影可能。 撮りたいときにサッと撮れるのって、ほんとうに重要。 4.望遠撮影 30-110mmレンズがとてもコンパクト。軽量な望遠撮影にうってつけ。 レンズアダプタのFT1を使用し、Fマウントの望遠レンズを使用すれば、気軽に超望遠撮影が出来、AF-SレンズならAFも動作。勿論VRも動作。 5.スローモーション動画 解像度が低下するなど、まだまだ改善の余地はあるものの、特殊なカメラでしか出来なかったスローモーション動画を気軽に撮れるのが面白い。 |
●要改善点 |
1.画質 1インチセンサーなりの画質。同じ1インチでも、より高画素なソニーのコンパクトカメラRX100に負けるのは如何ともし難い。 階調表現、ダイナミックレンジなどはまだまだ改善の余地あり。 白飛びのしやすさは、一昔前の一眼レフ並みで、手持ちのコンパクトカメラCOOLPIX P7000にも劣る印象があるのが残念。 2.暗所のAF 明るい場所でのAFの速さからすると、暗い場所ではそもそもピントが合わなかったり、かなり遅くなったり。暗所でのAF速度改善を望む。 3.カメラ内編集機能 最近のトレンドなのだが、これといった機能がない。これでは初心者ユーザーにアピールできない。 4.操作性 せっかくのミラーレス一眼なのに、操作系がまるでコンデジのCOOLPIXと変わらない。 EVFがあるのに、EVFを除いたままの設定変更が事実上困難。 何故か露出補正は、補正値入力後「OK」ボタンを押さないと、反映されない摩訶不思議な設計。 基本シャッター押すだけで、なにか調整しようとすると、メニューの階層をくぐらなければならない。ほんとうに惜しい。 なお、V1のだめな操作性は、多くがV2で改善されています。 5.価格 安く手に入れた自分が言うのもなんですが、現行機種のNikon 1は決して安くはありません。V1も発売当初は10万円近く、これはNikonのエントリークラスの一眼レフより高価。Jシリーズも、現行機種は決してお手頃価格ではない。これでは、もうちょっと頑張ってD4桁機種を買おうと思ってしまう。 もちろん、ミラーレス(ニコンの言うレンズ交換式アドバンスカメラ)だから安売りする必要はないが、かと言って一眼レフと同じか高価な価格で、一眼レフを上回る魅力は、小型軽量である以外に見つからない。 また、近年のNikonは在庫を抱えすぎて、型落ちで大幅に値崩れするのが当たり前となっていて、これではとても利益が出ない。 ベストショット撮影、微速度動画など、Nikon 1ならではの特徴をもっと活かした、一眼レフにはないカメラに育ててほしいところ。他にない良い物なら、ユーザーはちゃんと金を出しますよ。 |